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2023.01.14
カテゴリ： カテゴリ未分類
まーちゃんが何か食べたそうにする
なのに食べない。
ちゅーるやとろーりシーバだけはかろうじて舐める。
一本舐められたらいい方で
半分くらいでもうイヤイヤって顔を背ける。
そんな生活がもう半月以上続いて
まともに食べられなくてすっかり骨ばってしまった。
しんどそうな時はわずか50ccの輸液をする。
回復の目処は なさそうだ。
まーちゃんが食べてくれそうなものを片っ端から買い漁る日々。
あれでもないこれでもない
結局ちゅーるやとろーりシーバばかり。
食べてくれるものならなんでもいい、腎臓食にこだわっている場合でもない、
なんでもいいのだ、食べてくれさえすれば。
掛かり付けではないけど、よくお花を買いに来てくれる獣医さん、
今日たまたまお会いして
まーちゃんのことをお話した。
「はじめはただの膀胱炎だと思ってたんです、病院いって、念のため血液検査と尿検査をして。白血球の数値が高かったけど、BUNとクレアチニンの数値も上昇してて、でもそれは、膀胱炎からくる数値で治れば改善するかなってレベルだったんです。で、その日、抗生剤の投薬にするかコンベニア注射にするか聞かれて、投薬は難しい子だからコンベニアにしたんたけど、そしたらその夜から急に具合が悪くなって、、下痢して嘔吐して食欲不振でぐったりして。だから私はコンベニアの副反応かと思って次の日も病院連れて行ったんだけど、○○先生はコンベニアでそんな副反応が出ることはまず無いだろうっておっしゃって。
でも元々まーちゃんは、免疫異常のある子で、何が起きるかわからないんです、でもコンベニアなんてどこでも誰でも結構気軽に使う薬じゃないですか、だからまさか、とは思うけど、ネットで色々調べると、結構怖い事例がたくさんあるみたいで」
私は一気に話した。
「コンベニア単体の一回の使用で、そんな副反応が出ることはないと思うけど」
と言った。
「そう、そうなんです、私も初めてです。でもコンベニアって２週間効果が持続するじゃないですか、つまり副反応が出た場合、２週間どうしようもないわけですよね。普通の抗生剤なら１日二回飲むわけだから、副反応が出たとしても長引かないからそれほど心配なくても、コンベニアの場合もうどうしようもないですよね。
私も投薬が難しいからと安易にコンベニア注射にしてしまって、そのせいでこんなことになったのだとしたらもう本当にどうしたらいいか、、」
「自分を責めないでくださいね、ほとんどの獣医がこの場合コンベニアを選択したと思います。だからあなたも○○先生も間違ってない。ただもしかしたら、体質に合わなかった可能性は考えられる。薬だから、薬とはつまり、毒でもあるわけですから」
「そうね、あまり輸液するのも心臓に負担がかかるし、多臓器不全を起こすこともあり得るから」
「多臓器不全！」
「１日50ccが限度でしょうね、輸液し過ぎても貧血が悪化してしまうし。腎不全は、、難しいですね。その子その子で治療も変わってくるし」
「なんにも食べてくれなくて」
「うん、、」
「入院して点滴して、BUNの数値が60まで下がったので退院したんですけど」
「60なら、、」
「うんでも、元旦にも診てもらったんだけど、その時はすでに130超えてて、退院して２日で戻ってしまったんです。今はもっと数値高いと思う」
「あー、、、点滴抜いた途端戻ってしまったわけですね」
「そう、はじめは急性腎不全で緊急入院したけど、おそらく慢性腎不全にステージが移行したみたい」
「うーん、、」
親身に色々話を聞いてくれて、
お花を買いにきただけなのにかなりひきとめてしまった。
腎不全だけはどうしようもない、ネコの宿命のようなもの。
わかっちゃいるけど
まーちゃんの場合は急過ぎた。
BUNだクレアチニンだと 数値に出たときはすでに 腎不全はかなり進行している。
そして、一度壊れた腎臓は
二度ともとには戻らない。
わかっちゃいるけど
セカンドオピニオンじゃないけど
誰かに聞いてほしくて 見解を聞きたくて。
そこで、お客さんが来て先生との話しは終わった。
「お大事にね、無理しないでね」と先生は帰って行った。
掛かり付けではないけど お店の近所の先生で、私が瀕死のタヌキを保護したとき往診に来てもらったり、
カラスを保護したとき検便してもらったり、
鳩を保護したとき診てもらったりしたこともある。そのたびに
「あなたはまた野生動物をむやみに拾って！」
と怒られたりもしたけれど。
まーちゃんは下降気味。
今朝は耳も鼻も真っ白で 足元もふらふらして
また貧血がひどくなってる、と思った。
でも帰宅したとき、
耳も鼻もうっすら血色があり
少し持ち直してた。
まーちゃんの貧血は
腎臓由来というより
骨髄抑制のような気がする。
今夜は少し 積極的にちゅーるを食べようとしたまーちゃん。
なのに食いしん坊の葵くんが邪魔をして
私は少しイラっとし、まーちゃんは「もういい」と諦めてしまった。
まーちゃんから 尿毒症のにおいがする。
今朝気がついた。
私は妙にそわそわする。
まだどこかで
持ち直すんじゃないかって
食欲さえ戻れば なんとかなるんじゃないかって
思ってたんだ。
願うのはただ 穏やかな日常。
本当に それだけなのに。
終わりはいつか必ずやってくる。
終わりの日のその時まで
幸せであることだけを祈って
なのに食べない。
