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先日のヴィクトリア旅行で、初日、
フェリーの港へ向かっている途中、
キキが 「ママー!ママー!」 と、後部座席からうるさく呼ぶので
「なあに?」 と答えると、
自分の おでこの真ん中、やや上の部分 を手でなでながらこう言った。
「ねぇ、ママー、あのね、あのね、ここんとこね、
・・・ほねがないよ。」
な、なにぃ~っ!?ほ、骨がないだとっ!
それが本当なら、旅行どこじゃないよっ!ERだよっ!
どれ、どれ・・・と触ってみると、
ヤダよー、ちゃんとありまんがな。
でも、一応話に乗って、
「ほんとだーっ!大変だよー、キキー!
でも・・・あれ?ほっぺの下にもないじゃん!どうする~?」
と言うと、
「あ!ほんとだ・・・。」 と、今度はほっぺの下をぐいぐい押し・・・。
結局、
「あとで(骨が)出てくるよ。もし出てこなかったらまた教えて。」
ということで話を終結。
今日、おでこの方を聞いてみたら、
「もう、ほねがあるからだいじょうぶ!」 だそうで・・・。 そりゃよかった・・・
話は変わり、
うちの二人も、類に漏れず、 ごっこ遊び が大好き。
人形でやるのが基本だけど、
外で遊んでいたりすると、
思いもかけないものに生命を吹き込み、遊んでいたりする。
例えばこんなもの。
葉っぱのついた木の枝 。
これを両手に握っては、
「え~っとぉ、これがぁ~『おかあさん』でぇ、
これがぁ~『おねえちゃん』でぇ、
これがぁ~、『おねえちゃんのおともだち』でぇ、
これがぁ『おとうさん』ね!」
とか何とか役割を決めて、
「ねぇねぇ、あたしのドレスすてきでしょ?!」
などと、役になりきってやっているさまが笑える。
木の枝ですけどっ?!
と突っ込みたいところをぐっと我慢の私。
さらに、お互いを呼び合うとき、
「ねぇねぇ、おねえちゃーん。」
「なあに?おねえちゃんのおともだち。」
・・・って、役柄かよっ!
名前付けろよっ!長いよっ!
一方、
ちゃんと名前をつけるときもある。
前に、この犬のぬいぐるみたちで遊んでたとき、
犬たちに名前をつけた、と言うので聞いてみると、
「あのね、あのね、ちゃいろのほうがね、『ちゃいろ』。」
色かよっ! まんまじゃん・・・
「それでね、しろのほうがねぇ、『ぎゅうにゅう』。」
飲み物かよっ!!
つけたらつけたで、ツッコミどころ満載。
その後、
「はーい、じゃあ『ちゃいろ』に、ぎゅうにゅうあげるね。
『ぎゅうにゅう』には、ほねあげるね。」
・・・ってややこしいっ!!
あんた、よくそんなスラスラ言えんね・・・。
また別の場合、
DVDなんかを見た直後には、
その話の役柄になりきってごっこ遊びをする。
「トトロ」 のあとでは、 「サツキ」 と 「メイ」 、
ルパンの 「カリオストロの城」 のあとでは、
「クラリス」 と 「不二子ちゃん」 などなど。
そんな時、二人に話しかけると、
チラッと一瞥して、返事をしてくれない。
「ちがうのーっ!キキは『クラリス』でしょーっ!」
・・・・・・・・・・。 ま、マジで?
仕方がないのでイヤイヤながら、
「あのぉ、クラリス~、ここら辺ちょっと片付けて~。」
「はぁ~い♪」
・・・・・・・・・・。
やりずらいっちゅーの! 勘弁して・・・