花屋な日々

花屋な日々

2025.03.29
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愛ちゃんへの 深夜二時の投薬のあと。

また怒り出すんだろうなぁ、、と少し憂鬱な気持ちで

くるくる回っている愛ちゃんを眺めていた。

サムはいつものように、私に頭突きしたり、腕に噛みついたりしながら甘えてきた。

痛いからー、やめて。と注意していると、
サムはそのまま伏せをして、また喉をゴロゴロ鳴らし始めた。

サムを撫でながら愛ちゃんを見ていると

愛ちゃんはサムのすぐ隣に伏せをした。

またいつものように、愛ちゃんの頭を撫でると

次第に眠ってしまった。

そんな愛ちゃんの顔を サムがペロンと舐めた。
愛ちゃんは一瞬嫌そうな顔をしたものの、怒りはしなくて、またそのまま寝た。

サムと愛ちゃんが並んで 伏せたまま
私に撫でられている。

多分愛ちゃんにとって、サムのゴロゴロ鳴らす喉の音が 心地よいんだろう、
こんなにリラックスした愛ちゃんは初めて見た気がする。

愛ちゃんは喉を鳴らしたりしないけど、
小さく鼻をフゴフゴ鳴らす音がしている。びっくりした。

しばらくそのまま二人を撫でていて、
愛ちゃんが本当にそのまま眠ってしまいそうだったので、


またきっと怒りだす、、と思っていた。

ところが愛ちゃんは
自分のベッドで静かに座って、ゆっくりゆっくり頭を下げて、静かに眠った。


私が驚いた。
え。



サムのゴロゴロ音を心地よく聴いて
まるで子守唄のように
スヤスヤと眠りに落ちていった。




サムー!!すごいじゃんか!なんだそのリラックス効果は‼️


元々 愛ちゃんのいる部屋は
サムがいた部屋で。
そこに、わかめちゃんがきて、なっちゃんがきて。
最後に愛ちゃんが入室した。

愛ちゃんが幼いころは、子猫のなっちゃんが遊び相手で
なっちゃんは愛ちゃんが大好きでいつも見守ってくれてた。

でも、なっちゃんも大きくなってきて、
愛ちゃんがなんかちょっと変だぞ?ということに気づいてしまい、少し距離を置くようになってしまった。
誘っても一緒に遊んでくれなくて、いつも怒ってる愛ちゃんを怪訝そうに見るようになったなっちゃん。

わかめちゃんはそもそも愛ちゃんのことが苦手で近寄らない。

サムといえば、最初から愛ちゃんに全く興味がない。
寝ているところを愛ちゃんに踏んづけられても気にしない。
すぐ近くをくるくる回っていて鬱陶しくても完全無視。
時々顔を覗き込むと、シャーシャー怒られるので、触らぬ神にタタリなし、という感じ。

あんまり愛ちゃんが怒っているときは、私の顔を見て「どうしたの?」と訴えてくるくらいで。

そもそも眼中ない感じなのだ。
だからきっと、愛ちゃんを落ち着かせるためにゴロゴロ鳴らしているわけではないと思う。
好きでも嫌いでもないけど、なんか怒りっぽいちっこいのがいるなー、という程度なんだと思うのだけど。

愛ちゃんは、案外サムのことは好きみたいなんだけどね。
穏やかなおっとりした大きな男の子がいる、というのはわかってるみたいで。



今夜はたまたまかもしれない、
たまたまサムのゴロゴロ音が、愛ちゃんを落ち着かせたのかもしれないけど
私にとっては 奇跡の夜だ。

サム様々だ。


これからも毎晩愛ちゃんのそばで
喉をゴロゴロ鳴らしてくれ。

愛ちゃんが怒らずに 穏やかに眠る夜なんて滅多にない。


ふぅ、、、いい夜だ。
サムよありがとう、グッジョブなのだ。


あとは私の腰痛が治れば 言うことなし。

ぐんない。





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Last updated  2025.03.29 03:26:46


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