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サイド自由欄
<当ブログは、極上生徒会とARIAを全力で応援しています>
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ブツヨク…前回までは…
「C中隊か…。あそこはホントに不思議だった。あんな指揮官は、生涯で大尉以外に出会えないだろうな。むしろ、いないだろう…」
「…大尉については何も知らない。C中隊解散後は連絡も取ってないんだ」
「…おい、あんた。C中隊の話になってから急に真剣になったようだが、どういうことだ?」
「……アンディの言ってた通りだ。これ以上、我々の過去に関わってもらっては困るな…」
私の名前はJ・ライアン。ミリタリー雑誌の記者だ。
ある日私は、出版社の書庫でひとつの記事を見つけた。第二次B大戦で、伝説的な勝利を収めたC中隊のに関する物。
C中隊には謎が多い。絶体絶命の中で奇跡の帰還、語られぬ勝因、突然の解散、C中隊隊長である大尉が行方不明。と、ネタには事欠かないにもかかわらず、何一つ明かされてはいない。そこで、私は独自に取材を始めた。だがC中隊に所属していたもの、誰一人として真実を語ってはくれなかった。
それでも私は、根気強く取材を続けた。そんなある日、私は出版社の駐車場で黒い覆面をした奴らに襲われ、拉致された。そして、私は見てしまった。覆面の奴らを指揮している、元C中隊に所属し、大尉の補佐官でもあった『クリス・ヤング』の姿を…。
チカチカとやかましい裸電球に起こされた。
どれくらいだろうか。私は意識を失っていた。駐車場で拉致られ、クリス・ヤングの姿を見たことまでは覚えている。しかし、吹きかけられたものに、何か混じっていたのか、車が走り出してすぐに眠ってしまった。
明るさになれない目をゆっくりと開けると、数人の男とクリスの姿を捉えた。
「おはよう。やっと起きたわね。ライアン」
「…嘗ての英雄も落ちぶれたもんだな。今じゃ、こんなギャングまがいの仕事でもしてるのか?」
「まぁ、半分は正解」
クリスが椅子から立ち上がり近寄ってきた。 何をされるか分からない恐怖があるが逃げられそうにない。残念なことに、ご丁寧にガッチリと柱に括り付けられてしまっている。こういう場合、ドラマや映画では、隠し持っていたナイフとか、ビンの破片で逃げ出すのがパターンだろうが、どうやら私は主役ではないようだ。
「拷問でもするつもりか?」
クリスに向かって吐き捨てるように言う。
「分かってるでしょ?私がそんな下品なことしないこと」
…相手のほうが上手か。
だがこの状況で、逃げ出すことは不可能。
甚振られないと言うのならば…「殺されるか」
「察しが良いわね。でも特別に、一つだけ答えてあげるわ。何でもね…」
所謂、死ぬ前のアレってやつか。
聞きたいことは山ほどある。C中隊のことも、クリスの現在についても、編集長が関わっていることも。
だが死ぬ前に聞くことといえば、大尉の行方だ。
「大尉、大尉はどうした」
「スパッと行くわね」
「一つだけなんだろ?さっさと話してくれ。死ぬことが分かっていて伸ばされるのは気分が悪い」
「フッ……覚悟は出来ているようね。……あの時、第二次B大戦の終戦目前。C中隊は、最後の作戦に望んでいた。でも敵も最後の足掻きを見せ、四方を囲まれるように追い詰められてしまった」
そうだ。このあとが核心部分だ。語られなかった真実。
「さらに絶望的だったのが、大尉が流れ弾に当たり、負傷してしまったこと」
「!?(やはり大尉は!?)」
「今度こそ、不死身のC中隊も終わったと思ったわ。絶望的な状況で、不死身の指揮官がまさかの瀕死。誰もが死を覚悟した。生存確率は0に近かったわ。でも、奇跡が起きた。味方が間に合ったのよ。起死回生の空爆で、周りの敵を一掃。すぐに地上部隊も駆けつけ、大尉はすぐにキャンプに運ばれ、一命を取り留めた。これが真実よ」
「え?!」
これだけ?大尉が瀕死の重傷を負って尚、奇跡の生還を果たしたことは分かった。 しかし、隠すだけの価値は…。
「隠す意味はない。そう思ったでしょ?」
「あぁ……」
「隠すことで、都合が良いこともあるわ。正直、C中隊(私達)は有名に成りすぎたわ。最初は、特殊部隊、隠密行動の為に作られたのに、今では名が知れて意味をなくした。そこで、大尉の負傷を逆手にとった」
「そうか!!」
「C中隊を解散し、それを公表しないことで事実を重くし、全てを隠した。大尉の死を曖昧になり。だけど重傷を知っている階級の低い兵により、自然と情報操作がされ、大尉は死亡となる。そして指揮官を失った伝説の部隊は解散。これでリセットされたワケ…だったんだけど、時々、あなたみたいに、細かいところまで調べて真相に近づくものがいるのよ。…と、喋り過ぎたわね。じゃ…」
真相を知った直後。私はクリスに銃で撃たれた。 これで再び真相は闇の中へと消えた…。
物欲大戦S 完
次回予告
「ようこそ。S小隊へ」
「シャンには借りがある」
「どうして…戦い続けるのですか?」
「戦争は、正義しかないのだよ」
第二次物欲大戦S(仮)
第1話 戦う代償
では恒例の…
物欲GO!!

というわけで、本日の買い物~

ハガレン 第17巻
ギアス 第8巻
なのはSS 第2巻
MASSIVE WONDERS
奈落の花
対象a
以上!!
ハガレンは、ブリッグズ編ですね。
スロウス、そしてキンブリーとレイブンが出てきたけど…
ギアスは積み~
なのはSSも、とりあえず積み~
ちなみに、ポスター貼りました~

もうこういうところしか空いてないんですよw
ちなみに、なのはの左脇にはやてを張る予定です
残りの3つはCD
奈々さんの新曲、ひぐらしのOP、EDですね。
奈々さんの曲はいいですな~
なのはの後半のOPでもありますけど
盛り上がる一曲。
そして、入っているprayという曲が良い。
この曲、なのはの挿入歌らしいですね。
道理でw
ひぐらしのOPとEDはいいですね~
恐ろしくも切ないというか…
こう曲好きなんでツボですよw
では次回またお会いしましょう
オマケ
ナンだ!?は勉強になるな~
志村さんのプレイスタイルは納得。
僕も171cmと小兵ですからね~
シュートの軌道は高い弧を描かせていましたよw
で、4スタンス理論
どっかで聞いたな?
ドリームスだっけ?
まぁ、とにかく、俺は松井秀喜型らしいですね。
昔、トレーナーさんに、重心が踵よりの外側に偏っていると言われ、直されそうになりましたが、結局17年で身についたものがそう簡単に直りませんよねw
ちなみに、前半の小説のタイトルですが
生存確率はC中隊のことと、ライアンにかかっています
祝・100万HIT! 2010.07.12
デスブログww 2010.06.24
デスブログw 2010.06.24