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テーマ: 無情(53)
カテゴリ:
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 足手まとい 森雄二とサザンクロス
http://www.youtube.com/watch?v=KEUEAEx2GIA




http://plaza.rakuten.co.jp/finlandia/4001



“Who are you? Who are any of you? ”


 “ 神保「メッカム社は地雷の撤去も行っているのですか。」
  ジョイント「はい、地雷を撤去したいのなら、
 私たちの技術が一番信頼性が高いことは間違いありません。
 様々な種類の地雷を作ってきた経験があります」
  神保「自ら地雷を製造し、その撤去で再び利益を上げるのは
 おかしくありませんか。」
  ジョイント「多分そのことを聞かれると思っていました。
 銃のメーカーはその銃で殺された人の葬式代を出しますか。
 なぜ地雷メーカーだけに特別責任を負わせようとするのでしょうか。
 ダブルディッピング(一粒で二度おいしい)は私たちだけではありません。
 地雷を撤去したいのなら、最も有効な方法を使うべきで、
 それは私たち地雷メーカーに協力を求めることです。
 違法なことがあるならもちろん見直しますが、
 私たちは自分が悪いことをやっているという気持ちがありません。」”

 (神保哲生著 築地書館発行『地雷リポート』P.330より)




改正銃刀法猶予期限直前の2009年5月末に発売された
ストライク・アンド・タクティカル・マガジン2009年7月号掲載記事、
「さよならダガーナイフ!」P.87には、とても興味深い文章があります。


 “ さて、今回の法律改正を前に、
 面白いサービスをはじめたショップがあります。
  兵庫県姫路市。“白鷺上”(原文ママ)という別称で知られる
 美しい城、日本が誇る世界遺産の一つ、“姫路城”があります。
  その城下で4代に渡ってナイフショップを営む“山下刃物店”。
 今回の法改正にともない、規制の対象になりそうなナイフを、
 できる限りオリジナルの状態を保ちつつも、
 合法的なカタチに加工するサービスを実戦している。
 これはしかるべき業者さんを介して海外に輸出するか、
 もしくは製造メイカーなどの業者さんによって、
 いわゆる“剣”に当たらないよう加工すれば所持できる事を
 活かしたサービスである。
  ダガーのポイントをフラットに加工することはもとより、
 熟練のナイフ職人の技術で削り、左右対称の形状そのものを
 変えてしまうというもの。
 “ナイフはもともと道具ですが、製品が作られた時代やメイカーの歴史、
 使い道などからいろいろな種類があります。
 お客様によって好みは違いますが、
 それぞれ購入したナイフに思い出を持っていらっしゃいます。
 今回の法律改正で、大切なコレクションを破棄しなければならないのは、
 あまりに寂しすぎるのではないでしょうか?
 「売りっぱなし」ではなく、「お客様の思い」を大切にして行きたいです”
  山下刃物店4代目店長は熱い。
  加工サービス以外にも、海外への輸出代行も行っているそうだ。
 送料や税金などもろもろの手数料が必要になるが、
 詳しい事は直接相談してみて欲しい。
 (山下刃物店 TEL 0792-22-××××、Http://■■■■■■■■■.org)。
 他にも、同様のサービスを実施しているナイフショップはきっとあるはずだ。
 まずは近くのナイフショップに相談してみることをお薦めする。”



上記記事を書いたライターは『格闘ナイフ』(2000年1月発行)の著者であり、
コンバットマガジン2004年11月号P.24で
刺殺用刃物“鎧通し”の文献や写真をアメリカ在住の Ichiro Nagata に送ったとされる
“ナイフ専門家”(コンバット誌より)のトモという人物。
記事の中で「ダガーの形状加工サービスを行う」と述べていた刃物店主は、
コンバットマガジン、ナイフマガジン、
ストライク・アンド・タクティカル・マガジン、
単行本『格闘ナイフ』『戦闘ナイフ』で、タクティカルナイフという名目の
殺人用ナイフを広告に掲載し、販売していたスポンサーなのです。



映画『ランボー 最後の戦場』の中で
ジョン・ランボーは能天気なボランティアたちにこう言い返します。
“Who are you? Who are any of you? ”
(お前たちこそいったい何様のつもりだ?)

1999年から2008年6月まで、
スナッフ・ナイフを販売し続けた刃物関係者たちは何様のつもりなのでしょうか?







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Last updated  2010年06月15日 10時55分01秒


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