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2005年06月07日
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カテゴリ: 人間観察日記
母は、間もなく手術をするために入院する。

以前に医者の見立てを母から聞いた私は、
「あぁ、それは手術になるね、きっと」とさらに見立てた。
高校生の頃から、病気を当てるのが得意だった私は、
今回も母の病状を当ててしまったようだ。

母は、後日、医者から入院と手術を言い渡されて、
それがまるで私のせいのように感じているらしいので、まいる。
母の症状を当てたのは、最近、同じ症状で手術した友人がいたからだ。

高校生の時も、友達の具合の悪いのを聞いて
「それは肺気胸症だよ」と言ったら、
翌日くらいに即入院となってしまったことがある。
あの時も、私がたまたま肺気胸症をテレビで見たから知っていただけだ。

しかし、たとえわかっても人の病気を言い当てるものではないな。
変に恨まれかねない。肺気胸症の友達は、その後も再発を繰り返して、
ちょっと大変そうだった。なんとなく声をかけずらくなったもんだ。

さて、我が母は、人工透析をしている万年患者さんであります。
毎週3回は病院で何時間も過ごすし、病院慣れしている熟練透析患者です。
つい先日も、新しい透析装置を腕に作る手術をしたばかりで、
大変な思いをして間もない。

医学的には簡単な手術らしいが、唇の上の方を切開して鼻をいじるし、
顔にメスが入るということで、
老年とはいえ、ヲンナ心が締め付けられるらしい。
ヲンナは、たとえシワババアになってもやっぱり顔が命なんである。
きっと。


それが、母である。
母にしてみても、私に対して同じことを感じていることだろう。
まるで別々に生きてきた感の強い肉親である。
他人よりもまだ遠いような、この人物が、第一親等。不思議だね。
まぁ、よく知った人ではあるけど。

母は、以前にもナゾの腫瘍をとるために、腹を切ったことがあり、
その時の手術は、その傷跡を見ても凄いものだった。
私を産んだ時も帝王切開だったそうで、ハラキリの痕があった。
とかく、よく切られる人である。
よく耐える身体だと感心する。
切られても切られても、不死鳥のように元気になる母。
スゴイよ、おかーさん。

私は切られたことはないし、入院もしたことはない。
だから、母に同情はするけど同じ感覚は味わえない。
でも果たして、だからといって安易に同情していいものなんだろうか?
という疑問がわくくらい母は元気である。

なんなんだろうね~、もう、先日のイトコの結婚式では、
うるさいくらいに弾けるし。
はっきりいって、私の方がオトナでした。
母は、どんどん子供のようになってます。

母と会うと、生き血を吸われたような気分になる。
まったく、油断ならない。

現在、「身動きできなくなったら熱海の施設に送る!」とか、
「手術後しばらくは流動食」とか、
ありとあらゆる脅しをかけている。
おそらく、必至で乗り越えて、さらにパワーアップすると思われる。




ふぅ…。








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最終更新日  2005年06月07日 22時36分24秒
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