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【2日目】リッフェルアルプ駅~ゴルナーグラート~ローテンボーデン
股ズレの事を考えてマッターホルンを見ずに、反対側の草原を見ていたのが良かったのか・・・。
岩の上に 何やらずんぐりした生き物
が・・・。
はっ!
あれはっ!
「マーモット! マーモット!
マーモット!
」
マーモットがいました!!
思わず 3度も
叫ぶと(笑)、近くにいた参加者の方もこちら側の窓にやって来ます。
マーモットは岩の上に佇みじっと電車を見ていました。
野生のものを見るのは初めてです。
思っていたより大きく動きは狸を連想させます(^^;)。
(すごくカワイイ・・・って感じではない・・・。)
マーモットで気を取り直し、いよいよ最後の歩きです。
果たして私は股ズレに打ち勝ち、エーデルワイスに会えるのでしょうか?
ゴルナーグラート展望台は3135m。曇りだったせいもあり、今日は結構寒かったです。
ちなみに、そんなに寒くなかった 去年の写真はこちら 。
でも、その寒さが 奇跡を起こしました!!
いや、奇跡じゃないし・・・・・・。
寒さで内腿が冷えて感覚が鈍くなり、股ズレの痛みが(引きはしませんが)強くなりません。
よし!これならいける!!!
(心の中で密かにガッツポーズ)
ゴルナーグラート駅から歩いて降りはじめます。エーデルワイスはこの途中にあるのだとか。
しばらく歩くと加藤さんの先導でコースアウト。エーデルワイスはとても環境の変化に弱い花で、人が歩く登山道沿いにはまずないのです。
知っている人以外はコースを外れて歩くことは危険です。
下りはできても登りはできないとか、突然断崖絶壁だとかもあります。冗談じゃなく、スキーシーズンには毎年スキーでコースアウトし、
崖から落ちて亡くなる方がいます。
道があるわけではないし、結構傾斜もあるので加藤さんの歩いた跡をたどる様に慎重に歩き、一般登山道が見えなくなったころ・・・。
「あった~!!!」
遥か前方から子供の声が。
その付近の斜面にエーデルワイスがいくつも自生していました。岩場のかげにひっそり咲いている・・・まさにそんなイメージそのまま。
せっかくなのでアップでも・・・。
で、実際の大きさですが・・・。
ロッシュ・ド・ネの植物園で見た時の印象より、野生のエーデルワイスは小さくて可憐でした。
足元にはエーデルワイス。
目の前には雄大な氷河。
エーデルワイスを堪能しながら小休止して、その後、登山電車の駅まで歩いて帰路につきました。
日本では、エーデルワイスなんてスイスじゃその辺の登山道にいくらでも生えているかのようなイメージがありますが、実際には自力で探したのではなかなかお目にかかることはできません。
参加して本当に良かったですよ(^^)。
スイス在住で、またの機会がありましたら、あなたも是非!!
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