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小説「流浪の月」(凪良ゆう)を読みました。流浪の月以前、息子と映画を観たので、イメージは湧きやすい。2022年05月29日XML 息子と映画「流浪の月」を観ました。映画「流浪の月」映画『流浪の月』ネタバレあらすじ解説!気持ち悪い?最後のシーンの病気は何だったのか考察「あらすじ:主人公の家内更紗は、父を病で亡くし母に見捨てられ、母方の伯母の家に引き取られた。更紗は従兄(伯母の息子)の孝弘から虐待を受けており、学校が終わるといつも公園で過ごしていた。その公園には、小学生からロリコンと呼ばれる19歳の大学生・佐伯文がいた。ある日、公園では雨が降った。更紗がびしょ濡れになっているのを目にした文は、更紗に傘を差し出す。そして、引き取られている伯母の家に帰りたくないという更紗の気持ちを知り、自分のマンションに招き入れる。更紗は文のもとで2か月を過ごす。その間、更紗は行方不明の女児として、全国に実名報道されていた。そして、文と更紗が一緒に外出した先で通行人に見つかり、文は誘拐犯として逮捕されてしまう。警察官に抱えられ保護される更紗。更紗が「文と別れたくなくて」泣き叫ぶシーンは、居合わせた人の携帯電話で撮影・拡散されていった。その後更紗は「傷物にされた可哀想な女の子」、文は「ロリコンで凶悪な誘拐犯」というレッテルを貼られ続ける。二人の関係は、周囲の人たちが思うものとは全く違うものであったにも関らずに。そして事故から15年過ぎ、24歳になったある日、更紗は偶然文と再会する。外部からは見えない真実や、恋愛でも友情でもない言い表しにくい2人の関係性が描かれている。」更紗がいくら「文は優しくて、私に何も危害は加えてない」と主張しても、信じてもらえない。従兄弟からの性的虐待は言えないまま、動揺してしまい、文が誤解されてしまう。被害者と思われることで、善意や優しさからも、ますます傷つけられてしまうという矛盾。その弱さにつけ入るDV男も。報道と真実は地球と月よりも遠い。そこから流浪の月と命名したらしい。映画の印象は暗かったけど、小説の方が、前半の自由な女の子が明るくて救われる。両親との幸せな日々や、文との大切な時間がいとおしい。デジタルタトゥーの恐ろしさ、それをまた蒸し返してくる傍観者たち。いつまで逃げ惑えばいいのか。更紗も文が精神的にロリコンだと思っていたけど、それさえも誤解だった。文が親から、特に母親から枠にはめられ、ハズレの烙印を捺されることを怖れ、言えなかった秘密。ネタバレになってしまうけど、大人になれない体で、病気だったからこそ、大人の女性を愛せない。小さな女の子なら愛せるのでは?と自分に言い聞かせてたのでしょうね。それさえも出来なかった。でも、恋愛や性欲無くても、更紗とは心が繋がれたから、共に生きられるのだろう。お互いに。小説の方が、映画より希望が持てる感じだけど、本当にそうあって欲しいと願ってしまいます。
2024年11月17日
小説「五年の梅」(乙川優三郎)を読みました。山本周五郎賞を受賞したらしく、人情ものの時代小説。短編集だが、苦労した女性を助けたりする男性が印象的だった。解説にも書いてあったが、「生き直し」という希望があって良かった。
2024年11月10日
小説「アタラクシア」(金原ひとみ)を読みました。【第5回渡辺淳一文学賞受賞作】望んで結婚したのに、どうしてこんなに苦しいのだろう――。最も幸せな瞬間を、夫とは別の男と過ごしている翻訳者の由依。恋人の夫の存在を意識しながら、彼女と会い続けているシェフの瑛人。浮気で帰らない夫に、文句ばかりの母親に、反抗的な息子に、限界まで苛立っているパティシエの英美。妻に強く惹かれながら、何をしたら彼女が幸せになるのかずっと分からない作家の桂……。「私はモラルから引き起こされる愛情なんて欲しくない」「男はじたばた浮気するけど、女は息するように浮気するだろ」「誰かに猛烈に愛されたい。殺されるくらい愛されたい」ままならない結婚生活に救いを求めてもがく男女を、圧倒的な熱量で描き切る。芥川賞から15年。金原ひとみの新たなる代表作、誕生。いろいろな夫婦を一人ずつの独白で描いている。同じ状況も立場が違うとこんなにも感じ方が違うのかと思う。感情が分からないというサイコパス的な由依も妊娠・死産した時だけは、感情が動いていた。あのまま無事に生まれていたら、母親としての感情が芽生えていたのかな。不思議と思いつつ、惹きこまれる小説でした。
2024年09月26日
