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ゲームブックは一人用のモノが多いですが、中には複数で遊ぶ仕様のモノもあります。最近のモノですと、クイーンズブレイドとクイーンズゲイトが正にそれに当たります。一人では我執に過ぎないこのゲーム、対戦すると結構面白いのです。ただ、キャラクターの強さには一寸だけ有利不利が生まれてしまいますから、後期作品の方が強くなる傾向があったように思います。…でも、好みのキャラクターを使って戦うのが一番楽しいでしょう。クイーンズブレイドは自分と相手で本を一冊ずつ購入する必要があります。相手が持っていなければ遊べないのが難点といえるでしょう。この辺りは商品としてはそれなりに売れたのでしょうけれど、ゲームブックとしてみるとちょっぴり高いのと、割と購入したがる人は多くないので(私の周囲では)仲間を見つけるのは大変かもしれません。王子の対決等の一つ買えば二冊付いてきて対戦できる作品もありましたね。無論、本としての価格は高くなり、2人以内と遊べない本もあるわけで仲間がいない場合には辛いときもあります。実際、私は王子の対決を学生時代友人相手に遊んだのですが、彼は読むのが遅くて…私はどちらかと言うと早いから…暇な間にスーファミのスト2を遊んでしまい…結局大戦格闘の退会と化してしまいました(恥)。一人でも遊べる作品もあるのですが…うん、あんまり面白くないというか…こういうのは複数いたほうが面白いでしょう。ブラッドソードのように、一冊で複数の人数を相手にするゲームブックもあります。読んで聞かせて、戦闘等のキャラクターをロールプレイする形ですね。一人から最大四人まで(読む人も入れると五人まで)遊べるわけですけれど、実際には結構辛いものがあります。というのも、文章が長いことと複数プレイを前提にしている割に、物凄くデッドリーです。キャラクターは以前別ブログに書きましたが、あまり強いわけではありませんし、選択肢などの難易度も通常のゲームブック並です。正直ホイホイと死にまくるでしょう。しかも、項目が500を超えていますから、気軽に遊ぶのは少し辛いかも。一人だけ死んでしまうとつまらない…という部分はあります。とは書きましたが、本作の面白さはそういうところにあるわけです。ソロプレイでも充分に楽しいわけですね。一人で複数人数を操ることもできますし、TRPGとしては比較的簡単明瞭な本システムをTRPGとして流用するのも楽しいと思います。HHさんという謎の御仁から聞いたこともあるのですが、シャーロックホームズのゲームブックである呪われた館などのシリーズは、元々は複数人数相手のゲームだったらしく、書をよく読むとそうかかれています。いやぁ、結構あるものですね。
2008.10.11
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鷹の探索は富士見書房から発売された中では珍しい国産ゲームブックでした。他にも行くサー1とか原作持ちのゲームブックが発売されたのですが、これはオリジナル・ファンタジー。主人公はアルビオン王国はグレイリン軍団のシンボル<鷹>の像を求めて旅に出るという内容です。作者は黒田湯幸弘氏(クロちゃん!!)、イラストは幡池裕行氏で物凄く雰囲気が良いです。作品の全般を見ますと、物語も凝っていますけれどもシステム面もかなり力が入っています。今回はその辺りを見て行きます。項目数は494、サイコロ2個を使用するマルチエンディングのゲームブックです。特徴としては、かなり詳細な能力値を求められるという部分が目立ちます。まずこの作品では最終的に合計3人で冒険する事になりますが、全員の能力値を決める必要があるという本格的作品です。仲間の一人は剣士、もう一人は魔術師で、剣士の方は物語上複数候補がいるので選択が楽しくなってきます。決定する能力値は、戦闘技術・精神力・魅力・幸運・耐久力と決定します。サイコロ2個を振り耐久力以外は2から12に収まる程度で製作されます(剣士等元々戦闘能力が高いキャラクターには修正が付きます)。作中では能力値チェックを求められる場合もあり、この場合はサイコロ2個を振って能力値以下を出さないといけません…これって最初の出目が悪い場合にはかなり困るはずです。サイコロ2個で能力値を決めると、確かに10とか高いのが出ると楽に冒険でますが、6や5、更には3とかだって出ることは当然あります。