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PRです!(笑) このブログの姉妹館として、You Tubeの「鉄道幻灯館 Movies」というチャンネルに動画をアップしています。 先日、1年前に因美線で撮影した国鉄色ノスタルジー編成による「みまさかスローライフ列車」の走行動画をYou Tubeにアップしました。国鉄色キハ40・47の姿をご覧いただくとともに、来月運行される「スローライフ列車」撮影の参考になればうれしいです。 また、播但線、山陰本線を駆け抜けるDD51牽引「サロンカーなにわ」ほかの動画もぜひ、お楽しみください。 ●【最新作】 「国鉄色ノスタルジー編成 みまさかスローライフ列車 因美線全線開業90周年 2022年7月23日」 リンクは、こちら ●【新作】 「WEST EXPRESS 銀河 大阪~城崎温泉間ツアー」 リンクは、こちら ●「2023年9月 サロンカーなにわ 兵庫テロワール旅号」 リンクは、こちら ●「DD51サロンカーなにわ 2022年兵庫テロワール旅号」 リンクは、こちら ●「キハ85系特急南紀 置き換え直前のラストシーズン」 リンクは、こちら ●「683系特急サンダーバード 稔りの季節の湖西線」 リンクは、こちら ●「DE10重連「DLやまぐち号」 稔りの季節の山口線」 リンクは、こちら
2023/10/21
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昨日(1/9)は成人の日。新成人と電車を組み合わせたカットを撮影したいと思うのは毎年のことなので、ハレの日の様子を最寄り駅でスナップさせていただきました。 きれいに着飾った新成人たちが友人と連れだってホームで列車の到着を待ちます。早朝から着付けの準備が大変だったのだろうなあ、などと、少し前のわが家を振り返り、思わずお父さんやお母さんの苦労に想いを馳せてしまうのは、わたくし自身の年齢のせいなのでしょうね。 晴れやかな新成人たちの未来に幸あれと祈るのは、これまた毎年のこと。平和の大切さ、ありがたさを実感します。 今日1月10日は、110番の日、明太子の日、初金比羅、十日えびす、かんぴょうの日、さんま寿司の日、インテリア検定の日、糸引き納豆の日、糸の日だそうです。 プリザーブドフラワー 花 ギフト 送料無料 結婚祝い 誕生日 還暦祝い 退職祝い 電報 結婚式 バレンタイン ひな祭り 成人式 誕生日プレゼント 女性 彼女 妻 結婚記念日 プレゼント アレンジ フラワーギフト 贈り物 プリザーブドフラワー ブリザードフラワー プリザ—ド
2017/01/10
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『お立ち台通信』Vol.13(表紙)年に2回、ネコパブリッシング社から発行される鉄道撮影地情報誌『お立ち台通信』は、撮りテツに安全な撮影ポイント情報を提供する雑誌として、発売を楽しみにされている方も多いと思います。『お立ち台通信』Vol.13の特集記事わたくしは創刊号からポイント情報を提供し、Vol.5で181系はまかぜのファイナルを取り上げて以来、毎号巻頭の特集記事を書かせていただいております。このほど刊行されたVol.13では、四国のEF65と琴電の旧型電車を抱き合わせにして特集記事を構成しました。四国のEF65は、この3月のダイヤ改正でどのように運用が変わるのか、その動向が注目されます。昨年3月には、それまで日中に2本あったPF担当貨物の1本が桃太郎に置き換えられましたので、今春はもしかすると残る1本も、という可能性は否定できません。ダイヤ改正までカウントダウンに入った今、電気機関車も大好きなわたくしにとっては、シャッフル後にどのような事態が起こるのか、楽しいような、怖いような心境であります。今日3月12日は、サイフの日、サンデーホリデーの日・半ドンの日、パンの日、豆腐の日だそうです。
2014/03/12
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『お立ち台通信』Vol.10の表紙執筆を担当した『お立ち台通信』Vol.10の特集ページ『一個人』8月号の表紙『一個人』8月号の本文国鉄色三昧を堪能しましたので転進いたしましょう。その前に、わたくしの最近の出版にまつわる活動報告をさせていただきます。全国の撮影ポイントを紹介した『お立ち台通信』。このブログをご覧いただいている方の中にも、この本のファンの方はいらっしゃると思います。年に2回、北海道から九州まで、エリアごとに撮影ポイントを紹介し、手頃な大きさと相まって、撮影ポイントへ持参される方も多いと聞きます。かくいうわたくしもその1人でございます。『お立ち台通信』に関しては、創刊号から原稿を掲載させていただいており、さらにはVol.5の「終焉迫るキハ181系はまかぜ」の特集記事以来、今回のVol.10まで毎号、巻頭の特集ページも担当させていただいております。今回はキハ48赤ツートン車の登場で、にわかに注目度が上がっている高山本線の徹底ガイドを書かせていただきました。夏休みの遠征計画のご参考にしていただければ、うれしゅうございます。ちなみに、Vol.10の表紙もわたくしの写真でございます。もう1つ、大人のプライベートタイムをゆったり過ごすための雑誌として人気の高い月刊誌『一個人』の8月号に、わたくしの写真が4点掲載されました。今回の特集は「大人の鉄道大図鑑」で、タイトルに引かれて書店で偶然手にしたところ、わたくしの写真が採用されていることに気づいたのでございます。もちろん、立ち読みでは終わらず、しっかりと購入させていただきました(笑)。帰ってじっくりと本を調べると、表紙に掲載されている6編成の車輛のうち、国鉄色183系「北近畿」の写真もわたくしが撮影したものであることが分かりました。わたくしの作品がいろいろなところでお役に立つことができ、撮影者冥利につきるところでございます。感謝。今日8月9日は、長崎原爆記念日、野球の日(ミズノ)、ハリ・灸の日だそうです。
2012/08/09
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海部駅の外れにあるトマソントンネルトマソンという言葉をご存知でしょうか。不動産に付属・保存されている無用の長物のことで、創作意図が存在しないけれども、見る側からは芸術作品に見えるものと定義されております。その語源は、プロ野球G軍の元選手、ゲーリー・トマソンに由来しているそうであります。牟岐線の中にも、このトマソンが存在しております。海部駅の外れにあるミニトンネルがそれで、「無用トンネル」として有名でございます。前からきちんと記録しておきたいと思っておりましたので、帰省の帰路、海部駅に立ち寄ったのでございます。駅のホームから見える短いトンネルは独立した存在で、トンネルが、ただトンネルとしてのみ存在しています。いわば模型の世界で、これがトンネルですよ、として置かれたのと同じ感じ。それがリアルの状態で目にすることができるのでございます。トンネルの上に青々とした木が繁っているのが、トマソンの状態をさらに際立たせております。昔、「地下鉄はどこから入れたのでしょうねえ。それを考えると眠れなくなっちゃう」と言った芸人さんがいらっしゃいましたが、このトンネルも何のために作られたのか、それを考えると眠れなくなっちゃう。撮影地:牟岐線海部駅今日6月6日は、楽器の日(全国楽器協会)、おけいこの日、邦楽の日、ベビーディ(読売新聞社)、芒種(24節気の一つ。芒のある穀物の種まきの時期)だそうです。
2012/06/06