昨日から、小説「コンビニ人間」(村田紗耶香)を読み、今日読み終わりました。すごく面白かったですね。世界各国に翻訳されてベストセラー! 「普通」に苦しむのは、日本だけじゃないんだなあ。あらすじ。この主人公は、アスペルガーとかサイコとかネットで書かれてたけど、確かに発達障害・コミ障っぽい。私もADHDと診断されたことがあるからかもしれないけど、共感できましたね。普通って何だろう? 変わってると言われても、それが自分なんだから仕方ないよね。人それぞれ違うと思うし、所謂普通の基準に合わせなくてもいいと思う。まあ、人を真似て普通の擬態をすることはあるから、出来る範囲ならいいけどね。私も、あまりしゃべり過ぎるとボロが出るかなと、あまり話さなくなってきているかも。今は、結婚とか正社員とかに、あまりこだわらなくても良くなってきてると思うけど、まだまだ差別はあるよね。それに合わせるかどうかは自分次第なのかな。最後、普通から解放されてハッピーエンドと思ったけど、バッドエンドと思う人もいるのかな?コンビニみたいにマニュアルがあって、それに沿っている限りは文句言われないというか安心なのかも。妹が姉を思って、言い訳を考えてくれてるとか、同棲を喜んでくれるとか、家族が優しい。そんな家族に心配をかけまいと一生懸命努力してるのかな。でも、自分の幸せが一番だよね。いろいろ考えさせられる小説でした。自分事に考えてしまうからかなw
2024年07月01日
小説「父と私の桜尾通り商店街」(今村夏子)を一気に読みました。あらすじ。純粋だけど一途過ぎて暴走する様を淡々とシュールに描いてる。面白いけど、ちょっとついていけない感じもあった。
2024年05月23日
卓球の練習に行きました。後半はダブルスの練習試合。2/3くらい勝てたかな。練習後、そのままTSUTAYAへ。先日帰省した息子が、TSUTAYAでレンタルコミック。息子は結局、「環と周」1巻しか読まなかった。短編集というオムニバスだけど、それぞれ良かったですね。私が全部読んで今日返却しました。「フェルマーの料理」1~4巻。ドラマも観たのですが、割と忠実だった。ただ漫画は完結してないのかな?「違国日記」1~11巻。面白かったですね。
2024年05月06日
小説「試練ー護衛艦あおぎり艦長早乙女碧」(時武里帆)を読みました。海上自衛隊の経験者の作者らしく、詳しくリアルに描かれてる。夫が買った本を貸してもらったのです。初の護衛艦の女性艦長として、いろんな決断を迫られる。男女差別の中、なんとか試練を乗り越えていく。結末としては、あまりにも上手くいき過ぎた気もするが、途中は大変だったのですよね。割と一気に読めました。あらすじ。
2024年03月22日
前のライティングデスクに入れていた絵本。子ども達が小さい頃に読み聞かせしてたのもの。子ども達に欲しいならあげるよとLINEで送ったけど、返信が無い・・・孫たちに読み聞かせして欲しいのだけどねw
2024年03月20日
小説「至誠の残滓」(矢野隆)を読み終わりました。あらすじ。幕末の新撰組も面白いけど、明治に生き残ってたらという話も興味深い。敵だった政府高官の山縣有朋に使われるのは癪だけど、生き残るためには仕方ないのかな。それでも士道を突き詰めてる3人がすごいかも。
2024年02月15日
小説「プリズム」(貫井徳郎)を電車・バス内で一気に読みました。小学校の女性教師が自宅で死体となって発見された。彼女の同僚が容疑者として浮かび上がり、事件は容易に解決を迎えるかと思われたが……。万華鏡の如く変化する事件の様相、幾重にも繰り返される推理の構築と崩壊。究極の推理ゲームの果てに広がる瞠目の地平とは?『慟哭』の作者が本格ミステリの極限に挑んで話題を呼んだ衝撃の問題作。ネタバレになってしまうので、ご了承ください。いろんな人の視点から女性教師や犯人の推理など、考えてるのがプリズムということなのでしょうが、ぐるぐると迷宮に入り込む感じ。シーン4からシーン1へは、また振出しに戻る感じで、誰が嘘をついてるのかわからない。結局最後は読者が犯人を考えるということで投げ出された感じ。通報者も動機も分からず、最後にガッカリしてしまった。まあ、性虐待の男性教師を罰して欲しいという気持ちはわかるけどね。睡眠薬入りのチョコレートを送ったのでは?という時点で逮捕されても仕方ないような気もしますが。ともかく、やはり犯人を明示して欲しかったなあ。不完全燃焼な感じでモヤモヤしてしまいます。
2024年01月31日
