PR
Calendar
Comments
Freepage List
Category
今日は豊橋で活動しているTFM合唱団の第35回記念演奏会を聴きに行ってきました。大垣の「昭和・平成の名曲を歌う会」で紹介されて、気になっている曲がメニューに入っていたので購入したという経緯があります。まあ、お気に入りのマケインの舞台をちらっと見てこようかなと思ったということもあるとか、ないとか。本来ならば静岡男声合唱団の演奏会に行きべきなんでしょうが、そこは義理人情に薄い私ならではの選択ということで。
第1ステージが私のお気に入りの千原英喜「猿楽談儀《翁》」です。予想通り振りや雅楽器を加えて無伴奏の音楽劇のように楽しむことが出来ました。これを選曲できるだけでもなかなか気骨のある合唱団とお見受けしました。
第2ステージは昭和アンソロジーと題して昭和歌謡曲の合唱編曲ステージです。ドルチェで練習している山下祐加「昴」が演奏され、思わず『こんな曲だったんだ』という感想を抱きました。
第3ステージはマリアに寄せてと題し、ルネッサンス期のJosquin des PrezのAve Maria、ロマン派RhienbergerのSalve Reginaラインベルガーと来て、現代曲にMemleyのAve Mariaで締める展開はとても素敵でした。
第4ステージは委嘱作品で、みなづきみのり(伊東恵司のペンネーム)作詞、田畠佑一作曲「季節は僕らの頬を掠め」を、指揮 伊東恵司で演奏していました。うーん、伊東先生の指揮を見て福永陽一郎先生の棒を思い出しました。私って・・・年寄りですね。
アンコールはみなづきみのり作詞、松本望作曲「ゆうやけ」でした。
初めて聞く合唱団ですが、楽譜を持っていたり暗譜で立っていたりと様々なスタイルが認められていて、好感を覚えました。昔所属していた岡山市民合唱団鷲羽もそんな感じだったなって思い出しました。やれ暗譜しろとか、楽譜を左手に持てとか、見栄えばっかり気にするのに嫌気がさしつつある今日この頃です、来年の演奏会の日時もしっかり広告していて好感がわきました。来年も聴きに来よう。
J.S.Bach Messe in h-moll,BWV232 Nov 18, 2024
編曲もの Nov 11, 2024
諳誦(あんしょう)と暗譜(あんぷ) Nov 8, 2024