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昨日は「梅雨寒」という言葉がピッタリの肌寒い雨降りでしたが、今日は一転、真夏日に。相変わらず体調管理の難しい気候が続きます。さて、先週さくらは実家に2泊してきました。最近さくらは月に2回2泊程度実家にお泊りに行き、その間に私は自分の用事をなるべくまとめて一気に片付けています。実家では父が1日3回お散歩に連れて行ってくれます。1回ごとはそんなに長くはないものの、朝もちゃんと歩いているとのこと。なので、実家から戻った翌日は、こちらでもちょっとだけ歩く気配があります。大抵は10mも歩くと「あ、しまった」とでも言いたげに、「歩かないこと」を思いだして急停車、頑として歩かなくなります。が、一昨日は珍しくご機嫌で、しっかりかつての「朝コース」を歩いてくれました。これに気をよくした私は、ちょっとしたことを思いつきました。昨日は午後から雨降りの予報、お散歩も歩くことはできません。ならば、朝のうちにカートでの「しっかり散歩」をしてしまえばいいのではこれからは気温も上がるので、涼しい朝のうちにロング散歩を済ませる、というのは、なんとも名案に思え、朝食まで時間があいてしまうので、さくらにも少しだけおやつをあげて出かけました。朝からカートなのが不思議そうでしたが、さくらの表情もなかなかの「やる気」に見えます。ところが、午後散歩でよく寄る空き地でさくらを降ろすと、おトイレどころか、なんと嘔吐!黄色い胃液を何度も何度も吐き出し、おトイレどころではありません。慌ててカートに戻そうと抱き上げると、また…。私の腕も服もスニーカーも被害を受けました。カートの中でもまた胃液を吐くさくら(カート内はおトイレシートを敷いてあるので無事)。可哀想になり、大急ぎで家に向かいました(それでも途中で、ちゃんとおトイレはしてくれました)。帰宅後は元気を取り戻し、食欲もしっかりありました。今回の件、考えられる原因は2つです。ひとつは、出がけにあげたおやつで胃が刺激され、もっと食べたくて沢山胃液が出てきてしまったこと。もうひとつは、空腹時だった為のカート酔い。通常、満腹の方が乗り物酔いしやすいとは思いますが、もともとさくらは車酔いしやすかったので、朝から舗装の悪い道をガタゴト揺られるのは辛かったのかもしれません。考えてみれば、お散歩のコースも足の洗い方も、さくパパと私との違いを、さくらはちゃんんと心得ていて、いつもそれぞれに合わせて行動していたさくら。実家で朝歩くからと言って、こちらでのパターンを変えていいという訳ではないようです。多分、さくらの胃袋も、それぞれに合わせて準備をしていたのでしょう。名案だと思ったのですが、愚案でした。。。余計な事をして、さくらに申し訳なかったと思います。
2017年06月19日
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まさかまさか、です。無事に18歳となりました。いつも応援してくださる皆様、本当にありがとうございます。この日を迎えられるなんて、1年前には思っていませんでした。残念ながら食欲が落ち、体重はこの1週間でさらに1割減ってしまいましたが、それでもちゃんと自分の口で食べ(ご飯はスプーンで食べさせています)、お水も回数は少ないものの自力で飲んでいます。皮膚も弱ってきており、足裏がすぐに擦り剝けてしまうので、お散歩時は四肢をテーピングしていますが、カートに乗せていても歩きたくなると小さな声で「ウゥ」と言いながら身じろぎしてアピールします(もう立ち上がって身を乗り出すことはできません)。この年齢を迎えられたのは、さくら自身が丈夫さに恵まれたこと、よく頑張るコであることが大きく、私は幸運な飼い主であると思います。さくらとの出会い、さくらの頑張り、さくらを支えてくださる方々、全てに、ただただ感謝の気持ちでいっぱいです。さくら、あなたに おめでとうとありがとうを何度繰り返しても 伝えきれない思いでいっぱいです。どうか穏やかな日々を過ごして欲しい、今の望みはそれだけです。18歳おめでとう。
2023年01月07日
