金子みすゞの詩「鯨法会」に曲を付けさせてもらいました。
歌
を聴いてください。
歌詞
が読めます。
また、拙い短歌を詠みました。
旧かな遣いにしてみましたが、間違ってたら教えてください。
ご感想、ご批評お待ちしてます。
太陽の娘は永久(とわ)に息づきぬ 優しき人の胸の中にて
今も尚忘れがたきは幼子の おもかげ残し逝つた君かな
お風呂場に鈴虫の子ら遊び来て 姿は親に似れども鳴かず
帰り来し君を迎へて微笑みが 桜と共にひとひらこぼるる
電線を登りゆきたる朝顔も その強さゆゑ切られて哀し
主なき庭のようにも見ゆるるが 花こそ庭の主たるかな
真昼日の日差しに負けてしおれても 夕にはしやんと立ち上がる菊
君がため死ぬも構わぬ思へども 共に生きたし幾とせまでも