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年2回発行される『お立ち台通信』は、撮影ポイントを紹介する雑誌として、その人気はすでに定着しています。創刊以来、わたくしは毎号お手伝いをさせていただいておりますが、このほど発売されたVol.9でも、巻頭の特集ページを担当させていただきました。この夏、新型車輛に置き換えが決定している紀勢本線の381系「くろしお」の撮影ガイドでございます。京都付近から南紀の古座あたりまで、数度に亘って撮影を行い、原稿を執筆いたしました。特集ページに関しては、これまで「キハ181系はまかぜ」(Vol.5)、「岡山機関区のEF65ファイナルガイド」(Vol.6)、「関西・北陸エリアのEF81日本海・トワイライトエクスプレス」(Vol.7)、「四日市エリアのDD51と三岐鉄道ED45」(Vol.8)、「紀勢本線381系徹底ガイド」(Vol.9)と5回担当させていただいております。すでに姿を消したキハ181系「はまかぜ」や、来月遠い彼方へ旅立とうとする「日本海」など、撮影のためにいろいろなポイントを訪ねたことは、今となれば懐かしい思い出でございます。今回のガイドも、みなさんの撮影行にほんの少しでもお役に立つことになれば、とてもうれしく思います。今日2月14日は、セントバレンタインデー、チョコレートの日、ネクタイの日、煮干しの日、ひよ子の日、お寺の日だそうです。
2012/02/14
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半年に一度発行される『お立ち台通信』のVol.7が完成いたしました。今や撮影地情報のバイブル的存在になったこの本でございますが、うれしいことに第1号から毎回、拙作を掲載していただいております。ありがたいことでございます。さらに今回は初めて表紙写真に採用していただきました。うれしいような、恥ずかしいような、でも、やっぱり、ちょっと○○○しい……(謎)。巻頭の特集では、金沢以西の北陸本線、湖西線、東海道本線におけるEF81「日本海」「トワイライト」の撮影ポイントを紹介させていただきました。3月のダイヤ改正後も、ひとまず存続が決まった「日本海」でございますが、先行き不透明なところは相変わらずであります。すでに、このブログでご覧いただいた写真のいくつかも、具体的な撮影ポイントを書かせていただいております。本屋さんで手にとってご覧いただければうれしゅうございます。できればお買い求めいただければ、とは編集氏になり代わってのご案内でございます(笑)。今夜から四国へ出かける予定にしております。数日ブログが更新できませんので、ご容赦くださいませ。今日2月10日は、左利きの日、ふとんの日、ニットの日、ふきのとうの日、観劇の日、LPガス消費者保安デー、植物油の日だそうです。
2011/02/10
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山陰本線、舞鶴線、福知山線などで走っている183系の特急は3月のダイヤ改正で新型車に置き換わります。このことは、弊ブログでもすでに何度も書かせていただいており、わたくしも心の準備をしておかなくては、と思い、折にふれて撮影を重ねてまいりました。このたび、1月21日に発売された『レイルマガジン 330号』に183系の撮影ガイドを書かせていただきました。ありがたいことでございます。ページ数が限られておりますので、『お立ち台通信』の特集記事のように、数あるポイントをすべて網羅するというわけにはまいりませんでしたが、ここは思い出のポイントとして残しておきたい、と考えられる場所を紹介させていただきました。残された時間の中で、撮影ポイント選びに少しでもお役に立てれば幸いでございます。今日1月26日は、文化財防火デー、有料駐車場の日、パーキングメーターの日、風呂の日だそうです。
2011/01/26
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昨日は成人式。土佐日記の最中ですが、割り込みブログでございます。毎年、新成人と電車の組み合わせも弊ブログにお約束の新春カットであります。わが家の最寄り駅は午前10時前、市民ホールで行われる成人式に出席する新成人たちであふれます。いずれもきれいに着飾り、ホームは華やかな光で満ち溢れます。ここまで育てられたご家族のご苦労に敬服するとともに、若人たちの輝く未来に幸あれかし、と心からお祈り申し上げます。今日1月11日は、鏡開き、蔵開き、厚生省発足記念日、めんの日だそうです。
2011/01/11
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あけましておめでとうございます。毎々このブログをお訪ねくださり、感謝申し上げます。早いもので、2006年の元旦にスタートしたこのブログも、丸5年を終え、今日から6年目に突入いたします。2011年が、このブログをご覧いただいているみなさまにとって、輝きあふれる素晴らしい1年でありますよう心からお祈り申し上げます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。さて、ここ数年、元旦のショットは大阪近郊にある鉄道の初詣ポスターということになっております。今年はわたくしの家の最寄り駅で撮影したカット。阪急・阪神の初詣乗車券を広告するものでございます。ポスターだけを撮るのは芸がないと思い、ホームへ進入してきた電車をバックにブラシてみました。でも、阪急だと思ったら、やってきたのは大阪地下鉄の車輌。今年も思いどおりにはいかないぞ、という暗示でございましょうか。今日1月1日は、元日、正月、年賀、初詣、少年法施行の日、神戸港記念日、鉄腕アトムの日、省エネルギーの日、安全衛生総点検日、家庭塗料の日だそうです。
2011/01/01
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城東貨物線DD51の終焉が間近ということで、昨日発売になった『レイルマガジン』329号で撮影ガイドを担当させていただきました。地元ということもあり、これまで折々に訪ねていた城東貨物線。都会の真ん中でありながら、いろいろなバリエーションで楽しむことのできる路線。電化区間でありながら、DD51が定期運用されている線区。希少な存在でありました。それがいよいよ大団円を迎えます。今回の特集をご覧になって城東貨物線へ行ってみようか、と思っているあなた。そう、あなたです(笑)。急いでくださいね。残された時間は、本当にあと僅かですから。わたくしの拙いガイドが、少しでもお役にたてば幸いでございます。今日12月22日は、労働組合法制定記念日、改正民法公布記念日だそうです。
2010/12/22
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今や鉄道撮影地情報のバイブル的存在になったネコ・パブリッシング社の『お立ち台通信』ですが、このほどVol.6が発行されました。今回わたしは、巻頭の特集「岡山区のEF65を追う!」を担当させてもらいました。最近、ロクゴの写真が多かったのは、そうゆう訳だったのね(笑)。このブログにアップした写真もかなり多く採用されています。また、特集ページ以外に、本編の方でも信越、関西、九州、四国など15カ所ほどのポイントを紹介させていただいております。撮影地情報が知りたい方は、ぜひ、この『お立ち台通信 Vol.6』をお買い求めあれ、とは編集子になりかわってのPRです(爆)。今日7月31日は、日本最古の市電・京都北野線廃止(1961年)、北陸トンネル貫通(1961年)、東京・山手線に冷房車初登場(1970年)、パラグライダーの日だそうです。
