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スケキヨ氏の Tactical Life より引用

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2011年02月13日

無情という事～『杯とダイヤモンド』共時性篇最終回「ドリアン」

テーマ：無情(53)

カテゴリ：

http://www.youtube.com/watch?v=hoTgpZhbxtk

http://plaza.rakuten.co.jp/finlandia/4001

いつの頃からか「自分探し」という言葉が流行しはじめ
2004年にはついにイラクで死者まで出てしまいました。
その一方で、探してた相手、またあるいは敵と思っていた人間が、
他ならぬ 自分自身 だったりする例もあって、
古くは映画『エンゼルハート』（「メフィストフェレスじゃ言いにくい」）、
最近では『ハイド・アンド・シーク』などこの手の題材はことかきません。
自分が甲冑騎射術を研究していた折、仮想敵は鎮西八郎源為朝公でした。
ある時、知り合いで年上の歴史家の方に

「（笑いながら）そりゃ勝てないです」の一言でその問答は終了しましたが
調べれば調べるほど、向こう様（為朝公）はますます強くなっていき、
それでいて、この作業はとても面白いものでした。

かつて対人殺傷用、護身用ナイフを売り出した
ナイフ業者とその信奉者の仮想敵がどこの誰だったのかを自分は知りません。
しかし、ナイフによるスナッフ（殺害）を喧伝しているぐらいだから、
もし仮に警察が規制の動きを見せた際は、
戦前の徳富蘇峰のように出版社ビルに陣を構え、
さぞやみごとな暴れっぷりをみせてくれるだろう、と放っておいたら
ダガー所持禁止という規制がやっぱり来て、みんな黙ってしまった。
くだんの対人用ナイフの仕掛人であった永田市郎は、

まともな返事をしていないそうですが、
嫉妬と羨望に満ちた人生を送っているのは、案外、永田本人なのかもしれませんね！

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