猫と徒然

2023.09.23
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カテゴリ: ショッピング
「ふるさと納税」が2008年にスタートしてはや十五年、すでに利用したことがある方も多いかと思います。手数料の2000円を払えば自分が居住する自治体に払うべき住民税や所得税の一部を他の自治体に納税することができるという制度で、制度ができた最初の頃は都市で生活している人が自分を育ててくれた故郷の自治体に寄付をするという趣旨での用い方が主流でした。その後震災によって復興支援という意味もついてきたが、返礼品の充実と「ワンストップ特例制度」が導入されたことで返礼品目当ての寄付が一気に増加して今に至っています。

最近ニュースで「ふるさと納税が2023年10月から制度が変わる」と言っているのでご存じの方も多いかと思いますが、実際に納税者側から見たら何が変わるのだろうと気になり調べてみました。今回の改正での変更点は以下の二つです。
1.寄付募集に関わる費用について「五割ルール」の適用厳格化
2.地場産品基準が厳格化
過去にも寄付金に対する返礼品の豪華さが話題となり、返礼品競争が過熱した結果、2019年にふるさと納税の返礼品は寄付金の三割以下にすることと、返礼品は地場産品に限ることというルールができました。このルールに違反した自治体が指定を取り消されたというニュースも見た覚えがあります。
今回の改正では、寄付を受けた自治体がふるさと納税にかかわる事務作業の費用も含めて五割以下になるようにすること、返礼品を地場産品にするというルールがより厳しくなったということですが、利用者側から見れば返礼品が少し目減りするかもしれないというくらいの話でした。

わたしがふるさと納税を始めたのは知人に「ショッピング感覚でできるしお得だからぜひやってみなよ」と言われたのがきっかけです。履歴をさかのぼってみると2015年にお試しで一件だけやってみて、それからは毎年がっつりと「何を返礼品にもらえるか」を主眼に選んでいます。最初の年は寄付金額が50000円で佐賀牛の高級ステーキが返礼品のものにしたのですが、その後ふるさと納税を勧めてくれた知人に報告すると「一件だけで高額なものにするより金額を分けて何件にもした方がお得だよ。何件でも手数料はかわらないし」とさらにおそわり、寄付金額が10000円程度の物を何件か選ぶようになりました。海産物や肉類、果物、野菜などいろんなものを試してみましたが、最近では「去年よかったから同じのでいいや」とリピートすることが多くなっています。
ふるさと納税ができるサイトは「さとふる」「楽天」「ふるさとチョイス」「Yahooショッピング」などがありますが、わたしが使っているのは楽天です。普段から楽天で日用品を購入していること、そしてふるさと納税分も楽天のポイントに加算されることから楽天のセール時など楽天ポイントの付与率が高くなる時を狙ってふるさと納税をしています。

実際にふるさと納税をはじめてみようという方は、まず「控除額の計算」が必要になります。楽天のサイトでは「楽天ふるさと納税」のページを開いて「まずは寄付限度額をチェック!」というところをクリックすると簡単なシュミレーターが出てくるので、そこへ本年度の年収と配偶者控除の有無、扶養家族の有無を入力すれば寄付限度額をすぐに計算してくれます。自分の年収さえ把握できていれば一分で完了できるお手軽さが魅力です。


寄付金限度額がわかったら、あとは返礼品を見ながらどの自治体に寄付をするのか選ぶだけ。60000円が限度額だと仮定すれば、10000円の物を6個購入してもいいし、30000円で2個でも組み合わせは自由です。じっくり選ぶのが手間だという方には、米のような消耗品を返礼品に選んで同じものを二ヵ月ごとに購入するというのもひとつの手だと思います。そういう方向けに「ふるさと納税定期便」という商品もあります。


わたしが本年度に返礼品として選んだものは「宮崎県都城市」の「バイオ茶ポーク5キロ、250g×20個包装」、寄付金額は15000円です。去年も同じものを頼んでよかったのでリピートしました。届くころ合いを見計らって冷凍庫を開けておくようにするのだけ気を付けてください。去年同じポーク5キロと別の自治体で購入した鶏モモ肉3キロセットが同時に来てしまい、冷凍庫に入っていたものを必死で整理したことがあります。バイオ茶ポークは2/5に楽天から注文し、3/10にクール宅急便で届いたので随時解凍して豚の冷しゃぶ、回鍋肉、鍋物などにしました。二人家族なので250gの個包装がちょうどいいサイズです。ちなみに都内のスーパーで国内産の豚肉細切れを250g買うと安くて300円くらい、20個で約6000円くらいが食費から浮く計算になります。ふるさと納税の手数料は件数と金額に関わらず2000円なので、この一件の寄付だけでも4000円分くらいが浮く計算になります。


地元の特産品といえば米どころ、海産物、野菜、名物スイーツ、フルーツなどなど特産品がいろいろと浮かぶと思います。わたしはフルーツが好きなので毎年フルーツが返礼品の自治体に寄付しています。シャインマスカットが中国の禁輸措置のせいで値下がりしたというニュースがありましたが、去年「山梨県富士吉田市」のふるさと納税でシャインマスカットを返礼品に選んだらデパートで売っているような高級なシャインマスカットが送られてきて感動しました。去年のシャインマスカットの美味しさが忘れられずに今年も富士吉田市のシャインマスカットに、梨と桃もセットで送られてくる「山梨県産フルーツ詰め合わせセット」寄付金額20000円の物を選びました。今月末か来月に届く予定なので内容はまだわからないのですが、期待して待っているところです。