2010/07/31
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「撮り鉄」御用達の必携アイテムの1つに、日本各地の撮影ポイントをまとめた『お立ち台通信』(ネコ・パブリッシング刊)があります。これまで4巻が刊行されていますが、このほどVOL.5が新たに発行されました。この『お立ち台通信』には、これまで、わたしの撮影ガイドも毎号20箇所あまりずつ取り上げてもらってきました。今回もJR北海道1ヵ所、JR東海1ヵ所、JR西日本7ヵ所、JR九州6ヵ所、JR四国8ヵ所、あわせて23ヵ所の撮影ポイントを紹介させていただいております。さらに今回は「終焉近し! キハ181系『はまかぜ』」と題して、東海道本線から播但線、山陰本線においてキハ181系「はまかぜ」を撮影するのに適したポイントをまとめた巻頭特集も担当させていただきました。あと1年で新型車輌に置き換わるキハ181系「はまかぜ」ですが、四季を通して撮影できる最後のチャンスです。わたしのガイドが、少しでもみなさんのお役に立つことができればうれしく思います。今日3月5日は、珊瑚の日、ミスコンの日(1908年、初ミス日本誕生)、スチュワーデスの日(1931年、日本初スチュワーデス誕生、合格者3人)、ノーレジ袋の日だそうです。
2010/03/05
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先日発売された「Rail Magazin」318号は、3月のダイヤ改正でなくなる特急「北陸」の特集号です。今回、この特集にわたしの写真が1点掲載されました。大阪に住んでいると、上野と金沢を結ぶ「北陸」や「能登」には、なかなかお目にかかれません。東京で何度かと、金沢周辺で1回だけ撮影したくらいです。今回取り上げられたのも、金沢でのオンリーワンの出会いショットです。あの朝は天気が悪く、でも晴れていたら逆光になるポイントなので、これはこれでOKか、と思いながら撮影したものです。妻と一緒の、観光を兼ねた撮影旅行ですし、朝早い時間だったので、妻をホテルにおいて一人で「朝練」に行ったことなどが思い出されます。雪が融けたらまた撮影に行こう、と思っていたのですが、日の出の時刻と残された日数を勘案すれば、非常に難しい状況です。思い出のシーンを胸にいだきながら、最後の日を迎えることになりそうです。今日1月26日は、文化財防火デー、有料駐車場の日、パーキングメーターの日、風呂の日だそうです。
2010/01/26
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今日1月1日は、いうまでもなく元日です。ほかに少年法施行の日、神戸港記念日、鉄腕アトムの日、省エネルギーの日、安全衛生総点検日、家庭塗料の日だそうです。あけましておめでとうございます。このブログは2006年の元旦にスタートしましたので、丸4年が過ぎ、今日から5年目に突入です。元旦はいつも正月ネタをアップしているのですが、今年はどうしようと思いながら、昨日、関西空港から帰宅するために乗った南海電鉄の車内を見回すと、すでに迎春の準備が終わっていました。というわけで、本日の「思い出の1枚」は、太鼓橋で有名な住吉大社で撮影された謹賀新年の中吊り広告です。住吉大社といえば、2007年の正月に阪堺電鉄と組み合わせて撮影したことを思い出します。今年もよろしくお願いします。
2010/01/01
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今日11月9日は、横須賀線鶴見で二重衝突事故。死者161人、重軽傷者120人(1963年)、119番の日(消防庁、1987年)、換気の日(日本電機工業会、1987年)、太陽暦採用記念日だそうです。環境問題が社会の重要関心事となり、モーダルシフトが進んで鉄道による貨物輸送が好調です。電気機関車の増産が続いていますが、その一方でDD51やDE10といった国鉄時代、動力近代化に大きく貢献したディーゼル機関車の行く末には暗雲が垂れ込めています。そうした状況を反映して、先日、ネコ・パブリッシング社から『国鉄型ディーゼル機関車最終章』という本が刊行されました。この本には、わたしの写真も6点掲載していただきました。巻頭の美しいグラフをはじめとして、JR7社のディーゼル機関車の近況や各地のDD51撮影地ガイド、さらには、わたしの地元・城東貨物線で活躍する原色SG最若番DD51 750号機の特集など、DD51やDE10などに関する情報が満載です。掲載された写真や記事を見て、今度はあそこへ撮影に行ってみようか、などと思っています。永久保存版としてお薦めの1冊です。
2009/11/09
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今日9月1日は、上野~青森間(現・東北本線)が全通した日(1891年)、防災の日、関東大震災記念日、国際青年デー、宝塚歌劇団レビュー記念日、羊毛年度始め、霞ヶ浦の日、省エネルギーの日(毎月)だそうです。日本各地の撮影ポイントを紹介する本として好評を博しているネコ・パブリッシング社の『お立ち台通信』ですが、シリーズの4冊目が完成し、わたしの手元に掲載誌が届きました。今回も、JR東日本エリア(5ヵ所)、JR東海エリア(3ヵ所)、JR西日本エリア(8ヵ所)、JR四国エリア(4ヵ所)、あわせて20ヵ所の撮影ポイントを取り上げていただきました。みなさんが撮影に行かれる際に、少しでも参考になれば、うれしく思います。最近は、撮影ポイントでカメラバックの中に『お立ち台通信』を入れているファンの姿も目にします。今年5月上旬にVol.3を発行してわずか4ヵ月たらずでVol.4の刊行に至ったわけですから、ファンの要望の高さが伺えます。これまで既刊4冊あわせて、全国で1000ヵ所あまりの撮影地が掲載されたわけですが、未紹介の撮影ポイントもまだまだ残っています。当然、Vol.5、Vol.6……と続くものと思われます。今回も、有名どころから駅近くのお手軽ポイントまで幅広く紹介されています。ぜひ、一冊お買い求めいただければと、これは編集者に成り代わってのお願いです(笑)。
2009/09/01
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わたしが普段から楽しみに見ているWebサイトの1つにネコ・パブリッシング社が運営している「鉄道ホビダス」があります。そのなかには「お立ち台通信」や「わが国鉄時代」という、読者の投稿写真と原稿により構成されているコンテンツがあります。これらのページはともに人気が高く、毎日数多くのアクセスがあるようです。ところで、すでに10日あまりが過ぎましたが、先月末にこのWebページをもとにした『わが国鉄時代』が1冊の本にまとめられ出版されました。恥ずかしながら、私の写真も2点掲載していただいております。国鉄がJRとなったのは昭和62年(1987)4月1日のこと。考えてみれば、新会社となってからでも、すでに22年近くが経つわけです。JRと一緒に生まれた子どもも、そろそろ大学を卒業しようかという年齢になるのです。国鉄消滅=JR誕生は昨日のことのように思いますが、時間が経つのは早いものです。爆煙をあげる蒸気機関車あり、古豪の電気機関車あり、つい先日、永遠の彼方へと走り去った0系新幹線ありと、青春の血をたぎらせた国鉄時代の名シーンが満載されている単行本『わが国鉄時代』。「こんな時代を生きてきた……」のキャッチコピーが心に沁みます。みなさんもぜひ1冊、お買い求めあれ!