小説「渦〜妹背山婦女庭訓魂結び」(大島真寿美)を読みました。夫が読んで面白かったと言うので読んでみたのですが、本当に面白くて一気に読んでしいましたね。大阪弁の語り口も軽妙で、大変な苦労も明るく感じた。人形のお美輪の独白も字体を変え、抑圧された女性の本音をよく表してました。「おなごかて、いっつも唯々諾々、引き下がるばっかりやない」と言うのは、共感してしまいますよね。痛快でした。あらすじ。夫が切り抜いてた新聞記事。これを読んで買ったのかな。
2024年01月26日
小説「ファーストラブ」を読みました。行き帰りの電車で一気に読んでしまいましたね。◆第159回直木賞受賞作◆夏の日の夕方、多摩川沿いを血まみれで歩いていた女子大生・聖山環菜が逮捕された。彼女は父親の勤務先である美術学校に立ち寄り、あらかじめ購入していた包丁で父親を刺殺した。環菜は就職活動の最中で、その面接の帰りに凶行に及んだのだった。環菜の美貌も相まって、この事件はマスコミで大きく取り上げられた。なぜ彼女は父親を殺さなければならなかったのか?臨床心理士の真壁由紀は、この事件を題材としたノンフィクションの執筆を依頼され、環菜やその周辺の人々と面会を重ねることになる。そこから浮かび上がってくる、環菜の過去とは?「家族」という名の迷宮を描く長編小説。「この世界で、人はレールからはずれることができず苦しみ続ける。涙を流さずに泣くことの意味を、僕はこれからも考えていくと思う。」俳優・坂口健太郎映画「ファーストラブ」も以前、観ていたのですが、あまり内容をよく覚えていなかったので、新鮮に感じました。やはり小説の方が掘り下げてるから、心理描写が分かりやすい。環菜の過去を探るうちに、由紀も自分の経験を思い出してしまう。性的虐待とは、何もレイプとかだけではない。性的な視線も虐待になるのだと知った。逆らえずに受け入れてしまうのも哀しい。親子関係の歪みが心を壊していくのがわかって、怖くなりますね。暗くなりがちな話だけど、癒されるところもあって救われます。夫が切り抜いていた新聞記事。これを見て買ったようです。
2024年01月17日
小説「月の満ち欠け」(佐藤正午)を一気に読み終えてしまいました。両国への行き帰りで。映画の原作になってますよね。観なかったけど、面白そうだなとは思ってたのです。夫が本を買って読んでたので貸してもらったのですよね。予想通り面白かった。生まれ変わりの話だとは分かっていても、それが証明されそうになると不思議な感じ。頭ではそんなことはあり得ないと思っていても、あったらいいなと思ってしまう。最初の出会いと不倫とは思えない純愛が素敵でした。生まれ変わって、また会いたいのがわかる。やはり恋愛小説なのかも。最後はネタバレになるから言えないけど、どうなるのか見てみたかった。
2023年12月16日
小説「グッドバイ」(朝井まかて)を読みました。面白いので、一気に読めそうだけど、取っておいたのです。電車で移動中しか読まないのでwまた読み始めたら、やはり一気に読んでしまった。大浦慶は長﨑三女傑の一人だそうですが、自由を求めて必死に生きた女性という感じですね。帯のセリフ「逃げたらよかったとよ。逃げて生き延びて、海を渡ったら良かった」は、唯一惹かれた男性に向けてだったのかな。保証人になると借金を背負うと思ってしまった。そこから立ち直れたのもすごいですよね。あらすじ。
2023年12月02日
小説「グッドバイ」(朝井まかて)を読み始めました。面白いので、一気に読めそうだけど、まだ取っておくかな。あらすじ。
2023年11月27日
以前、長女から母の日にもらった本「ディア マム」。母になった長女が改めて読み直してました。私も。
2023年11月03日
まだ小説「脊梁山脈」(乙川優三郎)を読んでます。学術書?みたいな部分もあり、なかなか読みにくい。電車内くらいしか読まないから進みませんね。あらすじ。
2023年10月22日
小説「脊梁山脈」(乙川優三郎)を読んでます。あらすじ。
2023年10月08日
夫が最近ネットで購入した文庫本。その中で、「某」(川上弘美)を借りて、読み始めました。あらすじ。設定が奇抜で面白い。いろんな人になれるって、興味あるけど、大変だよねw
2023年03月19日
「ほかならぬ人へ」(白石一文)を、バスや電車内で読み終わりました。あらすじ。一気に読み終わるほど、面白かったですね。ベストの相手の明らかな証拠が何かはよくわからないけど、やはり感じるものがあるのだろうなあ。
2023年03月03日
「贖罪」(湊かなえ)を読み終わりました。昨夜は、WOWOWのドラマのDVD「贖罪」2まで観た。3まであるそうで楽しみです。小説とドラマ、どちらも面白いけど、少し違いますね。独白を映像化するには、付け加える必要があるのだろうけど。小泉今日子演じる麻子(エミリの母親)は、残酷だけど美しい。おどろおどろしいのに、読後感はイヤミスと言うほど嫌ではない。それぞれ共感出来る部分があるからかもしれませんね。
