今日9729さん、コメントありがとうございます。

>* 漱石は、生きることの本質を考えていたのですね。

漱石の小説はあまりわくわくして読める類の文章ではないですが、大事なことが書かれていますね。さすがだと思います。

(Jul 1, 2009 11:19:35 PM)

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Jun 27, 2009
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「絆」や「つながり」を再生するために、今、頭に浮かんでいる言葉は以下のようなものです。

マンパワーの確保、リーダーへの責任の分散、参加者の負担感の軽減

マネーパワーの確保、ブレイクスルーの発見

阻害要因の洗い出し

携帯やテレビゲームの自主規制

死生観の問いかけ

情報発信と共有(可能な要素のピックアップ)

たてななめの関係の導入

今のところ、私の頭の中がいまいちつながっていないので(苦笑)、羅列したそれぞれの言葉についてもう少し考えながら、エントリーしていきたいと思っています。

さて、先日、DVDで映画「フラガール」を観てすごくタイムリーに心を打たれたので、ちょっと前回エントリーの内容に話をもどしちゃいます。

フラガール

夏目漱石「それから」の中に、"主人公"高等遊民"代助の「食うために働くなんてばからしい」といった内容のセリフがあります。「働くことはただの労働であるのか?」「働くばかりの人生に意味があるのか?」という疑問を明治の文豪は投げかけていたのだと思います。

しかし、「高等」ではない一般市民は、昭和の大戦が終わってからも、しばらくの間はかなり貧しくて、不自由な生活をしていた事が、当時の記録を見るとよくわかります。

「フラガール」の舞台は、昭和40年の岩手県の貧しい炭鉱の町です。戦後20年たったこの時期でさえ地方(庶民)は貧しく、職業の選択の幅は非常に小さかったのがわかります。まだまだ、食うために働かなくてはならない時代だったのです。街の人々は炭鉱で真っ黒になって働くことに誇りと生きがいを感じていても、所詮石油エネルギーに押されて閉山→解雇という流れの中ではリストラをされてしまう 弱者 でしかありません。

人間関係による「束縛」も強く、フラダンスを職業にするなどという自由は周囲から認められにくい「自由」でした。

当時の庶民は今よりもっと選択肢のない人生を生きていた のです。この映画は、単なる成長物語ではなく、閉鎖的・差別的で貧しかった昭和中期の時代背景をしっかりと描いており、素晴らしい作品だと思います。

物語はそうした昭和の弱者が街の生き残り策に賭けて「ハワイアンセンター」という娯楽施設の運営に関わっていく姿を描いています。そこには人々の情け(つながり・絆)があり、夢があり、「力」があります。

演技とはいえ、人々の表情の純朴さには心を打たれるものがあります。私たちが何を失ってきたのか、この映画は語りかけてくれます。

この映画は昭和40年の設定ですから、時代がこの後、 余剰が過剰 となり始めた昭和後期(40年~64年)へとつながっていくのかと思うとなんだか複雑な気がします。

今の世の中と「フラガール」の時代を比べてどちらが幸せなのかはよくわかりません。生活レベルは数段上がっており、岩手県の2006年の工業生産額23889億円は、1960年の724億円の 33倍 にもなっています。岩手県のような昔の日本の村社会が残っている地方でも、村からの束縛は当時に比べればゆるゆるになっていると聞きました。平成21年の私たちは人類の歴史の中でも極めて自由で、物質的に豊かな社会を手に入れていると言っても過言ではないでしょう。

その一方で、今の日本でも、相変わらずというかより巧妙に、弱者は叩かれかすめ取られているように思います。働くこと、生きることの意味さえも見失い、夢が何であったのかわからなくなり、むやみにつながりや絆を壊してしまったままです。

「あの頃には戻れない」 のでしょう。あの頃のいいところだけを取り戻すことは難しいでしょう。

映画の中には蒼井優が仏壇に手を合わせる場面がさりげなく描かれていました。仏壇のある暮らしを取り戻すことひとつをとっても困難でしょう。

それでも、取り戻せることもきっとあると思います。

難しくても取り戻すことが可能な旧スタイルは何なのか、未来に向けて人をつなげる新しいスタイルとは何なのか??ただ昭和のレトロな風景を懐かしむだけではない、前向きな視点が必要なんだろうと思います。