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さくら、1月22日午後2時に亡くなりました。ご報告が遅くなりご心配をおかけしましたこと、お詫び申し上げます。そして、これまでの長い時間応援いただきましたこと、心から感謝いたします。亡くなった時の様子や葬儀の事などは、また改めて書こうと思います。18年前、夫と私のもとへやってきてくれた小さなさくらはさくパパが不在となった後も、小さな体で私を支え続けてくれました。ことにこの1年は急激に衰え闘病の日々でしたが、最後まで私に手をかけさせず、穏やかに天へと向かいました。一昨日葬儀を済ませ、今日お世話になった病院へのご挨拶を済ませましたが、まだそこにさくらがいるような錯覚ばかりです。その一方で、虹の橋の向こうで、さくらのおやつを握りしめたさくパパ目掛け、かつてのように嬉しさのあまり尻尾をパタパタさせながら匍匐前進するさくらを、彼が両手を広げて大きな笑顔で抱きとめる姿が目に浮かびます。今頃は、さくパパとお出かけを楽しんだり、一緒にお昼寝したりしているかもしれません。ブログにお付き合いくださった皆様、さくらを応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。あなたへ この6年半、さくらを私の側に置いておいてくれて、本当にありがとう。 私の気持ちが定まるまで、きっと待っていてくれたのでしょう。 ずっと私達を見守ってくれていたこと、感謝しています。 さくらをお返ししますね。 これからは、存分にさくらとの暮らしを楽しんでね。 そしていつか、私がそちらに行ったなら、 また3人で過ごしたいと願っています。 どうぞよろしくね。さくらへ 本当に本当にありがとう。 よく頑張ってくれました。 小さなあなたの存在が、どれほど大きかったことか。 可愛くて賢くて。大切な、世界一の自慢の娘です。 うちのコになってくれて、ありがとう。 いずれ私がそちらに行った時、 パパと遊ぶのが忙しくて忘れてた~、と言われるのが心配です。 こちらで頑張った分、うんとうんと幸せにね。 大好きよ さくら。
2023年01月26日
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先日14日は定期通院日、タイトルはその時の体重と体温です。体重が落ちているのは覚悟していましたが、体温の低さに驚きました。通院前日の13日も、朝食はどうにか半分ほど食べたもののお昼は食べす、お夕飯も少しだけだったため、通院前のお散歩でもピップができず。その為うまく体温が出なかったのかも、とのことでしたが、2回計測してこの数値、今月に入ってから低いとはいってもこれほどとは、です。先生が体を触れた感じではそこまで低くはなさそうとの事で、一応体を冷やさないよう、温かく過ごさせるようにと言われました。帰宅後半分ほどお夕飯を食べたので、翌朝はこれは「ピップに行きたいです」ポーズです。ちっちの時は、そのままオムツで済ませるのですが、ピップはまだまだ「オムツでいいからお外でしたい」ようです。この日は比較的暖かかったので、ニットで出撃。このワンピースは12年前のウサギ年に着せていた物(↓)、まさか一回りしてまた着せるとは、思ってもみませんでした。この日はそのままお昼も食べすに寝てしまい、夕方のお散歩は行きませんでした。雨が降り出してしまったので、ちょうどよかったのかもしれません。が、動かなければお腹は空きません。ただでさえ食欲がないので、何か小さくて食べやすい物を、と思い、以前食欲が落ちた時に買っておいた、ササミとチーズのソボロを出してみました。お気に召しました。腎臓の事があるので、これまで動物性たんぱく質は抑えてきましたが、今は「食べてくれること」優先です。とはいえ本来はふりかけなので標準量は5g、さくら自身もそう食べてはくれません。それでもお夕飯も半分程度は食べたので、今朝は、幸い朝んぽタイムに一時的に雨が上がったので、このレインコートを着せるのも久しぶりです。(後ろ足までガードされるタイプは、ピーの時やオムツ使用時には使えません)ピップはほんのヒトカケラでしたが、さくらは満足した様子でした。朝食は、食前のおやつのみ完食(薬入りヨーグルトとソフトクッキー)。食事はまたも半分残し、ソボロ少々を食べました。お昼は残念ながらちゅ~るもヨーグルトもソボロもだめ。クッキーを半分食べ、お水を飲み、ちっちが済むとまた眠ってしまいました。