2009/02/11
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このブログでは例年、鉄道とからめた成人の日のカットをアップさせていただいております。中国撮影レポートの途中ですが、1日だけ割り込みブログです。今年の成人の日カットは阪神電鉄で撮影させてもらいました。テレビでは、全国各地の成人の日の様子が伝えられています。大人になることの意味をはき違えて大騒ぎしている若者もごく一部にはいますが、これは例外的な存在で、大半は素直で気立てが良く、真面目でかわいらしい人たちでありましょう。日本だけでなく、世界規模で急激にかげりを見せて下降線を辿っている経済状況ですが、次代の日本を背負って立つわこうどの未来が、この写真に写っているレールのように明るく輝き、やがては上り坂となっていくことを祈ります。
2009/01/13
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あけましておめでとうございます。このブログは2006年1月1日にスタートしましたから、丸3年が経過し、今日から4年目に突入します。今年もがんばって更新していきたいと思っています。昨夕厳寒の中国から帰ってきました。日本も寒いですが、関空に降り立つと暖かいと感じてしまいました。マイナス10度の土地と比較すると、寒いとはいえ、プラスの気温になる場所はやはり暖かいのです。訪中記は後日、あらためてアップしたいと思いますので、乞うご期待!さて毎年、元旦のカットは正月らしい写真をご覧いただいているのですが、まだ撮影に行っておりませんので、年末に撮った写真で正月の雰囲気を感じていただきたいと思います。正月といえば初詣。初詣といえば京都。というわけで、京阪電車の初詣ポスターが本日の思い出の1枚です。京阪を女性の名前に引っかけ、それを京・なにわ言葉で表した「おけいはん」。ちょっとベタなこの呼び方も、京阪神間では定着しています。おけいはんで京の都へ初詣。いかがどすえ?それでは今年も引き続きご愛顧のほど、よろしくお願いします。
2009/01/01
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先月に続き、今月も『Rail Magazine』の「お立ち台通信」に掲載していただくことができました。今月のお題は「特急電車を撮る」。国鉄色の特急が今でも日常的に走っている福知山線のお立ち台を紹介させていただきました。この場所では、短編成の特急をオーソドックスに手堅くまとめることができます。国鉄色の特急「北近畿」も、いつまで走るかは分かりません。関心のある方は今のうちにぜひどうぞ。
2008/11/26
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10月21日に発売された『Rail Magazin』303号の「お立ち台通信」に私の写真と原稿が採用されました。今回のテーマは「EF81を撮る」。交直両用機であるため、活躍の範囲は広く、西では「日本海」や「トワイライトエクスプレス」、東では「カシオペア」や「北斗星」などの特急も牽引しています。あ、そうそう、来春までとなりましたが、「富士ぶさ」が関門海峡を通過するときのワンポイントリリーフ役も今なお続いていますね。もちろん、貨物牽引機としても重要な役割を果たしています。今回、私が紹介したのは北陸本線の木ノ本~高月間にあるお立ち台です。今春、「北びわこ号」を撮影しに行ったときに撮ったカットで、この貨物が通過したあと、しばらくして「北びわこ号」の回送が米原に向け、走っていきました。
2008/10/23
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大阪から倉敷、津山と1日で駆け回った旅の仕上げは津山の扇形庫で行うことにしました。各地の扇形庫がほとんど姿を消している現在、現役で使用されている庫を見るとホッとします。最近訪れた扇形庫は、と思い出してみると、米子、宇和島、台湾の彰化といくつかが目に浮かんできます。そうそう、久大本線の森駅にも大型の扇形庫があったけれど、あれは悲しい状態だったなあ、などと旅の記憶まで呼び覚まされます。そうしたなかで、この日、訪れた津山の扇形庫はなかなか秀逸でした。庫の中には国鉄急行色のキハ58とキハ28。さらにはDE10 1号機、DE50 1号機、DD51 1187号機と、すべてが国鉄時代を髣髴とさせるラインナップ。一瞬、30年ほど過去へタイムスリップしてしまったのかとさえ思うほどです。そして、そろそろ夕暮れが迫りつつある時間帯、それぞれの車輌はこれまでの来し方に想いを馳せながら、扇形庫の中で静かに時の流れに身をゆだねているようでした。急行色のキハ28と58は、11月の因美線で運行される「みまさかスローライフ」号として脚光を浴びるに違いありません。できれば1日だけでも撮影に行けたら、と思っているのですが、そのためには、かなり強引にスケジュールを調整しなければ……。う~む。
2008/10/22
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ただいま福岡です。まもなくホテルを出ますが、ロビーにパソコンが置いてあり、ブログが更新できそうなので、出国前のひととき、博物館ネタの続きをアップしておきます。東京では、東武博物館、地下鉄博物館、大宮の鉄道博物館の3館を訪ねました。いずれも鉄道ファンなら楽しく過ごせるところですが、規模の点では、やはり鉄道博物館が群を抜いていました。入館して最初に向かったのは、過去の名車が多数展示されている歴史ゾーンです。中央のターンテーブルに鎮座しているC57 135号機の周囲にずらりと配置された、それぞれの時代を代表する車輌たち。1つ1つ見ていくだけでも、かなりの時間を要します。しばらくするとターンテーブルが回転する時間になりましたので、上階からその様子を見ることにしました。鉄道博物館といえば、転車台に乗ったC57の写真が定番のアングルで、私も何枚か撮影しましたが、せっかく転車台が動くのだから、そのところが表現できないかと思い、カメラを手すりに押し当てて固定し、あえて機関車をブラしてみました。薄暗い館内で、幻想的な雰囲気が出たと思います。それでは、これが本当に出発前最後のご挨拶となります。インドネシアでは、ここ数年来の念願であったナローゲージのSLが牽くシュガートレイン(さとうきび列車)を撮りたいと思っています。夏の数ヵ月しか運行されない季節限定のシュガートレイン。赤道直下の熱帯ゆえ、もとより煙は期待できませんが、それを上回る南国ならではの情景に出会えるものと、今から胸を躍らせています。このブログも1週間余り更新できませんが、みなさんにもよい夏休みが訪れることを祈りつつ、行ってまいります!
