名もない教員は生まれてからどれくらいの世代の人々を見てきたか、それを紹介しますと、1860年代から70年代の人、お歯黒していたおばあさん、その人「ののさん」って言われてました。そして私の祖父、1880年代の人間でした。そして1910年代から20年代、これは父母の世代、そして1950年代の自分の世代、子どもの世代は70年代から80年代、そしてその子どもが今小学校に入学している!

四世代を見て思うことは、この世代論を論じるためには、その国家の政治・経済・外交・文化的側面を、先ず分析し、それらがどのように国民に影響を与えたか、そうして世代論を解明していく必要があるのではありませんか?いかがでしょうか?

世代を絞った方が良いのでは?少なくとも、今の小学生は、もしかすると、名もない教員からすると孫の世代ですからね。何故か、名もない教員の30歳台の時に、クラスの生徒の保護者(親)は同じ年齢でしたから。高校卒業後、即誕生って子どもを担任して、複雑な感じでしたね。

大量退職世代と言われる戦後ベビーブーム世代は、その前の世代から何を学んだか、自分たちの生きた時代は何だったか。次の世代に何を伝えたのか、伝えようとしたのか。そして、孫といわれる今の子どもはどうなったか?何を伝えようとしているのか・ (Jan 14, 2007 07:01:30 PM)

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Jan 14, 2007
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明治の母は、よく「賢母」と表現されます。子供を立身出世させるために厳しいしつけとしっかりした愛情を持って育てたと。大正生まれの親も含めて、彼らは太平洋戦争を大人として経験しており、実際に戦地へ赴いたり、戦地へ送り出したりした経験を持っています。

昭和一桁世代もまた、15年戦争を子供として経験しており、昭和9年生まれが終戦時に11歳となります。戦後の大混乱も厳しい時代だったでしょう。戦争体験は戦中派として、しっかりと記憶に残っているでしょう。

彼ら昭和一桁世代は労働者・社会の構成者としても戦後の復興のために身を粉にして働き、日本を高度成長へと導いた中心世代だといえます。つまり、戦後日本の繁栄を築いた第一代、です。

これが、昭和10年生まれあたりからは徐々に状況が違ってきているのではないかと推論しています。昭和10年生まれであれば、昭和25年で15歳。昭和25年は朝鮮戦争勃発による好景気( 朝鮮特需 )で日本が上昇気流に乗り始める時期です。昭和15年生まれであれば、15歳で終戦を迎えています。5歳の子供にはっきりとした戦争の記憶は残ってはいないのではないかと思います。昭和20年生まれであれば、十代の青春期を昭和30年代で過ごしており、この時代はまさに高度成長期、映画「Always」の時代あたりでしょう。

親の世代が突然昭和一桁から昭和二桁に入れ替わったわけではありません。 グラデーション があります。徐々に世代が交代する中で、その世代の子育てへの意識・方法も徐々に変わっていったのだと思います。育ち盛りの十代で物不足と強烈な飢えを経験して、自分の子供にも「物を大事にすること」を叩き込んだ昭和一桁世代の感覚と、青春期を高度成長時代の幕開けとともに迎えた昭和二桁世代の感覚は明らかに違っていたと思います。

そして、「物を大事にすること」を叩き込む昭和一桁世代が存在する一方で、子供時代に強烈な飢餓体験がある彼らの中には、戦後の経済成長で裕福になり、 自分の子供に対しては甘やかして育てた という親もけっこう多いかもしれません。

1979年あたりから始まり、1980年代前半にどんどんと拡大・加速していった校内暴力は、そういった親の世代交代(子育て感覚の変化)の影響も少なからずあったのではないかと思います。

さて、その昭和二桁世代が小学生の親世代になり始めた1972年に、 「仮面ライダースナック事件」 が起こります。

つづく






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Last updated  Jan 14, 2007 08:11:39 AM
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Re:親の世代論=親がダメになった 「昭和10年代生まれ」<2>(01/14)  
同じテーマで、つい先日友人と話をしました。

物質的な飢餓感をもって育った親が
子どもの物欲を容易に満たしてそだて、
その子どもが親になったとき
子どもがほしがる物を買い与えることは
当たり前になり、「見える物」でしか
計ることしかできなくなってる…
「見えないもの」にこそ価値があるのに
その価値に親が気づいてないんですものね。

このテーマで書こうと思って忘れてました。
書く際にはリンクさせてもらっていいですか? (Jan 14, 2007 10:59:23 AM)

