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テーマ: 癌(3550)
叔母が子宮ガンの手術をすることになったので、急遽、ガンと抗ガン剤の本を数冊買いました。まだ全部読んでないので買った本の内容はわかりませんが、買うまでが一苦労だったのでちょっと書いておくことにします。

のんびり

自分がちょっとやっかいな病気( 多発性筋炎 :膠原病の一種)持ちであるせいもあり、医学関係の本は普段から割とチェックはしているのですけど、ガンの本って、ほんとうにいろいろあって、実際にガンになったらいったいどの本を読めばいいのだ…と常々思っていました。

筋炎で入院したのが内科だったのですが、同室の人はガン治療中の方が多かったです。これから手術するという方もいましたが、何人かは抗ガン剤治療のために入院していました。それまで大きな声でうるさいぐらいによくしゃべっていた明るい方が、治療を始めたとたんにぐったりと寝たきりになってご飯も食べられなくなってしまうのを見て、すごいショックを受けました。

それ以来、抗ガン剤に対して懐疑的。本当にそこまでしてやる必要のある治療なのか、効果はどのくらいあるのか、副作用を減らす方法はないのか…。新聞などに記事があれば気にして読むようにしています。だけど、まとまった知識がないので未だによくわからず。自分や家族がその治療をすることになった場合にどうしたらいいのかは答えが出ません。

そんな状況で、叔母のガンが発覚。手術するのは仕方ないとして、そのあと抗ガン剤治療をすることになるかも、と思うと心配です。

本を探しに、近くの本屋さんに行ってみました。医学書のところに、女性のガンの本や、抗ガン剤についての本もありましたが、どれもピンときません。私が求めている情報が得られそうにない気がして、買いませんでした。

ネットで調べてみたら、その手の本の売り上げ上位は新書が多いということがわかりました。医学書コーナーに置いてないわけだ。大きい書店なら、同じ本を医学書コーナーと新書コーナーに分けて二冊置くこともできるけれど、街の本屋さんでは一冊しか本がない場合、新書コーナーに置くよねぇ。医学書コーナーのスペースも限られてるだろうし。うーん。使えん。

そんなわけで、ネット書店で注文しました。医学関係の本って、ヘタをするととんでもない本が混じっています。いわゆる トンデモ本

その治療院でしかやっていない治療法とか、一般的ではない治療法の個人的な体験談なども怪しい。その内容が間違っているとは限らないし、実際に多くの人に効いているのかもしれないけれど、それが自分にも効くかどうかっていうのは多いに疑ってかかる必要があります。(膠原病・リウマチ関係の本で実体験済み)

大勢の人に本当に効果のある治療法だったら、多くの病院で取り入れられるはずだし、本当に効くけれどまだ取り入れられていない段階だったら、未知の副作用などもあるかもしれないからやらないほうが無難。「私はこれでガンを克服した」という闘病記は、参考のために読むのはいいけれど、同じことをしても自分にも効果があるとは限りません。その人の体質とか生活習慣とかも関係してくるだろうし、本当にその療法だけで治ったかどうかの科学的な根拠は薄いでしょう。もしかしたら、本人が気づかずにやっていた別の「何か」の効果があったのかもしれないですしね。

そんなわけで、ずらずらと検索されたリストからトンデモ本らしきものをはずしていったら最終的には数冊の本が残りました。その中からめぼしい物3冊を注文。それでも、抗ガン剤関連の二冊はちょっとトンデモっぽかったです…。やっぱり抗ガン剤に否定的な本ってどうしてもトンデモっぽくなっちゃうのかしらね。

間違いだらけの抗ガン剤治療
↑副題は「ごく少量の抗ガン剤と免疫力で長生きできる!」。まだ読んでません。トンデモ度は低いですが、この本の内容を鵜呑みにするのではなく、他の本の内容(できれば抗ガン剤推進派の本)とも比較検討してみるのがいいかと思います。

末期がんを克服した医師の抗がん剤拒否のススメ
↑5年生存率0%のガンを克服。告知から15年経った今もお元気だそうです。まだ読んでません。「星野式ゲルソン療法」というのを確率したらしいです。トンデモっぽい…。でも、お医者さんがどういう経緯で抗がん剤を拒否したのかはとても興味があります。

子宮・卵巣がんと告げられたとき
↑だいたい読み終わりました。トンデモ本ではなく、至極まっとうな本です。実際に告知されてから読んでも、その前に読んでも大変参考になると思います。実際にガンの手術、治療を体験した著者は患者同士のサポートグループを主催しています。子宮・卵巣のガンの症状、検査の種類、治療法、治療による副作用とその対処法などが詳しく載っていて、検査のときにどの程度の痛みがあるのかや、医師への質問の仕方が具体的に書いてあり、患者側からの視点が多くてわかりやすいです。

病院でお医者さんから病気についての説明というのがあるけれど、予備知識がないといきなり聞いてもよくわからないです。昔に比べたら遙かに多くのことを説明してくれるのですけど、こちらは素人なのでいくらわかりやすく説明してもらってもチンプンカンプンだったり。

お医者さんも本一冊分をいきなり素人に説明することなんてできないでしょうから、病気別の小冊子かなにか作って患者さんに渡して、その病気についての一般的な情報(病気の原因、症状、検査方法、治療法、治療による副作用、治療後の生活についてなど)をあらかじめ患者さんが知ることができるようにすればいいのに。そのほうが、個別の症状についても説明しやすいし時間も短縮できるような気がします。そういうことをしている病院ももしかしたらあるのかもしれないですけどね。

うちの叔母は、一生懸命メモを取って説明を聞いたようですが、「お医者さんに何を質問したらいいのかわからなかった」と言っていました。私も叔母の説明を聞いてもよくわからない部分が多かったのですが(叔母もよくわかってない)、「 子宮・卵巣がんと告げられたとき 」を読んで、「ああ、こういうことだったのか」と納得した部分がかなりありました。

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最終更新日  Sep 17, 2007 06:44:09 AM
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