フラついでに、小野リサさんのハワイアンアルバムもご紹介。

ジェイクシマブクロの「フラガールサントラ」もいいですが、これまた絶品です。

Lisa's Ono Bossa Hula Nova






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Last updated  Jun 27, 2009 12:35:47 PM
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同じく自己弁護派(笑)のワタシから  
すぎじろう  さん
見ても、とても揺れていらっしゃる気がするのは
気のせいでしょうか?(^^)

昭和のよいところだけを見ていくと
出口のない迷路に紛れ込んでしまうような気がします(^^;
まだ20年ほどの平成の今の悪いところって
たぶん昭和から引き継いだものでしょうしね。
絆、についてこのところワタシもなんで切って、
そして今つむごうとしているのか考えると、
若い時は受け継ぐことばかりであったのが
年齢があがると(!)受け継いでもらわないといけない側にまわることになり、そのときに絆がないと
信頼してバトンタッチができない、だからそれを
作らないといけない、とようやく思い至ったんです。
なんとなく無意識でしていたことの意味が自分の中でつながり、また一人でざらざらを解消してここから
帰らせていただくんですけどね(笑)
だからreduさんが書いているブログはとても大事な場です(*^^*)



(Jun 27, 2009 06:22:04 PM)

フラガールです♪  
ガールじゃないだろ?というつっこみはいりませんとも。

フラガールは時代背景こそ違っても
古き良き時代…ではなく
旧スタイルでなく
今も失われていない「普遍的に大切にしていきたいもの」を
感じましたよ。
だからこそ心打たれたのですが。

今よりも保守的な時代に斬新な試みを始めること
の難しさ。
動かないもどかしさ。
でも、結局動かすのはおおざっぱにいうと「つながり」

その辺の「様々な種類のつながり」…家族・友情・師弟愛・ほんのりの恋愛…が丁寧に描いてあったからいい映画だなあと思いました。
みどころのフラだけでなく。

そうそう ウクレレのサントラもいいけど、小野リサさんの
ハワイアンアルバムに大反応してしまいました。
明日買いに行こうかな♪
(Jun 27, 2009 11:26:18 PM)

Re:同じく自己弁護派(笑)のワタシから(06/27)  
redu06  さん
すぎじろうさん、コメントありがとうございます。

>見ても、とても揺れていらっしゃる気がするのは
>気のせいでしょうか?(^^)

ブレブレの私です。首相でないのでおゆるし下さい。

>絆、についてこのところワタシもなんで切って、
>そして今つむごうとしているのか考えると、
>若い時は受け継ぐことばかりであったのが
>年齢があがると(!)受け継いでもらわないといけない側にまわることになり、そのときに絆がないと
>信頼してバトンタッチができない、だからそれを
>作らないといけない、とようやく思い至ったんです。

大人になったということなんでしょうね。ようやく。
でも、今の若い人たちが大人になってつなぐことを考えるに至れるのかというと、かなり疑問です。アラフォーの世代がぎりぎりそういうことが感覚的ににわかっているように思います。だからこそ、つないでいかないといけないと思ってしまいます。

>なんとなく無意識でしていたことの意味が自分の中でつながり、また一人でざらざらを解消してここから
>帰らせていただくんですけどね(笑)
>だからreduさんが書いているブログはとても大事な場です(*^^*)

いや、私なんかもーザラザラ、ギザギザで(笑)。
たぶん同じように思っておられる方は、少なくないのではないかと思います。ポスト団塊世代は、しっかりしなくちゃいけないんだろうなあと思います。

(Jun 28, 2009 12:31:54 AM)

Re:フラガールです♪(06/27)  
redu06  さん
*フラnamiママ*さん、コメントありがとうございます。

>ガールじゃないだろ?というつっこみはいりませんとも。

セーフだと思いますよ(笑)。

>今も失われていない「普遍的に大切にしていきたいもの」を
>感じましたよ。
>だからこそ心打たれたのですが。

時代を現代に置き換えることなく、時代背景を丁寧に描きこんだ部分が素晴らしかったと思います。しかし、ただ、懐かしいだけではなかったですね。心打たれるものがありました。名作です。

