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カエデの先 アカがイイカンジになってきた京都岡崎界隈です。廣田美乃個展「ENTRANCE」HIROTA Yoshino Exhibition2024年11月19日(火)ー12月1日(日)12時-18時(月曜日休廊)https://gallerymorningkyoto.blogspot.com/2024/10/hirota-yoshino-2024-1119121.htmlそこを潜(くぐ)るまでは、この先をまだ知らない。廣田美乃・・・一貫して描かれる無表情な人物は心の中を代弁する自画像のようでもあり、見覚えのある誰かのよう。今個展タイトルは「ENTRANCE」。『入ってみなければその先に起こることはわからないけれど「入りたい、くぐりたい」という意志を持っている人物像』(廣田)が描かれる。奥の一角は作品が生まれる場所(出口・入口)であるアトリエから私物を持ち込んで展示。制作の合間や日々のちょっとした時に描きためているドローイングは作品への助走でありそれ自体も魅力的です。今展にあたり遊免寛子氏(兵庫県立美術館)にご寄稿いただきました。合わせてご高覧ください。/ギャラリーモーニングHIROTA Yoshino1987 京都市生まれ2011 京都市立芸術大学美術学部美術科油画専攻卒業個展2010~2023(毎年) 廣田美乃展(gallery morning kyoto)2012 ヒロタノ個展(レティシア書房)2019 廣田美乃展 アトリエ個展シリーズVOL.2(西脇市岡之山美術館アトリエ)2020 廣田美乃展 ”人と色”(hitotoiro)2022 廣田美乃 絵画展 -特別のすこし手前-(阪急うめだ本店7階美術画廊) 廣田美乃 絵画展-ここまでの途中-(仙台三越本館7階アートギャラリー) 廣田美乃 絵画展-ここからのつづき-(伊勢丹新宿本店6階アートエディション) 入選・受賞・その他2012~2019年5月「浪花女を読み直す」(石野伸子/産經新聞連載)挿画ワンダーシード2012(トーキョーワンダーサイト渋谷)入選2013 京都美術ビエンナーレ(京都府京都文化博物館)産経新聞社賞 2013 京展(京都市美術館)市長賞 2017 Kyoto Art for Tomorrow-京都府新鋭選抜展2017(京都府京都文化博物館)挿画 2012年12月~2019年5月 「浪花女を読み直す」(石野伸子著/産經新聞夕刊連載)画像提供 2023 幻灯劇場 「DADA」 メインビジュアル 安住の地一人芝居「声」メインビジュアルグループ展2009 四条ストリートギャラリー2010 Present spirit2010 ただひとつだけの(gallery morning kyoto)2011 Present spirit2011 ただひとつだけの(gallery morning kyoto)2012 ワンダーシード2012 (トーキョーワンダーサイト渋谷)2013 2013京都美術ビエンナーレ(産経新聞社賞 京都府京都文化博物館)2013 2013京展(市長賞 京都市美術館) Pray(gallery morning kyoto)2014 Favorite Art view2014(gallery morning kyoto)2015 若き表現者のためのコレクション展vol.3(ギャラリー菊) 2015京展(京都市美術館) GIAF2015(Gyeongnam International Art Fair)(チャングン/韓国) FACE-面2015 (gallery morning kyoto)2016 版画旅行9 (gallery morning kyoto) BOOK ART展(山崎書店ギャラリー)2017 Kyoto Art for Tomorrow-京都府新鋭選抜展2017(京都府京都文化博物館) 「植木鉢のある風景」(gallery morning kyoto) 美術館リ・ボーンに向けて『市展・京展80年記念展』2016京展(京都市美術館) おんなのこ博覧会(薔薇画廊) WAC+展(ギャラリー菊)2018 FACE 2-面 (gallery morning kyoto)2019 FACE 3-面 (gallery morning kyoto) 「町へ」版画6人展(マチマチ書店/京都)2021 手のひらに絵を3人展(hitotoiro/京都) 2022 版画旅行17 (gallery morning kyoto) 手のひらに絵を3人展 vol.2(hitotoiro/京都)
November 19, 2024
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立冬、冷えましたね。岡崎、南禅寺、紅葉はまだ入口です。ギャラリーモーニングから展覧会のご案内です。本田このみ木版画個展 「おくるもの」HONDA Konomi Exhibition2024年11月8日(金)ー17日(日)12時〜18時(月曜日休廊)https://gallerymorningkyoto.blogspot.com/2024/10/honda-konomi-woodcut-exhibition2024118.html近頃は手紙を送る機会がめっきり少なくなりました。手紙の代わりにメールやLINE、SNSのメッセンジャー機能がとても便利な世の中です。ただ…本当に便利になったのか…?手紙のリズムでのんびり返事を待つ時間も大切だったのではないかな。と、自分に問いかけながら、今日も便利なツールに助けられている私です。/本田このみ本田このみ HONDA Konomi 1987年 兵庫県生まれ2010年 京都精華大学芸術学部メディア造形学科版画コース卒業個展1987年 兵庫県生まれ2010年 京都精華大学芸術学部メディア造形学科版画コース卒業2012 "スポットライト"2013 "その場”2014 "しわくちゃのシャツ"2015 "loose"2017 "SURROUND"2019 ”風”2020 ”ONとOFF"2021 "窓”2022 "THERMO"2023 "LIGHT" 以上、ギャラリーモーニング(京都)2013-2015、2017、2019 BOX&NEEDLE(東京)2016 ソーイングギャラリー(大阪)2017 bgmギャラリー(京都)2018 calas(神戸)2020 マチマチ書店(京都)2023 MBmore(台湾)主なグループ展・企画展2017 新鋭木版画作家展(ギャラリー恵風・京都) Favorite(ギャラリーモーニング・京都)2018 昼と夜の間(伊東屋・東京銀座) 版画旅行12(ギャラリーモーニング・京都) 新鋭木版画展Ⅴ(養清堂画廊・東京銀座)(ギャラリー恵風・京都) 木版画の魅力 日本・リトアニア現代木版画 (ビリニュス旧市庁舎・リトアニアビリニュス)2019 版画旅行14(ギャラリーモーニング・京都) 19人の木版画展(ギャラリー恵風・京都) to a turn(銀座伊東屋・東京) フェイバレットアート展(ギャラリーモーニング・京都)2020 版画旅行15(ギャラリーモーニング・京都) gently peek(銀座伊東屋・東京) 日本木版画精選展(MBmore・台湾)2021 版画旅行16(ギャラリーモーニング・京都) ONE OFFS(W hotel・台湾) 16人の木版画展(ギャラリー恵風・京都) emit(kara-S・京都)2022 版画旅行17(ギャラリーモーニング・京都) SNOEDOME(yamne・神戸)2023 a little treat(銀座伊東屋・東京) 版画旅行18(ギャラリーモーニング・京都) twinkle twinkle little things (ギャラリーヘプタゴン・京都)2024 魅惑の純喫茶(ギャラリーセンティニアル/マニフェストギャラリー/14th moon・大阪) 版画旅行19(ギャラリーモーニング・京都) wind shower particle(yamne・神戸)近年の主な仕事2021 六甲山上シェアオフィス「ROKKONOMAD」ロゴ担当2021 FARMERS MARKET ポスターイラスト担当2021~ KAKOGAWA RIVERSIDE FITNESS FESTA ポスターイラスト担当2021~ テレビ朝日「朝だ!生です旅サラダ」スタジオセット担当2022 MICRO FARMERS SCHOOL ロゴ担当2022 神戸市「Living Nature Kobe」ロゴ担当2023 アイアイズ 革製品用 パターンデザイン提供2023 Ha10 こども用帽子 パターンデザイン提供2024 KADOKAWA 市毛良枝「73歳、ひとり楽しむ山歩き」挿画担当・・・今回のテーマは「おくりもの(送る・贈る)」。四季折々の景色をモチーフにした封筒と展開図、切手、ものや人を送り届ける馬。時間と手間がかかってもネットでは届かないものを連れてくるのは木版画の制作と共通するところがあるのかも(本人談)しれません。/ギャラリーモーニング・・・
November 8, 2024
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軽く羽織るモノがほしい、京都岡崎です。展覧会のお知らせです。倉本隆之個展 ~生まれいづる~2024年10月29日(火)- 11月3日(日)KURAMOTO Takayuki Exhibitionhttps://gallerymorningkyoto.blogspot.com/2024/09/kuramoto-takayuki-20241029113.html個展の副題は ~生まれいづる~ です。現実が物語を超える出来事が起きている今日、愛や命の尊さなどの言葉が偽りのように聞こえて来ます。そんな中、私の娘が新たな命を授かりました。本当の意味での命「生まれいづる」生命に 直接触れ大きな喜びを実感しました。 その感動を自分の作家活動にも生かしたいと願い「生まれいづる」と言う副題(サブタイトル)をつけました。制作について1990年代より実際の作家活動をスタートさせ、テーマを「円」(あらゆる円形・丸、 円、球、点、など)として制作して来ました。初期は抽象的表現の作品でしたが年月を経て徐々に具象的表現傾向を強めています。世界で唯一の『円描画』作家として残された人生を賭けて更なる可能性に挑戦し続けて行きたいと願っております。倉本隆之KURAMOTO Takayuki 略歴1962 大分市に生まれ 別府市にて育つ1991 福岡市 おいしギャラリーにて初個展1993 福岡市美術館 市民ギャラリー2000 東京銀座 モリスギャラリー (96、98年共に開催)2001 福岡市 福岡市美術館特B室 倉本隆之展ネオ・バロックの世界2004 東京銀座 exhibit LIVE2007 東京京橋 ギャラリー山口 倉本隆之展 ーTOKYO Vー2008 福岡市 ギャラリー とわーる2012 京都 アートスペース虹 (京都にて初個展)2015 京都 アートスペース虹 倉本隆之展 ーメメント・モリー2017 東京銀座 藍画廊 倉本隆之展 ~サンクチュアリ~ 京都 アートスペース虹 非在の庭 最終章 参加2020 東京銀座 藍画廊 倉本隆之展 ~レクイエム 鎮魂~2022 京都 ギャラリーモーニング ~レクイエム 鎮魂~ in 京都チューブから直接筆にアクリル絵具をとり、大小の円の構成で描くオリジナル技法「円描画」。表面は絹糸の刺繍のように立体感と光沢を持つ。今展は「受胎告知」(レオナルド・ダ・ヴィンチ)をオマージュした大作のほか、小さな子の誕生を祝い、これからの幸福を願う気持ちに溢れている。小品は背景の部分を抜き出し描くことで抽象的な面と繊細な技法をクローズアップしている。ギャラリーモーニングでは2022年以来、二度目の個展です。福岡在住。/ギャラリーモーニング・・・
October 29, 2024
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時代祭で賑わう平安神宮京都岡崎から展覧会のご案内です。河嶋菜々個展「日々-daily cosmos-」2024年10月22日(火)~27日(日)12時〜18時https://gallerymorningkyoto.blogspot.com/2024/09/kawashima-nana-daily-cosmos-20241022-27.html昔の人が星のつながりを身近なものや神さまに例えたように、日々の中でさまざまなイメージを感じることがあります。生き物のようなチューリップ、ちょうちょのような二連星、宇宙のような庭など。そんな私の日々を切りとりたいと思い描いてみました。目の前にあるのになんだか別のものに感じるような、、、そんなふうに楽しんで絵を見ていただけると幸いです。/河嶋菜々KAWASHIMA Nana 略歴1997年生まれ 京都府在住2020 京都市立芸術大学美術学部美術科日本画専攻 卒業2022 京都市立芸術大学大学院美術研究科日本画専攻 修了個展2020 『やわらかな眠り』 GALLERY35 kyoto kamanza2022 『庭にまつわるエトセトラ』ギャラリーモーニング・京都2023 『きらきらひかる』ギャラリーモーニング・京都2024 「花と星」 ギャラリーモーニング/京都「Spiral Creators File 河嶋菜々 -daily cosmos-」「+S」 Spiral Market 大阪タカシマヤ/大阪「日々」 ヨロコビtoギャラリー/東京 グループ展2020 オンライン 2人展 「うつわとにわ」2021 第46回学生日本画展示 ホテルグランヴィア京都2023 SICF24 EXHIBITION部門 スパイラル青山 /東京2024 京都日本画新展 2024 美術館「えき」 KYOTO /京都 SICF24 EXHIBITION部門受賞者展 スパイラル青山 /東京受賞歴2021 第7回東京装画賞 学生部門審査員賞2022 京都市立芸術大学作品展 同窓会賞 2023 SICF24 EXHIBITION 部門 デイリーアート賞 第一回ヨロコビ to 公募展 ”ライフアートアワード” 大賞 茎の形にひかれて描くチューリップやさくらんぼ、卓上に置かれた香水瓶や小物、ひとつの画面に描く夜と昼、蝶々のような二連星。日々の愛しいものを眺め、選んで省略化した線と色面で描いた小さな宇宙(cosmos)。和紙に岩絵具を用いて描かれた画面は色使いの妙で可愛さと落ち着きの両面が感じられます。今年6月にこちらで個展を開催した後、大阪、東京での個展を終え、京都では初展示の作品と新作、合わせて48点です。/gallery morning・・・
October 22, 2024
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海老優子「眠れない姉妹」 個展2024年10月11日(金)ー20日(日)12時~18時(月曜日休廊)https://gallerymorningkyoto.blogspot.com/2024/09/ebi-yuko-2024-101120.html「眠れない姉妹」子どもの頃の思い出。子ども部屋を裏庭に増築してもらい、二段ベッドに姉と寝るようになりました。姉が上、私が下。嬉しかったはずなのに、夜になると眠れなくて寂しくて怖くて。姉を呼んでも眠っているから、私はベッドを抜け出し毎晩、母を起こしに行くようになりました。そんなある朝、久しぶりによく眠れて昨夜は母を起こさなかったと誇らしげに食卓に着くと…海老優子 略歴1973 大阪生まれ1996 京都精華大学美術学部造形学科洋画卒業個展2002 die galerie FoTo /大阪2003 ZIZZギャラリー/大阪2005 2007 GALLERY wks./大阪2008 Book1st梅田3F Living Cafe GALLERY/大阪2010 GALLERY wks. /大阪2012 「鳥がないたら」 ギャラリーモーニング/京都 2013 「鳥がないたら 2」 ギャラリーモーニング/京都2014 「鳥がないたら 3」 ギャラリーモーニング/京都2015 2kwギャラリー/大阪 STREET GALLERY/神戸2016 「夜の雲間」 ギャラリーモーニング/京都2018 「梅雨前のしごと・小品の庭」 ギャラリーモーニング/京都2020 「彼らの風景」 ギャラリーモーニング/京都グループ展2006 公募グループ展 iTohen/大阪 2011 グループ展 ギャラリー菊/大阪 2012 二人展 ギャラリー サーカス・サーカス/神戸 2013 かみのとアート回廊 神戸波止場町TEN×TEN/神戸 グループ展 ギャラリー菊/大阪 二人展 神戸波止場町TEN×TEN/神戸2014 「世界の再魔術化」 2kwギャラリー/大阪2015 グループ展 ギャラリー菊/大阪2016 陶+展 プラネットEartH/神戸 二人展 GALLERY wks./大阪2017 KIITO 三人展 中島勉, 市川航, 海老優子/神戸2018 未来を拓く Exhibition ギャラリー菊/大阪2019 「ちょっと道草、回り道 2」 ヒトカゲ編 板倉小二郎, 海老優子 "PLACE"「そこにいる その場所で・・・」 ギャラリーモーニング/京都 「温度」三人展 2kwギャラリー/大阪2021 「風景のvol.1 山びこから」 cumonos/大阪2023 或る日、何処かの one day, somewhere, 海老 優子 岡林 真由子 小野 潤一幼い頃の二段ベッドの思い出から、箱が開くように展開されていく不可思議な場面。太陽と月のあいだで巡る世界にやがて同じように丸い(空洞の)ドーナツが登場し、曼荼羅のようにシンボリックな存在となる今展。夢と現実の境目なくつづいていく物語風の絵画体験をご一緒に。/gallery morning・・・
October 11, 2024
