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2014年10月14日

テーマ：暮らしを楽しむ(401288)

カテゴリ：カテゴリ未分類

塾をやって３３年が経ちました。家の息子達も小学２年～高校３年まで通わせたが、小学生の頃の事は鮮明に覚えている。長男は小４から、次男は小２からの通塾だった。長男と次男の通塾バッグは、自分がイトーヨーカドーに買いに行った。

バッグ売り場で考え込んでいたら店員の方が『こちらはどうですか？こういうのもどうでしょうか？』と次々と出してくれるのだが、すべてビジネス用。てっきり自分用のを買いに来たと思ったらしい。

『いや。。。実は小４になる息子のバッグを買いに来ました。』と小生。

結局買ったのは大人用のビジネスカバン。
小４からの通塾だったが、でかいビジネスカバンを持って自分の運転する送迎バスを待っていた姿が目に焼き付いている。次男も然り。次男は飛び跳ねて送迎車を待っていた。

子供も大きくなると親の元を離れる。またそうでなくちゃ困るのだけれど、いざ離れられると寂しいものがある。高校、大学とお金がかかるなぁ・・・と思っていたけど、今はなにもかからない。楽ではあるが、少し寂しいなぁと思う。

長男も次男も自分の道を歩んでいる。自分もまだ若すぎる小学生から高校生までをお預かりしている。若い頃の１０年間は非常に大事だと思う。

塾生は恵まれている家庭のお子さんだと思う。

亡くなった父は時々自分に言った。

『自分の子どもなんだから、教育費に金を惜しむな。』

精一杯やってきたので、親父殿はその点だけは自分を認めていてくれたようだった。『幹夫はちゃんとなった。あとは直樹だな。あれが高校の正規職員になれればいいなぁ。。。』と亡くなる直前まで気にかけていてくれた。
それも来春４月から現実となる。

親父殿がいつも空から自分を観ている気がしてならない。
一人暮らしのお袋様の事も空から案じているだろうし、東京の自分の事も案じているだろうし、塾の事も案じていると思う。

生前は自分が親父殿とぶつかり、年中喧嘩ばかりしていた。馬鹿である。
しょんぼり親父殿の部屋を見渡すくらいなら、喧嘩なんてしなけりゃ良かった。

親父さんが常々口にしていた
『従業員の処遇アップを常に考えろよ。』は自分に対する警鐘だったと思う。
『欲をかくな。従業員を大切にしろ。』
『それが最終的には、お前にとって一番なんだからな。』と。出来の悪い息子に最後の最後まで自分の身を案じてくれたと思う。

昨日、Ｎさんと少し話をした。先述のＮさんである。
杉山さんと同様にかなり学力も知性も高い女性。
『俺はね、１００名まで生徒募集するさ。１００名まで行けば、経営はかなり安定する。杉山さんの給料はなんとしても５０万円位にしたい。だってあの人毎日午前中から来てるんだよ。毎日だよ。その労苦に応えたいと思っている。ありがとうだけじゃだめでしょ？お金で渡さなきゃ…変かな？』

『塾長、良いんじゃないですか？だって杉山先生、本当に頑張ってますよ。』

まぁＮさんもお金には全く困らない生活をされている。

杉山さんとＮさんは年齢もかなり近いので、自分にとっては鬼に金棒状態です。

沼東、三北、暁秀、日大三島などの生徒はウェルカムです。医学部、特に薬学部なら相当強いと思います。

宣伝になっちゃったのでこれで辞めます。