2023年02月01日
「贖罪」(湊かなえ)を読み始めました。
2023年01月22日
お葬式へ行きがけ、「鹿の王」(上橋菜穂子)を読み終わりました。鹿の王2014年に発表された上橋菜穂子のファンタジー小説[2]。強大な帝国が支配する世界を舞台に、謎の病から生き延びて旅を続ける血の繋がらない父子と、その病の治療法を探して奔走する医術師らが過酷な運命に立ち向かう姿を描く[2]。 2015年度の本屋大賞と日本医療小説大賞をダブル受賞した[3]。電車に乗る時しか読まないので、なかなか読み終わらなかったけど、面白かったですね。哲学的でもある。生き続けようとするウィルスと人間との闘い?共存? コロナ禍と重なってしまう。鹿の王はリーダーではなく、自己犠牲で仲間を助けるヒーロー。ヴァンはどうなったのかな。
2023年01月09日
夫が切り抜いてた上橋菜穂子さんの寄稿「ウィルスに揺さぶられて」。今、夫から借りた「鹿の王」を読んでるのですが、その本に挟んでありました。
2022年12月17日
小説「鹿の王」を読んでます。面白いので、次々と読み進めてしまいますね。
2022年11月23日
読書「鹿の王」(上橋菜穂子)。夫に借りたのですが、面白い。まだ読みかけですがw2015年本屋大賞受賞作! 父娘の壮大な冒険が、いまはじまる――!強大な帝国・東乎瑠(ツオル)から故郷を守るため、死兵の役目を引き受けた戦士団“独角”。妻と子を病で失い絶望の底にあったヴァンはその頭として戦うが、奴隷に落とされ岩塩鉱に囚われていた。ある夜、不気味な犬の群れが岩塩鉱を襲い、謎の病が発生。生き延びたヴァンは、同じく病から逃れた幼子にユナと名前を付けて育てるが!? たったふたりだけ生き残った父と子が、未曾有の危機に立ち向かう。壮大な冒険が、いまはじまる――!
2022年11月20日
エッセイ「女は男をどう見抜くのか」(香山リカ)を読みました。モノの見方や考え方は男と女でこんなに違う!?男はなぜすぐに仕事の話をしたがり、女はそれをどんな気持ちで聞くのか。男のプライドと嫉妬の本質は何か。女が息子を溺愛するメカニズムとは。増加する熟年離婚や配偶者との死別、職場のパワハラ、セクハラなどを取り上げて、男と女の本音を徹底分析。これを読めば異性との上手な付き合い方が分かる!精神科医による目から鱗の必読エッセイ。 男のプライドと嫉妬はどこからくるのか? 男の話を女はどう受け止めればいいのか? 精神科医の著者が男女関係に鋭いメスを入れる。異性の本音はこんなところにあった!? 目から鱗の実用エッセイ。割と面白かったですね。ちょうど郷ひろみが主演のNHKドラマ「定年オヤジ改造計画」を観たばかりだったので、昭和のオジサンの考え方とリンクしていた。うちの夫も同じですけどねw図書館に返却しました。
2022年11月09日
行き帰りの電車で小説「禁じられた吐息」(山崎洋子)を読み終わりました。女性ならではの感性で妖しく不可思議な魅力を描いてる。それほどいやらしくなく、きれいですね。でも、怖いもの見たさというか、のめりこんだら怖そうという感じかな。
2022年11月02日
小説「変身」(東野圭吾)を読みました。世界初の脳移植手術を受けた平凡な男を待ちうけていた過酷な運命の悪戯!脳移植を受けた男の自己崩壊の悲劇。平凡な青年・成瀬純一をある日突然、不慮の事故が襲った。そして彼の頭に世界初の脳移植手術が行われた。それまで画家を夢見て、優しい恋人を愛していた純一は、手術後徐々に性格が変わっていくのを、自分ではどうしょうもない。自己崩壊の恐怖に駆られた純一は自分に移植された悩の持主(ドナー)の正体を突き止める。ドナーが誰かは予想通りだったけど、性格が変わったのはドナーの影響だけでなく、抑圧されてた自己が爆発してしまったのもあるのでは?途中、あまりにも残酷になる描写は辛かったけど、恋人に救われ、自分を一瞬でも取り戻せて良かった。
2022年10月28日
小説「手紙を読む女」(新津きよみ)を一気に読みました。この手紙は、「十年後の自分に宛てた手紙」ではなく、「十年後の美恵子伯母さんに宛てた遺書」なのです―十年前、無理心中を図った妹夫婦。高須美恵子は、ただひとり生き残った甥の和彦を養子として引き取る。人気推理作家“高須史一”として第二の人生を歩み出した和彦と、アンチエイジング研究の第一人者である美恵子。二人に届くさまざまな手紙をめぐるミステリー連作集。6年生にしては早熟で賢い甥・和彦。伯母の美恵子は無理心中の真実を疑いながらも、和彦を養子にして育てていく。他の手紙の事件も探る連作。最後に死んだはずの美恵子の夫が登場し、あれ?っと思ったら、大どんでん返しが待っていた。ネタバレしないように書きませんが、面白い趣向でした。作者の新津きよみにも愛甥が居るそうです。その子がモデルらしい。
