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2018/05/13
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カテゴリ: 個展

floral installation vol.2 『心に描く花』

~能舞台・日本庭園とのコラボレーション~

2018年1月7・8・9日 こしがや能楽堂

花空間デザイナー 林千恵 個展

https://www.flickr.com/photos/163857984@N04/show/








【Place1 花材について】

時節柄、歳寒三友(さいかんのさんゆう)松・竹・梅を用いました。

松と竹は寒中にも色あせず、また梅は寒中に花開く。

●松 :能舞台の鏡板に松が描かれているのは、松が依代となって神仏や霊が一時的に姿を現す「影向(ようごう)」

という概念の視覚化。松に、ある種霊性が感得されるという伝統がありました。

人間と神、人間界と異界の通路になる「媒介」ないし「霊媒」たることを示します。

●竹:節目正しく高く伸びること、四季を通して色が変わらないことから

長寿と子孫繁栄のしるしとして知られています。

竹が古くから人々の暮らしにとけこみ神聖なものとされていたことは、

神の使いであるかぐや姫が竹の中から生まれる「竹取物語」が日本で最古の小説であることからもわかります。

●梅:五枚の花びらがそれぞれ福・禄・寿・喜・財の五福をあらわすめでたい植物として文人に好まれました。

「色よりも香こそあはれとおもほゆれたが袖ふれし宿の梅ぞも」古今和歌集 詠み人しらず

梅の花の「色よりも香」というありように美的感興を催している歌

●苔梅 :古来より神の宿る神木として崇められてきました。

寿命も長く、不老長寿の象徴でもあり、おめでたい席には欠かせない花材です。表面の苔状についているのは、ウメノキゴケ。

●柳 結び柳 は、古きものと新しきものを結び、幸を招き寄せる祈りのかたち。

柳は生命力が強く霊力のある植物とされ、茶花では新年を迎える飾り(結び柳)として用いられます。






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最終更新日  2018/05/13 05:51:01 PM
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