フラメンコギタリスト渕崎昭彦 公式BLOG (ふちログ)

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2023.07.20
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視点で少し眺めていきたいと思います
(今回もアルバムではなく
ギタリストの名称のみとします)

時が経過し21世紀に入ってくると
パコのスタイルが「トラディショナル」の様に
定着し、その後のビセンテアミーゴやトマティート等の
スタイルの影響を自然に織り込みながら、
テクニックは抜群、新しいリズム感覚、

次世代のギタリスト達が頭角を現してきます

その一人はやはり
「アントニオ・レイ」
僕はちょうど在住時だったのですが、
スペインのコンクールを制覇し、
優勝者のツアー(ガラ・コンサート)で初めて聞いた
まだ10代だった彼の音は、
見事なまでに現代的な洗練さを輝かせ、
呆然とした記憶があります、
そして今もその深化を止めることはない
間違いなく世界最高峰のギタリストの一人かと思います!



息子であるヘレスの「ディエゴ・デル・モラオ」
マヌエル・モラオから続く
血統書付きのギタリスト一族である
彼の音は、豊饒なフラメンコの土地
ヘレスで育まれたカンテ(歌)のニュアンスと

それをより新しいリズム感覚を交え、
独自のスタイルにまで昇華したといっても
過言ではないかと思います!
ソロアルバムは確か一枚のみと記憶していますが、
歌伴奏でかなりアルバムに参加しています!

またモロン出身の
「ダニ・デ・モロン」の
コードハーモニーの広がりと、
音の細かい節回しは
現代的でありながら、
実にフラメンコのニュアンスを表現してくるかのようで、
一度聞くと 耳が離せなくなってしまうかの
魔力を感じてしまいます!

多すぎてもいけませんので
今回はこの3人のみ書きました

パコを視点に書いてきたこのシリーズですが、
これらは、僕自身がレッスンなどで
入門、初級あるいは中級の生徒さんに紹介したり
説明したりしている内容の一部です。

「どんなフラメンコを好きになるのかは
その人、個人の大切な感性」
そして、それはもちろん
他者と同じである必要はありません、

ただフラメンコギターをこれから聞いたり
学んだりしていくうえで
「何をどういう風に聞いていけばいいのか?」

それのひとつの手掛かりに、あるいは
アプローチのきっかけになれば幸いです!

今度は「カンテ」の事も少しだけ
書きたいところです!





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最終更新日  2023.07.20 21:38:26
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