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一歩。秋の中へ。京都岡崎。中道由貴子個展 2024 .9. 27(金)-10. 6(日)12時-18時(月曜日休廊)※会期中の9月28日。ニュイ・ブランシュKYOTO2024「パリ白夜祭への架け橋 - 現代アートと過こす夜」にともない 28日土曜日は21時までオープンします。https://gallerymorningkyoto.blogspot.com/2024/07/nakamichi-yukiko-2024-92029.html身近な植物を見下ろしたり、見上げたり、描き重ね、描き重ね、動きと時間と記憶を半透明な奥行きの中に描こうとしています。一時期、職場と家の往復だけの生活でしたが、昨年から少しずつ遠出をするようになりました。しかし旅先で記録する画角は風景とわかるものがなく、そうか、どこに行こうと必要なものは私とそこにある植物との関係なのだと、旅に出たことで改めて自分の絵に必要なことを再確認したのです。/中道由貴子NAKAMICHI Yukiko1985 大阪生まれ2008 京都嵯峨芸術大学 造形学科 油画分野 卒業2010 京都嵯峨芸術大学大学院 芸術研究科 造形絵画分野修了1985 大阪生まれ2008 京都嵯峨芸術大学 造形学科 油画分野 卒業2010 京都嵯峨芸術大学大学院 芸術研究科 造形絵画分野修了個展2011 13, 15, 2kw gallery (大阪)2013 14, 16 「かたち と カタ チ」 , 17, 19, 22,gallery morning (京都)2018 Gallery Den mym (京都)主なグループ展・公募展2008 京展 京都市美術館(京都) 美術大賞展 兵庫県立美術館別館 原田の森ギャラリー(兵庫) art sync [明日の時間割](芸術系大学作品展art univ.2008)元立誠小学校(京都)2011 LA VOZ 16th 京都市美術館別館(京都)(-20th) Asian Watercolour's Seoul 2011(ソウル・韓国)2012 油画研究室展2012 思考する視線 Art Space-MEISEI(京都)2013 2kw変電所計画「とある未来のための絵画」 2kw gallery(大阪) Uknowtheymean2013 steps gallery (東京) 「日韓現代美術交流展 "疎通の意味" 京都+清州」展 Schema Art Museum(シェマ美術館・韓国)2014 On the Steps2014 Steps gallery (東京)2015 Visual Sensation Vol.6 Gallery Den mym (京都) 「どこにも どこにでも −nowhere / anywhere 」 Art Space-MEISEI(京都)2016 a3project/season2016 MATSUO MEGUMI + VOICE GALLERY pfs/w(京都) 2kw gallery 2kw gallery (大阪)2017 Big Sensation Gallery Den mym(京都)2019 「温度」 海老優子・奥田文子・中道由貴子 2kw gallery (滋賀) 「30-40」(サーティフォーティ)KOBE STUDIO Y3/C.A.P. (兵庫)受賞暦2008 京展/京展賞身近に目にする植物を薄く何層にも重ねて描くことで、世界に流れる時間、生命の力強さ、はかなさも描くような絵画。今回、中道由貴子作品集(「ギャラリーモーニングの出来事第十二巻」)を刊行するにあたり、江上ゆか氏(兵庫県立美術館 学芸員)にご寄稿いただきました。ホームページでご覧いただけましたら幸いです。/ギャラリーモーニング・・・次回展覧会海老優子展「眠れない姉妹」EBI Yuko10/11(金)-20(日)https://gallerymorningkyoto.blogspot.com/2024/09/ebi-yuko-2024-101120.html
September 27, 2024
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「花の絵の花」展 2024年9月6日(金)-22日(日)月休みhttps://gallerymorningkyoto.blogspot.com/2024/07/hana-no-e-no-hana-9315.html展示作家上村亮太・栗田咲子・柴垣美恵・望月恵・吉田友幸 UEMURA Lyota, KURITA Sakiko, SHIBAGAKI Mie, MOCHIZUKI Megumi, YOSHIDA Tomoyukiここに並ぶのは「花の絵」であり、絵に描かれた「絵の花」です。繊細に写実的であっても、心のままに思い浮かぶままであっても満開でも枯れていても、一見して花の絵とわかる。それだけで優しく、身近な絵とも言えます。五人の作家に「うち一点は花瓶の花の絵を」とお願いしました。技法、視点が違えばみんな違う花。世界にひとつだけの花です。隣にどんな花が並ぼうと、ありのままそこに在るのは「花」だからでしょうか。/ギャラリーモーニング・・・上村亮太僕は子供の頃は、「花」よりも「根っこ」の方が好きでした。それは、いつも土や砂をシャベルで掘って遊んでいたからかも知れません。お菓子などの甘い物も好きではなくて、酢の物ばかり食べているような子供でした。僕が「花」を好きになったのは、大人になってからのことで、多分、ケーキなどのスイーツを食べるようになった時と、ほぼ同時期だったような気がします。花を描くようになって思ったことは、「花」は、ずっと僕のことを見ていてくれたのかなあ、という事でした。「花」は、人の記憶の奥底に住みついているような、不思議な物だなあ、と、「花」を描くたびに、なんとなく思うのです。1959年 生まれ兵庫県在住 1987年 武蔵野美術大学油画科卒業後京都、大阪、神戸などで個展多数。ほかに「VOCA '97 」 展/上野の森美術館、2000 「震災と美術」展 /兵庫県立近代美術館、2004 「六本木クロッシング」展 /森美術館など栗田咲子朽ちていく花を、死んでいく虫を、手前勝手な憐れみの思いをのせて描いてみる。もともと生きていない木偶にも憐れみを。自分より弱いものには憐れみを。1972 年 岡山県生まれ大阪府在住 1997年 京都市立芸術大学大学院美術研究科絵画専攻油画修了 主に大阪(FUKUGAN GALLERY)、京都で個展多数。ほかに「VOCA展2000」/上野の森美術館、2010 「絵画の庭」 /国立国際美術館、2024年3月から9月真庭市蒜山ミュージアムで個展柴垣美恵植物自体の呼吸を想像するからなのか、または描かれている場所の空気のせいなのか、いいなと眺める花の絵には微風が流れているように感じる。今回は自宅付近に毎年咲く花を様々な花器に生けて描いてみた。選ぶ花器の形や質、絵柄と相まって、馴染みの花は新たなイメージの中で息づきはじめる。1972年 大阪府生まれ 1994年 京都精華大学造形学部日本画専攻 卒業。京都、大阪で個展、ほかに京都日本画新展(09,12,13,14)など多数。望月恵私がこれまで描いてきた花の多くは、季節ごとに野や畑に咲く花です。それは花瓶に飾る花も同じです。振り返ると、景色の中にすでにある響き合う色や姿を拝借して、絵を描かせてもらってきたように思います。自分の感じる美しさもそこにあるようです。1981年 滋賀県出身 2006年 京都市立芸術大学美術研究科 油画専攻修了。滋賀、大阪、東京、京都などで個展、「しがの風展」など、グループ展多数吉田友幸花を描くと、これを自分の力量で描くことは不可能だ ! と、いつも感じます。花びらや葉は0,数ミリの厚さでしかないのに、新鮮さ、存在感があり、複雑なようなシンプルにも感じる形、動き、生命があります。もう奇跡です。では何が描けるだろう、何に感動して描くことになったのか、思い直して描いていくと、花と私の関係とは別に、私と絵の関係が出来上がってきます。描くと遠ざかる物や、生まれる物があり、何とも言えない感覚です。どうやら私は、花と私と絵の関係の中でウロウロしている事が好きで、大切なのかなと思います。絵を描く以前に、花は毎年、庭や野や街角に育ち、咲き、枯れ、何度も驚きと発見、その時の空気があるので気に入っています。1983年 滋賀県大津市生まれ 2004年 東大津高校卒業後スペインへ。2005年帰国後東近江市にて制作活動。東京、京都、神戸、名古屋、岐阜、滋賀などで個展・・・
September 6, 2024
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8/23(金)〜9/1(日)上半期フェイバリット+コレクション展Favorite Art view 2024 赤松玉女 荒川 望 イシイ アツコ 河崎 ひろみ 河嶋 菜々 さかい はるか 柴垣 美恵 高木 さとこ 出口 朝子 中川雅文 中村 潤 成山 亜衣 廣田 美乃 福村 真美 美崎 慶一 四塚 祐子 and more #gallerymorningkyoto2024 Summer+ Favorite Art view主に今年上半期の展覧会から再展示の作品、中川雅文新作、プラスαです。ほんの一部ですが、見逃した展覧会のカケラ、新たな魅力が見つかれば幸いです。○2024年度に開催した展覧会1/18(木)~28(日)出口朝子個展 (絵画)2/13(火)~25(日)成山亜衣個展(絵画)2/27(火)~3/10(日)美崎慶一(絵画)3/15(金)~24(日)山本麻衣子個展(絵画)3/29(金)~4/7(日)河崎ひろみ個展(絵画・版画)4/12(金)~21(日)荒川望個展(絵画)4/26(金)~5/4(日)田村洋子個展(木版画)5/7(火)~19(日)中村潤個展(彫刻)5/21(火)~6/2(日)山下智子個展(絵画ほか)6/7(金)~16(日)河嶋菜々個展(絵画)6/21(金)~30(日)髙木さとこ個展(絵画)7/5(金)~20(土)版画旅行19 7/23(火)~28(日)泰地朋香個展(絵画)ほかに赤松玉女、さかいはるか、柴垣美恵、髙木智子、廣田美乃、福村真美、版画旅行19からイシイアツコ、本田このみ、安井寿磨子、、などの各作品
August 23, 2024
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2024年の展覧会の予定 夏休み8/23(金)〜9/1(日)上半期favorite+コレクション常設展示9/6(金)〜22(日)「花の絵の花」 上村亮太、栗田咲子、柴垣美恵、望月恵、吉田友幸 9/27(金)〜10/6(日) 中道由貴子個展(絵画)10/11(金)〜20(日) 海老優子個展(絵画)10/22(火)〜27(日) 河嶋菜々個展(絵画)10/29(火)〜11/3(日) 倉本隆之個展(絵画)11/8(金)〜17(日) 本田このみ個展(木版画)11/19(火)〜12/1(日) 廣田美乃個展(絵画)12/6(金)〜15(日) 福村真美個展(絵画)
August 17, 2024
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梅雨明け。真夏の京都から展覧会のお知らせです。泰地朋香 個展「film」2024年7月23日(火)-28日(日)12時-18時(月曜日休廊)https://gallerymorningkyoto.blogspot.com/2024/06/film-taiji-tomoka-2024723-28.html窓ガラスの反射という膜ごしに風景を見るとき、カーテンという幕の向こうで繰り広げられる物語を想像してみる。信号機、ビル、テーブルありふれた日常の、何気ないものそしてそこに映るわたしも同様に重なり合いながら、ここではない何処かを創造している。実体と虚像が織りなす舞台どんなシーンが見えてくるだろう。/泰地朋香泰地朋香 TAIJI Tomoka1999 大阪府生まれ2018 嵯峨美術大学芸術学部造形学科 油画・版画領域に入学2022 同 卒業個展 2022 「reflect」/ギャラリーモーニング(京都)2023 「daydream」/ギャラリーモーニング(京都)グループ展2020 嵯峨美術大学芸術学部造形学科 油画・版画領域 選抜展 「saga dash2020」ArtSpace-MEISEI/京都2020 絵画四人展 ギャラリー風雅/大阪2021 大井ギャラリー選抜展「第2回嵯峨美術大学ゆかりの作家たち展」 (ギャラリー大井/大阪)2022 嵯峨美術大学第50回制作展「大覚寺賞」「ギャラリー創」受賞/京都市京セラ美術館 「KONSHIN-TEN vol.4」gallery UG Bakurocho/東京2024 「U know they mean2024 ものがたりの淵源」』/steps gallery(東京)・・・「自画像」という課題に対し、窓に映った自分を描くことで始まった作品テーマは、3回目の個展となり、確かにここにいた記憶と記録を描きとめるかのように自由に。新しい試みとして油彩用紙にアクリル絵具で描いた作品は少ないレイヤーで描き、それは写真(film)にできないこと、絵画にできることを確かめ探ることでもあるようです。/ギャラリーモーニング・・・ギャラリーモーニングの夏休み7.29(月)から最新情報はFacebookにて発信中
July 23, 2024
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版画旅行 19一枚の版画からアートの旅へ出かけよう。2024年7月5日(金)~20日(土)12-18時・月曜休みhttps://gallerymorningkyoto.blogspot.com/2024/06/print-20247520-19.htmlギャラリーモーニング恒例の「版画旅行」19回目です。多種多様な版画作品、それぞれの表現をお楽しみください。一枚の版画を通して、アートの面白さを発見できればリビングに飾ることができる、じぶんにとってのお気に入りの一枚ぜひ、選びにギャラリーモーニングへ・・・イシイアツコ(銅版画・フランス在住)一圓達夫(木版画)河崎ひろみ(ドライポイント)片桐ひろえ(コラグラフ・フランス在住)平良菫(シルクスクリーン)田村洋子(木版画)西田彩乃(シルクスクリーン)橋本尚恣(モノタイプ)本田このみ(木版画)マツモトヨーコ(リトグラフ)松谷博子(油性木版画)見崎彰広(リトグラフ)安井寿磨子(銅版画)吉原英里(銅版画) ※新作・近作展示(ギャラリーモーニングで初展示の作品を含みます)ほかに上村亮太、川村紗耶佳、廣田美乃、宮本承司、吉田真紀子、若木くるみ 各版画作品を展示しています。版画旅行のアーカイブ版画旅行18https://gallerymorningkyoto.blogspot.com/2023/02/print18-2023-41-15.html版画旅行17https://gallerymorningkyoto.blogspot.com/2022/02/17-print-17-2022326-410.html版画旅行16https://gallerymorningkyoto.blogspot.com/2021/08/16-print-2021-918-102-ishii-atsuko.html
July 5, 2024
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高木さとこ個展「ランダムピープル」2024年6月21日(金)~30日(日)12時〜18時(月曜日休廊)https://gallerymorningkyoto.blogspot.com/2024/05/takagi-satoko-random-people-621-30.html「全然知らない人」「関係のない人」というらしい。ことばのリズムも気に入ったし、しらけた印象がして一言なのに想像が膨らんで笑えてきた。私の家には、たくさんの人形達が集まってくる。なんの統一感もなく、そして、こわれてもずっといる、関係のなかった人形、おもちゃたち。勝手な妄想を楽しむのが好きだ。目からビームなんて出さないよ、大丈夫。/高木さとこ TAKAGI Satoko 略歴1975 京都生まれ1995 京都嵯峨美術短期大学洋画科卒業近年の主な個展2007「音声ガイダンスエコー」 石田大成社ホール 京都 「高木さとこ展」 アート・インタラクティヴ東京 東京2010「高木さとこ展」 ギャラリー椿GT2 東京2011「ドゥリーム☆パラダイス」 ギャラリー島田 deux 神戸2019「サーカディアンリズム」 ギャラリー島田 trois 神戸・・・壊れた人形や誰かが作った生き物のようなもの、おしゃべり気分で並べられたものたち。いびつなかたちはちょっと不気味、すこしヘンだけど完璧じゃないものへの愛おしさに彩られて、佇まいが面白い静物画のようです。大学卒業後、京都、東京、静岡、高知、大阪などで個展グループ展多数、数度のブランクを経て京都では2007年以来の個展。関西では未発表の作品から近作・新作まで21点を展示しています。/gallery morning・・・
June 21, 2024
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今日、平安神宮のお庭は無料公開しています。水辺の植物が美しい京都岡崎より、展覧会のご案内です。河嶋菜々個展「花と星」2024年6月7日(金)~16日(日)12時〜18時(月曜日休廊)https://gallerymorningkyoto.blogspot.com/2024/04/kawashima-nana-202467-16.html庭は宇宙のように混沌としており、花々たちのつながりはまるで星座のよう。星座を動物たちに例えるように花々や植物の影の形もどこか身近なものに感じます。そう思い始めてから星座と植物たちを絡めて制作するようになり、二連星とチューリップを中心にモチーフとしっかり向き合いたいと思いたちました。今回は花と星の静物画を描きました。宇宙を漂う星々のようにたゆたう感覚を感じていただけると幸いです。/河嶋菜々KAWASHIMA Nana 略歴1997年生まれ 京都府在住2020 京都市立芸術大学美術学部美術科日本画専攻 卒業2022 京都市立芸術大学大学院美術研究科日本画専攻 修了個展2020 『やわらかな眠り』 GALLERY35 kyoto kamanza2022 『庭にまつわるエトセトラ』ギャラリーモーニング・京都2023 『きらきらひかる』ギャラリーモーニング・京都2024 日本画新展 美術館「えき」KYOTO/京都 SICF24 EXHIBITION部門 受賞者展 スパイラルガーデン(スパイラル1F)/東京 グループ展2020 オンライン2人展『うつわとにわ』 2021 第46回学生日本画展示 ホテルグランヴィア京都受賞歴2022年「京都市立芸術大学作品展」同窓会賞2023年「第一回ヨロコビto公募展”ライフアートアワード”」大賞 「SICF24 EXHIBITION部門」デイリーアート賞・・・蝶々のようで二連星(双子星)。河嶋作品のアイコンともいえる簡略化された花と星、やわらかな色で描いた作品からは穏やかな日々がつづくことへの願いも込められているよう。岩絵具の控えめな輝きと土の手触りを感じさせる絵肌に落ち着きを感じます。/gallery morning・・・
June 7, 2024