2022年10月09日
小説「恋人たちの誤算」(唯川恵)を一気に読みました。安定した生活を送れる結婚を捨てて、不安定な愛に飛び込む侑里。後悔するのでは?と思いつつ、案の定そうなってしまう。流実子も編集長を利用するつもりが、利用され、失敗してしまう。それでも、2人はやるだけやってみたのですよね。やらずに後悔するよりはマシだったのかもしれない。失敗してもやり直せると信じたい。そう思わせてくれる感じでした。
2022年09月22日
行き帰りと、帰ってから「おれは伊平次」(上坂次郎)を読みました。「誰よりも痛快に生きた男がいた!南洋で娼館を開き、最後は国王にまでなった女衒(ぜげん)村岡伊平次の生涯村岡伊平次。故郷の島原を逃げ出し、南方で女衒として名を馳せ、女郎屋に賭博場、からゆき貿易で財を築き、3千有余の妓(おんな)たちを連れ新天地を拓き、あげくは南洋の美姫を妻とし、珊瑚礁の島の国王となった男。幾多の伝説に彩られたその生涯を雄渾に描く。明治の時代に、こんな痛快に生きぬいた日本人がいた!」女衒(ぜげん)は若い女性を女郎屋に売り飛ばす嫌な職業だと思っていましたが、伊平次は彼女たがが身も心も投げ出すほど慕われていた。不思議な魅力のある人だったらしい。女だけでなく、男の面倒もみて、国までもつなんてすごい。からゆきさんは悲しいけど、出稼ぎで日本に送金してそうだ。明治にはこんな人もいたのだなあと思ってしまった。
2022年08月31日
新宿への往復で、小説「ママハハ物語」(宮迫千鶴)を読み終わりました。「家族の幸せって何?」「普通の人生って、どんな人生?」アロハにゴムゾウリをはいた中年怪人と、パンクに目覚め始めた高校生、そして若き画家の「私」が、ある日突然、再婚家庭を始めることになった。ひたすら脱常識的に生きる父親とロック・マインドを持つママハハ、そのはざ間で頭をグラグラさせる息子がくり広げる、おかしくてチョット悲しいドタバタ家庭劇。最初の結婚制度の解説?フェミニズムというか、説明が長くて理屈っぽいので、読み飛ばしたくなったけど、そこを読まないと理解できないのかと思い、読みづづけましたw確かにそうだなとは思ったけどね。自分の成育歴と継子のQ太郎を重ね合わせ、友達のように理解し合えるのがすごい。高校生から同著を始め、カウンセラーのように話を聞くことから始めたのが良かったのか。父と不倫してた継母を許せるQ太郎も偉いと思う。まあ、実母が意地でも離婚せず、グレートマザー化してしまったのが窮屈で仕方なかったというのもあったらしいが。3人でいろんなことを破天荒に話し合えるという面白い家族ですよね。
2022年08月22日
小説「あまいゆびさき」(宮木あや子)を電車・バスの中で読み終わりました。「団地の隅のシロツメクサの野原で幼い少女たちは出会った。親が過保護すぎる純粋な真淳(まじゅん)と、親にネグレクトされる大人びた照乃(あきの)。正反対の環境で育った二人はたちまち惹かれあう。照乃が真淳に教えた秘密の遊びは二人の絆を強めたが、まもなく遊びが親に発覚して二人は引き離され……すれ違いと邂逅を繰り返し、傷つけ合いながらも互いの全てを求め合う少女たち。複雑で純粋な恋心と大人になるまでの軌跡を描く傑作恋愛小説。」LGBTの話だけど、格差社会・虐待・いじめなど、いろんな問題が含まれてて考えさせられる。最後は希望があるけど、現実が本当にこうなったらいいなという感じですね。
2022年08月20日
小説「晩年の子供」(山田詠美)をバス・電車内で一気に読みました。子どもの頃から、大人びた考えや感受性があったんだな。それをまた大人になっても覚えていて、再現出来る表現力がすごい。この頃、自分は何を感じていたんだろうかと考えてしまった。また、子どもも死を身近に感じていたんだなあと思った。ちょうど余命いくばくもない母の面会に行く途中だから、私も切実に死を感じた。
2022年08月17日
