鈍行列車でいいのなら

鈍行列車でいいのなら

今日の空は青すぎる

今日の空は青すぎる

誰でもいいからそばに来て
私の心が叫ぶ
心の中 すべて語り合える友がほしい

恵まれた今の暮らしの中に
何故かしら おぼれていく
心の中 あと一つ埋まらないもの
誰か埋めに来て

ああ 何もない日々 欲しいものはないのに
思い出したように すきま風
ああ 友情なんて知らなかった私に
都会の灯りは冷たいもの

お金で買えないものがほしい
人の心がほしい
空しさだけの私に今日の空は
ああ 青すぎる


都会の孤独が好きな人よ
町の風は寒いもんだね
ふるさとの何処かしら温かい風がほしい

ああ 人の心の冷たさを知り
自分の弱さを思い
ああ 一人残され ふと見上げた空は
青く 広く 深く 目に映る

お金で買えないものがほしい
人の心がほしい
空しさだけの私に今日の空は
ああ 青すぎる

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これも中学2年の時の曲です。

私は幼稚園の頃からピアノを習っていたのだけど
中学生になって突然
「青春にはギターがつきものだっ!!」(爆)
とわけのわからない激情にとりつかれ
おもむろにフォークギターをゲットしました。
ヤマハの20000円の安いやつ。
それでも 当時は大切な宝物でした。

「ギターの弾き語りが似合う曲が書きたい!」
ということで作ったのがこれ。
「ドレミファソラシド」の「ファ」と「シ」の音を抜く、
いわゆる「四七抜き音階」を使うと
ちょっと演歌やフォークの匂いのする
日本的な曲が書ける……
なんてことも この曲を作る過程で覚えました。

東京に住んでいて「町の風は寒いもんだね」というのも
ちょっと嘘くさい感じはするのだけど
当時 長渕剛やチャゲ&飛鳥の曲にはまっていて
その影響をちょっと強く受けすぎてたのかな。

でもその割に
「お金で買えないものがほしい」
なんて言葉は
その昔 某「ピンポン@ン」なる子供番組で流行っていた
「ピンクのバニー」なんて曲をほうふつとさせ

結局は
「やはり子供だったんだね、この頃は……」
という気持ちにさせられます(-"-;)

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