風、空、きみ - ポラロイド -

  風、空、きみ - ポラロイド -

January 2, 2010
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カテゴリ: story
 正月深夜、右手がとっても冷たいことに気がついた。
 テレビはターンオフ、遠くで除夜の鐘が鳴っている。
「きみの手は温かかったね。柔らかかったし」
 そんなことを思い出し、オンザロックのジンを喉に流し込む。
ーもしもし、お尻の下に手をいれると温かいよ。
 鐘の音の合間に、きみの声が聞こえてきそう。
「確かに温かいね」
 そしてまたグラスにジンを注ぐ。
ー新年早々、そのくらいにしといたら。

 ぼくは少し人恋しくなっているのかな。
 冷たいグラスを明かりに照らし、きみの笑顔を思い出してみた。





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Last updated  January 2, 2010 03:52:44 PM
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