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スケキヨ氏の Tactical Life より引用

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2014年11月22日

無情という事〜 “ワイルドギース”「 “コロシナイフ”からタクティカルペン“クナイ”へソドムの市篇」２３

テーマ：平成20年銃刀法改正(59)

カテゴリ： Hiekka aikaa

Photo By ac4photos.

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「ソドムの市」篇２３
　“ワイルドギース”
（前回掲載分からの続き）

ナイフ類に興味のない方々は事情をまったく知らないだろうが、
2008年 6月中旬頃から、国内ナイフ業界で
映画『ワイルドギース』とほぼ同じことが起きた。
政治家とナイフ業者たちが結託して、
ダガー所持規制の法改正を推し進め始めたのだ。
2000年前後から対人用“コロシナイフ”を宣伝・販売していた ソドムの市団は

しばし沈黙の末まんまと「規制されて困る立ち位置」へ転向してしまった。
なお、当ブログで蔑んでいる「商売人」の定義は、

まっとうな商品を取り扱っている販売業の人たちを中傷する意図は一切ない。
法改正前後の騒動による収穫といえば、
裏切り者・寝返る人間の実名がはっきりわかったことである。

祖父は太平洋戦争敗戦当時、満州の北部ソビエト連邦との国境間際の地にあり、
他方、史学の師匠は朝鮮半島でソビエト軍の侵攻を目の当たりにしたという。
内地で御用学者安岡某らが「玉音放送」の原稿を完成させた頃、
最前線にいた兵士にせよ民間人にせよ、国内の状況を知るすべはなかった。
日本の無条件降伏を知らずに死んでしまった人たちもいたはずだ。
ダガー規制程度で簡単に寝返る連中は、
戦時下の混乱状態でも同じように
身の安全と利益の確保に狂奔〔きょうほん〕するであろう。

我々は、国内での店頭売価設定が５〜６万円を越す
…まして十万円以上の値がつけられたカスタムナイフ類を
絶対に買ってはならない。
「やめておけ」ではなく 「決して買うな」だ。
これらはナイフ蒐集家すなわちマニア向けに作られたものである。
マニア用に作られたものはマニアに買わせるべきであって、
自分も含め部外者が手に入れたとしても、それは浪費以外のなにものでもない。

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