意外と大きく差が出てしまうんですよね。もっといえば平均的な出目である7にしろ、能力値チェックでは成功率は五分五分(より少し良いか)。そこで主人公だけはペナルティ(ゲーム内の時間を消費した形で)能力値の振り直しが可能となっているという安心設計です。呪文を駆使したいなら精神力、戦闘で強くなりたいなら戦闘技術と中々どの数字も重要です。戦闘はサイコロを一個振り、戦闘技術と戦闘結果表とを比べてダメージを求めます。表を使用するゲームブックとしてはローンウルフがありますが、それと似たような感じでしょう。TRPGに詳しい方ならば、ソードワールドのレーティングス表や指輪物語の痛打表と書けば判るでしょうか。ルールは巻末に纏められており、魔法も使用することができます。アイテムの管理も必要です。魔法の種類は10種、結構ありますね。後半の敵の中には滅茶苦茶強いのがいるので、是非上手に活用したいところ。また使用できるようになるには巻物等を見つける必要がありますし、呪文は一度使用すると消えてしまいます。後進行を大きく左右する要素として時間チェックがあります。無駄な行動をすると時間が進んで行き不利な状況に陥ってしまうというルールです。それはいいんだけれども、ゲームブックを遊ぶ時には一寸問題点があります。読み進めてもキャラクターを製作しろと何所にも書いていないのです。ルールは巻末に纏められており、指示がない為かなり読み進めてから困惑する事間違い無しです。この本は序盤に物語が描かれ、世界観の説明、主人公の置かれた状況が淡々と説明されていきます。この親切さはゲームブック初心者、或いはTRPG初心者にも判り易い様に解説されているのだと思います。まずは難しいことなく純粋に物語から入ってもらおうという考えなのだとは思いますが…。なのですが、読み進めてもキャラクター作成の必要性に触れている場合がありません。読み進めていくと、最初にそれを求められるのは貰うアイテムを何にするかという項目。つまり、ただ読み進めて言った場合いきなりルール的な事を問われて困る可能性があるのです。巻末にルールがあるから読んでおけとかいう、ドラゴンファンタジー等で行なっている事がすっぽり抜けていたりします。試行錯誤した時代の作品らしいなぁ(笑)キャラクターの能力値に関しても、実際には詳細に決めすぎているのはバランスを崩している可能性はあります。例えば二人目の仲間を手に入れたときに能力値を決定するのですが、これは一発振りなので出目が悪かったら泣くしかありません。3人目の仲間も肝心の能力値が低かったら無くかも…特に耐久力はかなり低いのですが…。この当時のTRPGではサイコロ3個とかで能力値を造るシステムが多かったりしましたが、修正値というものを用いて、能力値の差を小さくしてきました。このゲームブックではそれがありませんから、もし弱いキャラクターが生まれた場合には中々辛いことになります。特に幸運チェック等で主人公だけでは無く、仲間も成功しないといけない場面もありますから、一寸ランダム要素が強くなってしまう印象です。また管理するキャラクターが多い割に能力値が多すぎるのは、範雑さを増しているかもしれません。幸運や魅力ならば主人公のだけで充分ではないかとか思うのですが、これはTRPG的なものを味わってもらう為なのでしょう。サイコロを振るのが楽しい私には、嬉しいシステムでしたけれども…ここまで本格的なのは珍しいかもしれませんねぇ。戦闘結果表が巻末にしかないのは問題です。これは一々検索しないといけないので不便です。もしかして当時は折込のキャラクターシート辺りが付属して、戦闘結果表が乗っていた可能性もありますが…そうでない場合には遊びにくいですね。また時間チェックはこの当時のゲームブックの中では逸早く取り入れた印象はありますが、確かに最終的なバランスは取れているのですが、どうも途中で忘れられたらしく、主なチェック場所は序盤です(笑)。このようにシステム面では若干荒い印象の部分はあります。ですけれども楽しいゲームブックに仕上がっていますし、非常に魅力的な作品に仕上がっています。次回はこの作品の面白い部分を見ていきたいと思います。
2010.10.06