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緑の色が深まって来ました京都岡崎ギャラリーモーニングより展覧会のお知らせです。山下智子個展 「ポテキパンテキ」2024年5月21日(火)- 6月2日(日)12時〜18時(月曜日休廊)https://gallerymorningkyoto.blogspot.com/2024/04/yamashita-tomoko-exhibition-2024-521-62.html可笑しくて綺麗な女の子がいました。お父さんからは 風で乾かしたままの 髪の美しさを教わり、お母さんお手製の 古今東西の料理のおかげで食べ物ならみんな好きになりお兄さんとは一緒に 異国の音楽番組を見て育ちました。(中略/案内状・会場に全文掲載)ポテキパンテキを知っている誰かが現れるかもしれないので、ポテキパンテキという展覧会を開きます。/山下智子YAMASHITA Tomoko 略歴1983年 奈良県出身 在住2007年 東京藝術大学絵画科油画専攻卒業 O氏記念賞受賞 2009年 同大学院美術研究科修士課程修了(油画技法材料) 現在 奈良芸術短期大学洋画コース非常勤講師 主な展覧会2022年 山下智子 福崎翼 2人展~ハダカノハル~ /大乗院庭園文化館(奈良)山下智子 個展ーたこあげ あるいは つりー /Calo gallery(大阪)大阪市助成事業 2023年 〈SKIFFS〉宇加治志帆・山本理恵子・山下智子 /FUKUGAN GALLERY(大阪) はならぁと さてらいと『オマルトヴェンザー的浪漫紀行 桜井編』 /桜井市本町通(奈良)東北芸術工科大学 チュートリアル ルネサンス絵画研究会 /山形市郷土館(山形) 滞在制作2016年 ザルツブルク/オーストリア 2017年 マスタートン/ニュージーランド 2018年 フィレンツェ/イタリア2019年 ザルツブルク/オーストリア・・・友人の作文に書かれていた「ポテキパンテキ」という言葉を探す過程で聞いた複数の人の想像と情報、また友人との逸話を絵解きした作品を作家が書いた作文とともに展示しています。それは空想のようで現実。作家によって再現された「たしかにあったその時」を辿るうちに、自分の記憶の不確かな部分にも潜っていくような感覚になります。京都初個展。「ポテキパンテキ」に関する情報をご存知の方はお聞かせください。/ギャラリーモーニング・・・
May 21, 2024
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椎の花の匂いに包まれている京都岡崎です。中村潤 個展「てで」2024年5月7日(火)-19日(日)12時から18時(月曜日休廊)https://gallerymorningkyoto.blogspot.com/2024/04/nakamura-megu-20240507-19-by-hands.htmlいろいろと考えが頭によぎり、目の前の事に右往左往しつつも、手が動いて形が進むことはいつも愉快で心穏やかです。ちぎって、ねじって、折って、線引いて、切って、縫って、こねて、転がして、からめて、ほぐして、並べて、刺して、編んで。手で。ただただ形や色や構造について試し、置いてみて、空間のおかしさがその場に生まれたら、と、今日も作っています。中村 潤経歴中村潤NAKAMURA Megu1985 京都府生まれ2011 京都市立芸術大学大学院 美術研究科彫刻専攻 修了 小学校で図工の先生をしながら作品を制作。作ることにまつわるワークショップの活動もしている。2020 年 より、京都市東山区青少年活動センター アートスペース ナビゲーターを務める。障がいを持つ・持たない青 少年が作品をつくることを通して共に過ごすための場所づくりに関わる。主な展覧会個展2022『うろうろをへて こつこつのはて』ギャラリー ときの忘れもの(東京) 『さやかなり』gallery morning kyoto(京都)2019『さて』gallery morning kyoto(京都)2018 Showcase Gallery 2018-2019『中村潤 展』横浜市民ギャラリーあざみ野エントランスロビー(神奈川)2018『あの辺り』gallery morning kyoto(京都)2017『めいめいの重なり』アートスペース虹(京都)2015『30と5』 GLAN FABRIQUE ギャラリー “ la galerie ”(大阪) 2012『バン・マリー』ギャラリーSUZUKI (京都)グループ展2023『紙の不思議展 ペーパーマジック』浜田市世界こども美術館 (島根)2023『なんたうん 2023 -ワークショップ特集-』みずのき美術館(京都)2022 『コレクション展2022-秋冬 特集:田中恒子コレクション』和歌山県立近代美術館(和歌山) 2021 『それぞれについて、』 gallery TOWED(東京)2019 『Tricolore2019―中村潤・尾崎森平・谷川桐子展』ギャラリー ときの忘れもの(東京)2019 『 Kyoto Art for Tomorrow 2019 -京都府新鋭選抜展-』京都文化博物館(京都)2017 『非在の庭 総集編』アートスペース虹(京都)2017 『清流の国ぎふ芸術祭 Art Award IN THE CUBE 2017 』岐阜県美術館(岐阜)2015 『アートの秘密基地 展』浜田市世界こども美術館(島根)2014 『 Art Court Frontier 2014 #12』アートコートギャラリー(大阪)2011 『ゲンビどこでも企画公募2011展』広島市現代美術館(広島)審査員賞 谷尻誠賞 受賞ほか、ワークショップも多数実施。受賞歴2018 京都府新鋭選抜展 2018 Kyoto Art for Tomorrow メディア賞 読売新聞社賞 2017 清流の国ぎふ芸術祭 Art Award IN THE CUBE2017 入賞2011 ゲンビどこでも企画公募2011展 審査員賞 谷尻誠賞収蔵作品 『めいめいの重なり 6』(2018) 和歌山県立近代美術館 蔵(田中恒子コレクション)・・・紙、刺繍糸とその糸くずなど、軽くそれだけではたよりないものを素材に「手」だけで自立する立体作品にしてチャーミングな存在感をみせてくれます。今展では前の部屋をモノトーンな空間に、奥の部屋は素材の色で空気にドローイングするような作品を展示しています。ギャラリーモーニングでは約2年ぶり4回目の個展です。/gallery morning・・・
May 7, 2024
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田村洋子 木版画展 TAMURA Hiroko woodcut exhibition 2024. 4. 26 (金)- 5. 5(日)12時〜18時(月曜日休廊)lhttps://gallerymorningkyoto.blogspot.com/2024/03/tamura-hiroko-woodcut-exhibition-april.html「実りの歓び」枝葉を伸ばし、蕾を膨らませ、花が実る。果実が実る。何度も何度も繰り返されるその営み。庭の隅や散歩の途中、駅までの道すがら、その姿を何度も何度も目にするけれど、何度も何度もわくわくと心躍るのはどうしてだろう。古くから遺伝子に刻み込まれた喜びの感覚。作品をつくっている間もその感覚を身体中で味わっている。 田村洋子TAMURA Hiroko 略歴1985 奈良県生駒市生まれ2010 京都精華大学 芸術学部 メディア造形学科版画コース卒業個展2011~2016 , 2018 , 2020~2022 (ギャラリーモーニング/京都)2017 「Food」 (美容室 Bouclettes/大阪)主なグループ展2010 Kino Print 2010 (ARTISLONG/京都)2011 木版画コンテンポラリー (ギャラリーモーニング/京都) 2012 版画旅行4 (ギャラリーモーニング/京都)2013 イレブンガールズアートコレクション (阪神梅田本店/大阪)2014 イレブンガールズアートコレクション (福屋八丁堀本店/広島) 新鋭木版画作家展 2 (養清堂画廊/東京)2015 イレブンガールズアートコレクション (東武池袋本店/東京)2016 アールデビュタントURAWA2016 (伊勢丹浦和店/埼玉)2017 「わが心のふるさと」展 (阪神梅田本店/大阪)2018 「夕紅の四色葉」 4人展 (京都大丸/京都)2019 「珠玉の風景四人展」 (阪神梅田本店/大阪) 二人展 (伊東屋 銀座本店/東京) 黒崎彰名誉教授と有志展 (京都精華大学) OSAKA ART FES 2019 (阪神百貨店梅田本店/大阪)2020 二人展 (伊東屋 銀座本店/東京)2021 木版画で彩る日本の四季展 (丸善日本橋店/東京) イレブンガールズアートコレクション ~設立10周年大EGC展~ (ヒルトピアアートスクエア/東京) 二人展 (大丸京都店/京都)2022 木版画で彩る日本の四季展 (丸善日本橋店/東京) 『演画・中の島ブルースII 』 (ギャラリーモーニング/京都)2023 二人展 (伊東屋 銀座本店/東京) 「静寂からの変化 -美術家推薦展- 」 (ギャラリー恵風/京都) 二人展 (大丸京都店/京都) その他多数入選2008 via art osaka 2008 入選 (サンケイビル ブリーゼタワー/大阪)2011 第一回国際木版画会議「対話と表現」 (京都国際交流会館/京都)2012 京展 2012 (京都市立美術館/京都)2013 京展 2013 (京都市立美術館/京都)2014 川上澄生木版画大賞(鹿沼市立川上澄生美術館) 京展 2014 (京都市立美術館/京都)2015 川上澄生木版画大賞 (鹿沼市立川上澄生美術館)2019 川上澄生木版画大賞 (鹿沼市立川上澄生美術館) 第63回CWAJ現代版画展作品提供など・2018年1月号~2019年12月号 華道一派、未生流の月刊誌〈未生〉の表紙デザインを担当・2018年4月~21年3月「朝だ!生です旅サラダ」(朝日放送テレビ)のスタジオセットに作品画像を提供・・・育てている野菜や身近な植物の成長の過程に驚きと喜びを感じ、モチーフにすることで創作の喜びも感じている様子が伝わります。版画パーツ(断片)を使ったコラージュ作品は小さいながら作家らしい空想の世界が誕生しています。/gallery morning
April 26, 2024
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名残の桜、桜吹雪、京都岡崎の春です。gallerymorningkyotoから展覧会のお知らせです。荒川望 個展 ARAKAWA Nozomi Exhibition2024年4月12日(金)- 21日(日)12時〜18時(月曜日休廊)https://gallerymorningkyoto.blogspot.com/2024/03/arakawa-nozomi-exhibition-2024-412-fri.htmlため池の横を通り、畑の間を抜けて坂を上がったところにある温室。ここは昆虫館なので植物園ではないけれど、小さい山、小さい川、亜熱帯の植物、作られた自然であっても生き生きと陽の光を浴びて空に飛び出そうとしている。自然の中を歩くのはいろいろ発見があって楽しいけれど、この詰め込まれてあふれそうになっている、作られた自然もまた楽しいと思った。四季の繰り返し、昼夜の繰り返しなど様々な繰り返しをしながら風景は変化していくけれど、ここでもまた違った時間のサイクルで繰り返しながら変化していくものがあるだろう。/荒川 望略歴個展 1999, 2005, 2011 ギャラリーすずき/京都2000-08, 10, 11, キュービックギャラリー/大阪2013-14, 17, 20, 22 ギャラリモーニング/京都2018 サロンモザイク/大阪グループ展 2010 Painting 2010展2013 フィナーレ展 キュービックギャラリー/大阪2009-12,14-16、22-23 LA VOZ展/京都市美術館別館、本館2012 Favorite Art View ギャラリーモーニング など横長の画面には心地よい風が吹き、雲が変化し、空気のにほひ、流れる時間が感じられる。好んで出かけるという山や森や温室、動物園などが顔料を用いた独特の乾いた色彩で描かれ、ひとの気配のないどこか架空の場所として現れる。/ギャラリーモーニング・・・
April 12, 2024
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染井吉野が開花しはじめた京都岡崎です。展覧会がはじまりました。河崎ひろみ個展 あらゆる ものと 小さな ひとつのために2024年3月29日(金)ー4月7日(日)絵画と版画https://gallerymorningkyoto.blogspot.com/2024/02/hawasaki-hiromi-exhibition-2024-329-47.html最近気候の変動が激しい。大きな宇宙から見るとほんの小さな変化でも、海水温が上昇し、氷を溶かし、偏西風は蛇行して地球上に様々な極端な変化をもたらしている。絶妙なバランスを保っていたことが今や奇跡のように思える。絵画という2次元の世界でも1本の線を描くだけで全体が変わる。描いたり消したり様々な試行錯誤を繰り返しながら絶妙なバランスを求めていく。河崎ひろみKAWASAKI Hiromi 略歴1960 和歌山県生まれ1984 京都市立芸術大学大学院美術研究科絵画専攻版画修了個展1984 Rギャラリー(京都)1985 ギャラリーすずき(京都)1986 ギャラリー白(大阪)/88’89’90’91’93’94’95’96’1987 信濃橋画廊エプロン(大阪)1989 ギャラリーココ(京都)1991 ギャラリーOH(一宮)1992 ギャラリー16(京都)/'941993 ギャラリーMOCA(名古屋)/'941997 ギャラリーGORO(大阪)2000 伽藍洞ギャラリー(名古屋)2003 ギャラリーけやき(兵庫)/’08 ’112005 ギャラリー恵風(京都)/'07 ’10 ’132009 ギャラリーモーニング(京都)/以降 ’11 ’14 ’15 ’16 ’17 ’19 '20 '21 '22グループ展1983年ULTRA VIEW(ギャラリーVIEW・大阪)、1987年YES ART DELUXE(佐賀町エキジビットスペース・東京)、1989年 いま絵画は-OSAKA’89(大阪府立現代美術センター・大阪)、1995年 アートヘルメット展(ギャラリー16・京都)、1996年 画廊の視点’96(大阪府立現代美術センター・大阪)、 2003年「たがやすように」(和歌山県立近代美術館・和歌山)2004年 CAP ART Fair 2004(CAP HOUSE・神戸) 絵画を見る2004/3(ギャラリー白3・大阪)、2010年ペインタリネス(ギャラリー白・大阪)2013年「日本の絵画五十年」(和歌山県立近代美術館)など多数ペインティングは一貫して「あらゆるものと小さなひとつのために」をタイトルに、自然の生態系、連続してゆくいのち、大切な事、多くの要素が交わりあうさまが色や形、線で表現されています。版画(ドライポイント)は「seed」シリーズを継続して制作。また近年発表しているミクストメディア作品は絵画と版画が融合した新しい表現です。/gallery morning次回展覧会荒川望展 ARAKAWA Nozomi Exhibition 4/12(金)〜21(日)荒川望個展https://gallerymorningkyoto.blogspot.com/2024/03/arakawa-nozomi-exhibition-2024-412-fri.html
March 29, 2024
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山本麻衣子展 YAMAMOTO Maiko exhibition「灯りのともるところ」"Here there is a lamp of hope"2024年3月15日(金)- 24(日)月休み 12時~18時https://gallerymorningkyoto.blogspot.com/2024/02/yamamoto-maiko-exhibition-here-there-is.html大きな灯りが消えた暗くなったその場所は何もかもが違って見えたいつか来る終わりに怯えた夜も、それを乗り越えた朝も、それまでとは違う世界を見せてくれた限りある時間になにを遺すのかたくさんの物語の終わりを知って、一つの花の美しさに改めて息を呑むいつもの景色が違って見える私が絵の中に残せるものは小さなカケラばかりかもしれないだけどだれかの物語と重なってまたどこかへ旅立てるのかもしれない空を見上げて 澄んだ空気を吸って 一歩また一歩と歩いていくそんな何気ない日常の中に少しずつ残した跡が いつか誰かの灯りになるそんな生き方がしたい略歴1984 滋賀にて生まれる2008 京都造形芸術大学 芸術学部 美術工芸学科 洋画コース卒業2010 京都造形芸術大学大学院 芸術研究科 芸術表現専攻修了個展2008 Maiko Yamamoto exhibition (高宮駅・滋賀)2011 新人選抜展 LESPOIR’ 2011 山本麻衣子展(銀座スルガ台画郎・東京) 2011~「小さな光を辿って」, ‘12「ひとつの物語」, ‘13 「優しい森のうた」 , ’14 「いつもいつまでも」 ‘15 「跡-あと-」, ‘16 「森からはじまる」, ’18 「はるのうた」, ‘19 「追憶の森」, ‘21「小さな星のはなし」, ‘22 「遠く離れた空へ」(ギャラリーモーニング・京都)2017 「小さな庭の森―紙のしごと」(琵琶湖大津館イングリッシュガーデン・ギャルリーオー)主なグループ展・受賞歴等2007 滋賀県美術展覧会 時事通信社賞受賞 (‘08 美術協会賞,’11 滋賀県教育委員会教育長賞,滋賀県立近代美術館・滋賀) 2010 グループ展「ミチミチル-3つの視点と100の感性」 (galleryRAKU・京都) グループ展「ミチミチル-小さな絵画のリズム」 (gallery16・京都) 2011 ORA vol.3-いま、描く 京都造形芸術大学卒業生展(court gallery国立・東京) 2012 二人展「佐薙真由×山本麻衣子」 (gallery16・京都) 2013 企画展「萌の会」 (’15,’17,銀座スルガ台画郎・東京) 滋賀県美術協会展-滋賀の美・その粋- (’14,’15,’16,’17,’18,’19,’21,大津市歴史博物館・滋賀) 二人展 「中山悠平×山本麻衣子」 (ギャラリーるーぶる愛知川・滋賀,’14,’16, ギャラリーギャラリーcreate洛・京都)2015 京展 2014(’17,京都市美術館・京都)2018 滋賀県美術展覧会 木下美術館賞 受賞(滋賀県立文化産業交流会館・滋賀) グループ展「鳥と街と花と」(岡アートギャラリー・岡山)2019 L'ESPOIR Selection (’21,’22,銀座スルガ台画廊•東京)2021 年度平和堂財団芸術奨励賞受賞2022 A Seenery -或る心象風景-(GALLERY ART POINT 東京) 滋賀県美術展覧会 特選 びわ湖芸術文化財団理事長賞受賞(滋賀県立美術館・滋賀)2023 Abstraction I (GALLERY ART POINT・東京)2024 L’ESPOIR selection (銀座スルガ台画廊・東京)・・・『花などの植物をモチーフに、生きている中で出会う様々なことを重ねて描く。個展タイトルの「灯り」は「いのち」。制作の根底にはいつも「生きるということ」と「いつか終わりが来ること」があって、限られた時間の中で魅せるいきもの(植物)の息づかいや温度、遺す痕跡のようなものを描くことで今ここにいるという実感のようなものを探してる』(山本)新作油彩画19点のほか、アクリル画(紙)7点、近作3点を展示しています。散歩する時間を共有するようにご覧いただけたら幸いです。/ギャラリーモーニング・・・
