花屋な日々

花屋な日々

2025.04.12
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今日は午前中のみの営業で、昼に店を閉めて
急いで上映会へ。

しかし
午前中二時間の営業がめちゃ忙しかったー
その二時間で、1日分を売上げたぞ、、

なんなのー!ってくらいひとりで走り回り

店頭の予約分や接客対応、突発注文、スーパーの納品、
そして帰りにコンビニ納品。
ひとりパニックだよ、、



で、ちょっと早めに上映会場のネッツ多摩グーへ。
駐車場が混んでたから早めに行って正解。

それにしても

大ホールに収まりきらないほどの人たち、、
すごい、こんなに??と驚いた。

こんなに、食の安全に関心のある人たちがいるのか、という驚き。

多くは女性だったけど、男性もちらほら。

元農水省の大臣、その方が、世界中の農家を回って
色々インタビューしたドキュメンタリー映画。
ご本人も来場していた。
後半、市長も来て


農家さんたちも来てた。

最後は質疑応答。

私は
忙しい土曜日に店を閉めてまで観に行ったけど、
その価値はあったと思う。



その中でおひとり、なんか以前からシンパシー感じてた方がいて、
お互いを見つけたとき「あー!」とハイタッチしたほど。結構なご年配の方よ。
そんなはしゃぐようなタイプの方じゃないのに、
なんか一緒にテンションあがった。


「私ね、今月末から月に一回だけど、このプロジェクトの主催の方の紹介で、オーガニック野菜をお店で売ることになったんですよ!サンドイッチやってたところで。なんとか食の安全について訴求したいんですよね、、 でも人手不足だからね~防犯カメラ設置して無人販売するしかないかなーって考えてて~」
と言ったら、その方
「無人販売なんてダメよ、私が手伝うわ!でもこんなおばあさんじゃだめかしら」と。
「えー!毎月第4金曜日なんですけど。でも社会貢献事業なので、お給料払えないんです」
「そんなものはいらないわよ、私は金曜日にお琴を教えているんだけど、曜日を変えてもらうわ」
「え、そんな無理してまでは、、」
「大切なことはなんなのか、わかるでしょ」


そうなのだ。
その方とは以前から 政治の話しなんかもたまにしてた。

この映画をみて、更に、食の安全性についての認識を共有して、
大切なことはなんなのか、って言葉に、
おんなじ想いを感じた。



一円でも安い買い物を。
質より量を。
そういう消費者意識が
今のこの
巨大な食糧システムを作り上げ

その中に組み込まれてしまった「産業動物」と言われる動物たちの福祉について、私は常々悶々としている。

私が政治に興味を持ったのは そこからで

人の命も大切にしない政府が
動物の命など大切にするはずもなく
ましてや 世界中で言われている動物福祉について

残念ながら 日本は何周も遅れている。

動物たちでさえ、薬漬けで飼育されているのだから、野菜などは当然 農薬まみれなのだ。
その農薬さえ、政府はどんどん規制緩和してしまう。
世界と逆行している。
ネオニコチノイドなど、多くの国で禁止されているのに日本は野放しだ。

動物たちの平穏は
人間の平和と平穏の上にしか成り立たない。

全部つながっているから

動物愛護の観点から政治に疑問を持ったとき

何もかもハチャメチャだな、、ということに気づいてしまったのだ。



日本という国は
ガン患者は二人に一人、
自殺率世界一、
精神疾患世界一、
寝たきり老人世界一、という国だ。
アメリカは、食生活が日本より乱れている印象だけど、
ガン患者は、増え続ける日本とは裏腹に、どんどん減っているのだ。
それの意味するものとは。

モンサント社(バイエル社)の除草剤のラウンドアップなど、日本ではそこらじゅうで売っているし なんなら農協でも販売してるけど
世界では販売禁止になっているところが多い。
発ガン性が高いとされている、
にもかかわらず
世界で販売禁止になったものを、日本政府はどんどん規制緩和して売りさばく。
ネオニコチノイドもそうだよね。
神経毒だよ、脳にも影響する。
そして、わずか10年で、発達障がい児童は10倍に増えた。
それの意味するものとは。

大企業との利権にしか興味がない日本政府のやることらしいといえば らしい。らし過ぎる。


一円でも安い買い物を求める国民とも利害が一致してる。

だから、ろくなもんが流通しなくなる。

既存農家さんのやり方、畑も、畜産も。
変えていかないと、先が無いような不安に襲われる。

そういうことに気付き始めた人たちが増えて、
つながっていけば、
少しずつ、何かが変わるかもしれない。

そんな希望を持てる上映会だった。


オーガニックは高い。
平飼いたまごも高い。
というイメージ。

でも、それだけ手をかけて育てるのなら、それは当然で、
今はそれらが少ないから希少だし、
だけど、
それがあたりまえになれば
価格は もしかしたら下がるのかもしれないし。


結局のところ、映画をみた感想も、
とどのつまりは「政治」なんだなって。
農薬の規制緩和も、遺伝子組換えも、ゲノム編集も
すべては
政治の都合。

あきたこまちRというお米が出回る。
種子に放射能を浴びせたお米。
なんでわざわざそんなことを?
誰かが儲かるからなんだろうね。
安全性なんて担保されてない。
なのにそれを、有機認証しようという動きまで。

産業動物たちは、生まれてから死ぬ瞬間まで、一度も幸せを感じることなく殺されていく現実。
それを喜んで食べたがる人たちがいるから。
動物福祉に配慮したら、その値段では買えないから。

それでいいのか?と思うんだ。
疑問をもつと、知らなかった残酷な世界が目に飛び込んでくる。

それじゃイカン!と立ち上がる人たちがいないと
何も変わらない、むしろ悪い方に加速する。


願わくば、立ち上がる側の人になりたい。
何もできないけど、願わくば。



今日は色々とっても 勉強になった1日でした。





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Last updated  2025.04.12 21:39:43


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