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前回書いたのですが、システム面では確かに少し荒いところもあるものの、つまらないかというとそんな事はありません。まるで作者が読者に話しかけてくるような文体は、クロちゃんの味そのもので興味深いですね。もしかしてこの作品の後にも色々と展開があったかもしれないこの作品、序盤のシーンでは説明に当たる部分が続きます。世界の成り立ちや現在の状況、主人公の置かれた立場とかなりの文章を費やしています。ゲームブックとしてみると、一方方向の選択枝無しのパラグラフ移動が続いていって、おいおい何時になったら選択枝が出るんだと思ってしまうのですが重要な部分ですから読んでおくと楽しいと思います。冒険の内容としてはアイテムを捜す為に単独危険な土地に旅立っていくというものです。ある程度の支援は得られますが、主人公は旅先で仲間や情報を集めていかなければなりません。面白いのは仲間候補の内、剣士に当たる連中は複数候補がいて進行によって違なる事です。ええとですね、東京創元社のブラックオニキスにおけるバンブーラやシモンに当たる感じでしょうか。彼らは仲間に成ったときに能力値を決定していかなければならないのですが、強いか弱いかは出目次第(笑)。で、若干ですが能力値にも個性がありまして、ある仲間は少し強いとか、ある仲間にはイベントがあるといった按配です。ただ残念な事に、彼らは仲間になってしまうと非常に無個性です。ただ戦うだけの存在であり、ゲームブック上では彼らの能力値チェックや戦闘はあるものの、どう反応したかとかいう部分はありません。これは複数の候補がいて名前も設定も異なっている為にゲームブックという中では別々に扱えない事情があるからでしょう。イラストが雰囲気を浴しているのに残念な部分といえるかもしれませんし、読者のイメージ通りに出来るといえばそうなので良い部分といえなくも...ないか。やはり先に名を挙げたブラックオニキスでは、仲間候補は複数いても名前は統一されていますから、意外と個性的な台詞があったりします。この作品でいくと...私は何度か遊んだ際に、仲間となる剣士候補は割と固まってしまいました。女剣士のエイリンさんで、ルート次第とはいえ仲間にしやすいのと、彼女を仲間にすると魅力が+2されること、魔法の武器を持っていること、そして主人公が男性、もう一人の魔術師も男性なので彩り(笑)を考えてしまい、ついつい彼女が仲間になりやすかったのです。後は強力な魔法の武器を安価に手に入れてくれるグリム辺りも悪く...ないのかなぁ。バーラムは耐久力が2低いという致命的な弱点があるし、エセルバートは無個性すぎます...。こうしてみると、製作者の意図としてエイリンが普通に仲間になる事を想定していたかもしれません。彼女だけ仲間にする為の会話が比較的豊かに配置されていますしね。仲間を早く手に入れられれば戦闘は有利になります。戦闘では一人しか戦う事はできないものの、入れ替えが出来ますし、援護として戦闘技術に修正がつきます。物語の展開は比較的オーソドックスです。段々と情報を集めていくうちに事の真相に近付いて行きます。あの時に偶然入手したアイテムが突然に役立って...等普通に楽しい作品です。個人的にはわき道に少し入りにくいのかなぁという印象もありましたが、これは遊んだ方によって異なるかもしれません。分岐はそれなりにありますが、大きく踏み外す事もありません。謎解き要素はありませんから比較的能力値が足りていればクリアしやすい作品ではないでしょうか。私見ですが、この作品では呪文・アイテムや資金の管理は重要です。例えば敵の中には後半物凄く強いのが登場したりします。で、この作品ではその強さは耐久力となって現れます。無論攻撃してくるダメージが物凄かったりしますが、斬っても斬っても襲ってくるというタフな敵だったりする訳です。それに対しては呪文やアイテムの使用が重要という訳ですね。入手方法の一つが資金です。序盤意外と金貨をいっぱいもらえるのですが、遊んでみると意外と物価が高い(笑)のであるに越した事はありません。また呪文は一度使用してしまうと消えてしまうというD&D方式です。ええとバルサスの要塞方式というか、ドラゴンの目式?呪文の種類は10種ありますが、重要な呪文は結構決まっています。特に強敵には魔法の盾呪文がないと死者が出てしまうこともありえます。また作品中では治療する方法って呪文がメインとなりますので...選択するのに悩むぅ(笑)。魔術師は仲間になると一定数の呪文が使えます。ですが、魔術師はそれを使ってしまった場合殆ど戦闘では役に立ちません。一応殴る事も可能ですが...弱いです。ゲームブックとも何かのソロアドに近いとも取れるこの作品、TRPG嗜好の強い富士見書房さんの作品らしい特徴のゲームブックだったと思います。ルールが詳細で、呪文も仲間も...と非常に沢山の要素を詰め込んで...そして少し荒い印象はあるものの楽しさは失っていない...私はこの作品をとても楽しく遊ぶ事ができました。イラストと文章の雰囲気も良く、イベントもオーソドックスながら分岐もあるという隠れた良作といえるでしょう。