Re[1]:親の世代論=親がダメになった 「昭和10年代生まれ」<2>(01/14)  
redu06  さん
*namiママ*さん、コメントありがとうございます。

>物質的な飢餓感をもって育った親が
>子どもの物欲を容易に満たしてそだて、
>その子どもが親になったとき
>子どもがほしがる物を買い与えることは
>当たり前になり、「見える物」でしか
>計ることしかできなくなってる…
>「見えないもの」にこそ価値があるのに
>その価値に親が気づいてないんですものね。

それは、もしかしたら昭和一桁親、昭和10年生親の両方に当てはまっているのかもしれませんね。私はどちらかというと昭和一桁親に「物を大事にすること」を叩き込まれて育てられました。そうでない友達もけっこういました。時代の変化と親の変化と、まあ、複合的なのだと思いますが。

>このテーマで書こうと思って忘れてました。
>書く際にはリンクさせてもらっていいですか?

どうぞどうぞ。こちらも勝手にリンクさせていただきました。 (Jan 14, 2007 02:02:13 PM)

物質的な豊かさ  
e-Hypericum さん
http://edu-Hypericum.seesaa.net/
--
思い出したことがあります。
私の父母は確かに昭和二桁です。

仰るように、私が小学生でいた時代は「所得倍増論」などもあり物質的な豊かさが増していった時だと思います。
が、我が家は違ったんですね。父の事業の失敗とかあって、かなりの耐乏生活でした。
だから、隣の子やクラスメートが当然のようにもっているゲーム機(当時なので人生ゲームやボーリングゲームだったかな)はなく、友人宅で遊んでました。
でもそうやって過ごしたのは雨の日だけでしたね。天気の良い日は、川や山へ行ってましたから、そんなにゲームで遊んだという記憶がないです。

技術革新とはいえないですが、子どもをターゲットとしたいろんなゲームがTV-CMとして放送されはじめたのは大きいと思います。
特に私の世代だと、夕方17時から19時くらいまでの枠は、いろいろ流れていたように思います。

当時、欲しいと言われて購入できるような経済力がついてきていたということなんでしょうね。

ちなみに、うちはその後一時期だけ好景気だったことがあるのですが、耐乏生活の記憶からか、子どもに贅沢(玩具)は買ってもらえませんでした。
仕事で使う車や道具は、壊れた翌日にはあたらしいのを買ってました。
(Jan 14, 2007 02:18:54 PM)

Re:物質的な豊かさ(01/14)  
redu06  さん
e-Hypericumさん、コメントありがとうございます。

>私の父母は確かに昭和二桁です。

>仰るように、私が小学生でいた時代は「所得倍増論」などもあり物質的な豊かさが増していった時だと思います。
>が、我が家は違ったんですね。父の事業の失敗とかあって、かなりの耐乏生活でした。
>だから、隣の子やクラスメートが当然のようにもっているゲーム機(当時なので人生ゲームやボーリングゲームだったかな)はなく、友人宅で遊んでました。

>技術革新とはいえないですが、子どもをターゲットとしたいろんなゲームがTV-CMとして放送されはじめたのは大きいと思います。

昭和一桁生親・昭和10年代親あたりは、子供にそこそこのお金を使える時代に子育てをしたのでしょうね。

昭和一桁生親の中にも昭和10年代生親の中にも、子供を経済面で甘やかした親と甘やかさなかった親が両極にいて、その中間がたくさんいたと思います。

>特に私の世代だと、夕方17時から19時くらいまでの枠は、いろいろ流れていたように思います。

1960年代生世代は、常に(大人になってからも)コマーシャルのターゲットだといわれていますね。TVという宣伝メディアが子供にまで手を伸ばし始めたのもこのころなのかも知れません。

ちなみに私は昭和一桁生親が戦災によって0円からのスタートで生活を築いていることを子供ながら理解していたので、人生ゲームもボーリングゲームも、サッカーボールも「買って欲しい」と言ったことがありませんでした。 (Jan 14, 2007 03:49:07 PM)

世代論を論じて、今に、何を生かす?  
名もない教員 さん
何か世代論、だんだんわからなくなってきたように思います。親の世代論を問題にして、今の教育の改善に、どう生かしていくのか、現象的には色々な感想的評価はあるでしょう。しかし分散的になればなるほそ、今後の方策が見えて気ません!