March 15, 2024
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みぞれが雨に変わり、寒い京都岡崎から展覧会のお知らせです。美崎慶一展 MISAKI Keiichi Exhibition2024年2月27日(火)ー3月10日(日)12時〜18時(月曜日休廊)https://gallerymorningkyoto.blogspot.com/2024/02/misaki-keiichi-2024227-310.html絵は対象物を観ながら描く。“絵”を描くのだから観て描くのは当たり前ではないかと思われるかもしれないが、例えば人が幼少期に初めて描く絵のことを思うと、それは記憶の再現であって、対象物を観ながらにして描いた絵というわけではないことが分かる。絵は記憶であり、記号である。人は案外、観て描いてはいないのだ。観て描くといっても、ごく短い時間で描く線描と、時間をかけた写実的描写とでは、その見え方が違ってくる。何でもない風景を描いているのだが、この見え方の違いが表現として面白くあればと思う。/美崎 慶一略歴 1965 兵庫県 神戸市生まれ1990 京都市立芸術大学美術学部美術科油画専攻 卒業個展1993 ICギャラリー(大阪)1994 信濃橋画廊(大阪) ‘95, ’96, ‘99, ‘06, ‘09, ‘10, 1998 Pin&Line 信濃橋画廊(大阪)2002 イムラアートギャラリー(京都)2005 ギャラリー菊(大阪)2008 信濃橋画廊5(大阪), 信濃橋画廊5、(大阪)2009 「drawing展」 うつわクウギャラリースペース(芦屋)2010 信濃橋画廊(大阪)・信濃橋画廊apron(大阪) イマジン語学スタジオ(芦屋)2011 LEXUS北大路店(京都)2014 美崎慶一 ドローイング展 godai DCM(西宮)2021 ギャラリーモーニング(京都) ‘09, ‘10, ‘11, ‘12, ‘15, ‘17, ‘18, ‘19, ‘202023 GALLERY AMI-KANOKO(大阪) 一番記憶に残るものを線描で、背景も描きたいところだけを描くことで、なんでもない日常の風景がみずみずしい光景となって生まれ変わる。ここ数年は画面の一部に溶け込むかのように描かれていた線描が大きく目に飛び込んでくる今回の作品。背後の絵とコラボレーションする文字(手紙)のようです。 gallery morningグループ展1994 個×5 信濃橋画廊(大阪)1996 ‘97, 今日のドローイング展 信濃橋画廊(大阪)1998 個のしごと 信濃橋画廊(大阪),PIN’98 エル・おおさか第3ギャラリー(大阪)2000 thing-matter-time 信濃橋画廊(大阪) ,記憶の周辺 信濃橋画廊(大阪)2001 個の仕事 信濃橋画廊(大阪)2003 thing-matter-time 信濃橋画廊(大阪)2004 絵画の証 海岸通ギャラリーCASO(大阪) gallerism 2004 大阪府立現代美術センター(大阪) シェル美術賞展 代官山ヒルサイドフォーラム(東京)2005 吉原治良賞美術コンクール展, 大阪府立現代美術センター(大阪) Conrete 2005 ギャラリー菊(大阪), recommend#1 アートスペース茶欄娯(奈良) Conrete 2005小品展 ギャラリー菊(大阪) 東郷靖彦・美崎慶一2人展「2つの視点」 信濃橋画廊(大阪) 藝術家の線 石田大成社ホール・ICB(京都) P&E展 アートコートギャラリー(大阪)2006 Concrete 2006 同時代ギャラリー(京都)2007 Painting 2007(observation×image), 海岸通ギャラリーCASO(大阪)2007 東郷靖彦・美崎慶一展 信濃橋画廊(大阪)2008 Concrete2008 gallery Den(大阪)2009 兵庫県展 原田の森ギャラリー(神戸)2010 家・I E 展 山部泰司・美崎慶一2人展 「ダヴィンチの森 レノンの瞑想」 ギャラリーモーニング(京都) , ハガキ 信濃橋画廊(大阪)2011 Present Spirit 2011 ギャラリーモーニング(京都)2013 2013 コレクション展2 新収蔵品紹介「信濃橋画廊コレクション を中心に兵庫県立美術館(神戸) SCENT of art 香港ビジュアルアーツセンター(香港)2015 The Music of Art 誠品敦南店B2藝文空間(台北) 演画・中の島ブルース ギャラリーモーニング(京都)2017 植木鉢のある風景 ギャラリーモーニング(京都)2020 Favorite Art view ギャラリーモーニング(京都) ‘212022 演画・中の島ブルース II ギャラリーモーニング(京都) Ge展 京都市美術館別館、京都市京セラ美術館(京都) ‘23 Ge新春小品展 上氏現代美術センター(大阪) ‘23・・・
February 27, 2024
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桜咲く頃の気温が梅をせき立てているようなあたたかな、京都岡崎です。成山亜衣 個展2024年2月13日(火)-25日(日)12時〜18時(月曜日休廊)https://gallerymorningkyoto.blogspot.com/2024/01/nariyama-ai-2024213-25-out-of-focus-2024.html目の前にリンゴがあるとする。私達は、カメラで被写体を捉えるようにリンゴを見ているだろうか。実際はリンゴだけを見ておらず、網膜の更に奥にある何らかの記憶の破片とを混ぜ込んだナニカを見ている…外と内を行き来する、そんな見方が日常で起こっている。つまり、平面表現において、空間・時間が整理された捉え方は、リアルではないと考えており、目の前の物と、視点がなく曖昧な記憶の残像とが混ざりあっている..そんな見え方こそ、リアルな表現だと考えるのである。 成山亜衣NARIYAMA Ai 略歴1983 大阪生まれ2007 京都嵯峨芸術大学造形学科版画分野 卒業2009 京都市立芸術大学大学院版画専攻 修了 大阪在住個展2010 Oギャラリーeyes (大阪) 2011~21(毎年)2013 Oギャラリー (東京) ,18, 20,2018 ギャラリーモーニング (京都), 19, 20, 21, 22グループ展(近年抜粋)2012 トーキョーワンダーウォール 2012 ( 東京都現代美術館・東京) The13th Annivarsary Pre Exhibition(O ギャラリー eyes・大阪)2015 FACE(ギャラリーモーニング・京都) 演画・中の島ブルース(ギャラリーモーニング・京都)2016 nigmatic behavior ーなんで年寄り って真夏に熱いお茶を好んで飲むの(O ギャラリー eyes・大阪) 植木鉢のある風景(ギャラリーモーニング・京都)2017 トゥールビヨン 0(O ギャラリー eyes・大阪)2018 シェル美術賞2017(新国立美術館・東京)2019 FACE 損保ジャパン日本興亜美術賞(損保ジャパン日本興亜美術館・東京)2020 シェル美術賞アーティストセレクション(SAS)2020(新国立美術館・東京)2022 演画・中之島ブルースⅡ(ギャラリーモーニング・京都)2022.11 未景-御寺・ART・かたらい(御寺泉涌寺・京都)2023 大阪アートフェスティバル (大阪府立江之子島文化芸術創造センター) U know they mean2023 (StepsGallery) etasequoia kyomachibori Art Fair 2023 家入一真 賞・高橋キンタロー 賞 受賞2024 FACE展損保ジャパン日本興亜美術賞展 2024参考文献出原 均 :「成山亜衣」Oギャラリーeyes 2010 個展リーフレット(テキスト)中井康之 :「シェル美術賞アーティスト・セレクション2020」シェル美術賞展2020 カタログ(推薦コメント)中井康之 :「成山亜衣の作品から。」ギャラリーモーニング2021個展リーフレット(テキスト)近年の作品タイトル「out of focus」(直訳するとピンボケ)に象徴されるように、ひとの記憶の曖昧さを絵画として表現。心地よい色のはざまで見え隠れする手、顔、犬、鳥、鉢など具体的なものを手がかりに視点は画面上で長く滞在し漂流する鑑賞となります。それは記憶を手繰り寄せる行為に似ているかもしれません。/gallery morning・・・
February 13, 2024
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立春、京都の芸術系大学の卒業&制作展示が始まっている京都です。當麻里実 個展 TOUMA Satomi Exhibition2024年2月6日(火)~11(日)12時〜18時(月曜日休廊)https://gallerymorningkyoto.blogspot.com/2023/12/touma-satomi-exhibition202426-11.html同時開催 京都市京セラ美術館 第52回 嵯峨美術大学 制作展 2月8日(木)〜 11日(日)10:00~18:00(入場は17:30まで)・・・生きものたちは皆、かわいそうになるくらい、また滑稽にも思えるくらい、大真面目に、健気に、懸命に生きている。本来は共感なんてできるはずのない 人間(自分)以外の生きものたちの感情を勝手に想像してみたときに見えてくる、かわいそうになるくらいに健気な命。また、俯瞰的・客観的に物事を見たときにあらわれてくる、滑稽に思えるくらいに大真面目な、人間という動物の世界。そのような、主観と客観が入り混じった視点で生きものたちの命や世界を見つめることで浮かんできたアイデアを、作品にして発表する。それは私にとって、自分以外の生きものたちに想いを馳せる手段であり、それと同時に 人間及び自分自身に対する負の感情を愛情へと昇華させる手段でもある。人間も人間以外の生きものも、自分も自分以外の存在も、すべての生きものを大切にしていけるような世界になってほしい。 /當麻里実略歴當麻里実 Touma Satomi2001 大阪府に生まれる嵯峨美術大学 芸術学部造形学科 4年在籍2022 グループ展「SAGADASH 2022」(同時代ギャラリー・京都) 第7回星乃珈琲店絵画コンテスト 優秀賞 グループ展「不器用さの表現」(嵯峨美術大学アートスペース嵐・京都)2023 グループ展「カチュウ」(嵯峨美術大学付属ギャラリー アートスペース嵯峨・京都) おおしま国際手づくり絵本コンクール 銀賞 グループ展「くすぐる部屋」(嵯峨美術大学クラブ棟・京都) グループ展「SAGADASH 2023」(同時代ギャラリー・京都)2月8日(木)から京都市京セラ美術館 第52回 嵯峨美術大学 制作展に大作、ストップモーションアニメを展示。あわせてご高覧いただければ幸いです。人間ぽさのある生き物の姿態がかもしだす自虐的哀愁、ユーモア、皮肉、社会問題。アイデアソース的ドローイングもくすりとさせます。初個展。/ギャラリーモーニング・・・
February 6, 2024
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おだやかな冬の金曜日。京都岡崎。2024年、展覧会が始まります。出口朝子個展 「いくつかの言葉」 2024年1月19日(金)~28(日)12時〜18時(月曜日休廊)https://gallerymorningkyoto.blogspot.com/2023/11/deguchi-asako-some-words-2023-119-28.html?view=classic・・・いくつかの言葉冬に展示をしようと決めたときに思い出した本があった。「冬の眠り」(『The Winter Vault』Anne Michaels, 2009)というカナダの小説で著者は詩人でもあり寡作の人だ。丁寧に紡ぎ出された言葉の一つ一つと心が同期した時に、現れる線やかたちを見たくて描いてしまう。そしてある地点から言葉とも離れて線や形だけの世界が現れる。線やかたちを通した言葉がまた誰かの心に届くといいなと思う。 出口朝子1975 石川県生まれ1997 京都精華大学美術学部日本画専攻卒業 滋賀県大津市在住個展2004 アートスペース虹/京都2006 ギャラリー山口/東京2009 アートスペース虹/京都2012 「auxinから」アートスペース虹/京都2014 「虹色の劣化」アートスペース虹/京都2015 「流れる時間のかたち」アートスペース虹/京都2016 「湖、光」アートスペース虹/京都2017 「NOTE」アートスペース虹/京都2018 「songs」ギャラリーモーニング/京都 2020 「resonance」ギャラリーモーニング/京都2021 「Call」ギャラリーモーニング/京都グループ展2006 「Art Jam展」ギャラリー山口/東京2007 「conspiratio 6」LuxGallerie/東京2008 「conspiratio 7」LuxGallerie/東京2015 「カレンダー展」アートスペース虹/京都2017 「非在の庭 最終章」アートスペース虹/京都受賞2001 西脇市サムホール大賞展入選/兵庫2016 堂島リバーアワード入選/大阪・・・雪がきた冬の朝の、音を無くした世界のように。閑か。墨の黒、箔の銀、鉛筆のシンプルな線が画面をつくり出しています。その世界は言葉から生まれ出たもの。物語の出来事、情動、連なりが、制作の衝動の出発点。一見モノトーンに見える世界が、見るその時の光と呼応し発光する。黒のなかに沈む形、線、面が光によって浮かび上がり、空白をも取り込んで新たなる静謐さを奏でます。/ギャラリーモーニング・・・
January 19, 2024
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やっと12月らしい気候になりました。京都岡崎、くもり、冷えています。Favorite Art view 2023 コレクション+α 2023 12.19 tue.-24 sun. “やり過ごすことの出来ない、その時”・・・今年の展覧会よりのピックアップです。少しずつですが作品を展示しました。お楽しみください!!吉原英里、廣田美乃、さかいはるか、柴垣美恵、栗田咲子本田、このみ、田村洋子、矢野洋輔、月本ちしほ、四塚祐子、松谷博子、海老優子、福村真美、泰地朋香、河嶋菜々、平良菫、岡林真由子、高木智子、松岡日菜子、うえだあやみ、望月 恵、小野潤一、田中美穂植物店、マツモトヨーコ、他+ 中川雅文さんは新作6点を持ち込まれて、初出展となります。2023年も、最後の一週間です。http://gallerymorningkyoto.com
December 19, 2023
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快晴、紅葉の絨毯光る京都岡崎より、展覧会のお知らせです。本田このみ 木版画展 HONDA Konomi woodcut Exhibition 12/8(金)〜17(日) 12時〜18時(月曜日休廊) https://gallerymorningkyoto.blogspot.com/2023/11/honda-konomi12817.htmlLIGHT人が作り出す明かり自然の明かり意味のある明かり意味のない明かり夜型の私は今日も電気を付けて木を彫りますが、ふと外を見ると色んな電気が色んな目的で煌々と光っています。その様子は少しだけホッとすると同時に、全部消えてしまったら代わりに星空がキレイに見えたりするのだろうか?と考えたりもします。・・・HONDA Konomi 略歴1987年 兵庫県に生まれる。2010年 京都精華大学芸術学部メディア造形学科版画コースを卒業。2011年 京都精華大学芸術学部メディア造形学科版画コース研究生修了。京都を中心に個展やグループ展にて発表を続ける一方で、2012年から2017年まで貼り箱専門店BOX&NEEDLEに勤務し、パッケージデザイン、パターンデザインなどを手がける。現在は関西を中心に木版画教室なども開催している。HP:https://mininarumi.jimdofree.com/ 主な個展2012-2015、2017、2019-2022 ギャラリーモーニング(京都)2013-2015、2017、2019,2023 BOX&NEEDLE(東京)2016 ソーイングギャラリー(大阪)2018 calas(神戸)主なグループ展・企画展2012 紙技百藝2012 出展・入賞 第18回鹿沼市立川上澄生美術館木版画大賞 入選・出展 版画旅行4 (ギャラリーモーニング・京都)2013 新鋭木版画作家展(養清堂画廊・東京)2014 PRINT/ZINE展(つくるビル・京都) 版画旅行7(ギャラリーモーニング・京都) FINE ART(筑波大学・茨城県)2015 新鋭木版画作家展Ⅱ(ギャラリー恵風・京都) ニュースタンダード展(京都精華大学・京都) 新鋭木版画作家展Ⅲ(養清堂画廊・東京)2016 新鋭木版画作家展(ギャラリー恵風・京都) 版画旅行9(ギャラリーモーニング・京都) 新鋭木版画作家展Ⅳ(養清堂ギャラリー・東京)2017 新鋭木版画作家展(ギャラリー恵風・京都) Favorite(ギャラリーモーニング・京都)2018 昼と夜の間(伊東屋・東京銀座) 版画旅行12(ギャラリーモーニング・京都) 新鋭木版画展Ⅴ(養清堂画廊・東京銀座)(ギャラリー恵風・京都) 木版画の魅力 日本・リトアニア現代木版画(ビリニュス旧市庁舎・リトアニアビリニュス)2019 版画旅行14(ギャラリーモーニング・京都) 19人の木版画展(ギャラリー恵風・京都) to a turn(銀座伊東屋・東京) フェイバレットアート展(ギャラリーモーニング・京都)2020 版画旅行15 (ギャラリーモーニング・京都) gently peek (銀座伊東屋・東京) 日本木版画精選展 (MBmore・台湾)2021 版画旅行16 (ギャラリーモーニング・京都) ONE OFFS (W hotel・台湾) 16人の木版画展 (ギャラリー恵風・京都) emit (kara-S・京都)2022 版画旅行17 (ギャラリーモーニング・京都) SNOEDOME (yamne・神戸)2023 a little treat (銀座伊東屋・東京) 版画旅行18(ギャラリーモーニング・京都) twinkle twinkle little things (ギャラリーヘプタゴン・京都) 静寂からの変化-美術家推薦展- (ギャラリー恵風・京都)近年の主な仕事2021 六甲山上シェアオフィス「ROKKONOMAD」 ロゴ担2021 FARMERS MARKET ポスターイラスト担当2021〜 KAKOGAWA RIVERSIDE FITNESS FESTA ポスターイラスト担当2021〜 テレビ朝日「朝だ!生です旅サラダ」 スタジオセット担当2022 MICRO FARMERS SCHOOL ロゴ担当2022 神戸市「Living Nature Kobe」 ロゴ担当2023 アイアイズ 革製品用 パターンデザイン提供2023 Ha10 こども用帽子 パターンデザイン提供・・・夜型の本田さんならではの、さまざまなーあかりーに浮かび上がるシーンがちょっぴりユニークでロマンチック。10点で一枚の絵を構成する「STARLIGHT」連作は、ポルトガルの夜景と夜空の星に見立てた「バイカモ」を組み合わせた壮大で幻想的な作品です。アイデアを実現する木版画ならではの版の繰り返し、目を凝らせば見えてくる夜景の表現(陰刻法)など、細部までお楽しみください。また、仕事として関わったキッズ用のバケットハットと、原案作品(縁起のよい植物モチーフ)も展示しています。/ギャラリーモーニング・・・