「永すぎた春」(三島由紀夫)を読みました。T大法学部の学生・宝部郁雄と、大学前の古本屋の娘・木田百子は家柄の違いを乗り越えてようやく婚約に辿り着いた。ただひとつの条件は、一年三ヶ月後の郁雄の卒業を待って式を挙げること。晴れて公認の仲となった二人だが、変わらぬ清い関係に物足りなさも覚え始める。そこへつけ込むかのように誘惑と計略が仕掛けられ――。軽やかな筆致が冴える恋愛長編。タイトロジー(タイトルを読む) 婚約にはたった一つ条件がついていた。 郁雄の父が、郁雄の卒業まで式を挙げさせないつもりだ、と主張したのである。そこで婚約期間は、今年の一月から来年の三月まで、一年三ヶ月の永きにわたることになった。百子は今すぐにも結婚したい気持だったが、郁雄は婚約まで漕ぎつけたあとは、二人が信じ合っている以上、もう結婚したのも同じだというのであった。(本書12ぺージ)「永すぎた春」は慣用句としても使用されるほど有名なタイトルですよね。ネタバレになるけど、最後は飽きて別れるのかと思っていたら違ったw 2人は安定した関係に退屈だったけど、いろいろな計略、浮気心?に翻弄されたりと、刺激があって、かえってうまくいったようだ。時々作者の意図を、そのまま「作者は・・・」と書いたりして面白い。軽い感じだけど、人生なんてこんなものか?と思わせてくれる。
2022年08月11日
バス・電車で、「天窓のある家」(篠田節子)を読み終わりました。内容:幸せに見捨てられた女。偽りの幸せにすがる女…。緩慢な日常の流れの中に身をまかせる女たちが、決意する一瞬。誰も、気づかぬうちに、女は心に変調をきたす。偽りの幸せなんて、許さない。あの人の不幸を、心から願う―。直木賞作家の円熟味あふれる9つの物語。怖くて信じられない話もあるけど、心情はわかってしまうリアルな話。他人事とは思えず、ゾッとしますね。
2022年08月01日
小説「星のかけら」(重松清)を一気読みしました。あらすじ:それを持っていれば、どんなにキツいことがあっても耐えられるというお守り「星のかけら」。ウワサでは、誰かが亡くなった交通事故現場に落ちているらしい。いじめにあっている小学六年生のユウキは、星のかけらを探しにいった夜、不思議な女の子、フミちゃんに出会う――。生きるって、死ぬって、一体どういうこと? 命の意味に触れ、少しずつおとなに近づいていく少年たちの物語。」雑誌「小学六年生」(小学館刊)に2006年から2007年に連載されたらしい。主人公たちが6年生でいじめのこともあり、これを読んでいじめなど無くなったらいいなと思ってしまった。死ぬことは、生きられなくなること。生きていれば出来たかもしれないことが出来なくなること。当たり前のことが痛感させられました。いじめられても、声を上げること、怒ることが必要だとも。重松清の小説は読後感がいいですよね。ハッピーエンドは甘いかもしれないけど、希望がある。
2022年07月27日
小説「嵐吹く時も」(三浦綾子)を上下一気に読んでしまった。あらすじ:明治末、天売・焼尻島を眼前に望む北海道・苫幌村の唯一の雑貨屋は、鍋や釜に文具やパン、そして衣類まで幅広く商品を取り扱い、大番頭、中番頭に小僧たちの他、奥向きの手伝いの女性をも抱えた大きな身代の商店。佐渡出身の実直な商人中津順平が身ひとつの行商から興した店だった。14歳下の妻のふじ乃は美貌と持ち前の陽気な性格と気風のよさで店を側面から支え、娘の志津代はまだ幼かったが可憐に賢明に成長しつつあった。順平が佐渡への里帰りで留守にしていた夜だった。志津代は、庭から出て行く男を見た。そして、月を経て、ふじ乃は男の子を出産した。やがて中津家の人々の人生は、大きく暗転しはじめるのだった。三浦文学の源流とも言える自身の祖父母とその一族をモデルに人生の輝きと儚さを描く傑作長編。不倫の子・新太郎を出産する奔放なふじ乃だが、ずっと罪の意識に苦しんでたと言う。その新太郎も甘やかして育て、わがままにしてしまうが、北村に出会って改心?する。あまりにもいい人になって信じられないけど、実は順平の子だったとわかる。でも、それが順平と同じほくろが同じ場所にあるからという理由では信憑性はないよね。当時はDNA鑑定とかできなかったのだろうけど。そう信じたいのかも。人は誰でも過ちを犯すもの。それを許すことが肝要というテーマらしい。妄想や疑心暗鬼に囚われてしまうけど、許すというのは難しいですよね。
2022年07月26日
小説「魔術はささやく」(宮部みゆき)を、電車・バスの行き帰りで一気に読んでしまった。「それぞれは社会面のありふれた記事だった。一人めはマンションの屋上から飛び降りた。二人めは地下鉄に飛び込んだ。そして三人めはタクシーの前に。何人たりとも相互の関連など想像し得べくもなく仕組まれた三つの死。さらに魔の手は四人めに伸びていた……。だが、逮捕されたタクシー運転手の甥、守は知らず知らず事件の真相に迫っていたのだった。日本推理サスペンス大賞受賞作。」面白かったですね。ミステリーの謎解きだけでなく、人物描写が温かく、好感が持てる。調べたら、2度もドラマ化されたそうですが、なぜか観たことなかったので、新鮮に読めましたね。魔術はささやくWikipedia