2010.10.07
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仲間がいる、それは大きな武器なのです。彼らがいるから戦える、勇者に集う新たな仲間。でも仲間が全員集まったら、最初からでもラスボスを倒せるくらい強い…というのは数の暴力...かな(笑)パソゲー等で人気のあった原作をゲームブックした作品が本作です。私は原作を遊んだ事がないと思うので、変なことかいてたら御免なさい。項目数405、サイコロを一個使用した戦闘ルールのあるファンタジーゲームブックです。出版は大陸文庫さんで、あんまり馴染みのある出版社ではありませんがファイナルファンタジーの方もゲームブック化されています。特徴としては仲間を連れて旅をするというパーティ制なのですが、仲間一人一人はそれほど強さに違いはありませんが数は力で最大6人パーティとなります。是非全員集めて冒険したいところ。成長ルールはありませんが、アイテムなどで更に強くなります。双方向のミニイベントで構成されたゲームブックです。そういうことで同じ所を何度も廻る事もありますが、それでも遊びやすい印象です。難易度は...まぁ、時間が有れば高いとはいえないと思います。という事なのですが、本作は残念な事に突っ込み所が満載です。多分次回も含めて突っ込み所の嵐なのですが、予め書いておきますがそれでも本作はつまらない訳でもありません。そういった一寸した問題点をクリアすれば普通に遊べます。ただ、一寸突っ込み心をくすぐりすぎますが(笑)では今回はゲームシステム面からお話させていただきます。システム的には、戦闘力と基本HPという数値を管理する事から始まります。これが仲間になる6人分存在するのですが、数値は簡単なので管理自体は問題ありません。問題なのは、戦闘ルールがきちんと説明されていない事とバランスが取れていないことです。戦闘ルールに関しては、サイコロを一個振り、仲間の戦闘力の合計数を敵の戦闘力と比べるといもので負けたほうがHP2を減らしていくのですね。判りやすいといえば判りやすく好感触でした。ですが、その説明がこなれていません。まず比べる事が書かれていても、何の数値を比べるかは少し後述となっており、舌足らず感がどうしてもあります。また、戦闘力を一時的にブーストするためにHPを消費する必要があります。強敵相手や早く倒したいときに自分の力を削って戦う...中々ヒロイックですよね。しかしながら、このルールは事実上使用しません。使用しない理由は幾つかあります。まず敵が弱くて使う必要が無い事、そしてルール記述が確かならば、HPを削れば敵の方が有利になるからです(笑)。敵が弱い...それはこのゲームの致命的欠点...の一つ...です(笑)まず人数が6人集まれば、仮に特殊な設定で強化されなくてもラスボスが簡単に倒す事ができるくらいに強くなります。仲間がいると心強いというのは、本作に関してはその通りの事なのです。そのため途中で出会う敵で強いという敵にはそう出会いません。またルール記述を信用するならば、主人公側のHPを削った場合、主人公側でなくて敵側の戦闘力に加える事になります。...だからHPを減らす必要性...皆無。多分、これは誤植か何かなんだと思うのですが、ルール的には全く意味がなくなっていのは残念なところです。もう少し敵が強い場合、このゲームはスリルが増して楽しさも増すと思うのです。特に自分のHPを削って...というのは、回復方法が少ない本ゲームでは中々面白いオプションで、使い方によっては盛り上がると思うんです。もしかしてデザイナー様もそういうのを考えていたのではないかと思うのですが...。結局、この戦闘の部分だけ見ても、欠点といえる部分は多いです。ですが、それ以外にもまだ問題点はシステム周りに散在します。まず、金貨の存在です。冒険していると村等でアイテムを金貨で購入できます。