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カテゴリ: eläinpelastus






4.強制給餌

  応急処置が済んだらいよいよ給餌に移りますが、
 自力で餌を食べようとしない(食べる元気がない)場合には、強制給餌となります。
 しかし、弱っている小鳥に一層のストレスを強いることになりますので、
 最後の手段と考えて慎重に対処しなくてはなりません。

○気管と食道の位置を確認する
AR4-1.jpg

  ・気管に水や餌が入ると致命的なので、あらかじめその位置を知っておくこと。
  ・餌や器具が気管に触れたりしないよう注意する。
  ・餌をのみ込もうとしない時は、食道の奥へ押しこむようにする。
AR4-2.jpg


○給餌用の器具を十分に活用する
  ・小鳥ならば、先の丸まったピンセットを用いる。
  ・ノドの奥に押し込むには、カテーテル、ニードル等が有効。
  ・器具の使用に当たっては、事前に暖める。
  ・使用後は器具の殺菌を励行する。
  ・器具を用いるときは、力を抜いて挿入する。
   (力を入れると、食道などを破ってしまうことがある)。
AR4-3.jpg



○慎重な対応に心がける
AR4-4.jpg

  ・慣れないうちは、二人一組で給餌に当たる。
  ・一人が押さえて嘴を開いている間に、もう一人が餌を挿入するとよい。
  ・サギは嘴で人の目をつつくことがあるので細心の注意がいる。

AR4-5.jpg




『アニマルレスキュー教本 野鳥編』

http://city.hokkai.or.jp/~eco/
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Last updated  2012年03月25日 20時15分35秒


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