古狐(ふるぎつね)

古狐(ふるぎつね)

2011年01月24日
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カテゴリ: 映画

 先日の「スマステ」の月イチ五郎のコーナーでは、案の定、稲垣五郎は『僕と妻の1778の物語』を1位に選んでいましたね。

 木村拓哉の主演している『スペース・バトルシップ ヤマト』も1位にしていたし・・・

 SMAPメンバーが出演していると、やっぱり1位にしちゃうのかな?

 さて、そうは言っても、草なぎ剛好きの我が家は、やっぱり見にいってしまいました。


 予告編で、大方ストーリーは判っちゃっていましたが、”泣ける映画”を期待して。

 SF作家、眉村卓の自伝を題材にしているとのこと。主人公のSF作家、朔太郎の人柄の良さが剛にぴったり
 変人っぽい雰囲気も良く出ていました。

 竹内結子演じる、妻、節子が、きれいでかわいくて、参っちゃいますね

 草なぎ剛と竹内結子の共演では『黄泉がえり』がありますが、あの映画も大好きです。この二人の共演っていい感じですね。剛が”二枚目”じゃないところがいいのかな?

 序盤で妻の病気が判り、朔太郎が”これから毎日1話づつ節子のために小説を書く”と宣言した時の節子の表情がとても印象的です。

 朔太郎の言葉で自分の運命を悟ってしまったような表情を見せる、そしてそれにまったく気づいていない朔太郎・・・この映画の、隠れた見せ場なんじゃないでしょうか。

 不器用だけど、ただただ妻のことを思い続ける朔太郎。自分にできることは、妻を笑顔にする小説を書くことしかないと、寝る間も惜しんで書き続ける・・・。

 その小説を1話でも多く、読みたいと願い、朔太郎に寄り添う節子・・・。

 医師の宣告、余命1年をはるかに超えて生き続けた節子にも、確実に”その日”は近づいてきます。

 終盤に向けて、どんどん痩せて、やつれていく節子・・・女優は凄いです!


 観ている方は、確実に”運命の日”が来ることを判っていて、それがどのように訪れるのかを見届けるような感覚です。

 全体として、悲劇ではあるのですが、コミカルな小説のストーリーの劇中劇的なシーンがたくさん織り込まれていて、それがとても面白い!




 最終的には、それほど暗い気持ちにならずに映画館を出られる、よい映画だったのではないでしょうか。

 ただ、残念ながら(?)思っていたほど”泣け”ませんでした。

『僕と妻の1778の物語』公式サイト

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最終更新日  2011年01月24日 20時57分14秒
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