このまま夕散歩に出なくていいのか、、、ピップを出せるほどの量を食べていないとはいえ、今度は便秘になるのでは、とも思ってしまいます。と投稿するはずが、、、先ほど突然ピーをしました。目を覚ましたので、私がお風呂に入る前に食事をさせてしまおうと準備していたところでした。お風呂を先にしていたら、もっとお洗濯物が増えるところでした。病院に電話で確認してから、強い方の下痢止め(ロペラミド)を与えました。このお薬は粉末なので、食事に混ぜて与える為、食欲のない時はどれに混ぜるか、ある種「賭け」です。今回はお夕飯で唯一口にした病院用ちゅ~るで。もうミルクもソボロも食べません。もしやと期待して炒めたササミのひき肉も見向きもされませんでした。そして3時間後にはまたピー。その後ちっちもすませましたが、何故か落ち着かず。 お水でもない。既に徘徊する体力もなく、立ち続ける筋力もないのですが、横にさせると足掻いて起き上がろうとします。とりあえず寝る体勢になるまでに1時間かかりました。このまま眠れますように。明日の朝には、お腹具合がよくなっていますように。明日の朝には、ご飯を半分でも食べてくれますように。
2023年01月16日
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今日は夕方に雨の予報が出ていたので、朝からカートで出たのに、目標の半分も歩かないうちに雨が降り出し、慌てて帰ってきました。帰宅後の土砂降りを見たら、それでもラッキーと思えましたけれど。さて、今回は腎臓病のお話です。まず、さくらの経緯ついてまとめておきます。2017年春の健診でタンパク尿が判明、5月に糸球体腎炎と診断される。 → その時のお話エースワーカーというお薬を処方されましたが改善が見られず、フォルテコールに変更。 → その時のお話2週間投与しても改善が見られず、お薬の量を1錠から1.5錠に増やす。数値に改善が見られず、尿素窒素の値も高くなってしまったため、その年の11月、猫用に開発された新薬を試すが、たった1回の投薬で酷い体調不良を引き起こす。 → その時のお話以来腎臓のお薬は中止し、フードのみ腎臓サポート食とする。以上が経緯で、この2年は大きな変化もなく、タンパクと尿素窒素の値は高いものの、比重は十分にあり、他の血液検査項目も標準だったので、安心していました。ところが先日、このところの多飲多尿を相談した際の血液検査で、タンパクと尿素窒素が高いのはもちろん、無機リンの値が上がっていました。正常値2.5~6.8のところ、7.8です。尿素窒素は7~27のところ、66。(前回は45)今まで正常だったクレアチニンは0.5~1.8のところ、2.2です。先生からも「リンが出るようになるとかなり厄介です」と言われました。その時はどの程度の問題かわかっていませんでしたが、治療を無理強いすることのない先生がこう仰るなら、すぐ手を打った方がよいのだと感じ、ずっと抵抗があった投薬治療を再開することにしました。体に合わなかった新薬ではなく、フォルテコールの方で、1錠からです。さらに、リンを吸着させて排出するための粉薬も処方されています。処方、といっても、サプリなのですが。不思議なことに、猫用の腎臓病薬はあるのに、犬用はないのです(だから、2年前使った新薬も猫用でした)。これは、犬の腎臓がろ過優先なのに対し、猫の腎臓が吸収優先だから、という機能の違いのせいなのかもしれません。でもその分、犬の方が発見が遅く重篤化しやすい、とありました。現在さくらが飲んでいる錠剤も本来は心臓のお薬で、血管を拡張して血流を増やし、ろ過を助けるのが狙いのようです。今日はこれから病院で再検査です。採血に備え、6時間前から「食止め」。さくらが楽しみにしている「お散歩前のボーロ2粒」がないのは、がっかりするでしょう。そういえば、このところの皮膚のカブレも、オネショのせいだと思っていましたが、もし高リン血症まで進んでいれば、それが原因かもしれません。その点も、今日確認しようと思います。今のところ有難いのは、尿の比重がしっかりあること、貧血ではないこと、食欲があること、です。少しでも良い結果が出ますように。
2019年08月30日
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