ですが、金貨って最初から一枚も持っていないのです(笑)。しかも途中で手に入るのは...物語の中盤以降、私が遊んだ限りでは最初のアイテムを売っている村では金貨を使う機会は全くありませんでした…金貨が無いから。もっと言えば、その金貨の存在も余り登場しません(笑)。ある敵を倒したときに、何かを思い出したように比較的高額がどさっと入った位です...もしかして、その辺りの設定を途中で忘れていたかも...しれません。そして、これは問題点ではなくて珍しい特徴かと思うのですが、本作品ではパラグラフチェックを必ず行なうように書かれているのです。こういうのって、ゲームブックでは好きな方や攻略したいとき等に行なうもので、必須までではないかと思っていたのですが、このゲームではそれを書かれています。パラグラフチェックに関してはケイブン社等のゲームブックではキャラクターシートにそれ用にページや場所が用意されていたりすることもありますが、本書はそれは無し。バグとかは無いと思ったので、実際には行なわなくても遊ぶ事は可能です。私はズルしてチェックしませんでした、御免なさい。恐らく色々な試行錯誤の上、アイデアはそれなりにつめてみたものの、幾つかのルール管理等の不足が感じられる作品です。なんですが、一方で遊ぶとそれなりに遊べる訳で、これは私には不思議な感覚でした。さて、次回では実際に遊んだ経験による、物語部分などへの感想というか突っ込みをしてみたいと思います。
2010.10.14
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聖なるポーズ!といえば、クイーンズブレイドではメルファさんがその役割でした。信仰の力を武器に戦う女闘士。その最大の力は聖なるポーズ。物凄く性的に恥ずかしいポージングのそれは絶大な効力を発揮します。という訳で、以前メルファさんが似た能力の持ち主ではありましたが、信仰の闘士が新たに参戦してきた次第です。今回からは恒例の人物相関図や試合前会話イベントも収録されており、これまでのリベリオンのキャラクター達の関係性がわかりにくかったのが僅かながらも…サポートされる事になりました。クイーンズブレイドの時よりもキャラクター達の関係は味方と敵がはっきりしています。さて、今回登場の異端審問官シギィさん、これまでのリベリオンでは凛凛しく強そうなお姉さんというキャラクターが登場していませんでした。ですので、ようやく本格的な闘士といってよいキャラクターが登場してきたように思います(暫くぶりの単体キャラクターでもありますね)。シギィは女王軍側のキャラクターなので、まぁ悪役に入るのでしょう。真面目で性格的にもきつそうな雰囲気ですが、口調は丁寧なキャラクターです。火あぶりにするとか言う発言が彼方此方にありますので、そういうキャラクターなのでしょう。どうも相関図から判断するに、主人公ともいえるアンネロッテとはライバル関係にあるように見えます。前シリーズでのレイナとリスティ(アニメだと…トモエ?)みたいな関係になるのでしょう。外見的には金髪と無きホクロがチャームポイントなのかもしれませんが、恒例の聖なるポーズは物凄い…眺め…です。メルファが所謂…だっちゅうのだったのですが、今回のシギィは…私はザ・センターマンを思い浮かべてしまいました。適切な説明できなくて御免なさい(笑)。書くのもやたらと恥ずかしいんですよ。無論クイーンズブレイドなので、お約束のシーンは山のように訪れます。個人的にはもう少しサディスティックなキャラクターかと予測していたのですが、そんな感じではなくもう少し高貴な性格のキャラクターなのかもしれません。さて、本書でのシギィの決め台詞「私、最強でしてよ」。何だかゴージャスなアイリーンを思い浮かべてしまうのですが気のせいでしょう。ゲーム的にはこのシギィさん最強なのでしょうか…或いはその一角を担えそうな幹事なのでしょうか。…と私は対戦相手には恵まれませんので表面的なスペックしか見ないで判断する事になるのですが御容赦願います。まずシギィさん体力点が11…一寸低めといえるかもしれません。行動的には全ての欄が埋まっているので様々な行動が可能となっています。で、問題となるのは攻撃力。火あぶりの刑(超強打に当たるオレンジ欄)は最強の武器となり、この修正値は+4です。遠距離でも突撃が+4と高い…のですが、他には高いのがあまり多くありません。