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透明人間の会話 日本の妖怪 あまのじゃくとは何か?
●妖怪は古くからの信仰が衰えることによって 神霊 がおちぶれ、
その痕跡をとどめたもの。 幽霊 と違うのは、異様な姿にばけ、
相手を選ばず出ること 。 天狗 、 送り狼 、 河童 など。
● 鬼 は仏教や陰陽道の影響で一種の 異形 の妖怪とされた。 本来は荒々しい
山の精霊 であった のだろう。 大江山の酒顛
童子 のように角や牙をはやし、虎の皮を着けた姿の怪物である。
● 天狗 は仏教の影響もあって異常な怪力、強烈な感情で 空中 を自在に
飛び、俗人と交わらな いものと中国で考えられたが、日本ではそれが
山の神霊 に当てられるようになっていった。
●昔話によく出てくる 山姥 も山中にすむ妖怪の一つ。特徴は背が高く、
髪が長いなど。山か ら里を訪れることもあり、異様な外見にもかかわらず
福運 をもたらすという。
●子供などがにわかに居なくなり、八方探しても見つからないときに
神隠し にあったという。 隠し主は 天狗、鬼、隠し神
など。 このような時は 鉦太鼓(かねだいこ)で呼び歩くこと。
● 何でも他人に逆らったりする人 を あまのじゃく というが、本来は
山中の 異人・妖怪で、 山中の反響ー こだま などを起こす主と考えられている。
●雪国に出る妖怪としては 雪女 がよく知られる。岐阜県鷹山では、
雪入道 は一本足と伝えら れ、雪女や 雪女郎 は背が高く、色白である
という。タクシーに出た話もあった。
●寒風が吹きすさぶ時に、ころび、傷を受けると 鎌鼬 に切られたという。
正体は、 小旋風の 中心に 真空 の状態ができる と起こるといわれる。
中部地方の雪国に多く出る怪異の一種。
●野山に火が走ると 狐火 が出たという。 狐 がくわえた骨から火がでる
とも伝えられるのが隣 火。江戸の、王子稲荷に関八州の狐が集まり、
多くの狐火が見られたという話は有名。
●水のほとりで小豆を磨ぐような声を出すものを 小豆洗い
とか 小豆磨ぎ という 。「 小豆とぎ ましょうか 、
人取って食いましょうか 、 ざくざく 」などときこえるといわれる。
● 送り狼 というと心当たりの方もいるかも知れないが、暗闇で
狼 や 山犬 が跡をつけてくるも の。ころべば食べられるが、
ころんでも「 まず一服 」といえば食べないという。
●関東地方では、二・十二月の八日を コト八日 といって 一つ目小僧
がくるというので門口に 目籠 (収穫物などを入れる籠)と 柊 (ひいらぎ)を
かざして防ぐ。一つ目の妖怪は 目が多 いものには弱い 。
●岩手県等では 座敷童子 といって、旧家の奥座敷・土蔵にすむ
妖怪がいる。五・六歳ほどの 小児だが、 家運の盛衰を握っており 、
むしろ 縁起の良い妖怪 である。
● 河童 は 水神 のおちぶれたもの。 カワランベ 、 カワタロ
ウ 、 ともいう。 水中に人馬を引き込 み 、 肛門から肝をぬきとる などの
悪戯を する。 また、左右の手はつながっており、抜けやすい。
まず一服 雑学ものしり読本
http://shun50.cool.ne.jp/jaguar1.htm 一番詳しい日本妖怪図館