また雪がじゃんじゃん降っておる。。。
これは悪夢か 神の陰謀か。
勘弁してくれぃ。
店内は春ざんす。
しかしながら もう どうにもならないくらい雪ざんす。
今日、市場の帰りにホームセンターに寄ったら、
みんな雪かき道具を買い求めようと 大勢の人でごった返してた。
私はといえば、
時々家の外にやってくる「白パパ」と呼んでいるおじいちゃんにゃんこの風邪があまりにひどいので
とりあえず保護して病院へ連れて行きたく
保護するための器具を買おうと思って行ったの。
以前そのホームセンターには間違いなくソレが売ってて。
しかしながら「ソレ」をこんなに安易に販売するのはいかがなものかと思い悩んでいて。
でもとりあえず、いちいちネコボラさんに借りに行くのも結構な手間だしタイミングを逃すし、と思い、
「ソレ」を保有することがどういうことになるか不安もあったけど、覚悟を決めて 買いに行ったわけ。
ところが売ってなかった。
店員さんに聞いてみたら、「今は取り扱っていない」と。
私思わず言っちゃった。
「それはいいことです」
店員さん、「は?」と。
「あんなものを安易に販売するのは非常に危険ですし、もし販売するのであれば購入者の身分証明書の提示を求めるべきです。私のように保護目的で購入しようとする人ばかりではありませんから。虐待目的で購入する悪い奴も世の中にはたくさんいます。拳銃の販売と同じくらい厳しい取り扱いにしたほうが賢明です」
「・・・・・・なんか、規定で販売できなくなったようで・・・」
「それは本当によかった。もうアレを販売しないでくださいね。私はいいんです、買わなくても大丈夫です」
おかしな客だと思ったに違いない。
買いに来たくせに「なくてよかった」とは。
いやいや、いいのだいいのだ。あんなもの売ってはダメなのだ。
愛護活動をしている人だけに、厳重な審査のうえ販売しなくちゃダメだと思ってる。
よかったよかった。
まぁ よくはないけど そういう規定ができたのならそれはよかった。
私は 保護したければ、ネコボラさんに借りに行けばよいだけのこと。
雪が止んだら・・白パパを保護しようと思う。
その先のことは考えていない。とりあえず病院に連れて行かなければと思う。
白パパに餌をあげてる人は、白パパを抱っこもできると自慢するけれど、病院に連れて行く気は毛頭ないんだもの。
私の顔を見れば逃げる白パパだから、餌やりさんに「捕まえてくれれば私が病院へつれて行く」と何度もお願いしているけれど、
まったくその気はないみたい。
猟奇的な一般市民なのだ、と思う。
餌だけはやる。どうだ私ってやさしいでしょう。死んだら死んだでしょうがないよね、だって所詮ノラネコだから。餌やってるだけありがたいでしょ?なんでノラネコにそれ以上してやらなきゃいけないの?
相手の痛みも辛さも理解できない 自己満足だけに生きている猟奇的な一般市民、たくさんいるんだ、そんな 人。
この雪の中、あの風邪ひきのカラダで、老体で、どうやってやり過ごすのか、想像しただけでも悲しくなる。
私は時々見かける白パパ。
あの人は毎日ご飯をあげて抱っこもできる餌やり。
この立場の差で、どうしてこんなに愛情が違うんだろう。
自分が餌をやってる子くらい、責任をもってほしいと思う。
「ノラネコに餌をやってる」んではなく、「飼育している」ということになることがなぜわからないんだろう。
かわいいと思わないんだろうか。
助けたいと思わないんだろうか。
理解できない。猟奇的な一般市民。
あの人に期待してはダメなのだ、と、この前見かけた白パパの顔を見て痛感した。
問題は私にあの子を捕まえられるかどうか。
あの子が心を許しているのは、そんな餌やりさんだけ。なんて切ないの。
さて もう道路は真っ白です。
お客さん一人も来ません。
そして私は凍死してしまいそうな店内にひとり。
やることやっちまったら帰るかな。帰れなくなる前に。
ということで、さっさとやることやっちまおっと。