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その肌の感覚は指先よりも 唇にたしかな記憶が残っているあの夜。。。愛おしく なめらかな その肌のその全てに 唇を重ね合わせただから。。。唇に その記憶が残る限りその肌は 俺のもの
2008.12.29
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強い風が吹き抜ける夜 久しぶりにその場所にきたそこは青春とやらの残滓が かろうじて残っている場所I JUST CAN'T STOP LOVING YOU Each time the wind blows 風が 吹き抜ける I hear your voice so 風に 君の声が 聞こえる I call your name 風の中に 君を呼ぶ Heaven's glad you came 君がいる ただ それだけで いい (Michael Jackson)
2008.12.21
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仕事では、昼休みというものは、有って無いようなものだが、その分、込み合う時間をはずして飯を食いに行けることが、救いといえるかもしれない。今日は、仕事場から歩いて10分程度の、蕎麦屋に行くこととする。その店は、オフィス街からほど遠くない場所にある老舗だが、着流しの旦那衆が、昼から、焼海苔やら柱わさびとかを肴に、熱燗で一杯やっているような粋な店だ。やせ我慢で言うわけではないが、本当に旨い物を食いに行くときは、ひとりで行くに限る。人とつるんで行くと、時間やら相手のペースなどに気遣いをせねばならぬときもあり、大げさに言えば、味覚に神経を集中させることができない。ただ、今は、誰に気兼ねすることなく、運ばれてきた蕎麦の香りを、ひとり堪能する。大勢の会食や気の置けない仲間と過ごす楽しさはもちろんあるが、ひとりならではの楽しみもある。男に生まれたせいもあるが、ひとりで飯を食い、酒を飲むといった修行は好むと好まざるとにかかわらず、経験をつんできた気がする。なので、今、自分が感じているこの風情は、些細ではあるが、これまで、自分が勝ち取ってきた、風韻のようなものかもしれない。それは、風のように、実態の無いものに過ぎないが、今は、しばらく、蕎麦屋の喧騒の中で、ひとり、その感覚にひたることにする。まだ、人生などというものを語る段階では無いが、何が、その人にとっての楽しみや幸いとなるかは、わからないものだと思う。
2008.12.20
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晩秋から初冬に季節は移った。手先の荒れは、いつのまにか、治ったようだ。少し前に、その荒れ具合を気にしていたが、季節のうつろいに、体が馴染み始めたのかもしれない。今、立っているこの場所で見つけた大切なものを出来うる限り、大事にしていこうと思う。
2008.12.06
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