スイング系や鎖で縛る等の行動が+1で全般的に評価されているものの、最大でも+2までしか成長しない為…これは!!という攻撃手段が火あぶりの刑・業火となってしまいます。この超強打は隙が大きいのでおいそれと使用するわけには行かず、もしかしてそれらから判断するとシギィさん、攻撃力は少し低めと考えても良いかもしれません。手数は多いけれども非力タイプかも。飛びすさると体力が回復しますが、物凄いポージングを余儀なくされます。遠距離では突撃以外は攻撃修正値がマイナスだったりしますし、特殊な聖なるポーズ・畏怖は読まれた場合危険かもしれません。おそらく接近戦で戦うべきキャラクターです。防御面から見ると、頭部負傷が7、ボディが5とかなり痛いことになっています。体力が元々低いですから、攻撃を受ける事は致命傷になりかねません。先にも少し書きましたけれど、クイーンズブレイドの新キャラクター達は戦闘能力を抑え目に描かれているように思います。一部の強力といわれるキャラクター達に比べると行動修正値が低めに設定されているからです。まぁ、実際には対戦していないので強さ弱さは本当の部分では判りません。ただ、シギィさんは最強といわれるほどでは…ないかも。リベリオンのキャラクター達、何となく前シリーズに比べると、キャラクター同士の係わり合いが読みにくい連中が揃っています。例えばミリムはユーミルと付随する登場が予測されますが、リベリオンのユーミルは未だ発売されていません。アンネロッテとユイット&ヴァンテは何だか関係性が強そうですが、その理由は定かではありません。ターニャンとサイニャンは…ネタ風味は強いのですが物語的にどんな立ち位置なのか不明です。本作でその一部は明らかになってきました。ですので、今後も新キャラクター…象の鼻姉さんやエリナ、ユーミル辺りも登場すると思うのですが、キャラクター相関図とかは是非つけて欲しいかなぁと思った次第です。
2009.12.09
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00のヒロインと思われたマリナ・イスマイール。貧乏姫として世界の時流に流されたり、囚われて囚人服を着てみたり、主人公のために泣いて見せたり、テロリストのところで居候してみたり、暇つぶしに歌を歌ってラジオで人気が出てみたり、最終決戦時には宇宙に上がってみたり…したんだけれど。王国を他者に復興してもらっただけでした。いや、それはそれでめでたいとは思うのですが、そもそもアザディスタン王国がアリーに破壊された際、マリナは逃げ出しただけ。地上に降りて泣くとかも無かったので、崩壊した王国にはもう人民がいないかと思っていました(笑)。イノベイター風の人も入れても結構残っていたんです。そんな明確に難民となった人々がいたわけなのに、やっていることと言えばテロリスト達に匿われて保母さんしたり、ゴロゴロソングを作ったり…あ、刹那に読んでもらえない手紙も書いてみたか。連邦の手で復興させてもらったアザディスタン…これは何故なんでしょう。理由を考えますとよく判らないのですね。そもそも一期で連邦に援助を求めている立場、関係はよくないはずで死んでいたと思われたマリナがいきなり現れたからといっても少し変。自分の手を汚すことなく、ついでに苦労している描写すらなくただただ状況に流されて、そして周囲に全てお膳立てされてのハッピーエンド。健気な人物として描くには、やっていることがおかしすぎます。と映像上の部分だけ見てもおかしいのですが、刹那のために泣いてみたり、毎回刹那刹那とつぶやいてみたりした割に、ただ国を復興してもらいましたという終わり方で…いいのでしょうか。映像作品としてみた場合、マリナは一期・二期通して…いなくてもよかったような気がします。尺が無くて描写が出来なかったというのは00のコーラサワー以外の全てのキャラクターに言える事ですが、その一番の被害者はマリナだったかも。そういう部分では、種死で神様に大変嫌われてしまったらしく主役が奪われてしまった青年を思い出してしまいます。あっちは主役陥落、こっちはヒロイン墜落。同じ落ちぶれた姫君という設定でもセイラさんやリリーナは頑張ったし、姫とは一寸違うけれどもラクスですら主体的に行動はしたからなぁ。作品的に見ますと…何もしていなかったので…いいのか、ヒロイン?
2009.03.31
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