アウト・ドアめし

久しぶりにスタバでコーヒー豆を買う。

コンピューターの電源供給の出来るスタバは、現代によみがえるコーヒーハウスの再出現だろうか。情報収集がインターネットに変化している。スタバと同じく、シアトルで生まれたマイクロソフト社の影響だろうか。

情報収集の場 としても重要な役割を果たした。　フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』より

昔は、スタバの豆を銀座に買いに行っていた。わざわざ買いに行く特別感があったのだけど、ある時期から急に、どこでもスタバが出現し始めた。

スタバのおかげで、アラビカ種の深入りがおいしいとか、ローストの妙味に気がついた。 

少しだけ、 谷中珈琲 で、焙煎の違いと引き出される味わいの世界に入ろうかと思って足踏みしたことがある。谷中珈琲では購入する豆のローストを８段階から選べる。ローストの味の違いをじっくり比べられる。

そんなスタバで買った、ケニアの豆質が気になった。結構、成長しきってない小さい豆と、ローストに耐えられずクラッシュした豆の破片が見られる。

大量生産と質の問題は、あらゆる分野の課題だと思う。

コーヒーと茶の違いは、飲んだ後の意識のあり方だろうか。

コーヒーは、自分のなかでなにか、しっかりした芯が目覚める感じがする。

茶は、意識が漂う。まわりのなにかとくっついたり、離れたりする。もしかしたら、茶は、意識を体から引き離す効果があるのだろうか。

コーヒーは、逆に、体の中に意識をとどめて、その活動を活発にさせる感じがする。

茶は、人をつなげてまるくさせる。

コーヒーは、互いの個性を引き出しあう。