Mar 18, 2006
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「Hiromi est tombe'!!」

いきなりのフレンチに状況を理解できぬまま、アニクについて走る。
エレベータの前で倒れているのは、まぎれもなく、友達のHiromi。彼女は仰向けに倒れて、意識がないように見えた。通りがかりの女性が二人、彼女に声をかけている。

「ナ、ナニ?」

あまりのことにその場に立ち尽くしてしまった。
気を取り直して、彼女に駆け寄ってみる。じっとりと汗をかいて、動かない。頬を触ると、冷たくなっている。

「ヒロミーっ!!」

名前を呼ぶと、目を開けた。しかし、それ以上の反応がない。後頭部に大きなコブ。気を失って後ろにひっくり返り、後頭部を強打したようだった。すぐに救急車が呼ばれ、私たちはヒロミを囲んで、救急車を今か今かと待った。



はぁあ~~~。生きてたぁ~~~。(脱力)

唐突に彼女は回復し始め、受け答えもし始めた。
まず聞かれたのは、名前、これまでに倒れたことがあるか、そして保険をもっているか。やはり、万一に備えて保険はホントに大事である。
いや、それはさておき。

とっさに一緒に救急車に乗ったのだが、回復し始めたヒロミは救急隊員の質問にも、医者の質問にも、きわめて正確に答え始めた。フランス語系の病院であったため、私は始終おろおろしていたのだが、彼女は英語にもフランス語にも的確に答えていた。

結局、私が救急車に乗ってつきそって役立ったのは、待ち時間のおしゃべりぐらいだった。

カナダという国は、「救急車はすぐに来るが、病院に運ばれてからが長い」といわれる。そうとうな待ち時間を覚悟していたが、救急隊員と別れてから、ERのベッドに寝かされるまでが数分。その後ナースやら検査員やらが入れかわり立ち代り来て、CTスキャンも撮り、なんやかんやで、思ったよりスムーズに流れていった。

夕方少しだけ病院を抜けて、また戻ってみると、ちょうどすべてのチェックを終えたヒロミが、迎えに来た別の友人と帰るところだった。すっかり元通りに元気になっていて、本当にホッとした。それどころか私たちの心配をよそに、彼女は「ドクターがいい男で~v」とのたまった。回復しすぎである。

結局、倒れた原因がまだわからないということなので、油断大敵ではあるが、前日にしこたま飲んでいたらしいので、とりあえずしばらく飲ませないようにしよう。





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Last updated  Mar 22, 2006 11:12:16 AM
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