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2016年11月26日
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カテゴリ: イベント
富士市の「富士中央公園」で『竹かぐや』というイベントをやっていたので、
所用帰りに寄ってみました。

富士市制施行50周年


竹細工も素敵ですが、淡い光が幻想的で綺麗でした。

竹取物語発祥の地は多々あれど、富士市も古文書により関りがあるようです。
富士市に伝わる「竹取物語」は私達がよく知る内容とは少し違います。

〇明治17年 村々の情勢を報告した「皇国地誌編輯」(比奈村古跡の条)に
 記されている物語。

竹から生まれ、美しい娘になって求愛されるまでは同じ内容なのですが、
このあとからが違います。

場所は駿河の国、富士郡に姫名郷(現在の富士市比奈?)と呼ばれる里。

かぐや姫に思いを寄せる国司の求愛と真剣な愛にかぐや姫は一緒に暮らすことになりました。
楽しい数年を過ごしたある日、かぐや姫は突然国司に、
「今まで暮らしてきましたが、私は富士山の仙女です。富士山に戻らなければなりません。」
しかし、願いは許されませんでした。かぐや姫は深く悩み、ある日突然、
1つの箱を残して去ってしまいました。
姫は育ててくれた翁や姥、楽しく暮らした国司との別れがつらく、
何度も何度も振り返りながら登っていったのです。

姫との突然の別れに国司は悲しみ、姫の後を追って行きました。
富士の山頂には大きな池があり、その奥には美しい宮殿がありました。
国司は宮殿に向かって「姫よ。かぐや姫よ。」と名を呼びました。
すると、かぐや姫があらわれました。
姫と再会した国司は、姫を見て驚きました。
姫の姿はもはや人間ではなく、天女の姿で、姫のそれまでの容顔とは異なっていたのです。
国司は悲しみのあまり、姫の残した箱を抱えて、池に身を投げてしまいました。



 竹取物語が記されています。

この物語は、かぐや姫は天子の求婚を振り切るために、岩窟に隠れ、
コノシロ(小魚で、あぶると屍臭を発する)と綿の実を焼いて、
姫が死を選んだと思わせました。
その後、かぐや姫は富士山頂の岩窟に身を隠すと、いつしか人々はかぐや姫のことを
「浅間の大神として敬い、富士山のご神体であると思うようになりました。

「竹採屋敷」やかぐや姫が富士山に帰った道「囲いの道」別れを惜しんで振り返った「見返し坂」
などが実際にあり、地名にも「かぐや姫」「籠畑」と呼ばれる場所があります。

富士山と深いご縁がありそうですね。





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Last updated  2016年12月05日 21時17分18秒
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