ふるさと納税をするときに寄付者は自治体のニーズに合わせながら寄付金の活用法を選ぶことができます。楽天ではカートに商品を入れる時に「市長にお任せ」や「子育て支援」「高齢者支援」「環境・森林の保全」などから選ぶことができるので毎回何となく選んでいますが、ここで紹介したいのは岐阜県飛騨市と保護猫団体「ネコリパブリック」がコラボしているふるさと納税です。
我が家にも保護猫がいるので、SNSでこのコラボ企画を見かけてさっそく調べてみました。飛騨市へ寄付をすると「猫の殺処分ゼロを飛騨市から目指す」活動の応援ができるようになっています。わたしは飛騨市で寄付金額5000円の「猫助けラーメン」を選んでラーメン2食×3回分がクールで届いたのと、保護猫活動に支援できた満足感とで「ビバ!ネコリパブリック」と心の中で叫びながら昨年から何回もリピートして寄付しています。返礼品のラーメンも味噌味、煮干し醤油味、端麗出汁味の三種類でどれも美味しかったのでラーメンだけでもお勧めできます。
最近飛騨市から寄付頂いたお金で「空き家を活用した保護猫シェルター、ホスピス、シェアハウスの設立」と「猫勢調査」に寄付金を使ったこと、「5か年計画で資金調達の目標額が5億円、2023年年で2年目を迎え、2023年8月末時点で約3億8千万円まで皆様にご支援をいただきました」というメールをいただいたので、本年度もう一度くらい寄付してラーメンを頂きつつ保護猫活動の応援をしたいと思っています。
楽天での評価が星5つなのも納得の満足度です。保護犬活動のためにピースワンコとコラボしている富士吉田市のような自治体もあるので、寄付金の活動目的をはっきりさせたい時にはそれを目的にふるさと納税するのはどうでしょうか。

ふるさと納税をして返礼品を選んだら、あとはそれを申告して税金控除にするという事務作業が待っています。確定申告をする方ならふるさと納税も含めて確定申告をすることになりますが、会社員で会社から渡された三枚くらいの紙に署名捺印して提出するだけという方に使えるのは「ワンストップ特例申請書」制度です。これは確定申告をしない方向けの制度で、ふるさと納税をした自治体が5つまでならワンストップ申請書を出すだけで納税分から控除が受けられるという制度になります。
以前は確定申告をしていたのでふるさと納税する自治体数は気にせず選んでいたのですが、ワンストップになって自治体が5つというのでどう配分するか気にするようになりました。以前は3000円や5000円といった定額の寄付でちょっとした返礼品をもらえる自治体をよく選んでいたのですが、ワンストップ申請をすることにしてからは寄付金額をあげて回数を減らし、さらに同じ年度中に同じ自治体で複数回寄付をしてもワンストップ申請書の自治体数は1なので、リピートするようにしました。
ワンストップ申告のやり方は簡単で、まずふるさと納税の返礼品を選んで購入をするときに「ワンストップ特例申請書を申請する」を選ぶだけで、ふるさと納税で寄付した自治体からワンストップ特例申請書が送られてきます。それにマイナンバーカードの番号を記入して返送するだけで翌年の住民税もしくは所得税から控除を受けることができます。

ワンストップ特例申請書も便利な制度ではありますが、マイナンバーカードのコピーを添付したり書類の返送がちょっと面倒と感じる方にぜひおすすめしたいのが「IAM」です。わたしも今回初めてこのIAMを利用してみたのですが、手軽にできてとてもよかったので周りの人たちにもぜひ使ってみてほしいアプリです。用意するものは自治体から送られてくる「寄付金控除に係る申告特例申請書」という紙一枚と、「マイナンバーカード」にスマホのみです。事前準備としてアンドロイドだとGooglePlayから、iPhoneだとAppStoreから「IAM」をダウンロードする必要があります。スマホのIAMを検索すればそれぞれのダウンロード画面に移ることができるので、ワンクリックでアプリのダウンロード作業は済みました。


わたしはフルーツを返礼品に選ぶことが多くて、季節によってフルーツの種類が変わってくるので寄付金限度額を一年で3~4回に分けて購入しています。春はイチゴ、秋はブドウ、冬はミカン類がありますが、「イチゴの新しい品種食べてみたいな」と思ったり、「ブドウだとやっぱり山梨かな」とか「愛媛のミカンは有名だから甘くて美味しいだろう」と考えながら選ぶのが楽しいです。そしてスーパーでも「こないだふるさと納税でもらったフルーツ美味しかったから同じ産地のを買ってみようかな」と思うこともあり、生産者との距離を近づけてくれる制度だと思います。
使ったことがまだない人へはぜひおすすめしたいですし、毎年ふるさと納税しているよという人へは返礼品でよかったものをぜひ教えてほしいです。





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最終更新日  2023.09.23 01:28:05
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