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October 9, 2013
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テーマ: TVドラマ(110)
カテゴリ: ドラマ
第7話「ビデオテープの告白」
脚本:君塚良一
演出:生野慈朗





あらすじ

 仙台にやってきた律子は大岩に内緒で美和の実家の和菓子屋を訪れる。そこで12年前に街を騒がせた女子高生自殺の件を耳にする。大岩に問いただすと、すでに東京の大学に進学が決まっていた大岩のことをかばい美和は自分一人が悪者になったという。

 家庭裁判所では同居請求を巡り調停が続いていた。すぐにでも離婚したい美和だったが、冬彦との結婚生活中不貞行為を働いていた事実はなく、それを認める訳にはいかない。大岩とはただの友人だと主張する美和。そこで本件の利害関係人として大岩は呼び出されることになった。今が大事な時である大岩に迷惑をかけたくない美和は冬彦の母と交渉し、第三者を巻き込まない条件と引き換えに「大岩洋介とは今後一切会わない」という念書を書く。
 美和の父は銀行から融資を受けていた。その銀行の支店長とは冬彦の亡き父の部下にあたる。そうした事情があり、美和の父は冬彦の母に頭が上がらないのだった。
 3000万ドル損失の件で冬彦の母が銀行を訪れ部長に土下座して息子のミスを詫びた。冬彦は「お母さん、もうやめてくれ」と言い残しその場を後にした。

 仕事を終え帰宅した美和を待っていたのは玄関に挟まれた分厚い封筒だった。封筒の中身はビデオテープで、アパートにデッキのなかった美和は知子の家でそれを再生する。そこには冬彦が映っていた。

最後の方は泣きながらの告白であった。

 アパートに帰宅した美和を今度は律子が待っていた。2人で仙台に行った話を始めた律子。「あなたたちの傷が消えない限り、洋介はあなたのことが忘れられないんだなと思った。あなたも忘れられないでしょ?」それに答えて美和は言う。「事件の時、大岩君は私をかばってくれた。彼はひとりで罪を償おうとした……」律子は「洋介も同じ事言った! もう洋介と会わないで」と美和に詰め寄る。

 念書を書かされたにも関わらず調停は終わらず、家裁には大岩が呼ばれた。「昔は昔、今は今です。彼女は人妻です、それに僕ももうじき結婚するんです。不倫関係にないことはあなたがたが一番知ってるでしょう。後をつけたり探偵を雇って調べ上げて」

 家裁を出た冬彦は「お母さん、もうやめようよこんなこと。もう僕らのことはほっといてくれ。行こう」と美和の腕をとって歩き出した。冬彦はディーラーとしての腕を買われ、ノンバンクのファンドマネージャーに決まったと言う。「この間ねえ、映画を観に行った。バッドマン・リターンズ。大声出して笑っちゃったよ。キャットウーマン自分の衣装自分で縫ってるんだもん。フフッ。仕事は残業なんてないからね。まぁ家帰ってファミコンしてたらおんなじだけど。……なんてひどいことしてたんだろうって毎日思ってる。結婚式のあの日に戻れたらって。どれぐらい謝れば許してもらえるんだろう。やり直したい。もう一度。母は部屋に入れないよ。いつもキミと一緒にいる。こんなこと言っても許してもらえないだろうけど……でも、でも、ボクは、美和を本当に大切にしたいんだ。生まれ変わるから。ずっと一緒にいたい」美和は、初めて彼の声を聞いたような気がした。もう一度冬彦とやり直してみようと思った。

 大岩との最後の電話を終えた翌日、美和は仕事を終えて、冬彦のマンションに帰宅した。冬彦は妻を出迎えて「おかえり」と言った。「ただいま」と答える美和。玄関には美和のお気に入りのピンクのスリッパが揃えて出してあった。扉を閉めた瞬間、冬彦が美和の肩を後ろから抱きしめ、消え入るような声で「愛してるよ」と囁いた。
 その夜、2人は初めて同じベッドで夜を明かした。





感想

 冬彦〜!! 冬彦がゲームやらずに玄関に出迎えに来た時点で私は少し泣いたよ。ベッドシーンが長かったのと、寝室の照明がピンクだったのが少し気になったけど……あと、気になったといえば次回予告。冬彦の一人語りで「ボクが初めて好きになった人だった。ボクじゃ感じなかった」って誰に言っているんだ。そしてSMクラブで目を輝かせる冬彦。メイクしたM男になって首輪をつけられ女王様に踏まれる冬彦。大岩らとの食事の席で「毎晩ボクは一生懸命ベッドで愛しても全然応えてくれないんですよw」と言い出す冬彦。次回どうなってしまうのか。当時の視聴率は、今回の第7話までは15%前後だったのに、第8話から20%を越えている。その秘密が何かわかるかもしれない。





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Last updated  October 9, 2013 01:38:25 AM
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