2008/08/09
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あともう少ししたら家を出るのですが、楽天にアクセスできましたので、ブログの更新を簡単に。東京で訪れた鉄道系博物館の2館目は、地下鉄博物館です。この博物館は葛西にあります。実車展示、模型ジオラマ、運転シミュレーターといった鉄道系博物館では、お約束の品揃え(笑)がなされています。目を引いたのは、壁一面を使って展示されているシールドマシンのカッターディスクです。これが地中深く回りながらトンネルを作っていくのか、もぐらの超巨大判だな、と思いました。地下鉄建設になくてはならないものですが、普段目にすることがないだけに印象深いものがありました。明日、福岡から出国するのですが、朝早いため、福岡で前泊します。しかし、ただ福岡へ行くのも芸がありませんから、途中、山口に寄り、やまぐち号でウォーミングアップをしようと考えています。こんなに朝早く起きるのも、新大阪6:50発の新幹線に乗るためです。それでは、行ってまいります。
2008/08/08
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東武博物館へは知り合い数人と行ったのですが、当然、「非鉄」の人も含まれており、そうした人にとっては、私たち「お鉄」がおもしろい、もしくはすごいと思うものも、それほどではなく、熱く語ると引いてしまうので、ほどほどの熱意で説明することになります。そうしたなか、「非鉄」の人にも受けたのがウォッチングプロムナードでした。ウォッチングプロムナードとは、東向島駅のホーム下に設けられている観察窓のことですが、停車する電車の車輪やモーター、ブレーキ装置などの下部構造を至近距離から観察できるようになっています。また、温度によるロングレールの伸び縮みを吸収する"伸縮継目"を見ることもできます。博物館内にも車輪や台車の展示はありますが、こちらは実車を間近で見ることができる分、迫力が違います。窓の下には時刻表も掲げられていますから、いつ電車が来るのか、容易に分かります。普段目にすることのできない所を下から見上げるというコンセプト。見せ方の妙に「これは鉄道博物館界の旭山動物園や!」という発言も出ましたが、けだし、名言かも。さて、明日から少し早い夏休みをとって、10日間ほど、インドネシアと台湾を巡ってきます。自宅は明日の朝に出ますが、出国はあさって(土曜)です。明朝、家を出るのが早いため、ブログが更新できないかもしれません(楽天は早朝にデータの更新を行うため、アクセスできないことがあるのです)。なにとぞご了承のほどを。
2008/08/07
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先日、東京にある鉄道系博物館をいくつか巡る機会に恵まれました。本日はその中の1つ、東武博物館のことを取り上げたいと思います。東武博物館は、東武伊勢崎線東向島駅に隣接して設けられています。入場するとまず目にとまるのが5号蒸気機関車とデハ1型5号電車です。5号機関車は、東武鉄道ではB1型と呼ばれましたが、国鉄式で考えると2Bテンダー機関車となります。製造は明治31年で、当時、世界の一流企業と言われたイギリス・ベヤーピーッコク社から輸入されました。ランニングボードや均整のとれた美しい車体、金色の蒸気ドームなどに特徴があります。デハ1型は、大正13年10月1日に浅草(現業平橋)~西新井間で東武鉄道最初の電車を運転するために製造された木造車輌です。正面5枚窓、側窓降下式、3枚ドア、ダブルルーフ、米国ウェスチング社製電機装置、英国ブリル社製台車、両運転台(H棒仕切)などが特徴です。このほかにもED5015号機やキャブオーバーバスの実車など、東武鉄道で活躍した車輌が展示されていました。
2008/08/06
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『レイル・マガジン』を発行しているネコ・パブリッシング社が、Webで展開して好評を博している「お立ち台通信」の単行本vol.2が2週間ほど前に発行されました。vol.1の発行から、わずか半年を経てのvol.2発売ですから、人気のほどが想像できます。昨今の出版業界における単行本販売状況からすれば、鉄道関連書籍としては好調な売れ行きだといえるでしょう。vol.1に続いてvol.2でも、私の作品が20点余り採用されました。JR北海道、JR東海、JR西日本、JR四国、JR九州と、昨年から今年にかけて各地を撮り歩いた結果が本としてまとまるのは、やはりうれしいものです。Vol.1では比較的少なかった地元JR西日本の写真が今回増えているのですが、それはこのGWに山口から岡山まで遠征した成果です。昔からの名撮影地に加え、新たな撮影ポイントも続々紹介されています。鉄道写真撮影のお供に、ぜひともvol.1、vol.2あわせてお買い求めいただきますよう、と編集部になりかわってのご案内です(爆)。
2008/08/05
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一夜明け、駅から数百メートル離れたところにある宇和島運転区まで、朝食前の散歩と洒落込みました。早暁から運転区では、アンパンマン列車が仕業前のウォームアップに余念がありません。宇和島運転区の規模は小さく、留置線もそれほどたくさんありませんが、ここでうれしいものを見つけました。蒸機時代の名残りであるターンテーブルと4線の扇形庫、給水塔です。これらは今もなお、現役で利用されています。これまでも、いくつかの駅でターンテーブルや扇形庫を見かけましたが、その多くが過去の遺物と化して苔むし、時間の流れも止まったままになっています。私の記憶に残っている、現役として機能しているターンテーブルや扇形庫は梅小路を除けば米子と、ここ宇和島くらいです。扇形庫の中には予土線で運行されるトロッコ列車用の客車(貨車?)が本番に備えて眠っていました。昭和を象徴するターンテーブルや扇形庫には、これからも長く現役で活躍してもらいたいものです。
2008/07/25
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7月20日発売の『Rail Magazine』300号の「お立ち台通信」に私の写真が掲載されました。撮影ポイントは福知山線の下滝-丹波大山を紹介したもので、写真は先日のブログでご覧いただいたものです(厳密に言うと、このブログにアップした写真の1カットあとに写したものが、本に掲載されています)。『Rail Magazine』の「お立ち台通信」には、これまでも何度か掲載されていますが、記念すべき300号に紹介されてよかったと思います。
2008/07/21
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美濃太田には留置線がありますが、ここはマニアから見ればお宝の山。茶色の旧型客車のそばに国鉄色のキハ58、その横の線にはキハ82の先頭車が停まったりしています。さらにカバーがかけられている車輌もあったりして、この下には何が隠されているのだろうか、とドキドキしてしまいます。いずれの車輌もサビや汚れが目立つのですが、留置線の中ですし、カバーをかけて保存しているものもありますので、何らかの目的があって停められているのだろうと思います。大宮の鉄道博物館が大人気なのに刺激を受けたのか、JR東海でも博物館を開設する計画があるやに聞き及んでいます。そこでの展示予定車輌なのか。はたまたイベント列車として運転する車輌なのでしょうか。いずれにせよ、お宝の山を目の前に期待に大きく胸がふくらみます。JR東海さまの英断をお待ち申し上げます(笑)。