2022年07月23日
「遺伝子インフェルノ」(清水義範)を読みました。「インフェルノ」とは?意味や使い方をご紹介遺伝子インフェルノ (幻冬舎文庫)2000年にマガジンハウスから出た『二重螺旋のミレニアム』の改題文庫本。「有能な技術者が刺殺された。担当刑事は、愛人関係にあった女性を追跡するうち、彼女の存在自体に疑問を抱く。そして、若さを追い続けた彼女の究極の美容法を知った時、事件の驚くべき真相が明らかになる。限りない繁栄と技術の発展を遂げた人類は、絶滅するしかないのか。近未来で我々を待ち受ける恐怖を大胆に描いた予言小説。」短編集ですが、共通してる登場人物もいる。上記の話は「フェードラ」往年の名女優の名前。「簡単に遺伝子操作を受ける授精卵。時とともに若返る女性……。限りない繁栄と技術の発展を経て、人類は絶滅への第一歩を踏み出した。近未来で人類を待ち受ける恐怖を大胆に描いた予言小説。」一気にというほどではないが、割と面白く読めました。明日が図書館返却日なので、最後は急いで読みましたがwSFだけど、身近な感じで読みやすい。だからこそ、空恐ろしいのかもしれませんね。
2022年07月14日
「早春の少年~伊集院大介の誕生」(栗本薫)を一気に読んでしまった。「14歳の名探偵、最初で最大の失敗!?転校早々、大介が見つけた猫の死骸。それは少年の眼にしか見えない次なる凶行の発端だった。昭和30年代、静かな田舎町・平野の中学校に転校してきた14歳の伊集院大介。悲劇的な伝説をもつ姫川の周辺で起きた不可解な事件を追う“名探偵のタマゴ”は《透明人間》と対決する。」領主に迫られ、天守閣から身を投げた雪姫。戦国時代の悲劇を再現したかのようなバラバラ死体が麓に流れ着く。そして一家六人惨殺事件。転校生・伊集院大介は、残虐さを身につけていく犯人に迫る。「早く大人になりたい!みんなを恐ろしい運命から救うために――」。伝説の名探偵、ほろ苦い14歳のメモアール。大人になった名探偵・伊集院大介を読んだことはないけど、さぞかしスマートな名探偵になるんだろうなあと彷彿させられる。14歳の意気込み・焦りのようなものが感じられて初々しい。大介に憧れ、行動を共にする徹はさしずめホームズのワトソン? 平凡な田舎少年の心情に共感し、一気に読み終えてしまいました。明日が図書館のへ返却日だということもあるけどねw
2022年06月30日
宅急便も出しました。長女の友達に「ガラスの仮面」を送ったのです。読み終わったので。長女から1,000円預かってた。1,037円だったけど、まあいいねw
2022年06月29日
「ガラスの仮面」。長女が友達に送る前に、読み返してますw
2022年06月27日
「女性作家が選ぶ太宰治」を読みました。個性が出てますよね。推薦文も面白かった。もちろん太宰治の短編もそれぞれ独特でいいですね。
2022年06月25日
口から食べられなくなったらどうしますか?「平穏死」のすすめ。(石飛幸三)を読みました。無理な延命治療はせずに、平穏死を迎えられたら、本人も家族もいいのではと思いました。安らかな看取り~平穏死について考える~~平穏死のすすめ~要約
2022年06月25日
電車やバスの中で、夫から借りた小説「そして、バトンは渡された」(瀬尾まいこ)を一気に読み終えました。森宮優子、十七歳。継父継母が変われば名字も変わる。だけどいつでも両親を愛し、愛されていた。この著者にしか描けない優しい物語。 「私には父親が三人、母親が二人いる。 家族の形態は、十七年間で七回も変わった。 でも、全然不幸ではないのだ。」 身近な人が愛おしくなる、著者会心の感動作。映画にもなってたから、題名は知ってた。優子は愛されて育ち、不幸だとは思ってない。小学生の頃、友達が一番だと思って、ブラジルへ赴任する父親についていかず、後悔したこともあった。高校生の時、友達やクラスの女子に無視されることがあっても、「友達が一番とは限らない。時間が解決するだろう」と平静を保ってるのがすごい。それを冷静に見守る教師も。20歳しか違わない「父」と気まずくなったときの方が、勉強やピアノの差しさわりが出る。自由奔放な継母に振り回されるけど、それにもわけがあった。優子の為に病気を隠して・・・映画の秘密は別と書いてあったから、映画のネタバレにはならないかなw 魅力的な父・母に囲まれ、それぞれの環境に適応して生きていく逞しさ。中学の時はピアノに逃げ込んでいるようなこともあったが。その3年間だけでピアノがそこまで上達するなんて。高校の合唱祭の伴奏者になったことで、運命の出会いもあった。早瀬君のピアノが聴いてみたいと思うほどの描写でしたね。人柄も自由気ままで面白い。「父」が心配して反対するのも分かるけどね。暗くなく、明る過ぎるのではと思うほどだけど、こんな家族があってもいいなと思える話でした。