温故知新、懐古趣味、昔は良かった式にしても、今は昔には帰れません。明治以降の各世代から何を学び、今後に生かしていくか、それが見えません。時代背景の分析と世代観がリンクしないと、今後の教育行政の方針提起にはならんでしょうね。個人の努力は必要だけど、大海に漂う一艘の小船にならない議論を望みます。判っている人がいれば教えてくださいな! (Jan 14, 2007 05:02:22 PM)

Re:世代論を論じて、今に、何を生かす?(01/14)  
redu06  さん
名もない教員さん、コメントありがとうございます。

>何か世代論、だんだんわからなくなってきたように思います。親の世代論を問題にして、今の教育の改善に、どう生かしていくのか、現象的には色々な感想的評価はあるでしょう。しかし分散的になればなるほそ、今後の方策が見えて気ません!


確かに、書きながら自分でもわからなくなってきます(苦笑)。

昔から、親世代の違いでこうも子が違うものかと感心していました。何が違ってきたのかをまとめて、明らかにしてから、今の親の問題点とその処方・対策を書いていこうと思っています。

今後、団塊世代・1950年生世代・1960年生世代と続けていくつもりです。

凝ります、懲りません。 (Jan 14, 2007 05:33:42 PM)

世代の違いは時代の違い!  
名もない教員 さん

Re:世代の違いは時代の違い!(01/14)  
redu06  さん
名もない教員さん、こんばんは。

>名もない教員は生まれてからどれくらいの世代の人々を見てきたか、それを紹介しますと、1860年代から70年代の人、お歯黒していたおばあさん、
今の子供からお歯黒ばあさんまで知っておられれば、本が2・3冊書けそうですね。

>四世代を見て思うことは、この世代論を論じるためには、その国家の政治・経済・外交・文化的側面を、先ず分析し、それらがどのように国民に影響を与えたか、そうして世代論を解明していく必要があるのではありませんか?いかがでしょうか?

そこまで凝ってはいれませんね。休日もお仕事山盛りの身です。まあ、ほどほどにゆっくりやります。

>大量退職世代と言われる戦後ベビーブーム世代は、~(中略)~次の世代に何を伝えたのか、伝えようとしたのか。

たくさんお土産残してくださいよ! (Jan 14, 2007 09:46:12 PM)

Re:親の世代論=親がダメになった 「昭和10年代生まれ」<2>(01/14)  
トウサン  さん
世代論で言うなら、昭和一桁ほど自分勝手に生きた世代は少ないです。
戦争で自分の先輩に当る大正生まれは戦死者が多く、職場・学校でも彼らの天下でした。
貴方が書かれている朝鮮特需も昭和二桁は子供で実感は少なく、働きだした一桁世代が謳歌したものです。
有名人でもよく考えてください、一桁生まれの人は偉そうなのがごろごろいます。彼らは上から押さえつけられた経験が少ないからです。

そしてバブルを演出したのも彼らで、今の自民党体制を完成させたのも彼らです。
そして間違いを犯しても責任を取らずに居座りを始めた世代も一桁世代です。
そして彼らの手足となって働いたのが昭和二桁、そして、その社会を昇華させたのが団塊世代です。

昭和二桁も責めるなら、この歪んだ社会の礎を築いた昭和一桁世代ありを責めるべきはかれらです。
そして遊びしかしなかった30年代の我々を。

ニュースで切れる老人を見てください。
昭和一桁が中心です。

今成人式の問題が流されています。沖縄など酷い状態ですが社会的に彼らの親や彼ら自身の生活は満たされているのか。沖縄など格差社会だと聞きます。
夕張の成人式が美談のように連日報道されていますが、昨年までも今のような状態だったのか。

世代論を語ると自分のこと棚に上げてになりかねないと思います、

(Jan 14, 2007 11:52:45 PM)

ダメ親vsダメ教師  
ザ・中学教師 さん
ダメ親が教師のやる気をうしなわさせダメ教師をつくっていったのか、ダメ教師が親の信用を失わさせダメ親をつくっていったのか.....。
興味深い視点だと思いますよ。 (Jan 14, 2007 11:59:12 PM)

Re[1]:親の世代論=親がダメになった 「昭和10年代生まれ」<2>(01/14)  
redu06  さん
トウサンさん、コメントありがとうございます。

>世代論で言うなら、昭和一桁ほど自分勝手に生きた世代は少ないです。
>戦争で自分の先輩に当る大正生まれは戦死者が多く、職場・学校でも彼らの天下でした。
>貴方が書かれている朝鮮特需も昭和二桁は子供で実感は少なく、働きだした一桁世代が謳歌したものです。

ふむふむ、なるほど。社会的な役割・責任で言うと昭和一桁世代もひどいものかも知れませんね。(私がここで書いているのは、教育に関してです。親としてです。)

>そして間違いを犯しても責任を取らずに居座りを始めた世代も一桁世代です。

けっこう手厳しい評価ですね。でも、当たっていると思います。それを言い出すと大正世代だって戦地で何をやってきたのかを押し黙ったままぼんやりと昭和後期を過ごしたという批判も出てきますね。
このまま、追求されるべき多くの事実が葬られてしまうのは歴史学上、たいへん問題ありのような気がします。

>そして遊びしかしなかった30年代の我々を。

我々については、1960年代生世代として扱うつもりです。トウさんさん、入ってますか??