2008/06/05
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若かりしころ、松本清張の小説を読みあさった時期があります。西村京太郎作品ほどではありませんが、清張作品の中にも鉄道がよく登場し、トリックの重要な鍵を握っていたりします。『点と線』の時刻表トリックは印象的でしたが、『砂の器』も鉄道にまつわる清張作品として、今でも強く記憶に残っています。若き音楽家の秘められた過去。そこから起こった悲しい殺人事件。周到に張り巡らされたトリックと、それにまつわる意外な事実。このストーリーの中で、木次線の亀嵩駅は重要な鍵を握る舞台となっています。原作を読んだり、映画を観たりして(数年前にはテレビドラマも作られています)、いつか亀嵩を訪れてみたいと思っていましたが、今回ようやく実現しました。駅舎は地方でごく普通に見られるものですが、映画やテレビドラマのロケ地となったこともあって、駅名板が昔ながらの右書きです。また、駅舎の中にはお蕎麦屋さんがあります。「駅長さんが作る手打ちそば」ということで、マスメディアにも度々取り上げられていることから、亀嵩に行ったらお昼はここ、と予定していました。店内にはテレビドラマで刑事役を演じた渡辺謙さんをはじめ、たくさんのタレントさんの色紙が飾られていました。お蕎麦も予想どおりの素朴な味わいでした。
2008/05/31
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脚本家、ライター、構成作家という肩書きをお持ちの吉田一紀さんが書かれた『モハようございます。』という本が4月末に出版されました(オーム社刊)。著者の吉田さん自身も鉄道ファンで、国鉄真岡線を快走するキハ20系に心を奪われ、小学4年のとき、ブルートレインに魅せられて鉄道にハマったという経験をお持ちです。ブルートレインを牽引していたEF65PFやDD51、24系客車のNゲージを部屋に飾って眺めるのがストレス解消法で、なるべく新幹線を使わず、特急や在来線を乗り継ぎながら線路や駅舎を眺める旅がお好きだとか。この本のサブタイトルは「あの人はなぜ、鉄道にハマるのか?」となっているのですが、25章にわたって鉄道の楽しみ方やファンの実態がさまざまな角度から解説、紹介されています。そして鉄道写真にハマっているファンの一人として、私と私が撮影した写真12点、さらには、このブログのことが約9ページにわたって紹介されています。最初、吉田さんから私のブログを紹介したいとお申し出を受けたとき、冗談かなと思いました。正直、新手のいたずらかと、少しばかり緊張したものです(笑)。しかし、何度かメールでやりとりをした結果、吉田さんの意図するところが分かり、それならば、と協力させていただきました。鉄道を「鑑賞」する際の吉田さんのこだわりの1つは「カーブの美しい風景」です。吉田さんが私のブログから選ばれた写真も、列車がカーブを通過するときに描いた編成の曲線美を中心にしたものです。これまで特に大きなこだわりを持たずにカーブの写真を撮ってきましたが、そういう見方をする方もいるんだ、と私自身、逆に教えられた気がしています。この本では、電車の中から線路端の「キロポスト」を探したり、ホームで列車を待っている間に「枕木」や「分岐器(いわゆるポイント。でも、この表記にもこだわりがあるようで、その理由は本書をご覧あれ)」「レール」などをチェックして楽しんだりする方法がいくつも紹介されています。私もこの本を読んで、通勤電車の中から「キロポスト」を探し、「あった、あった」と喜ぶとともに、こういう鉄道の楽しみ方もあったのかと感心しました。この本に関しては「モハよう de キハキハ」というブログも開設されています。鉄道ファンの心をくすぐる情報が満載の『モハようございます。-あの人はなぜ、鉄道にハマるのか?-』。ぜひ、ご一読をお薦めします。
2008/05/12
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「いちご電車」や「おもちゃ電車」以上に和歌山電鉄で今、注目を集めているのは貴志駅の「たま駅長」です。もともとは貴志駅のそばに建っている雑貨店で飼われていた猫なのですが、駅長を務めることになりました。昨年末には「客招き部門」で最優秀の活躍をしたということで、「トップランナー賞」を受賞。社長から年末手当とトップランナー賞のご褒美をもらっています。あわせて課長級の待遇を受けるようになったそうです。まさしく、幸せの「招き猫」ですね。私が訪ねた日、「たま駅長」は改札口に置かれた特製ベッドの中でお休み中でした。電車から降りてきたお客さんたちが思い思いにカメラを向け、身体を触るのにも全く関知せず、悠々と爆睡していました。さすがは大物スーパー駅長です。
2008/04/17
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すでに発売されて半月が経ちますが、ネコ・パブリッシング社から刊行された『お立ち台通信 vol.1』に私の写真と原稿が34点掲載されました。昨年から今年にかけて北海道や九州、四国へよく出かけたのですが、その際に撮影したものが今回掲載されました。もともと『お立ち台通信』を意識して撮影したわけではなく、むしろ、このブログに載せるネタとして撮ったものが多いのですが、日ごろから撮影を続けてきたものが、こうした形でまとまるのは、やはりうれしいものです。『お立ち台通信』は、撮影ポイントに関する情報が地図入りで簡潔にまとまっています。私自身、Web版のときから撮影に行く際の参考にさせてもらっていました。よろしかったら、書店で一度ご覧になってください(編集部の人ならば、ぜひ、お買い求めくださいとおっしゃるのでしょうが……。笑)。
2008/03/10
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門司港駅舎は、大正3年にネオルネッサンス式木造2階建ての建物として建てられ、昭和63年に国の重要文化財として指定されました。正面から見た姿は門司の「門」をイメージして設計されたと言われており、ヨーロッパ風の屋根の造りに特色があります。最近、門司港駅周辺はレトロ地区として有名になり、全国から数多くの観光客が詰めかけています。門司港駅は、九州の起点駅にふさわしい重厚さを持ち、観光スポットの中心的存在となっています。構内には、かつての施設が数多く残され、姿を変えながらも、今なお現役として活躍しています。たとえば、昔、1・2等客の待合室であったところは現在、切符売り場となっていますし、3等の待合室は食堂となっています。「本日の思い出の1枚」は、駅長室、駅事務室付近を撮影したものです。右書き表記となっているところが、いかにもレトロチックです。前を歩いている駅員さんの服装も、昔の駅員のものを模しているそうで、門司港駅独自のものと聞きました。観光名所となっていることから、駅員さんの対応や案内ぶりはサービス精神にあふれるものでした。
2008/02/23
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明治24年4月1日、門司港駅(当時は門司駅)から玉名駅(当時は高瀬駅)まで鉄道が開通し、このとき、駅構内に0マイル標が設置されました。九州の産業と文化は、ここから伸びる鉄道とともに栄えていきました。関門トンネルが開通する昭和17年まで、門司港駅は下関からの鉄道連絡船が着く九州の玄関口でした。本日の「思い出の1枚」は、そうした歴史の流れを見つめ続けてきた門司港駅の0マイルポストです。腕木信号と解説板が印象的です。
