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2010年06月10日
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テーマ: 無情(53)
カテゴリ:
OO

 8MM (1999) trailer PG-12
http://www.youtube.com/watch?v=lBk3n-kz4EU




http://plaza.rakuten.co.jp/finlandia/4001



1999年、悪夢のはじまり
先月5月中頃、
ニコラス・ケイジ主演映画「8mm」(1999年製作)を見ました。
いわゆるスナッフ・フィルムを題材とした内容で、
物語が進むにつれて、
並のスプラッターホラーよりも気持ちが悪くなってきます。
この感覚は、1999年頃から流行の兆しを見せ始めた
対人用ナイフを雑誌で眺めた際の嫌な感じによく似ていました。


2010年01月15日掲載記事 でも書いた通り、
自分が書店で単行本『格闘ナイフ』を見かけたのは2000年冬頃、
今年1月に国会図書館で同書の内容を確認するまで、
その間、一度も手に取ることはありませんでした。
ちなみに、コンバットマガジン1999年10月号P.65に
“ナイフ専門家のトモが「格闘ナイフ」という本を書くことになった”
と記述されているので
日本国内でのスナッフ趣味的対人用ナイフ・ブームは
1999年からすでに仕込まれていたと特定して間違いないでしょう。


『格闘ナイフ』  三天書房発行
0012504807L.jpg
平成20年度銃刀法改正に至るまでの資料として
古書価格900円以下なら購入してもよいかもしれません。



『格闘ナイフ』の巻末特集2、有名ショップ紹介には
東京豊島区のアメリカンガンキッズ(2007年9月20日閉店)、
兵庫県の山下刃物店、
愛知県の Out Door Club
(2008年6月12日夜、刃渡り18センチの銃剣を店頭に置いていたとして
 経営者が愛知県警に逮捕された※1)、
以上3社の広告(?)が掲載されており、
初期の段階から対人用スナッフ・ナイフの火付けに関わったであろう
刃物関係業者の記録がしっかり残っています。


「“ナイフ専門家”なんて、しょぼい肩書きがそんなに自慢なのか?」
という現実問題はまずはゴミ箱の近くに置いておくとして、
このナイフ専門家たる著者と、有名ショップ関係者
(2008年6月当時、アメリカンガンキッズはすでに閉店し、
 Out Door Club 経営者は逮捕直後なので仕方ない)らが、
ダガー規制法案成立前にちゃっかり黙秘を決め込んだのにはあきれ返ります。
そして、ストライク・アンド・タクティカル・マガジン2009年7月号に
掲載された記事のタイトルが「さよなら、ダガーナイフ」でした。

…Bullshit!


 (本稿続く)


  ※1テレビ愛知 ナイフ店経営者を逮捕
http://www.tv-aichi.co.jp/news/2008/06/post-11.html








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Last updated  2010年06月10日 12時47分38秒


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