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しいな☆pinkrose @ Re:たかがカラオケ、されどカラオケ (その1)(10/09) Davidさん、お元気でいらっしゃいま…
しいな☆pinkrose @ Re:たかがカラオケ、されどカラオケ (その1)(10/09) 熱が少し下がりましたので、本当にご挨拶…
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URUOIの記 ステッちゃんさん
October 27, 2008
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カテゴリ: 恋愛
かなり昔の曲をたまたまニコ動で見つけ、思い出した。


その曲を聴いていた大学の頃のこと。
そのときオレはまだまだ恋愛にうとくて、ほとんど女性との付き合いがなかった。
同じサークルにいた年上の女性にオレは憧れていた。


彼女はクラスは一緒だったが、大学を入りなおしていて2つほど年上だった。
サークルが一緒でクラスも一緒だったので話をする機会があった。
あるとき、前の大学のとき婚約までした相手がいたが婚約破棄になったという話を彼女から聞かされた。
彼女がそんな話をしてくれた、ということで、しっかりオレはその気になってしまった。


想い出の曲をその頃歌っていたアーチストにそっくりの魅力的な彼女にオレはしっかり年下扱いされていたと思う。


もちろんそれは単にもてあそばれていただけだったのだろうけれどね。



クリスマスも近づいたその日、オレは彼女に告白しようと彼女のアパートにスクーターを走らせた。
プレゼントと花束を持って。
かなり、気合が入っていたと思う。

彼女のアパートに着いて、ふとどこかで見たスクーターが置いてあった。
それに構わず彼女の部屋に向かう。
何故か偶然彼女の部屋が開いていた。
かなりためらったが、中をうかがってみた。
そこには同じサークルの先輩がいた。

オレは一瞬にして気がついた。
そうだった、別のサークルで2人は一緒だったよな。




気がついた瞬間、オレは一気にアパートの階段を駆け下りて、一気にスクーターを飛ばした。
とにかくその場から早く離れたかった。
あの2人に見られたらかなりキツイ。



そして暗い自分のアパートに戻っていた。
自分のバカさをののしった。

オレはバカだ!
アハハハ、バーカ。

泣いていたと思う。





その後、数年して2人は結婚したがすぐに別れた。
そして、その後彼女は同じクラスの別の男と結婚した。
その間オレは留年して彼女の下の学年になり、しっかり経験を積んで、彼女のことは気にならなくなった。


彼女に似た人が歌うその歌を聞くと、自分の無様な経験を思い出す。
そして、その頃の自分の気持ちが新鮮に甦る。
彼女の魅力ではなく、自分の何とも恥ずかしく情けない未熟な感情の方が強く。



涙が自然に出るのも不思議だが、ま、悪くはない、な。






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Last updated  October 28, 2008 08:34:38 PM
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