2008/02/22
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列車の離合シーンというのは、一般の人にとっても興味深いもののようです。以前、JR博多駅や近鉄橿原神宮前駅で列車を連結、切り離しするシーンに出会ったことがあるのですが、ホームにいたたくさんの人が作業をじっと見守っていました。本日の「思い出の1枚」は、昨日ご覧いただいたカットのあとに撮影したものです。「はやぶさ」のヘッドマークをつけたED76 70号機がゆっくりと客車に近づいてきて連結されたあと、ホース類をつなぐ一連の作業を真剣にながめる母子です。お母さんは坊やにせがまれてやって来たようですが、同じように興味津々で見ていました。こうしてみると、「鉄」の将来は明るいですね(笑)。
2008/02/20
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昨日は、成人の日。あまたの若人が新成人として人生のスタートを切りました。折々の鉄道風景を撮影しているわたしにとって、成人の日も重要なモチーフで、ここ数年、駅で晴れ着姿を撮影するのは楽しみの1つとなっています。若い女性の晴れ着姿はいつ見ても心惹かれますが、成人の日の朝の振袖姿はことのほか、光り輝いているように思えます。若さの自信と未来への希望が織り成すオーラを感じます。若者たちの未来に幸あれかし、と祈ります。
2008/01/15
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浜大津駅で「湖都古都・おおつ1dayきっぷ」を購入しました。これは坂本石山寺線の坂本から石山寺間と、京津線の浜大津~御陵間が乗り放題で1日500円というお得な切符です。これを持っているので、車内からロケハンをしていて気に入った場所があれば、どこの駅でも降りることができました。三井寺駅から坂本駅へ移動中、車内に京津線の京都市交通局(地下鉄)への乗り入れ区間延長の案内が貼られていました。京津線の電車は現在、京都市交通局(地下鉄)東西線の京都市役所前駅まで乗り入れていますが、京都市交通局(地下鉄)の二条~太秦天神川開通に伴い、1月16日から太秦天神川まで乗り入れ区間が伸びるというのです。これによって京都市内への行き来が格段に便利になります。大阪にいてはあまり実感することができなかったのですが、浜大津まで足を運んで初めて便利さの向上に気がつきました。
2008/01/08
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あけましておめでとうございます。このブログを開設したのは2006年1月1日でしたから、今日で丸2年が経ちました。最初は、ブログなんて続けられるかしらん、と思っていましたが、日記記入率は平均8割と、それなりの更新を保ちました。これからも肩の力を抜いて、折々の鉄道情景写真と、それにまつわる話を書きしるしていきたいと思っています。本年もどうぞよろしくお願いいたします。昨日まで極寒の中国・内モンゴルに行っていました。すでに無煙化されて久しい集通鉄道で、現存する蒸気機関車としては世界最大である「前進型蒸機」が、1日1往復という限定条件付ではありますが、復活するという、鉄道ファンとしては胸踊る話。クリスマスプレゼントとお年玉を一緒にもらうようなもので、勇躍、訪中してきました。果たして、その成果や、いかに? 集通訪問での、あ~んなこと、こ~んなことは後日、あらためて書かせていただこうと思っていますので、乞うご期待。本日の「思い出の1枚」は、お正月らしい鉄道情景ということで、1年前、品川530さんと一緒に撮影しにいった、大阪は阪堺電軌の住吉公園駅構内で撮影した迎春カットです。
2008/01/01
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仙山線の作並駅は、作並温泉への最寄り駅ですので、列車が着く時刻になると温泉旅館からやって来た送迎車が駅前に並びます。私と妻は、いかにも温泉街ならでは、といった光景をながめながら駅のホームに上がりました。作並駅のホームでは、大きなこけしが、この地にやって来た人たちを出迎えています。そして、その横には「交流電化発祥地」の碑と「交流電化の由来」をしるした説明板が建っていました。昭和28(1953)年から昭和31(1956)年にかけて準備が進められた日本の交流電化は、この仙山線作並駅でスタートしたことを、この説明板を読んで初めて知りました。交流化に関係して、かつて構内には複数台の機関車が常時、待機していたといいます。今はごく一部を除いて線路もなくなっていますが、山あいの駅にしては現在も結構なスペースを保有しており、そのことが往時のにぎわいを想像させます。
2007/11/30
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平野町では月に1回、第4日曜日に町おこしの一環として「町ぐるみ博物館」というイベントが行われています。「町屋博物館」や「映像博物館」「自転車屋博物館」「コーヒー博物館」といった具合に、個人の家や商店をそれぞれ博物館とし、自慢の品々を展示しています。マスコミに取り上げられることもあって、今では大阪以外から見学に訪れる人も増えています。こうした住民主体の町づくり運動のきっかけになったのは、南海電鉄平野線の廃止に伴う平野駅の保存運動でした。平野駅舎は八角形の欧風木造建築物で、この駅舎保存を契機に「平野の町づくりを考える会」が結成され、現在の活動へとつながったそうです。結局、平野駅の保存は実現しませんでしたが、平野町商店街に接する全興寺というお寺のそばにある「おも路地」というイベントスペース(子ども達の遊び場)の一角には記念の説明板が設置されています。そこの2階には平野線を走っていた電車の運転席が再現され、運転席からの映像も見ることができるようになっています(「おも路地」は毎日開放されているわけではないようです)。平野駅舎の保存運動が、違う形で町おこしにつながったのはおもしろいことです。
2007/11/13
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「北4線」で羊蹄山をバックにした気動車の写真を撮影したあと、倶知安駅へ行ってみることにしました。折り返しの発車に備えて休憩しているC11を撮影するためです。以前に比べて倶知安駅での休憩時間が長くなったため、駅の外からゆっくりとC11を眺めることができました。小さな子どもを連れた若いお父さん、お母さんの姿も何組か見えます。幼いころ、お父さんに抱かれ、家族全員で汽車を眺めたことがある、というのは、この子にとって一生の思い出になるのではないでしょうか。少し西に傾いた光のなかで、わが子を見つめるお母さんの笑顔は愛情にあふれています。待避線で盛んに蒸気を上げながら、発車までしばしの間、ギャラリーの相手をするC11に静かな時間が流れます。
2007/10/26
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最近はいずれの電鉄会社でも、列車に乗務する女性の姿を見かけるようになってきました。先日、関西空港駅へ行ったとき、発車を控えた「ラピート」の最後部で乗車を見守る女性車掌の姿を見かけました。「ラピート」の写真を撮影すると同時に、この車掌さんのお姿も撮らせていただきました。磨き上げた車体に映る、背筋を伸ばした後ろ姿。発車間際に時計と前方とを繰り返し見直す安全確認の動作には、凛とした雰囲気が漂っており、働く女性の美しい姿に感動しました。