ちゅーるやとろーりシーバだけはかろうじて舐める。
一本舐められたらいい方で
半分くらいでもうイヤイヤって顔を背ける。
そんな生活がもう半月以上続いて
まともに食べられなくてすっかり骨ばってしまった。
しんどそうな時はわずか50ccの輸液をする。
回復の目処は なさそうだ。
まーちゃんが食べてくれそうなものを片っ端から買い漁る日々。
あれでもないこれでもない
結局ちゅーるやとろーりシーバばかり。
食べてくれるものならなんでもいい、腎臓食にこだわっている場合でもない、
なんでもいいのだ、食べてくれさえすれば。
掛かり付けではないけど、よくお花を買いに来てくれる獣医さん、
今日たまたまお会いして
まーちゃんのことをお話した。
「はじめはただの膀胱炎だと思ってたんです、病院いって、念のため血液検査と尿検査をして。白血球の数値が高かったけど、BUNとクレアチニンの数値も上昇してて、でもそれは、膀胱炎からくる数値で治れば改善するかなってレベルだったんです。で、その日、抗生剤の投薬にするかコンベニア注射にするか聞かれて、投薬は難しい子だからコンベニアにしたんたけど、そしたらその夜から急に具合が悪くなって、、下痢して嘔吐して食欲不振でぐったりして。だから私はコンベニアの副反応かと思って次の日も病院連れて行ったんだけど、○○先生はコンベニアでそんな副反応が出ることはまず無いだろうっておっしゃって。
でも元々まーちゃんは、免疫異常のある子で、何が起きるかわからないんです、でもコンベニアなんてどこでも誰でも結構気軽に使う薬じゃないですか、だからまさか、とは思うけど、ネットで色々調べると、結構怖い事例がたくさんあるみたいで」
私は一気に話した。
「コンベニア単体の一回の使用で、そんな副反応が出ることはないと思うけど」
と言った。
「そう、そうなんです、私も初めてです。でもコンベニアって２週間効果が持続するじゃないですか、つまり副反応が出た場合、２週間どうしようもないわけですよね。普通の抗生剤なら１日二回飲むわけだから、副反応が出たとしても長引かないからそれほど心配なくても、コンベニアの場合もうどうしようもないですよね。
私も投薬が難しいからと安易にコンベニア注射にしてしまって、そのせいでこんなことになったのだとしたらもう本当にどうしたらいいか、、」
「自分を責めないでくださいね、ほとんどの獣医がこの場合コンベニアを選択したと思います。だからあなたも○○先生も間違ってない。ただもしかしたら、体質に合わなかった可能性は考えられる。薬だから、薬とはつまり、毒でもあるわけですから」
「そうね、あまり輸液するのも心臓に負担がかかるし、多臓器不全を起こすこともあり得るから」
「多臓器不全！」
「１日50ccが限度でしょうね、輸液し過ぎても貧血が悪化してしまうし。腎不全は、、難しいですね。その子その子で治療も変わってくるし」
「なんにも食べてくれなくて」
「うん、、」
「入院して点滴して、BUNの数値が60まで下がったので退院したんですけど」
「60なら、、」
「うんでも、元旦にも診てもらったんだけど、その時はすでに130超えてて、退院して２日で戻ってしまったんです。今はもっと数値高いと思う」
「あー、、、点滴抜いた途端戻ってしまったわけですね」
「そう、はじめは急性腎不全で緊急入院したけど、おそらく慢性腎不全にステージが移行したみたい」
「うーん、、」
親身に色々話を聞いてくれて、
お花を買いにきただけなのにかなりひきとめてしまった。
腎不全だけはどうしようもない、ネコの宿命のようなもの。
わかっちゃいるけど
まーちゃんの場合は急過ぎた。
BUNだクレアチニンだと 数値に出たときはすでに 腎不全はかなり進行している。
そして、一度壊れた腎臓は
二度ともとには戻らない。
わかっちゃいるけど
セカンドオピニオンじゃないけど
誰かに聞いてほしくて 見解を聞きたくて。
そこで、お客さんが来て先生との話しは終わった。
「お大事にね、無理しないでね」と先生は帰って行った。
掛かり付けではないけど お店の近所の先生で、私が瀕死のタヌキを保護したとき往診に来てもらったり、
カラスを保護したとき検便してもらったり、
鳩を保護したとき診てもらったりしたこともある。そのたびに
「あなたはまた野生動物をむやみに拾って！」
と怒られたりもしたけれど。
まーちゃんは下降気味。
今朝は耳も鼻も真っ白で 足元もふらふらして
また貧血がひどくなってる、と思った。
でも帰宅したとき、
耳も鼻もうっすら血色があり
少し持ち直してた。
まーちゃんの貧血は
腎臓由来というより
骨髄抑制のような気がする。
今夜は少し 積極的にちゅーるを食べようとしたまーちゃん。
なのに食いしん坊の葵くんが邪魔をして
私は少しイラっとし、まーちゃんは「もういい」と諦めてしまった。
まーちゃんから 尿毒症のにおいがする。
今朝気がついた。
私は妙にそわそわする。
まだどこかで
持ち直すんじゃないかって
食欲さえ戻れば なんとかなるんじゃないかって
思ってたんだ。
願うのはただ 穏やかな日常。
本当に それだけなのに。
終わりはいつか必ずやってくる。
終わりの日のその時まで
幸せであることだけを祈って
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2023.01.14 23:35:34
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