透析生活

透析生活

2006.05.16
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カテゴリ: 世間のこと
近頃「良い病院、良い医者を選ぼう」ということが多く取り上げられ、


「良い病院」ってどんな病院のことなんでしょう?
「良い医者」ってどんな医者のことなんでしょう?

例えば外科的な手術の場合、その手術を手がけた件数や術後成績から
優劣をつけることはある程度可能だと思います。
また、医療事故の件数や対処の仕方などから
その病院の体質というものも推測することはできると思います。

そういう観点からの議論や評価をすすめることは大いに賛成なのですが(^-^)、


私は人生の約75%を「患者」として生きています。
そして人生の約30%を「医療従事者」として過ごしてきました。
今までいろいろな病院でいろいろなドクターと出会いましたが、
幸か不幸か「悪い」と思ったことはほとんどありません。

もちろん自分に「合わない」と思ったことは何度かありますよ(^^;)
でも「合わない」=「悪い」と決めつけてしまうことは
とても身勝手で間違ったことだと思うんです。

「あの先生は薬をくれないからケチだ」
「あの先生は注射をしてくれないからヤブだ」
患者さんがこういう話をしているのをよく聞きます。

でも、薬を出さなかったり注射をしなかったりという場合も、

それが最善の方法であるとドクターは判断したのではないでしょうか?

その判断が自分と合わないのであれば、相手を非難する前に
自分に合った病院なり医師なりを探す努力をすべきだと思うんです。

そして「良い病院、良い医師」を探すだけでなく、
同時に「賢い患者」になる努力をしなくては











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最終更新日  2006.05.17 16:03:30
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