December 8, 2023
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吉原英里個展 -curtain2-2023年11月21日(火)ー12月3日(日)/月曜休みhttps://gallerymorningkyoto.blogspot.com/2023/10/curtain-2-yoshihara-eri-exhibition-2023.html私は、異なるイメージを持つ世界を並列させて一つの作品を制作しています。関係性の無い、様々な観点で描いた絵を出会わせることで、今まで見たことがない不思議な作用が起きる様な構図を探求しています。 この一年、私はカーテンをテーマに作品を作ってきました。カーテンの向こう側には、こちら側と違う空間や世界があります。また、カーテンのドレープの「揺れ」は単に風の仕業かもしれないのに、ドキッとして先ほどまでいた人の気配を感じることがあります。カーテンは向こう側を隠しますが、一度開かれた時の驚き、つまり此方と彼方の違いの不思議さと、「世界が開かれた!」という様な喜びがあります。私は版画家としてスタートした時から、「先ほどまでいた人の不在」をテーマに制作してきました。私の心のなかでは、ちょっと席を外しただけの人もあれば、二度と逢えない別れであったりします。ですから「死」も重大なテーマとしているのですが、残念ながら誰もそれを気づいてくれませんでした。それは、明るく元気な80年代に女性作家としてスタートしたからでしょうか。それとも版画だったから軽く見えたのかもしれませんね。この頃、私自身が自作品の画面の中に入って、あちこちのカーテンを開けたり閉めたりしながら、居なくなった主人公を探す旅をしているように感じる時があります。もしかしたら、本当はこの世に居なくなってしまった人を夢の中で探しているのに、ちょっとそこまで出掛けたというふうに思うことにしているのかもしれません…/吉原英里YOSHIHARA Eri 略歴 1959 大阪生まれ2011 「まなざしの哲学−嵯峨芸術大学の40年」京都市美術館別館 第8回高知国際版画トリエンナーレ いの町紙の博物館、高知 第1回宮本三郎記念デッサン大賞展 小松市立宮本三郎美術館、石川 「吉原英雄を囲む作家展」和歌山県立近代美術館2012 嵯峨版画の40年展 アートスペース嵯峨、京都2013 コレクション展2013−春「部屋の中で」 和歌山県立近代美術館 新収蔵品展「信濃橋画廊コレクションを中心に」 兵庫県立美術館2014 第9回高知国際版画トリエンナーレ いの町紙の博物館、高知2015 Re-collections!! 文化庁買上優秀美術作品展 寺田倉庫ギャラリー、東京2016 館蔵品展「版画の誘惑展」砺波市美術館、富山 大田市国際美術交換展 Daejeon Jung-gu Cultual Center halls、韓国 The 13th GONGJU INTERNATIONAL ART FESTIVAL LimLip art museum、韓国2017 「吉原英里の80年代」展 ギャラリーモーニング Daejeon International Art Show2017 KOTRA Exhibition Center in Daejeon、韓国2018 「吉原英里の90年代」展 ギャラリーモーニング なつやすみの美術館8「タイムトラベル」 和歌山県立近代美術館 「ニュー・ウェイブ現代美術の80年代展」 国立国際美術館、大阪2019 ART in PARK HOTEL TOKYO 2019 パークホテル東京2020 「TAMAVIVANTⅡ 2020 幕間以前・以後」 多摩美術大学 アートテークギャラリー(東京)2021 吉原英里個展 ギャラリーモーニング、京都2021 吉原英里展「不在の部屋」ときの忘れもの、東京 2021 吉原英里展「不在の部屋」ときの忘れもの、東京 吉原英里展 ギャラリーモーニング、京都2022 関西の80年代 今、ふりかえる関西ニューウェーブ 兵庫県立美術館2023 吉原英里展 「curtain 2023」 +Y Gallery、大阪 2023年度コレクション展2〔特集〕Welcome!新収蔵品歓迎会 兵庫県立美術館 吉原英里展 「curtainー 2」ギャラリーモーニング、京都パブリックコレクション町田市立国際版画美術館、嵯峨美術大学、神戸アートビレッジセンター、ウィル愛知(愛知県女性センター)、文化庁、京都市立芸術大学、宮崎県立美術館、和歌山県立近代美術館、兵庫県立美術館、砺波市美術館、色彩美術館、兵庫県立ひょうごこころの医療センター・・・揺れることで感じるなにかの気配、内と外、あちらとこちらを仕切るもの。吉原さんの作品に登場するカーテンは世界を分け見えないものへ思いを募らせる装置のようです。絵画と版画で描かれる大作の没入感、身近なサイズの銅版画作品に感じる愛着は吉原作品ならでは。また、兵庫県立美術館「特集」Welcome! 新収蔵品歓迎会 9月9日~12月24日(兵庫県立美術館 常設展示室3)にて、1986年作《M氏の部屋》が展示中です。お出かけの折は合わせてご高覧ください。/ギャラリーモーニング・・・
November 21, 2023
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京都岡崎、落葉も美しい。雨の初日になりました。四塚祐子 個展 YOTSUZUKA Yuko Exhibition2023年11月10日(金)ー19日(日)12時〜18時(月曜日休廊)https://gallerymorningkyoto.blogspot.com/2023/10/yotsuzuka-yuko-1110fri-19sun-2023.html約20年前に「夜闇の光」というテーマから出発して、その時感じた世の空気を内包させ、モノタイプという版画の制約と対峙しつつ作品を展開してきました。最近、何のきっかけかはわかりませんが、制作中に、その制約や自分の持っているものと相対するのではなく寄り添っていきたいと思うようになりました。特に変わりはないようにみえるかもしれませんが、不完全な私も作品もここから可能性を見出していきたいと思います。/四塚祐子YOTSUZUKA Yuko L’ecole des beaux art de Versailles ディプロム取得(学士)個展2005 ギャラリーHot (大阪) 06,07,09,10,11,13,142015 ギャラリーモーニング(京都) 16,17,18,19,212020 トキアートスペース(東京) 21,22,23グループ展2008 アトリエ凹凸展 Cité international des arts (パリ)11,15,18 山本鼎版画大賞展入選2010 ギャラリズム 画廊の視点 (大阪)2016 Estamps vivante (vill d’avray フランス) Impression croisée (パリ)2017 International print excharge programme (インド)2018 19éme biennale pitit format de papier (ベルギー)2021 Without borders Elysium gallery (ウェールズ)2022 Hommage à trois associacio internacional de les arts 5th mention (バルセロナ)2022 現代日本版画展 Hambis print Museum (キプロス)その他国内外で個展、グループ展多数参加版にインクでイメージをつくり紙にうつし取る一点だけの版画(モノタイプ)作品。ステイトメントや作品タイトルからは人と人の関係性、生と死への視線もうかがえ、見つめていると心境が投影されてさまざまな想いが巡ります。2年半ぶりの個展。今まで積み重ねてきたシリーズ「彼の地へ」「今、ここで」の新作ほか、新シリーズなど23点です。/ギャラリーモーニング●ギャラリー3軒隣のカフェレザンさん(月・火休み)に前回作「彼の地へ2021-5」を掛けています。・・・
November 10, 2023
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気持ちよく雲が流れています。秋の空広がる京都岡崎、展覧会のご案内です。柴垣美恵展 SHIBAGAKI Mie Exhibition2023年10月24日(火)ー11月5日(日) 12時〜18時(月曜日休廊)https://gallerymorningkyoto.blogspot.com/2023/09/shibagaki-mie-exhibition-20231024tue.html降っている降りそうな降るような …そんな景色の中に身を置いてみる。降るものを目で追い、追い切れずには耳を澄まし、肌に感じる風や温度からそれらの出処や行き先を想像し、またそれを繰り返す。「降る」を眺めている時間は、過ぎ行くというよりは心に蓄えられるようで、その体感、時を忘れて眺めた時間そのものを絵にしたいと思う。 柴垣美恵・・・SHIBAGAKI Mie1972 大阪府 生まれ1994 京都精華大学造形学部日本画専攻 卒業個展1997-8 galerie16(京都)1999 信濃橋画廊(大阪)2002 ギャラリーそわか(京都)2006 石田大成社ホール(京都)2007 海岸通ギャラリーCASO(大阪)2009-11 ギャラリーSUZUKI(京都)2013,15 ギャラリーSUZUKI(京都)2017,18, 20, ‘22 ギャラリーモーニング(京都)グループ展1998 「個のしごと」 (信濃橋画廊) 「PIN98」 (エル大阪第3ギャラリー)2000 「thing・matter・time 2000」 (信濃橋画廊)2007 「Painting 2007」 (海岸通ギャラリーCASO) 「re-concentration展」 (石田大成社ホール)2008 「concrete 2008」 (Gallery Den)2009 「京都日本画新展」 (美術館「えき」KYOTO) 第1回,2012.第4回2012 「Favorit Art展」 (gallery monning)2013 「続京都日本画新展」 (美術館「えき」KYOTO) 第1回,2014.第2回2015 「演画・中の島ブルース」 (gallery monning)2017 「植木鉢のある風景」 (gallery monning)2020 「陶と絵 アオトカナデル」 (ギャラリー佑英)2022 「演画・中の島ブルース 2」 (gallery monning) 「陶と絵アオトカナデル」(ギャラリー佑英)その場でスケッチしたなかから好きな線を選び、いかして絵作り。動きのある線、にじみをつくる面のような線など多様に描きわける。今回は遊園地、鴨川、琵琶湖などでの取材を元に、今までにない直線的に降る雨や光のなか廻るメリーゴーランド、翻弄される波間の鳥たちと共に時間と空気を共有するような新作18点ほか近作3点を展示しています。今展にあたり平井啓修氏(京都国立近代美術館学芸員)にご寄稿いただきました。文頭の4頭の馬が描かれた「手前のまきば」はギャラリー3軒となりのカフェreisinさんに掛けさせていただきました。/ギャラリーモーニング・・・柴垣美恵展へ寄せて時間をながめ、「線」で描くText : HIRAI Yoshinobuある日、馬が4頭並ぶ牧歌的な風景画を観た。柔らかな色彩で描かれたその絵を拝見していると、ギャラリーのオーナーがこの絵に秘められたエピソードを話してくれた。作家の名は柴垣美恵さんといい、広い牧草地にたくさんの馬が放牧されている様子を見るために岩手県の牧場へ行ったという。しかし、広い敷地に馬はこの4頭しかいなかったらしい。このエピソードを聞いてこの作家がなにかに恵まれた人物であることを即座に感じた。なんとも微笑ましく、聞いた人の多くが破顔一笑するであろうこうしたエピソードは狙って生まれるものではなく、その人柄が引き寄せるものであることを私は経験的に知っているからだ。柴垣さんの作品は、にじみ止めのドーサ引きをしていない高知麻紙にアクリル絵の具で描かれたもので、色面とドローイングによって構成された世界にはゆったりとした時間が流れ、その人柄を表しているように思う。彼女は中の島美術学院や京都精華大学で学び、日本画の基礎も学んでいるが、いろいろ試して自身に合う画材を見つけたそうである。使い慣れた画材から生み出される画面は、呉春を始めとする四条派の作品を思い起こさせる。四条派は江戸時代後期以降の京都画壇で隆盛を誇った流派で、写生を基本としながらも簡略化した筆致で詩情豊かな山水画を描くことを特徴とする。近代京都画壇において竹内栖鳳という巨匠を生み出した流派である。柴垣さんの作品を見ていると、栖鳳門下の小野竹喬の作品が頭に浮かぶ。しかし、柴垣作品で特徴的な描線は、竹喬と同じく国画創作協会で活躍した村上華岳の線と似ており、作風はそれほど竹喬と似ているとは言い難い。ではなぜなのか。それは描く対象へのまなざしが似ているからかもしれない。竹喬の作品は、師匠である栖鳳から「素直なところがあってよい」と評されたことが知られており、あるがままの自然の様子を自身の俳諧的素養を加味して描いた穏やかで詩情溢れる風景画である。一方の柴垣さんも描きたいものが決まったら足を運んでスケッチをする。「見たままを描いているつもりです」と言う彼女の作品は、目にしたものを豊かな感受性と生まれ持ったセンスによって柴垣スタイルで描き出す。色面とドローイングの跡が心地よく調和しており、にじみがその二つをうまくつないでいる。両者とも実景に基づきながらそれを緻密に再現することはせず、感性というフィルターを通して情感たっぷりの画面に仕上げている。筆数を減らしながらも観る者に実景を感じさせるのは、対象をつぶさに観察できる目の確かさがあってこそで、その愚直なまでのまなざしの精神が共通しているのだろう。ここで一つ訂正しておかなければならないことがある。先ほど私は「色面とドローイングによって構成された世界」と柴垣作品を形容したが、厳密に言うと誤りである。見た目には色面とドローイングで構成された画面でありながら、柴垣さんは「線を選んで描いている」と言う。直接お話を伺う機会を得て、このことについて質問すると、色面で塗っているように見える部分も「筆の幅を変えながら線を引くように描いている」と教えてくださった。彼女にとって作品は「線」の集積と言えるのかもしれない。確かに柴垣作品にはさまざまな線が使われている。太い線、細長い線、勢いのある線、にじむ線など、すべてニュアンスが違っていて面白い。最も特徴的な線はザラザラとした質感の線。これは粗い粒子の顔料を濃いめのメディウムで溶くことによって得られる質感とのことであるが、画面上で絶妙なスパイスとなって効いている。作品において色が重要な要素の一つとなる場合、にじみや濃淡によるグラデーションは効果的ではあるが、そればかりでは単調になってしまう恐れがある。そこに中国絵画に見られる擦筆のような色がかすれた線が加わることで、マチエールに変化が生まれ、画面全体を引き締める役割を果たしている。柴垣さん曰く、「その部分を描くのに適した「線」で描いている」とのことで、これだけの「線」を使いながら画面の調子が整っているのは、技量の高さとセンスの良さにほかならない。今回のテーマは「降る」。雨が降る。光が降り注ぐ。落ち葉が降る。天から地へと「降る」動きを捉え、その時間を画面に閉じ込める。「閉じ込める」という言葉は彼女の絵にはふさわしくないかもしれない。なぜならその絵は「開かれた」ものであるから。彼女によって選ばれた「線」は対象の動きをも捉え、画面に写し取る。その躍動のリズムは画面内に収まることはなく、画面の外に広がる世界を観る者に想像させる。彼女は眺めた景色を時間ごと描いて観る者に共有してくれるのである。そして今回も普段通り、柴垣さんは描きたいテーマに合わせて現地に足を運びデッサンをする。雨合羽を着て重装備で雨降る景色をデッサンしたと聞いた。雨は鋭い線で描かれている。柔和な線を主体とする彼女にしては珍しい線である。その線は雨が天から地へと降り注ぐ動きを的確に捉えている。時間を描いた「線」のシンフォニーは今回も美しい旋律を奏でてくれるだろう。平井 啓修 (京都国立近代美術館)・・・
October 24, 2023
