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2011.05.13
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カテゴリ: D&D 邪悪寺院再び

注意!
このプレイレポートは市販シナリオ、「邪悪寺院、再び」の内容をばらすものとなっています。嫌な方は読まないようにしてください。



新しい区画は 巨大な自然洞窟 でした。しかも完全な闇の中。
これでは人間や夜目を持っているとはいえエルフは役立たずです。ランタンを掲げようとも考えたのですが、敵に見つかりやすいという欠点もあります。
「暗視の呪文を用意した方が良さそうです…なぁ。マドモアゼル・クラリカとレディ・リリアと私の三人分用意すれば…9時間持ちますよ」
「ん?…前は8時間だったんじゃねぇか…?」
「あら、バルサミコもレベルが上がったのね?私も10になったわ」
「私もペイロアの御加護で6レベルになれました。これで少しは御姉さまのお役に立てます」
バルサミコはいつの間にか9レベルになっていたのです。実はクラリカは10レベルに、リリアも6レベルになっていました。つまり地味にではありますが強力になっているはずなのです。
「今回から瞬間移動で一気にホムレットでも、ヴァーボ・ボンクでも私たちの寝所でもいけますよ」
「私達って誰が入っているんだ!(ザシャアアッ)」
そんな話は兎に角、自然洞窟内で最大の問題点は視界が非常に狭くなり、暗視があっても少し遠いと見えなくなってしまいます。つまりそれより暗視能力や他の感知ができる敵がいた場合危険極まりないかもしれないという…。
少しくらいレベルが上がったからと言って、誰も安心なんかしていません。

自然洞窟に入る時、バルサミコは以前の情報から クリーチャー定位 という呪文を唱えます。
これによって広範囲ないによる特定の怪物の存在が判ります。バルサミコが指定したのは トロル
トロルの居住区かと思う場所にも来たのですが、凄く臭いのみで怪物の姿はありませんでした。
クラリカがベッドを発見して、それを慎重に捜索しますが…その持ち主が何物かは大型の人型生物らしい事が判った程度。トロルかもしれないけれども違うかもしれません。
更に進むと、何かの怪物の死骸らしきものを発見。残念ながら何の怪物なのか良く判りません…が、分厚い外皮を持っていることから、どうもトロルではない様子。その外観から アンバー・ハルク という蟲の様な外見をもつ人型怪物と判ります。が、死体なので危険はありませんでした。

進んで脇道があるので入ると、 巨大な茸がたくさん生えている洞窟 でした。
異様な姿と異臭に、ワスパリオは顔をしかめます。クラリカが見たところ、幾つかは食べる事が出来そうなのですが…流石に食べる気持ちは起こりませんでした。リリアが茸の陰に怪物が潜んでいる事を想定して、悪の探知呪文を放ちますが、何もいませんでした。
それなりに狭い通路をぐねぐねと曲がりながら進むことになります。すると天井から物音がして…そこから巨大な怪物が穴をあけて、地面に降り立ちます!!
「天井を破ってきた!?穴を掘る怪物かっ!!」
「こ奴は…アンバー・ハルクです。ワスパリオ殿、お気をつけください」
巨大な爪を持つ恐ろしい巨体の複眼を持つ異形の怪物です。降り立ったのは冒険者達の真ん中で、防護の薄い連中には大変な脅威です。
奇襲仕掛けてきたアンバー・ハルクはリリアに向かって巨大な爪を振りかざし、20ダメージを与えます。またアンバー・ハルクは混乱させる視線を投げる事が出来るのですが…こう密着すると危険と感じたのか行いませんでした。
呪文を唱えるのも危険な状況で、バルサミコはいち早く後方に逃げ出します。これは間合いを離す目的以外にも、機会攻撃を使わせる目的がありました。 ≪迎え討ち≫ 灼熱の光線 を浴びせかけます。
「…これでレディ・リリアは逃げやすいでしょう…な。安心して治癒呪文を使用してくだされ」
リリアは 中傷治療 で自分の傷を癒します。クラリカがリリアを庇う様に二刀で攻撃しますが、アンバー・ハルクはそれなりに堅く、斃すことはできませんでした。デスクリタッドは戦闘意欲が全くなく、下がって安全圏に移動したのみ。
「こんなれんじゅう、てめぇらまぬけどもがあいてしろ、はやくはやくっ!!」
アンバー・ハルクはハーフリングの柔肌がお気に入りらしく、追いかけてリリアを狙います。更に18ダメージで噛みついて、リリアを大ピンチに追い込みます。ワスパリオは確実にダメージを与える作戦に出て、空いている手で 電撃の手呪文 を普通に当てる事にします。ダスクブレードなので剣に込める事も出来ますが、大型の怪物であれば普通に呪文で当てた方が命中精度は高くなるのです。こうしてダメージを蓄積させていきます。

「後悔先に立たず…だぜ!!電撃の…手ぇぇぇぇぇっ!!」
留めをさしたのはワスパリオ、電撃の手呪文を当てて21ダメージを与えた次の瞬間…アンバー・ハルクは地に伏します。ようやく倒せた瞬間でした。

更に通路を進んでいくと、せまい通路で落とし穴に出くわします。
すんでの所で被害を免れたワスパリオとクラリカ。その穴越しに出現したのは 再びアンバー・ハルク
先制してワスパリオが遠距離から灼熱の光線を発します!!…が出目が1で外れ。その後何人かの攻撃が浴びせかけると、アンバー・ハルクはあっさりと逃げ出します。
追いかけることにした冒険者達ですが、アンバー・ハルクは穴を掘りつつどこまでも逃げていきます。バルサミコがアンバー・ハルクに変身して横穴を作って進んでいきます。
このアンバー・ハルク本当にどこまでも逃げて行きました。そりゃもう、オークの居留地付近まで…
「これ以上進まれると、モラディン神殿に辿り着いてしまう…それはまずいです…」
珍しく心配そうにファルガンがつぶやきます。…それ以上追いかけても無駄らしい、そう考えてこの追跡劇は終了する事になりました。


続く

レベルアップしたクラリカとバルサミコ(後リリア)。今回はクラリカの能力を見ていきましょう。
クラリカは10レベルのクレリックとレンジャー統合クラスです。クレリックとしてみると5レベルまでの信仰呪文のスロットが増大して、新たなレベルは次回以降となります。レンジャーとしてみると得意な敵が増えました。ここではドラゴンを選択しています。ドラゴンは強敵で幾ら強くなっても安心できないのですが、遭遇回数頻度は流石に低いとは思うので、さてどうなるでしょう。また2レベルのレンジャー呪文が使用できるようになりました。高レベルクレリックのクラリカからすればささやかな印象はあるかもしれませんが、きっと色々面白い使い方をしてくれると思います。
同時にリリアも6レベルになりました。セーヴに特技と嬉しい段階ですよね。リリアは≪ゆるがぬ信仰≫という一日に一回セーヴボーナスをもらえる特技を習得しました。この力自体はそれ程凄いものではありませんが、次のレベルで上級クラスになるための布石というわけです。

最初から生き残って冒険し続けているのは最早クラリカだけ。今後の活躍に期待したいところですね。






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Last updated  2011.05.13 09:25:23
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