>そうそう ウクレレのサントラもいいけど、小野リサさんの
>ハワイアンアルバムに大反応してしまいました。
>明日買いに行こうかな♪

でっかいCDショップでもあるかどうか微妙かもしれません。ネットで購入の方が確実かも。
温か味とクールさが、絶妙にマッチしています。超お勧めですよ。
(Jun 28, 2009 12:42:09 AM)

Re:家族 つながり 絆 vol. 7 「つながりは再生できるのか その2」(06/27)  
トウサン  さん
フラガールには友情や親子の愛情という繋がりと、夢を持って生きる姿が心を打つのだと思います。

昭和の40年頃まではまだまだ、地域によっては貧しい時代だったように思います。

長野にスキーに行っていたころ、宿の方にこの地方では昭和30年頃まで「間引き」を行っていたと聞き驚いたものです。

人々は豊かさとプライベート空間を得た代わりに、多くの危険に対しても自分で責任を持たなければならなくなりました。

そんな世の中だからこそ、偽りであっても集団の一員になりたがり、「オウム」などの宗教に取り込まれてしまうのかもしれません (Jun 28, 2009 01:04:40 AM)

Re[1]:家族 つながり 絆 vol. 7 「つながりは再生できるのか その2」(06/27)  
redu06 さん
トウサンさん、コメントありがとうございます。

>昭和の40年頃まではまだまだ、地域によっては貧しい時代だったように思います。

>長野にスキーに行っていたころ、宿の方にこの地方では昭和30年頃まで「間引き」を行っていたと聞き驚いたものです。

都市部もひどいところはひどかったです。
40年代は、戦後のバラック(今で言うとホームレス小屋)がまだたくさん残っていたのを覚えています。

>人々は豊かさとプライベート空間を得た代わりに、多くの危険に対しても自分で責任を持たなければならなくなりました。

8人家族が私が幅跳びをすれば飛び越せるくらいの敷地に住んでいたのを覚えています。

>そんな世の中だからこそ、偽りであっても集団の一員になりたがり、「オウム」などの宗教に取り込まれてしまうのかもしれません

そうですね。あの事件も世の中を映し出していましたね。あんなに滑稽な物語の中にさえ引き込まれてしまう現代人の危うさについて、よく考えるようにしなければいけません。私はオウムに引き込まれた人たちの世代です。

(Jun 28, 2009 12:26:46 PM)

Re:家族 つながり 絆 vol. 7 「つながりは再生できるのか その2」(06/27)  
今日9729  さん
夏目漱石「それから」の中に、"主人公"高等遊民"代助の「食うために働くなんてばからしい」といった内容のセリフがあります。「働くことはただの労働であるのか?」「働くばかりの人生に意味があるのか?」という疑問を明治の文豪は投げかけていたのだと思います。・・・・・・

* 漱石は、生きることの本質を考えていたのですね。
御紹介、ありがとうございました。

(Jul 1, 2009 08:23:28 AM)

Re[1]:家族 つながり 絆 vol. 7 「つながりは再生できるのか その2」(06/27)  
redu06  さん

Re:家族 つながり 絆 vol. 7 「つながりは再生できるのか その2」(06/27)  
今日9729  さん
安岡章太郎が、下記でこのことを書いていますね。


1981年 『流離譚』で日本文学大賞を受賞

難しかったが、何を書こうとしているのか、感じることができました。

肉親・家族とのつながりの強さ、これを書いています。

孫が来る、というと、心に明るい流れができてしまう。そういう今日さんです。


そういう意味で貴ブログのこのテーマは教育の根源なのですよね。
感謝。 (Jul 2, 2009 12:31:28 PM)

Re[1]:家族 つながり 絆 vol. 7 「つながりは再生できるのか その2」(06/27)  
redu06  さん
今日9729さん、コメントありがとうございます。

>安岡章太郎が、下記でこのことを書いていますね。

アマゾンで調べてみたら、アレックス・ヘイリーの「ルーツ」を訳しておられますね。

『流離譚』も自分の先祖のルーツを辿った話のようですね。


>肉親・家族とのつながりの強さ、これを書いています。

寒さに凍えて飢えに耐えてきたご先祖様とのつながりをどう考えていくのかというもの、やっと最近イメージができるようになり始めてきました。

>孫が来る、というと、心に明るい流れができてしまう。そういう今日さんです。

私も、親を大事にしないと・・・できていません。

(Jul 2, 2009 07:27:03 PM)

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