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秋の京都岡崎より展覧会のお知らせです。福村真美個展「おきらくトリップ」2023年 10月13日(金)〜22日(日) 12時〜18時(月曜日休廊)https://gallerymorningkyoto.blogspot.com/2023/09/fukumura-mami-exhibition-2023-1013-fri.htmlおきらくトリップ「遠くのふうけい」というシリーズをずっと制作しています。最初はモノタイプという版画のモチーフや、小さなドローイングのモチーフとして、古い図鑑の写真を描いていました。自分の世界とは遠くの時代の、遠くの場所を描く、ということで気楽な気持ちで描けたことを覚えています。それと同時に、水面や庭をモチーフとした作品はずっと自分のモチーフとしてあります。この夏、絵描きの友人に「身の周りのこと、もっと描いても大丈夫ちゃう」という素敵な言葉をもらって、おきらくに日常も描いてみようと思い、新しいドローイングをはじめました。遠くのふうけいと、私の庭と、日常をおきがるにトリップするような、そんな展覧会になればと思っています。 福村真美 略歴1982 滋賀県大津市生まれ2006 京都市立芸術大学院美術研究科絵画専攻 油画修了個展2007 「vacation」 ギャラリー唐橋(滋賀)2008 前田珈琲(京都) 「map#1」 立体ギャラリー射手座(京都)2009 滋賀県立水環境科学館(滋賀)2009 画廊 編(大阪) ’09〜‘102010 ギャラリーモーニング(京都) ‘11,‘12,’14,‘16,‘12019 個展 タテベコーヒーロータース(滋賀)2020 個展 わたむきホール虹(滋賀)グループ展2004 主と客 (同時代ギャラリー・京都)2005 FRAME (ギャラリーCASO・大阪)2006 ビエンナーレうしく (茨城県・牛久) P&E (アートコート・大阪) 2007 おでかけ美術 (駅ビル・岐阜)2008 信楽ACT (民家・滋賀) ’09 ‘122009 しがの風展 (大津市歴史博物館・滋賀)’10〜‘14,‘16〜’20,‘22‘232010 「家・IE」展 (ギャラリーモーニング・京都) ,「うつろう」4人展 (ギャラリー唐橋・滋賀)’12 「Present Spirit 2010ただひとつだけの」 (ギャラリーモーニング・京都)2014 CONSTELLATION 2014 (上野の森美術館・東京), Pray展 (ギャラリーモーニング・京都)2016 ビエンナーレうしく特別回顧展 (シャトーカミヤ・茨城)2023 わたむきホール虹文化美術鑑賞ギャラリー30周年企画展 (わたむきホール虹・滋賀)受賞2006 第21回ホルベイン スカラシップ 奨学生, ビエンナーレうしく大賞受賞 2010 第61回大津市美術展覧会 特選 滋賀県教育委員会教育長賞受賞2011 湖国を描く展覧会 京都新聞社賞受賞2013 湖国を描く展覧会 NHK大津放送局長賞受賞2014 京展 芝田記念賞受賞2015 第69回滋賀県美術展覧会 特選 滋賀県教育委員会教育長賞受賞2016 平成27年度平和堂財団芸術奨励賞受賞2019 第73回滋賀県美術展覧会 〈佳作〉ギャラリーモーニングでは6年ぶりとなる個展、身近なひとや場所を描く事を解禁して親密さのある作品も並びました。フィクションでもリアルであっても、光を通した木々のシルエット、風と揺れる水の描写が心地よい絵画です。幾度も繰り返し描かれているモチーフ(「スケート」「午睡」)は大作になると小説の挿画から映画のワンシーンに変化し、絵付けをした器、モノタイプはみずみずしさでつながりました。/ギャラリーモーニング・・・
October 13, 2023
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26日、KBS京都、5時35分のニュースにマツモトヨーコさん登場です。三条通り正面、真西に太陽が沈んでいく頃合です。gallerymorningkyotoより、展覧会のご案内です。マツモトヨーコ 個展「秋の色」2023年9月26日(火)ー10月8日(日)12時〜18時(月曜日休廊)https://gallerymorningkyoto.blogspot.com/2023/09/matsumoto-yoko-exhibition-2023-926-108.htmlギャラリーモーニングでの前回の個展は2年前。コロナ禍真っ只中でした。そしてアフターコロナの今、とりあえず行動の自由は取り戻せたものの、なんだか世界も人の心も変わってしまったように思えてなりません。テレビやネットを目にすれば心が重くなるようなニュースばかり。そんな中で、日々のなんでもない営みの大切さ、また身の回りの小さな自然にもよりいっそう愛おしさを感じるようになりました。相変わらず日常的なあれこれをモチーフに、今の気持ちを込めて描くことこそが自分の支えとなっています。/マツモトヨーコ略歴1982 京都市立芸術大学美術学部絵画専攻卒業1984 同大大学院版画専攻修了個展1983 Rギャラリー(京都)1985 ’87 ’88 ギャラリー白(大阪)1986 ’89 ’90 ’93 ギャラリーview(大阪)1993 ’95 ’98 ’00 ’02 ’03 スペースYUI(東京)1995 ’89 ’00 ’02 ’05 ’07 ’09 ’11’14 ’16 ’18 '20 '22 阪急百貨店うめだ店美術画廊(大阪)1998 ’13 ‘15 ‘19 '21 '23マニフェストギャラリー(大阪),ギャラリーTAF(京都)2007 ’10 ギャラリー夢松洞(鎌倉)2008 ’10 大丸神戸店アートギャラリー(神戸) 2010 三越札幌店美術画廊(札幌)2010 ’12 ’14 ’17’19 `21 ギャラリーモーニング(京都)2011 ギャラリーAPA(名古屋)2013 ’15 ’16 ‘18 '21 ギャラリー新居東京(東京)2018 K Itoya B1F ’22 伊東屋 (東京)2023 「日々のかけら」マージナルギャラリー(鹿児島) 等多数「旅する画家」として仕事と取材を兼ねて世界中を旅していたマツモトヨーコさんも以前のようには海外へ出ることもできなくなってしまって数年。それでも小さな旅先、日常のなかでの経験から描かれる絵は何気ない幸福の時間を切り取って見せてくれます。こちらでは2年に一度の絵画展です。ギャラリーモーニング・・・
September 26, 2023
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秋がちょっと足踏みしているらしいです。京都岡崎から展覧会のご案内です。松谷博子 木版画展2023年9月19日(火)ー24日(日)12時〜18時https://gallerymorningkyoto.blogspot.com/2023/08/matsutani-hiroko-woodcut-exhibition-919.html版木を彫っているとき、森の中にいるような感覚になることがある。自分の足音を聞きながら黙々と歩いていると、はっとするような景色に出会えたり、自分がかつて落としたものを見つけたりもする。私以外には誰もいないが、ひとりではないと感じる。そんな私の中にだけ存在する森。ふと、いつかこの森はなくなってしまうのだろうか、と思う。その日まで、私は彷徨い続けたい。/松谷 博子黒く塗った版木を彫りながら画をつくっていく即興性と感性の油性木版画。4度重ねて擦ることにより漆黒の世界に生命が生まれるようにイメージが浮き上がる。当ギャラリーでの「版画旅行」にはたびたび参加、個展は初。2022 京都府新鋭選抜展 優秀賞受賞。 /ギャラリーモーニング・・・1985 大阪生まれ2007 京都嵯峨芸術大学 芸術学部 造形学科 版画分野卒業 主な個展2009 番画廊 (大阪)’10 ’11 ’132014 AIR南山城村 (京都)2016 天野画廊 (大阪)’17 ’182019 ギャラリー白 kuro (大阪)’212020 ギャラリー白 (大阪)’222022 OギャラリーUP・S(東京)主なグループ展2016 第7回柏原ビエンナーレ カタシモワイナリー新社屋(大阪)2017 版画旅行11 gallery morning(京都)’18 ’19 ’20 ’222018 日仏版画交流展 Project AKEBONO Ⅳ「ゆかし」 シテ・インターナショナル・デ・ザール(パリ)2019 恋する木版画 シロタ画廊(東京)2021 版画の表現3人展 浅野綾花・松谷博子・和田創 ギャラリー猫亀屋(大阪)’232022 京都府新鋭選抜展 優秀賞 京都文化博物館(京都) hanganomad 上田佳奈・堂東由佳・松谷博子 ギャラリーマロニエ(京都) Looking for Blue 4 サイアノタイプを用いた表現を探る ギャラリーマロニエ(京都) ARTiATE展 アートが旅する 煎(島根) 凹凸版展 東京都美術館(東京)’22 西宮市民ギャラリー(兵庫)’19 ’21 ’23 他、多数。アーティストインレジデンス2015 風と土のふれあい芸術祭in伊賀(三重)・・・
September 19, 2023
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9月なのに気の抜けない暑さの京都岡崎です。展覧会のご案内です。廣田美乃 個展「すきまに さかいめ」2023年9月5日(火)ー17日(日) 12時〜18時(月曜日休廊)https://gallerymorningkyoto.blogspot.com/2023/08/hirota-yoshino-2023-95tue-17sun.htmlなにかとなにかの間はなになのかこちらからは不確かなものを覗き込むどきどき感、曖昧さ通学路・通勤路など何者でもない時間かわりめ 時間の流れ 廣田美乃HIROTA Yoshino1987 京都市生まれ2011 京都市立芸術大学美術学部美術科油画専攻卒業個展2010~2023(毎年) 廣田美乃展(gallery morning kyoto)2012 ヒロタノ個展(レティシア書房)2019 廣田美乃展 アトリエ個展シリーズVOL.2(西脇市岡之山美術館アトリエ)2020 廣田美乃展 ”人と色”(hitotoiro)2022 廣田美乃 絵画展 -特別のすこし手前-(阪急うめだ本店7階美術画廊) 廣田美乃 絵画展-ここまでの途中-(仙台三越本館7階アートギャラリー) 廣田美乃 絵画展-ここからのつづき-(伊勢丹新宿本店6階アートエディション) 入選・受賞・その他2012~2019年5月「浪花女を読み直す」(石野伸子/産經新聞連載)挿画ワンダーシード2012(トーキョーワンダーサイト渋谷)入選2013 京都美術ビエンナーレ(京都府京都文化博物館)産経新聞社賞 2013 京展(京都市美術館)市長賞 2017 Kyoto Art for Tomorrow-京都府新鋭選抜展2017(京都府京都文化博物館)挿画 2012年12月~2019年5月 「浪花女を読み直す」(石野伸子著/産經新聞夕刊連載)画像提供 2023 幻灯劇場 「DADA」 メインビジュアル喜怒哀楽には当てはまらない、間(あいだ・ま・はざま)に漂うはっきりとしない感情、気持ち、表情を描く。『こどもが初めて描くのはだいたい人や生き物で、自分はその延長線上にいる』(廣田美乃)が腑に落ちる。14回目の個展、新作25点のほか今までの版画作品をシートで展示しています。/ギャラリーモーニング・・・
September 5, 2023
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今年の残暑もじんわり身にこたえます。京都岡崎。皆様、ご自愛ください。松尾勇祐 個展「少年」2023年8月22日(火)ー9月3日(日)月休みhttps://gallerymorningkyoto.blogspot.com/2023/07/matsuo-yusuke-exhibition-2023822-93.html此処のところ、いちばんしっくりくるテーマが「少年」でした。作品を作り始めた頃とあまり変わらない、というか同じようなことをやっていると感じています。でも、今はそれを大事にしようと思います。少年の時と同じように、どこかに辿り着くことはないのかなと思います。松尾勇祐MATSUO Yusuke 略歴1979 大阪市生まれ2002 宝塚造形芸術大学 造形美術学部彫刻 卒業個展 2008 高島屋大阪店アートサロン2011 高島屋大阪店ギャラリーNEXT2014 高島屋大阪店ギャラリーNEXT 2015 「箱庭ラプソディ」ギャラリーモーニング2015 「街は現想」高島屋大阪店ギャラリーNEXT2016 「街色ララバイ」ギャラリーモーニング2017 「不定形な者たちのブルース」ギャラリーモーニングその他2015 琳派400年記念「新鋭選抜展」-琳派FOREVER- 京都文化博物館2014, 2017 京展2002年から国展ほか、大阪,東京、京都などでグループ展等多数。2022年「演画・中の島ブルースII」(ギャラリーモーニング)2019年「FACEIII」(ギャラリーモーニング)2010年、京都祇園祭綾傘鉾 鶏像制作設置受賞京展市長賞(2014)、全関西展第三席(2014)国展新人賞(2008)、豊中市展市長賞(2005)、関西国展新人賞2004)、関西国展関西国画賞(2003)第八回高円宮殿下記念根付コンペティション優秀賞(2016)・・・かつて少年であった自分も含め、これからいろいろな人生を歩いて行くであろう姿(象徴としての少年)に追想と希望を託した木彫作品。新作6点、新作のためのデッサンほか近作を展示。うち運慶作・大日如来坐像は寄木造りによる習作。6年ぶりの個展。gallery morning※作家、在廊予定は土曜日、日曜日です。・・・
August 22, 2023
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gallerymorningkyoto夏期休廊8.7(月)-21(月)なにかありましたら Messageか、gallerymorning(アットマーク)ybb.ne.jpまでご連絡ください。
August 6, 2023
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8月です。蝉時雨の京都岡崎です。平良菫 個展「Look.like」2023年8月1日(火)〜6日(日)12時〜18時https://gallerymorningkyoto.blogspot.com/2023/06/taira-sumire-2023-81-tue-6-sun.html描いた人物画を印象的な線や面で再構築する。 それにより作品が余白を持ち、見方によってその印象を変える。 線の集積で出来上がった作品は様々な可能性を含む形を生み出す。 今回は「流れ」に視点を置きました。 線の重なりによって生まれる形が躍動感を作り、余白の中にも動きをイメージさせる。 線が空間に与える可能性をお楽しみ頂けると幸いです。/平良菫版を空間に展開してゆく・・・作技法について描いた絵を色分解し、それを参考に形の輪郭や色境界、空間のバランスを見て線や面でイメージを作ります。シルクスクリーン技法で一色ずつ刷り上げ完成します。大きい作品の場合はイメージを分割して1色2~20版に分けることがあります。TAIRA Sumire 略歴経歴2000 大阪生まれ2018 嵯峨美術大学 造形学科 油画・版画領域 入学 2022 嵯峨美術大学 造形学科 油画・版画領域 卒業個展2023 「BOUNDARY」 ART SPACE ごろごろ(京都)グループ展2020 嵯峨美術大学油画版画領域選抜展『SAGA DASH 2020』/ArtSpace-MEISEI 第45回全国大学版画展/町田市立国際版画美術館2021 第46回全国大学版画展/上田市立美術館2022 第50回嵯峨美術大学・嵯峨美術短期大学卒業・終了制作展/京都市京セラ美術館『Art Continuation Project』/阪神百貨店ハローカルチャー 『CROSSOVER vol.38』/inバンコク 『呼吸展』/京都府立文化芸術会館『Art Continuation Project Vol.2』/阪神百貨店ハローカルチャー2023 『命をつなぐ・グラフィック展 』/京都府立植物園『Art Continuation Project Vol.3』/阪神百貨店ハローカルチャー 『HANSHIN Art Meeting Vol.2』/阪神百貨店ハローカルチャー 『CROSSOVER vol.42』/in香港性別を特定せず理想のイメージを描き、そこから抽出された軽やかな線をシルクスクリーンで表現する。白が余韻に、動きのある線が風を生む。紙のほかキャンバスやアクリルフレームの内側に刷った作品など、シルクスクリーンならではの展開。/gallery morning・・・ギャラリーモーニングはこの後、夏季休廊です。
August 1, 2023
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一圓達夫 木版画展 2023年 7月25日(火)-30(日)12時〜18時(月曜日休廊)ICHIEN Tatsuo Contemporary Woodcut PRINT Exhibition 2023https://gallerymorningkyoto.blogspot.com/2023/06/ichien-tatsuo-2023-725-30contemporary.html?view=classic色面の豊かさ、線の切れ味、ぼかしの表現、そうした木版の持つ魅力を最大限に活かすために、できるだけ色や形を単純化し、それらのわずかな変化や微妙な動きで豊かな画面をつくり出したいと考えています。 /一圓 達夫・・・シンプルな形の組み合わせ。木版ならではの刷りの風合。構成する色面に現れる木目の有りよう。伝統的摺技術を用いながら、心地いいシェイプによって平面中にデザイン的空域をコンテンポラリーに作り込んでみせる。京都芸大や大阪芸大での教え子でもある木版画作家たちとともに開催した「版画旅行13・一期一圓」(2018)をきっかけに「版画旅行」には継続的に出展。個展は初の開催。初見の「WORK-56」(1979年)、「WORK-168」(1985年)、「WORK-247」(1993年)、「WORK-302」(1999年)から最新作「WORK-501」(2023年)まで長年のしごとぶりをご覧いただける機会となります。/ギャラリーモーニング・・・一圓達夫 CHIEN Tatsuo1948 愛知県生まれ1971 関西学院大学文学部卒業1966 第17回具体美術展(第18,19,20回)1977 第2回現代版画コンクール展・佳作賞(大阪府民ギャラリー)1978 第1回ジャパンエンバ美術展コンクール・神戸っ子賞1979 アート・ナウ '79(兵庫県立近代美術館)1980 第32回京展・京展賞(京都市美術館) 第3回世界版画展・佳作賞(アメリカ)1983 大阪現代アート・フェア'83(大阪府立現代美術センター)'86, '87, '89,'91 第9回国際ビエラ賞版画展(イタリア)1984 第2回京都美術工芸選抜展・買上賞(京都府立文化芸術会館)1987 国際版画交流展(韓国)1990 第11回ザイロン国際木版画展(スイス)1993 太田万国博国際グラフィックアート展(韓国)1999 現代版画・21人の方向(国立国際美術館)2000 KYOTO版画2000展(京都市美術館)2001 現代日本木版画展(イギリス)2004 日本の木版画 100年展(名古屋市美術館)2005 現代版画の潮流展(町田市立国際版画美術館)2007 From Kyoto to Krakow-Print Exhibition(ポーランド)2998 JAPANESE PRINTS SHOW 2008 (中国)2010 CONTEMPORARY JAPANESE PRINTMAKING EXHIBITION (中国)2013 版画への眼差し 照沼コレクション(茨城県近代美術館) 多田画廊(大阪)、SPASE11(東京)、M.H.S.タナカギャラリー(名古屋)等で個展パブリックコレクション東京国立近代美術館、国立国際美術館、大阪府立現代美術センター、京都市美術館、町田市立国際版面美術館、茨城県近代美術館・・・
