『コンタクト』・『ホーム・フォー・ザ~』



主演はジョディ・フォスター。監督はロバート・ゼメキス

地球外文明探索(SETI)のエリーは、でっかいアンテナを使って宇宙の電波を追っかけている。
小さい頃に死んだお父さんと話したいという強い思いがその根底にはある。
そして、彼女はついに宇宙からの信号を受け取った。

その信号を解読したら、なんと宇宙船の設計図だった。
世間は大騒ぎ。謎を解くために、宇宙船は実際に作られることになる・・・

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SFですね。ホントに徹底的に。でも、よっく見ていくとそれだけじゃない。
人間は誰でも孤独を感じて生きている。
その孤独からなんとか抜け出そうと、他の何かとつながりを見出そうとする。
宗教というのも、そんな要素があるような気がします。

エリーは徹底した無神論者。科学という真理の世界しか信用していない。
でも、そんな彼女が宇宙との交信を通じて、奇跡を実際に体験する。
科学では説明できない出来事がこの世にあり、彼女自身はそれが真実であると確信している。

最後、エリーの恋人(牧師)が言う台詞は、この映画のメッセージを伝えているな、と思う。

“科学と宗教の違いはありますが、目指すものは同じ。真理の探究です”


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『ホーム・フォー・ザ・ホリディ』


主演:ホリー・ハンター 監督:ジョディ・フォスター

ストーリー:離婚歴あり、娘一人のシングル・ワーキング・マザーは、最近不幸続き。感謝祭に仕事をクビになり、娘にはヴァージンを捨てる宣言をされ、ひさしぶるに会った家族とも相変わらずいざこざが絶えない。
感謝祭を通して、問題だらけの家族を優しく可笑しく描いている。

出演者も、個人的に私の好きな人が多くお気に入りの一本です。
(ロバート・ダウニー・Jr.がゲイの弟役なの。はまりすぎ!!)

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老いを気にし始めた母親に、ゲイの弟、完璧主義の妹、叔母もどこかおかしい。
こんな面子がそろったら、もう何が起きても大騒ぎ。最悪の感謝祭。

どこの家族も多少は問題を抱えているものなんですね。

でも、思い切り喧嘩してぶつかれるのも家族だけなんだな。

ほんと、この映画を見ていると自分の家族と大して変わりないから身につまされる思いがします。

私も小さい頃、お正月とか苦手だった。
父方の田舎は大家族でお正月というと一族が勢ぞろい。
普段はあまり会わない従兄弟たちとひとつ部屋で遊べと言われても難しかった。
今は、あまり田舎には行かないけれど、いつも正月は何かある。
平和に過ぎたことがないんだよね~。
でも、だからといって年越しを外でしたことはない。
別にバイトにいってもいいんだけど、最後の日ぐらい家にいるべきかな、と思って。
少し憂鬱で、ストレスばかりの時間なんだけどな。

だから、この映画はとっても共感しました。

ひとつ、大好きなシーンがある。

大騒ぎが一段落して、父と娘が語り合うシーン。
父親が人生最良の日について初めて娘に語るのです。
何の変哲もない、ほんの一瞬の話し。
それでも、彼にとっては人生最良の日。

めんどくさくって、しょうがないのが家族ですが、それでも欠けがえのないものなのよね。

ジョディ・フォスターってなかなか良い監督だわ。




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