>世代論を語ると自分のこと棚に上げてになりかねないと思います、

棚には上げませんよ(笑)。1960年代生世代以降は、下手をすると戦後を生きた世代の中で、最悪の世代となるかも知れません。 (Jan 15, 2007 12:19:43 AM)

Re:ダメ親vsダメ教師(01/14)  
redu06  さん
ザ・中学教師さん、コメントありがとうございます。

>ダメ親が教師のやる気をうしなわさせダメ教師をつくっていったのか、ダメ教師が親の信用を失わさせダメ親をつくっていったのか.....。
>興味深い視点だと思いますよ。
-----

そうですね、おそらく相互作用でしょうね。興味深い視点です。こちらは教師の世代論というプチ企画でもやっていこうと思います。 (Jan 15, 2007 12:21:39 AM)

Re[2]:親の世代論=親がダメになった 「昭和10年代生まれ」<2>(01/14)  
トウサン  さん
redu06さん
>けっこう手厳しい評価ですね。でも、当たっていると思います。それを言い出すと大正世代だって戦地で何をやってきたのかを押し黙ったままぼんやりと昭和後期を過ごしたという批判も出てきますね。
>このまま、追求されるべき多くの事実が葬られてしまうのは歴史学上、たいへん問題ありのような気がします。


個人的意識も多分にあります、昭和一桁世代にはろくな目に合わされていないので感情論になっているかもしれませんね。(笑)
ただ、社会情勢と教育は密接にリンクしていると考えています。
黙ってしまった大正世代に話してほしい、それは私のせつなる願いです。


>>そして遊びしかしなかった30年代の我々を。

>我々については、1960年代生世代として扱うつもりです。トウさんさん、入ってますか??


残念ながら30年代初期で1950年代になります。

>>世代論を語ると自分のこと棚に上げてになりかねないと思います、

>棚には上げませんよ(笑)。1960年代生世代以降は、下手をすると戦後を生きた世代の中で、最悪の世代となるかも知れません。
-----

最悪ではないと思いますが、それぞれの世代にそれぞれの善悪があると思います。分析は必要だと思いますが、その世代ではなくその時代で分析してはいかがでしょうか、そしてこれからどうするのかそんな考え方がいいのではないかと思います。
うまく書けない自分がもどかしいですが。
今後ともよろしくです。 (Jan 15, 2007 05:43:16 PM)

Re[3]:親の世代論=親がダメになった 「昭和10年代生まれ」<2>(01/14)  
redu06  さん
トウサンさん、コメントありがとうございます。

>個人的意識も多分にあります、昭和一桁世代にはろくな目に合わされていないので感情論になっているかもしれませんね。(笑)

昭和一桁の上司?
はい、はい、酷いものでした。教師の世代論も後で簡単にやってみるつもりです。

>黙ってしまった大正世代に話してほしい、それは私のせつなる願いです。

文字ベースでの資料としては残っているのだろうけれども、もう少し生の声を残しておいて欲しいですね。
年末、NHKスペシャルで硫黄島の兵士の話を集めた番組がありました。現役兵士だった方の声はさすがに迫力が違います。

>残念ながら30年代初期で1950年代になります。

私に最悪の世代に認定されずに、セーフですね。

>最悪ではないと思いますが、それぞれの世代にそれぞれの善悪があると思います。

善悪と、そうなってしまったそれなりの理由があるのでしょうね。

>分析は必要だと思いますが、その世代ではなくその時代で分析してはいかがでしょうか、

そうですね。何年代の親という書き方も考えましたが、少し考えがあって、無理っぽい書き方をしてみました。

>そしてこれからどうするのかそんな考え方がいいのではないかと思います。

現役親の話はすごく長くなると思います。現役親の段では、現役親はどうすればよいのかもなるべく書いていくつもりです。 (Jan 15, 2007 11:49:55 PM)

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