July 25, 2023
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朝から温度が上がっています。京都岡崎。ギャラリーモーニングから木彫展覧会のご案内です。矢野洋輔 個展「木登りピープル」 YANO Yosuke exhibition2023年7月4日(火)- 16日(日)12-18時・月曜休みhttps://gallerymorningkyoto.blogspot.com/2023/06/yano-yosuke-2023-74-tue-16-sun.html人や動物が地面の上にしっかりと、あるいは多少よろけながらも立っている。それは、地面を起点として彼らがその場所に確かに出現したというような、ひとつの光景なのだと思う。木に纏わりつく人間や、地面に立つ猿、カエル、虫など。このように様々な姿の「人々」がどこかの場所で生まれては、そこから活動を始める。そんな光景を木で描いている。 矢野 洋輔YANO Yosuke1989年 京都府生まれ 2014年 京都市立芸術大学美術学部工芸科漆工専攻 卒業2016年 京都市立芸術大学大学院美術研究科 修士課程 漆工 修了個展2020 「露と瘤」(ギャラリーwks./大阪)2019 「寝ている木 踊っている木」 (板室温泉大黒屋/栃木) 2018 「出てきた根」/ ギャラリーモーニング2017 「石 木 水」/ 同時代ギャラリー2015 「落ちている宝石」/ ギャラリーモーニング2014 「壁に貼る幽霊」/ ギャラリーモーニンググループ展2023 「とにかくオブジェとコラージュ/ Anyway, Objects and Collage」/桃青京都ギャラリー2023 「やんばるアートフェスティバル」2022 「POP UP @KCUA」/堀川新文化ビルヂング2022 春日山原始林アートプロジェクト20222021 「根の力 THE POWER OF ORIGIN」(大阪日本民芸館/大阪)2019 「FLYING WUNDERKAMMER」(toberu/京都)2018 ARTISTS' FAIR KYOTO / 京都文化博物館2017 京芸transmit program 2017 / 京都芸大ギャラリー@KCUA 西太志 + 矢野洋輔展「居心地の良さの棘」/ 8/ ART GALLERY/ Tomio Koyama Gallery2015 創工会企画 外部若手作家展覧会「五人展」/ 京都文化博物館2014 三条通3ギャラリー合同展「立体造形2014」/ 同時代ギャラリー2013 Colors of KCUA 2013 京都芸大芸術学研究室による総合選抜展 /京都芸大ギャラリー@KCUA 超京都「暗黙知」/ 平成の京町屋モデル住宅展示場 KYOMO[受賞]2018年 第13回 大黒屋現代アート公募展 大賞新作・近作(大作6点)のほか、パンデミック禍で急遽中止になった水無瀬神宮での作品「むし採り とり採り」(壁面の30点)、樹齢600年の春日杉(倒木)から生まれた「生える伸びる猿」シリーズ(約30点)など。ひとも動物も作家の手であらためて生まれ出て気持ちよさそうにしています。ギャラリーモーニングでは約5年ぶりの個展です。/gallery morning・・・
July 4, 2023
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夏至を迎え、夕刻には西からの光が眩しいギャラリーモーニングから展覧会のご案内です。泰地朋香 個展「daydream」TAIJI Tomoka Exhibition2023年6月27日(火)- 7月2日(日)https://gallerymorningkyoto.blogspot.com/2023/05/daydream-taiji-tomoka-2023627-72.html大学を卒業してからというもの、毎日うまくいかない現実と、こうだったらいいのにという理想を行ったり来たりしてはもがいていた。通勤中、電車に揺られながら窓に目を向けると、自分の姿が映っている。実体と虚像の入り混じる世界に私が映るその様子は、現実と理想の間で立ち尽くしてしまった私の姿を表しているようにも思えた。「反射」という現象に、私自身を重ね、描いている。/泰地朋香泰地朋香 TAIJI Tomoka1999 大阪府生まれ2018 嵯峨美術大学芸術学部造形学科 油画・版画領域に入学2022 同 卒業個展 2022 「reflect」/ギャラリーモーニング(京都)グループ展2020 嵯峨美術大学芸術学部造形学科 油画・版画領域 選抜展 「saga dash2020」ArtSpace-MEISEI/京都2020 絵画四人展 ギャラリー風雅/大阪2021 大井ギャラリー選抜展「第2回嵯峨美術大学ゆかりの作家たち展」(ギャラリー大井/大阪)2022 嵯峨美術大学第50回制作展「大覚寺賞」「ギャラリー創」受賞/京都市京セラ美術館 「KONSHIN-TEN vol.4」 gallery UG Bakurocho/東京ガラスに映り込んだ自分に、別の場所の複数の画像を重ねてイメージをつくり描いた油彩画。反射する光景に溶け込んだ実体のない姿は、透けてどこか頼りない自画像のよう。昨年の卒展時の個展につぐ二度目の個展。奥のroom2にその時に発表した作品を展示しています。変化を感じる展示となりました。/ギャラリーモーニング・・・
June 27, 2023
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町中では色とりどり紫陽花が咲いています。京都岡崎ギャラリーモーニングより展覧会のお知らせです。月本ちしほ個展「骨をひろう」TSUKIMOTO Chishio Exhibition2023年6月16日(金)~25日(日)12時〜18時(月曜日休廊)林の中の神秘的な鹿の骸、雨上がりの森の空気など、かつて自分が取りこぼしてしまったものをもう一度拾い弔う気持ちで描いた。/月本ちしほ TSUKIMOTO Chishio 略歴1981年生まれ 東京都出身 現在長野市在住2005 京都大学文学部 人文学科日本史学専修 卒業2011 京都市立芸術大学 美術学部美術科油画専攻 卒業2013 京都市立芸術大学大学院 美術研究科絵画専攻 修了個展2013 月本ちしほ個展 「spirare」(ギャラリーモーニング/京都)2020 月本ちしほ個展 「translucence」(ギャラリーモーニング/京都)2021 月本ちしほ個展 「星の欠片」(ギャラリーモーニング/京都)2022 月本ちしほ個展 「春ぎらい」(ギャラリーモーニング/京都)グループ展2013 ホテルグランヴィア大阪×京都市立芸術大学×ART OSAKA アートワークスプロジェクト「アートでねむる、アートで目覚める」最近まで近くに住み取材していた、綾部の雑木林で出会った神々しいまでの鹿の骨と二年越しに向き合った作品を中心に、自然を通して循環する生命を描いた新作15点です。一層目に無作為に置かれた色面のすきまを埋めるように植物や骨、水面、空が描かれ、あるいはそう見える『視覚のゆらぎ』(月本)を楽しんでいます。現在、長野在住につき作家在廊は最終日のみですが作品はここに。 /gallery morning
June 16, 2023
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初日、晴れました。緑、美しい京都岡崎、展覧会のご案内です。濱野裕理個展「流星の落下地点を探る」HAMANO Yuri Exhibition2023年5月30日(火)~6月11日(日)12時〜18時(月曜日休廊)https://gallerymorningkyoto.blogspot.com/2023/04/hamano-yuri-exhibition-2023-530-611.html遥か昔に地球に衝突したといわれている隕石(流星)は、地球の生命誕生のきっかけとなったという説があるそうです。その落下地点を探るように、私はいま私の心の深部に目を向けています。描くことは果てしない宇宙を巡る旅のようだと感じるときがあります。私自身のこと、家族のこと、はたまた世界のことなど描きながら考えていることは日々様々ですが、いつも共通していることは未だに見つけることができないでいる物事の根源にあるキラリと光る原石みたいななにかを探し出そうとしていることです。/濱野裕理・・・濱野 裕理 〔HAMANO Yuri はまのゆうり〕1986年 奈良県生駒市生まれ2005年 京都市立銅駝美術工芸高校洋画科 卒業2009年 京都嵯峨芸術大学造形学科油画分野 卒業個展 2009年 「eyes open」/ Galleryはねうさぎ(京都)2011年 「束の間の夢」/ ギャラリーモーニング(京都)2012年 「空想旅行、架空のまち」/ ギャラリーモーニング(京都) 2013年 「心の庭」/ ギャラリーモーニング(京都)2014年 「どうしようもなく退屈な日に僕らは平和について語り合う」/ギャラリーモーニング(京都)2015年 「あの日僕らがみた風景はこの世界の断片に過ぎない」/ギャラリーモーニング(京都)2016年 「水色だった日々。」/ ギャラリーモーニング(京都)2017年 「僕とブルーとジャングルジム」/ サコダアートギャラリー(兵庫)2018年 「祈りにも似た世界」/ ギャラリーモーニング(京都)2019年 「濱野裕理 展」/ うめだ阪急 アートアップデコ(大阪)2019年 「水の夢におぼれる」/ ギャラリーモーニング(京都)2020年 「濱野裕理 展」/ 伊勢丹新宿店 アート&フレーム(東京)2020年 「濱野裕理 展 -祈りにも似た世界-」/ ヒルトンプラザwest 3階(大阪)2021年 「どうしようもなく退屈な日に僕らは平和について語り合う」/ 神戸元町歩歩琳堂画廊(兵庫)2021年 「夜を駆ける」/ ギャラリーモーニング (京都) 2022年 「Dream in Color」/ 神戸元町歩歩琳堂画廊 (兵庫)グループ展京都、大阪、東京、神戸などで多数アートフェア2016年 「神戸アートマルシェ2016」/ 神戸メリケンパークオリエンタルホテル 17,18,22,232017年 「東美アートフェア2017」/ 東京美術倶楽部(東京)18ほかに「ART NAGOYA 2022」23年、「Study:大阪関西国際芸術祭 2023」など近年多用している竹和紙の表裏をつかった表現により『自身のなかにあるイメージ(心象風景)の再現』から『自身もみたことのない意識の向こう側にある思いがけないイメージとの出会い』へ。絵画としての面白味と自由で新たな表現への変化が見られます。梅雨入りのときと重なってみずみずしく流動的な画面が心地よいです。/gallery morning・・・
May 30, 2023
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緑を育む雨。ギャラリーモーニングから展覧会のお知らせです。トホ & 木代喜司 「宙(そら)からの使い。」2023年5月19日(金)ー28日(日)/月曜休みhttps://gallerymorningkyoto.blogspot.com/2023/04/messenger-from-sky-toho-kishiro-yoshiji.htmlトホ toho 陶芸家「絵を描くように土を触り、土からのイメージでドローイングします。2次元と3次元を行き来するのが面白い。和歌山で出会った原土に無限の可能性を感じ、日々作陶しています。土から現れる景色と情緒が嬉しくて。」1993年京都市立芸術大学デザイン科卒業後、読売テレビに勤務。2020年独り立ち ”トホ” として制作。2018年より大阪アシタルームにて陶のオブジェを発表。東京、京都などで精力的に作品を発表中。木代喜司 KISHIRO Yoshiji「彫刻家、と言うてます」。「もっとむちゃくちゃしなはれ」、と言う浅野竹二の言葉を守ってきました。進歩は、新しい素材を使うこと。彫刻は自由に素材を変えられます。型にはまらず、手の動きのままに自由に生まれてくる作品、笑顔をさそい幸福な気持ちになれる・・・軽音楽があるように、かろやかに楽しめる軽美術的なモノ、楽しいと思います。1940年京都生まれ。京都を中心に個展、グループ展多数。略歴木代喜司 KISHIRO Yoshiji1940年 京都生まれ1962年 京都学芸大学特修美術科卒業1963年 日展初入選 京展市長賞受賞1974年 京展市長賞受賞 (77年)1981年 日展特選受賞 (82年)1985年~2003年 京都教育大学美術科教官1988年 全国身体障害者スポーツ大会記念メダル制作2001年 第14回京都美術文化賞受賞2001年~03年夏の全国高等学校野球大会メダル制作2005年 コンスタンチン・ブランクーシ賞受賞2019年 京都府美術文化賞功労賞受賞主に京都で個展、グループ展多数。現 日展審査員 京都教育大学名誉教授・・・具象の国境壁を融解する彫刻(木代喜司)。抽象形を現実生活に挿入する原土陶器(toho トホ) 。数奇的な時間にありながら同領域にある重なるコード。今まで接点がなかったふたりですが、共通するのは日々手を休めることなく生みつづけていること。ふたりの作品約170点が兄妹のように友達のように並びました。/gallery morning・・・
May 19, 2023
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椎の花香る新緑の京都東山より展覧会のご案内です。栗田咲子個展 「光の溜まり」KURITA Sakiko Exhibition2023年4月29日(祝・土)ー5月13日(土)12時-18時(月曜日休廊)https://gallerymorningkyoto.blogspot.com/2023/04/kurita-sakiko-exhibition-2023-429-513.html好きなどうぶつに囲まれたい。熱めのぬるま湯に浸かっていたい。いい匂いの花が好き、木と丘と山が好き。川と海と晴れと雨と曇りが好き。考えるのが苦手な私は相変わらず絵空事の中に生きています。/栗田咲子 ・・・日常の何気ない瞬間を、それぞれの時間、場所を超えて新しい景色として見せてくれる。細部に宿る愛しさとユーモア、哀愁をさり気なく感じさせてくれる表現。今回は動物が登場する新作(ペインティング5点、ドローイング6点)を中心に近作6点を展示しています。/gallerymorningkyoto今展に際し、以倉新(いくらあらた)氏(富山県美術館)に寄稿いただいたテキストを案内状別紙に掲載しています。ご参照ください。(以下)・・・「栗田咲子 くりかのころに寄せて」自由で緻密に画面は構成され、我々はより直截に絵画的官能、目の愉悦に導かれるだろう。不思議な絵だ。身の回りの風景や人が、脈絡を外されて、一枚の絵の中に描き込まれている。身近なものを具象的に描くことは、90年代の具象絵画の流行以来めずらしくないが、というより作者は、そのような「身の丈感覚」で日常を描く「90年代の絵画」の始まりを告げた 一人なのだが、以来、長いキャリアの中で栗田咲子の作品は穏やかに成熟しつつ、不思議な魅力を放ち続けてきた。90年代半ばの、自身や友人たちの姿を自由奔放に描いたようなデビュー当時のドローイング風の作品から、2000年前後になると動物や植物が登場し、「日常的な光景をコラージュして再編するスタイル」 に変化していく。犬や猫、よく通うという動植物園や水族館の鳥や魚、植物など、作者の身近な日常を坦々と描いた絵は、「まるで私小説」のよう とも評されてきた。以来、作家は「身の丈」の日常を何気なくマイペースに描き続けてきた。しかし、そこには“絵画の問題”が、声高にではなく、ずっと描きこまれてきたのではなかったか。作者は以前、「モチーフと色彩が同質になる構成」を意識していると語っているが、確かに色彩と繊細なマチエール、そしてそれによって描かれているモチーフ(意味)の連関(の外れ)が、何か言葉にし難いものを残す。「モチーフと色彩が同質になる構成」とは何か? その答えが絵の中にあるのだろう。描かれたものの取り合わせの「奇妙」さ、だけでは絵の不思議さ、魅惑は深まらない。モダニズム以降の色彩と形態による絵画空間の追求が、抽象ではなく具象、それも衒いなく描かれた身近な風景や人の、意味の連関を微妙に外した形と色の構成によって担われているところに、画家の真価がある――などと言わずとも、犬や猫、牛やヤギやカモメまでみな「穏やかな顔」で登場する、「脱力感」と「ユーモア」に包まれた絵 は、「確かなデッサン力」と「豊かな色彩の力」 に支えられて、謎を孕んで多くの人を魅了してきた。その絵画世界が昨年頃からまたひとつ、豊かな深まりを見せ始めているようだ。新作では、これまでのコラージュ風の構成から、よりストレートに、ひとつの風景としての大画面があらわれつつある。奇妙な取り合わせの効果が影を潜め、繊細な筆触による深い色彩と形態の大胆な試みが、ひとつの風景として立ち上がる。白い雲が湧き立つ緑の丘は、手前に広がる大きな陰の繊細な黒の世界に引き立てられて、雄大でリリカルである。もはや意味の連関の外れは意識されないほど自然に、しかし自由で緻密に画面は構成され、我々はより直截に絵画的官能、目の愉悦に導かれるだろう。画廊開廊記念以来、5年目、10年目と節目を飾ってきたという、栗田咲子さんの個展を心待ちにしたい。(富山県美術館・以倉 新)・・・栗田咲子略歴大阪府在住1996 京都市立芸術大学大学院美術研究科絵画専攻油画修了1972 岡山県に生まれる主な個展2022 「道草」 FUKUGAN GALLERY/大阪2019 「restart」 ギャラリーモーニング/京都2018 「栗研」 FUKUGAN GALLERY/大阪2016 「たまたまをしこたま」 ギャラリーモーニング/京都2015 「空耳さいさい」 FUKUGAN GALLERY/大阪2014 「雨の中の虹彩」 FUKUGAN GALLERY/大阪2012 「おもいだし-わらい」 FUKUGAN GALLERY/大阪2011 「養いもの浄土」 FUKUGAN GALLERY/大阪2010 「お八つの友」 ギャラリーモーニング/京都2009 「Install」 ギャラリーモーニング/京都 「数珠の茂み」 FUKUGAN GALLERY/大阪2008 「花鳥異景」 FUKUGAN GALLERY/大阪 栗田咲子展 Gallery Den58/大阪2007 「RAINBW BALLEY」 FUKUGAN GALLERY/大阪‘99, ’00, ‘02, ’03, ‘05, FUKUGAN GALLERY/大阪 栗田咲子展 Gallery Den/大阪2005 栗田咲子展 gallery kiku/大阪2004 「結構気だるげ猫灰テンション」 ギャラリーココ/京都‘03, ’01,’99, ‘98, ’96, ‘95, ギャラリーココ/京都主なグループ展2021 「Still, Life――まだ、生きてます栗田咲子・菱木明香・リース直美」 京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA/京都2016 「ヒデとサッコのアトリエショウ」/ 「野営芸術」 島ヶ原、やぶっちゃキャンプ場/三重2010 「絵画の庭」 国立国際美術館/大阪2008 「是が非の絵画」 大和プレス/広島 「アートイニシアティヴ・プロジェクト」 神戸アートビレッジセンター/兵庫2007 「栗田咲子/寄神くり」 Take Ninagawa gallery/東京2006 「i am beautiful」 PH gallery/N.Y.2004 「Art Court Frontier #2」 art court gallery/大阪2002 「The art transit」 The Pales side hotel/京都2000 「VOCA展2000」 上野の森美術館/東京1997 「神戸アートアニュアル'97」 神戸アートビレッジセンター/兵庫1996 「佐藤国際文化育英財団 第5回奨学生美術展」 佐藤美術館/東京パブリックコレクション国立国際美術館・・・☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆栗田咲子さんの展覧会にてギャラリーモーニングは15年目へ。今後ともよろしくお願いします。てらくぼかなこ、寺久保吉完★★★★★★★★★★★★★★★・・・
