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Oct 6, 2004
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メンデルスゾーンのピアノ曲といえば、「春の歌」等を含む「無言歌集」をすぐに連想されてしまう自分である。おだやかな曲あり、せつない曲あり、はたまた、激情な曲あり、とメンデルスゾーンの曲には明確な"情景"と"華"を感じるのだが、それ以上に私が好んでいる理由、それは「弾いてスッキリ」できる点だろうか。

昔、この無言歌集のなかから何曲かを練習したのだが、なかでも「狩の歌」、これを弾くと、たちまち心のなかのモヤモヤがスッキリと消えていくのだ。とにかく起伏の激しい曲であり、オクターブと和音で表現する歯切れ感は弾いていて気持ち良い。特に難解な曲でもない割にかなり華やかにきこえるあたりも、ピアノ再開したての私にはピッタリではないか。同じく無言歌集の「プレスト・アジタート」、こちらも「弾いてスッキリ」に値する曲だろう。右手が奏でるメロディに左手のアルペジオが絡み合う、無言歌集のなかでもピカイチの激情的な曲である。こちらは正式に練習はしなかったが、機会があれば練習再開しようと思っている。

そして、メンデルスゾーンの曲の中で最も好んで弾きたい、しかしなかなか弾けない曲が「ロンド・カプリチオーソ」。この曲、様々な曲の格好良い部分を寄せ集めたような、まさしくごった煮的な曲であり、特に最後の両手でのオクターブの連続は、これでもか!というほどの派手な終わり方だ。だいたいそういった部分は最初にマスターしてしまうのだが、私が毎度つまづくのが、優雅に弾きたい右手のアルペジオが続くあたりだったり。

結局、あしかけウン十年、このアルペジオ部分をクリアできず、曲は完成できていない情けない自分である。あぁ、これが弾ければ、最高の「弾いてスッキリ」なのだろうが。



この日記を執筆中、いきなり身体がグラッと揺れた。「ん?ビールの飲み過ぎか」と思いきや、関東地方を中心に強めの地震があったのだ。茨城南部で震度5弱、東京でも震度3~4の間だったらしい。


本日の練習メモ
●ツェルニー30番 #01~14
#14のような右スケールたっぷりな曲はかなり弾きやすい。

●バッハインヴェンション #01,#02,#03,#04
1日1曲ずつ増えていくかと思いきや、とりあえず#04まで進んだところで、もう少し細かな部分をチェックしながら弾くことにしよう。#02,#03はゆっくり目テンポでないとつまづくあたりが、まだまだか。#04は昔から好きだけあって復帰も早い。
●ドビュッシー「グラドゥスアドパルナッスム博士」
●チャイコフスキー「舟歌」
●メンデルスゾーン「狩の歌」「ロンド・カプリチオーソ」





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Last updated  Nov 15, 2004 04:11:53 PM
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