2007/10/10
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古い駅舎と出会う旅でもあったのが、今回の肥薩線訪問の特徴です。すでに過日のブログで嘉例川駅と大畑駅の様子をご覧いただいていますが、本日の「思い出の1枚」である大隅横川駅もマスコミで取り上げられることの多い駅です。人吉駅を早々に切り上げたのは、飛行機に乗って帰る前にちょっとだけ大隅横川駅に寄っていきたく、できれば駅舎と列車を一緒に撮影したいと思ったからなのです。残念ながらタッチの差で列車の到着時刻には間に合わず、駅舎の内外を撮影するにとどまりましたが、それでも十分楽しむことができました。大隅横川駅のホームにはタブレットキャッチャーが説明版とともに残されていました。もちろん、現在は使用されていませんので、ホームの真ん中に設置されています。鉄道文化財的な扱いで、鉄道のことをよく知らない一般の人に知ってもらうという心遣いを感じることができました。また、駅本屋のホーム側支柱には、戦争中、米軍機の機銃掃射により銃弾が貫通した跡も残されています。駅舎の屋根を突き抜け、さらにこの支柱も貫通しているのですから、銃弾の威力のほどが分かります。鉄道文化財としてだけでなく、戦争の証人としても末永く存在してもらいたいと思います。それにしても、本瓦の屋根に、ひさしのついた玄関、黒い板壁、木枠のガラス窓……、これぞまさしく「正しい日本の駅」という感じです。ほとんどの駅で見られる自動販売機が玄関脇に鎮座していないのも好ましいところです(もちろんこの駅にも自販機はあるのですが、駅本屋から少し離れた所に置かれています)。望むらくは、駅前のポストが昔ながらの赤い円柱形であれば、もう、文句のつけようがない満点の構図となったのですが、それは求めすぎというものでしょうね。
2007/06/25
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スイッチバックを見下ろして撮影したあと、大畑駅に行きました。蒸機時代と比べて線路の数は減り、もと線路があった場所は広くて長い空き地になっていましたが、ホームや駅舎は昔のままでした。駅舎の待合室は椅子などもなく、がらんとしていましたが、壁にたくさんの名刺が貼られていました。おそらくは鉄道ファンが貼り付けていったものと思われます。鉄道史に残る名所ゆえのことでしょう。昔ながらの木製の改札口も鄙びた良い雰囲気を醸し出しています。長いホームの端には水盤があり、今も水があふれ、流れ落ちていました。蒸機時代には、運転士や乗客たちが、しばし休憩を取りながら、この水でススに汚れた顔や手を洗ったのかもしれません。古き良き時代の証しが今も息づいているのはうれしいことです。ホームや駅舎の外回りを撮影したあと、再度、待合室にもどり、掲示板を見ると、この間、引退したハチロクが近い将来、復活するであろうという新聞記事が貼られていました。故郷で元気な姿を見せてくれるよう祈りました。
2007/06/20
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開業して100年以上になる肥薩線の嘉例川駅肥薩線には今でも情緒のある駅舎がたくさん残っています。その1つが嘉例川駅で、建築されてからすでに100年以上経っており、国の登録有形文化財にもなっています。「はやとの風」を撮影しているときに知り合った地元の鉄道ファンに案内していただいて嘉例川駅へ行きました。さきほど撮影した「はやとの風」は観光客のため、この駅でしばらく停車します。わたしが駅に着いた時には、列車から降りた乗客の方がさかんに駅舎の写真を撮っていました。また、こうした観光客のために駅車内では駅弁も販売されていました。メディアで取り上げられ、人気の嘉例川駅ですが、今は無人駅となっており、かつて駅員さんがいた役務室には、かつてタブレット交換が行われていた時代に使用された機械が残されていました。そうしたものや駅舎の内外を撮影しているうちに下りの普通列車が到着しました。ローカル線では鉄道の存在そのものが危機に直面しているところが多いのですが、歴史ある駅舎はそれだけで観光客を呼ぶことができるということを、この嘉例川駅は物語っているような気がします。
2007/06/17
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西線終点の三家子駅で停車中の「上遊」を撮影したあと、構内の一角にあるホッパー付近に石炭を運ぶための小型トロッコ(ナベトロ)が置かれているのに気づきました。トロッコもボロボロ、線路もヘロヘロと、何とも言えない雰囲気が漂っています。しかも、線路は門の外へと続いており、折り返しの列車が発車するまでにしばらく時間がありましたので、このヘロヘロ線路をたどって街なかを散策してみることにしました。門の外へ出てみると、線路は道路と併用になっており、しばらく行くと1台のナベトロが置かれていました。これだけでも雰囲気があるのですが、ちょうど肩に天秤棒を担いだ物売りの人が通りかかりました。ナベトロといい、物売りの人といい、日本ではほとんど見かけることのなくなった3輪トラックといい、思いもかけずディープな世界を堪能することができました。
2007/05/26
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渤海鉄路有限公司での撮影を午前中で切り上げ、午後は南票鉱務局専用線へ移動しました。ここは「上遊」型蒸機が朝夕を中心に客車を牽引しています。中国全体を通じて、蒸機による客車列車の運用が減っている現在、その点でも貴重な路線です。客車列車の撮影は、いつくるか分からない貨物列車に比べて、運行時刻が予想できるだけ精神的にも楽です。さて、この南票鉱務局専用線。予想以上におもしろい所でした。客車列車の撮影もさることながら、至るところに石炭を運搬するためのヘロヘロナロー線が点在しており、味のあるナベトロやホッパーなど、ジオラマの世界に迷い込んだようで、これらを撮影してまわるだけでもボルテージは上がりっぱなしでした。そうしたシーンは後日ご覧いただくとして、南票鉱務局専用線で最初に向かったのは、西線と東線の分岐駅で、機関区も置かれている下廟子駅でした。下廟子駅の機関庫では「上遊」が数両煙を上げていますし、その向こうには北京型のディーゼル機関車も2両ほど見えています。折しも西線と東線それぞれに向かう客車列車がホームに停まって発車の準備を進めています。ロケハンができていないこともあって、とりあえずは駅発車を狙うことにしました。駅構内の端でカメラを構えていると、程なくして列車が相次いで発車していったのですが、その少し前、下廟子駅に着いた列車から下りた学校帰りの少女が1人、こちらに向かって歩いてきました。そして、その横を客車列車が通過していきます。そのとき、車内に残っている友だちから何か声がかかったのかもしれません。それに気づいた少女が友だちに反応しました。この満面の笑顔としぐさ。今どきこんな天真爛漫な表情を見せる少女がいるでしょうか。ファインダーの中に広がる笑顔で、こちらまで心癒される想いがしました。
2007/05/22
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