2022年06月04日
小説「きみはだれかのどうでもいい人」(伊藤朱里)を電車の中で読みました。【「TRC MARC」の商品解説】そこにあるのは、絶望か、希望か−。地方の県税事務所に勤める、年齢も立場も異なる女性たち。見ている景色は同じようで、まったく違っていて…。4人の視点で描く、新感覚同僚小説。人とわかりあうことは、こんなにも難しい。税金を滞納する「お客様」に支払いを促すことを仕事とする県税事務所の納税担当に、同期が休職したことで急遽異動させられてきた若手職員の中沢環。彼女は空気の読めないアルバイト・須藤深雪を始めとする周囲の人間関係に気を遣いながら、かつての出世コースに戻るべく細心の注意を払って働いている――(第1章「キキララは二十歳まで」)週に一度の娘との電話を心の支えに、毎日の業務や人間関係を適当に乗り切るベテランパートの田邊陽子。要領の悪い新米アルバイトや娘と同世代の若い正規職員たちのことも、一歩引いて冷めた目で見ていたはずだったが――(第3章「きみはだれかのどうでもいい人」)業界中から絶賛の声、殺到!ブクログ第1位、啓文堂書店大賞第2位、「ダ・ヴィンチ」の「今月の絶対にはずさない!プラチナ本」にも輝いた超話題作がついに文庫化。同じ職場に勤める、年齢も立場も異なる女性たち。見ている景色は同じようで、まったく違っている――。職場で傷ついたことのある人、人を傷つけてしまったことのある人、節操のない社会で働くすべての人へ。迫真の新感覚同僚小説!解説は、単行本時から絶賛の言葉を寄せてくださっていた島本理生さんです。【編集担当からのおすすめ情報】単行本時、大きな反響をいただいた今作。まずタイトルが心を鷲掴みにして放しません。読み終えた後で2度読みしたくなるミステリ的な仕掛けや、普段、仕事をしながら私たちが感じている言葉にならない思いを、見事なまでに丁寧に、繊細に言語化した今作は、まさに著者渾身の傑作です!この文庫化を機に、これまで以上に多くの方が今作を手に取り、感じた「モヤモヤ」をSNSや読書仲間と共有してくださることを心より願っています。【商品解説】OLや教師の仕事をしていた頃を思い出し、共感し過ぎて辛くなってしまうこともあったけど、目が離せなくて、一気に読んでしましたね。ストレスが弱い者に向かい、それに耐えきれず心を壊してしまう人も居る。でも、その周りの人もなんとか潰れないように踏ん張っているし、残された者は仕事を被ってしまう。人それぞれの考え方・感じ方が興味深い。どの人にも、自分と似てるところが見つかったりして。
2022年05月26日
小説「逃げる」(永井するみ)を一気に読みました。夫が新聞の書評を見て買った本ですが、面白かったですね。娘を思わず虐待しそうになる自分が怖くて、虐待されたと思ってる父親と逃避行してしまう。虐待の連鎖にならないといいなあと思ってしまった。あらすじ。
2022年03月25日
「僕たちはもう働かなくていい」(堀江貴文)を電車内で読みました。https://booklet.world/2020/12/02/5509/内容「ディープラーニングの登場によって、飛躍的な進化を遂げたAI。 囲碁や将棋などの知能ゲームで人間を圧倒するほか、画像認識やデータ解析などに活用され、続々と「人間超え」を果たしている。 さらに、AIの「手足」となるロボット技術も急速に進化し、映画や小説の世界の空想が、次々とリアル化している。 もはや私たちは「AI×ロボット」の力を使って、未来を築かざるを得ない。 テクノロジーに「奪われる側」ではなく、「使い倒す側」になるため、いまやるべきこととは? ホリエモンが第一線で活躍する世界的な研究者たちと対話を重ね導いた、唯一無二の「結論」。 AIについての記述は面白かったし、共感したのですが、最後の働かなくても食べていけるというのは、理想だけど、まだ実現不可能ではないかと思ってしまった。ベーシックインカムや、農業の自動栽培などが本当に実現したら、ありがたいのだけど。まだコロナ禍が始まる前の出版なので、今なら少し変わるのかな。
2021年11月10日
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