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August 27, 2017
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テーマ: TVドラマ(110)
カテゴリ: ドラマ
あらすじ

歴史学者ドリス・カーンズ・グッドウィンはロアノークの館について詳述した。
1792年エドワード・フィリップ・モット(エヴァン・ピーターズ)はフィラデルフィアに妻と子を残し、彼と彼の美術品、そして愛人である使用人ギネス(ヘンダーソン・ウェイド)が引きこもるための家をロアノークに建設した。ある晩何者かによって絵画コレクションを破壊され激怒したエドワードは、ギネスを除く使用人全員を地下貯蔵庫に幽閉する。土地を奪取され瞋恚に燃えたトマシーンは館を取り囲みエドワードを串刺しにした上火あぶりにして処刑した。ギネスは馬で逃げたがその証言は烏滸の沙汰と判断され投獄された。ギネスが報告を怠ったため窮地に陥った使用人たちの白骨死体は数年後発見される。1952年、モット一族の末裔がフロリダのジュピターで不名誉な死を遂げ、館はモット家の所有を離れることとなった。

現在エドワードと同じ状況に陥っているミラー夫妻に、チェン家の長女やピギーマン、ハンター3人が攻撃を始めた。彼らはトマシーンの犠牲者たちで、今ではその恐怖心を利用され彼女の傀儡として動いていた。周章狼狽して階段を降りたシェルビー、マット、フローラを救ったのはエドワードの亡霊だった。人嫌いのエドワード・モットは死を恐れておらずトマシーンに恐怖を感じないのだ。彼は地下通路へと3人を案内した。

通路を出てエドワードと別れ、森の中に一筋の光を見たミラー夫婦はポーク一家に捕らえられる。ポーク家には先客がいた。イライアス・カニングハム博士その人である。イライアスは矢で撃たれた後ポーク一家に食料として回収されていたのだ。イライアスの手足で作ったジャーキーを口にしたママ・ポーク(フランシス・コンロイ)は肉が腐敗していることに立腹しイライアスの頭部をハンマーで打ち砕いた。
200年前ポーク家の先祖はトマシーンと契約を結んでいる。生贄を捧げる限り、ポーク家はトマシーンの虐殺から逃れられる。次の生贄はミラー夫妻とフローラに決まった。3人をトラックに載せロアノークの館へ戻る途中、マットともみ合いになったポーク家の銃が暴発。銃弾は 南軍旗 を貫き一家の息子の頭部を貫通した。ママ・ポークは報復のためハンマーをシェルビーの足首へと振り下ろした。

メーソン殺害の濡れ衣を着せられたリーは警察の尋問を終え、証拠不十分のため解放された。その足でロアノークの館に向かったリーは、フローラたちがトマシーンらに囲まれているのを発見する。

母の行動に疑問を抱いていたアンブローズはトマシーンを抱きかかえ火の中に飛び込んだ。






感想

再現VTR『マイ・ロアノーク・ナイトメア』部分終わり。面白かった。
エドワード・フィリップ・モット、ダンディ(シーズン4)の先祖でしたね!




「子供や大人、そして先祖を守ってきた家の壁には何が刻み込まれているだろうか。苦しみか喜びか」とダフネ・デュ・モーリアの一節が引用されていましたが、デュ・モーリアはフランスのエミグレ(逃亡貴族)の家系で、「パーティや社交が何よりきらい」と常々口癖のように言っていたそうです。今回のエドワード(社会不安障害)の話にぴったり。ちなみにデュ・モーリアも同性愛者だったのではないかと言われています。トマシーンの息子である「アンブローズ」というキャラクター名はデュ・モーリアの『レイチェル』にも登場します。どちらのアンブローズも運命に翻弄される男なのです。(私は『レイチェル』に登場するライナルディって女なんじゃないか?って思ってます。バイセクシャルのレイチェルと恋愛関係にあったんじゃないか、と)



エドワードに関してもう少し言うと、夜中暴徒が彼を襲ってシーツを切り裂いて顔を出すシーン、シーズン5のサリーに縫われた人間が出てくるシーンと構図が一緒でした。こうなったらもう助からないよ、ということかもしれません。そして、地下道を通っているとき松明の明かりの加減でエヴァン・ピーターズの顔がドクロに見えるシーン、あれは確実にシーズン1のテイトです。テイトが地下室でヴァイオレットをいじめてた女の子に復讐する場面でストロボを焚いたような光の点滅があるのですが、そこで何回かドクロの顔に変わるんです。テイトが銃を持って学校に行った時と同じ。そういう風な仕掛けをして、シーズン1から見ていたファンに「エドワードを信用して良いのか? 悪魔かもしれないよ」と思わせてるんですね。おぉ〜。エドワードは人助けしたかったわけではなく、人がきらいだからこれ以上自分の敷地内に幽霊が増えてもらっちゃ困る、という理由でミラー夫婦とフローラを逃してくれたんでした。






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Last updated  August 27, 2017 12:59:59 PM
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