April 29, 2023
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版画旅行 PRINT 18 2023. 4. 1 (土)- 15(土)月休みhttps://gallerymorningkyoto.blogspot.com/2023/02/print18-2023-41-15.html一枚の版画を切符にアートの旅へ出かける、を掲げて開催するギャラリー恒例の版画展です。さまざまな版種、個性豊かな表現をご高覧ください。新作+常設イシイアツコ ISHII Atsuko一圓達夫 ICHIEN Tatsuo河崎ひろみ KAWASAKI Hiromi岸雪絵 KISHI Yukie田村洋子 TAMURA Hiroko橋本尚恣 HASHIMOTO Naotsugu本田このみ HONDA Konomiマツモトヨーコ MATSUMOTO Yoko丸尾紘美 MARUO Hiromi吉原英里 YOSHIHARA Eri、他18回目の今展は次のメンバーの新作を中心に展示しています。フランスで制作する イシイアツコ(銅版画)シンプルな抽象表現で刷りの技術が冴える 一圓達夫(木版画)遊ぶような線(黒)が魅力の河崎ひろみ(ドライポイント)和紙の両面にイメージを重ねる岸雪絵(リトグラフ)花、植物、小さな生き物たちの世界を想像力豊かに紡ぐ田村洋子(木版画)版と同じ形の和紙(墨で手描き)を版の下にはりこむ手法でモノタイプを制作する橋本尚恣ユニークな発想、文字さえも作品にする 本田このみ(木版画)絵画と同様に日々の暮らしに寄り添う表現 マツモトヨーコ(リトグラフ)風景、心もようなど目に見えない気持ちを表わそうとする丸尾紘美(リトグラフ)最新作のカーテンシリーズで部屋の向こうとこちらをイメージさせる吉原英里(銅版画)ほかに、下記常設メンバーの版画作品を展示しています。廣田美乃・上村亮太・宮本承司・吉田真紀子・若木くるみ ほか多様な版画表現をご覧いただく機会となれば幸いです。/gallery morning
April 1, 2023
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あっという間に桜が咲きそうな京都岡崎、ギャラリーモーニングより展覧会のご案内です。「或る日、何処かの」 海老優子 EBI Yuko・岡林真由子 OKABAYASHI Mayuko・小野潤一 ONO Junichi2023年3月14日(火)~26日(日)12-18時・月曜休みhttps://gallerymorningkyoto.blogspot.com/2023/02/one-day-somewhere-2023-314-26.html・・・海老優子 EBI Yuko:1996 京都精華大学美術学部造形学科洋画卒業岡林真由子 OKABAYASHI Mayuko:2006 京都造形芸術大学 美術工芸学科 洋画コース 卒業小野潤一 ONO Junichi:2005 大阪芸術大学大学院修了「或る日、何処かの」 ・・・one day, somewhere,声高に叫ばれる言葉よりも聞こえないほどの小さな声に耳を傾けたいときがあります。ときには静寂の時間に身を置いて日々のあれこれから離れたいときがあります。海老優子作品に広がる草原やたびたび登場するベッドはある種の怖さを感じる一方、神聖な安らぎの場所にも思えて誘われます。岡林真由子が描く街角は現実世界とパラレルに存在するもうひとつの場所。音がなく夜に浮かぶカラフルな色の空間に舞台性と詩情を感じます。彫刻出身の小野潤一作品がまとっている私小説のような空気感と少年性は、繊細で時間にとらわれない自由な心のなかを覗き見るようです。三人三様の物語を抱えた作品をきっかけに、今、此処で、静かなひとときを過ごしたいと思います。/ギャラリーモーニング・・・次回の展覧会版画旅行18 "一枚の版画からアートの旅へ"イシイ アツコ 一圓 達夫 河崎 ひろみ 岸 雪絵 田村 洋子 橋本 尚恣本田 このみ マツモト ヨーコ 丸尾 紘美 吉原 英里 他https://gallerymorningkyoto.blogspot.com/2023/02/print18-2023-41-15.html
March 14, 2023
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植木鉢のある風景II STILL LIFE 22023年2月23日(祝・木)~3月5日(日)12時〜18時(月曜日休廊)https://gallerymorningkyoto.blogspot.com/2023/01/2-still-life-2-exhibition-2023-22335.html地球は宇宙の植木鉢。家庭にある植木鉢は平和への準備のありよう。気持ちをやわらげる風景です。日々の暮らしの潤滑油でもあり。町を歩くと花盛りの植木鉢が外世界との境界に置かれている。ちょっとうれしい植木鉢の有るセカイ。そんな視線を作家達と共有するところからはじまった展覧会です。うえだあやみ UEDA Ayami高木智子 TAKAGI Tomoko田中美穂植物店 TANAKA Miho Syokubutsuten中道由貴子 NAKAMICHI Yukikoバーバラ・クロール Barbara Kroll松岡日菜子 MATSUOKA Hinako望月恵 MOCHIZUKI Megumi・・・「窓辺に花を」かつて、井上優さんが提唱していた。20代に学んだマーケティング入門系ブックの一文、印象的に記憶に残っている。朝、ギャラリーへの道。カニシャボだったり、小さな蘭だったり。玄関先、盛りの花を見せてくれる家々が有る。そんな花を見ながら坂の途中でひと息つく。シェアされた、ひと鉢の植木鉢。ちょっと気持ちが軽くなる。ゆっくり、と生きていくフィーリング・グルーヴィースティルライフ・・・・生きている。・・・作家作品、最新情報は以下のSNSで発信しています。https://www.facebook.com/profile.php?id=100045449418939https://twitter.com/gallerymorninghttps://www.instagram.com/gallerymorningkyoto/gallerymorningkyoto2023,15年目へ・・・
February 23, 2023
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京都市京セラ美術館では、京都市立芸術大学の作品展が開かれています。(12日まで)美術館からギャラリーへ。ギャラリーから美術館へ。春先の岡崎をお楽しみください。河嶋菜々個展「きらきらひかる」KAWASHIMA Nana Exhibition2023年2月10日(金)~19日(日)12時〜18時(月曜日休廊)https://gallerymorningkyoto.blogspot.com/2023/01/kawashima-nana-exhibition-2023-210-19.html庭の中に佇む草花たちやジョウロは私の中でぼんやりと愛おしく想う。夜は明かりがなく何も見えないが、庭の風景や植木鉢・植物を描き続けていたため、自然と記憶を頼りに描くことができた。かつて咲いていたチューリップやパンジー、ラベンダーにシュロチク、処分された植木鉢などを思い出して描いていくうちに、星座図を描いているような感覚に至りモチーフたちは浮遊して点在しているよう感じた。草花たちの繋がりが星座のようだと実感してから、日常の繋がりは星や宇宙の成り立ちに共通点を見出すようになった。私にとって星はインスピレーションをかき立てる夢のような存在である。そんな庭の様子を窓越しに、子守唄を歌うように草花たちの繋がりを描いた。河嶋菜々KAWASHIMA Nana 略歴1997年生まれ 京都府在住2020 京都市立芸術大学美術学部美術科日本画専攻 卒業2022 京都市立芸術大学大学院美術研究科日本画専攻 修了 個展2020 『やわらかな眠り』 GALLERY35 kyoto kamanza2022 『庭にまつわるエトセトラ』ギャラリーモーニング・京都グループ展2021 第46回学生日本画展示 ホテルグランヴィア京都2020 オンライン2人展『うつわとにわ』 何度も繰り返し描いているうちに単純化され、河嶋作品のアイコンとなる庭に存在するものたち。岩絵の具の控えめなきらめき、やわらかな色面が春の空気感をつくる。/gallery morning・・・
February 10, 2023
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京都、朝、雪が舞い、冷えています。初個展、2023年のニューフェイス展示です。中浜尚紀個展 NAKAHAMA Naoki 2023年 1/31日(火)〜 2/5(日) 12時〜18時https://gallerymorningkyoto.blogspot.com/2022/12/nakahama-noki-2023-131-25.html私は、たびたび何もできなくなる時期がある。やるべき事、しないといけない事、頭ではわかっていてもうまくできない。そんな悪い流れの繰り返しから自分が悪循環の中にいると感じた。これはその自己嫌悪の巡りを「うず」として形にしたものだ。赤色は焦りとか怒りとか、青色は不安とか寂しさとか。感情が混ざり合って自分が生まれてくる。巡り巡っていったこの不安定な「うず」の終わりにココロが安らぐような、自分を誇れる。確かな「かたち」を探している。NAKAHAMA Naoki 略歴 2000年 大阪生まれ2019年 大阪府立北摂つばさ高等学校 卒業2019年 嵯峨美術大学芸術学部造形学科 油画・版画領域 入学グループ展2021年 ギャラリー大井選抜展 「第2回嵯峨美術大学ゆかりの作家たち展」(ギャラリー大井) 2022年 嵯峨美術大学芸術学部造形学科油画・版画領域選抜展 「SAGADASH 2022」(同時代ギャラリーBis)初個展。感情を吐露し、自身をメンテナンスするように描く絵画はある面で自画像のようなものかもしれません。会期中2月2日(木)~5(日)は嵯峨美術大学・嵯峨美術短期大学の制作展(京都市京セラ美術館)会場にも大作(150号4枚)を展示しています。合わせてご高覧ください。/ギャラリーモーニング・・・
January 31, 2023
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さかいはるか個展 「すぐそばにある、ささやかな」2023年1月20日(金)- 29日(日)12時〜18時(月曜日休廊)https://gallerymorningkyoto.blogspot.com/2022/12/sakai-haruka-120-292023-120-29.html・・・こころに風を通す。体にみずをやる。光をあてる。わたしたちに必要なもの。落ち葉を踏み歩く。ざくざくと音と感触を楽しむ。地面のみみずを見つけて、ゆっくりと動きを見送る。「しってる? みみずって「大地の腸」って言われていてね、人間が土を耕すずっと前から、みみずが地球の土をつくってたんだって」「へえ。みみずってすごいな。」あっという間に日が暮れて夜になる。あたたかい毛布に包まれて眠る。不思議な夢を見て、朝起きたら泣いていた。誰かに伝えなきゃ、何かに残さなきゃ、それくらい深くて不思議で切ないそんな夢だったのに。昼になる頃には、そのことさえ忘れてしまっている。日常で触れた、あらゆる感覚の残像や塵みたいなものが、少しずつイメージの部屋に降り積もっている。それを少しずつ描き出している。/さかいはるか・・・1990年 大阪生まれ2013年 京都市立芸術大学 美術科 油画専攻 卒業2015年 京都市立芸術大学大学院 美術研究科 油画専攻 修了[ 主な個展 ]2022年 さかい はるか 個展「いびつでやさしいⅢ」(ギャラリーモーニング)2021年 さかい はるか 個展「いびつでやさしいⅡ」(ギャラリーモーニング)2020年 さかい はるか 個展「いびつでやさしい」(ギャラリーモーニング) さかい はるか ドローイング展 (さらさ花遊小路)2018年 さかい はるか 個展「正気の花」(ギャラリーモーニング)2017年 さかい はるか 個展「余白の人たち」(ギャラリーモーニング)2016年 酒井 遥 個展「吊革の森」(ギャラリーモーニング)2014年 酒井 遥のかしましドローイング展(京都市立芸術大学小ギャラリー) 酒井 遥 個展「ハレ」(ギャラリーモーニング)2012年 酒井 遥 個展 (ギャラリーi) 酒井 遥 個展「Oval」 (京都市立芸術大学小ギャラリー)日常の会話や夢のなかで浮かんでは消えてしまうあれこれを描きとめる、作家自身にしか解読できないような絵日記のよう。和紙の繊維に色をからませて独特のやわらかさ、透明感、ふわふわと単純なかたちを生む表現にひかれます。/ギャラリーモーニング
January 20, 2023
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未在 有光 未来 2023まだまだあるみらいのひかりMizai Arimitsu Mirai
January 7, 2023
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山部泰司個展「山水と絵画のかさなりとつらなり」YAMABE Yasushi Exhibition "SANSUI"Sansui and Painting works Overlying layers and continuous waves2022年12月13日(火)ー25日(日)12時〜18時(月曜日休廊)https://gallerymorningkyoto.blogspot.com/2022/11/yamabe-yasushi-sansui-1213-25.html私は作品をつくるとき、ほぼ、下絵はつくりません。キャンバスの上に直接、線の集積でイメージを探ります。描くときには漠然とした、あるいは明確なイメージが五感を伴って存在しますが、それらの感覚は描くことで変化します。描いた線やかたちが違うなと感じると乳白色の絵の具でかたちを覆って隠して描き直します。何度も描き重ねながら構図が大きく変わってしまうこともあります。そして、私の山水はキャンバスの空間と時間の中で生まれます。ゆえに、一枚の絵画の中には、無数のドローイングが織り込まれています。近年、コロナ感染症流行以前には、蘆山、黄山などに旅して取材しましたが、感染症防止の移動制限の状況下では、国内の自然に接することが多くなってきました。iPhoneに「滝」と声をかけ、表示された滝に行き、そこでまた次の「滝」を検索することをやってみました。無名の滝がヒットすることがあれば、有名な滝がでてきたりと、主観を排する楽しさがありました。今回のタイトルの「かさなり」は、絵の具の層の前後の重なりと画面の上に遠景を置く上下の重なりの二つの意味が込められています。また、「つらなり」は山の稜線のような横への連続性が心地よいリズム感を生み出し、場所の移動をも一本の線のように表すことで、世界の分断を接続するメタファーもあります。本来、相容れない価値観から一つの風景、山水が成立する、見る人の想像力に助けられて山水に見えるようなあやういバランスの作品を展示します。/山部泰司YAMABE Yasushi1958 岡山県生まれ1981 京都市立芸術大学美術学部美術科卒業1983 京都市立芸術大学大学院美術研究科修了1981 年からギャラリー白/大阪、ギャラリーすずき/京都、ギャラリーココ/ 京都、ギャラリー16/京都、ギャラリーQ/東京、村松画廊/東京、LADS GALLERY/大阪、ギャラリーあしやシューレ/兵庫などで個展、グループ展多数。ほかに2008 「山部泰司展 ~変容する絵画~ 奈義町現代美術館/ 岡山2016「山部泰司展 ~ここから始まる風景画~」奈義町現代美術館/ 岡山2018「ニュー・ウェイブ 現代美術の80年代」国立国際美術館/大阪「アートの今・岡山展 2018 Call&Response 呼応」、 岡山天神プラザ、高梁市歴史博物館、華鴒大塚美術館、~ 2019巡回/岡山、2019「美作三湯芸術温度 山部泰司展 八景山水」湯原温泉八景/岡山2019「生きてゐる山水 廬山をのぞむ古今のまなざし」岡山県立美術館/岡山2020「三密回避展・休廊中」ギャラリーパリ/横浜、「ドローイングの可能性」東京都現代美術館/東京 「Remort lands」Zuleika Gallery (ウッドストック・イギリス)2022「関西の80年代」(兵庫県立美術館) 「山部泰司展 光る風景、動く山水 真庭編」真庭市立蒜山ミュージアム(岡山)「山部泰司 青波緑風山水図展」岡アートギャラリー/岡山「美作三湯芸術温度」湯原温泉八景/岡山 など・・・無数の線描からなる青い世界。風が吹き、水が流れ、何者かの羽音、息遣いまで聞こえてくるようです。岡山、兵庫での複数の展示など多忙の一年を締めくくる個展。30点あまりの作品のほか、小さな紙に描いたドローイング、蒜山ミュージアムでの個展カタログなど展示しています。ギャラリーモーニングでは2020年12月以来2年ぶりです。/gallery morning
December 13, 2022
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