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★LeANN RIMES

LeANN RIMES
LeANN RIMES

1982年ミシシッピ州ジャクソン出身。2歳になる前から歌い始め、5歳の時に歌手になることを決意。そのために6歳の時には家族でテキサス州ダラスに移住。7歳の時に、ミュージカル『クリスマス・キャロル』でステージ・デビューを果す。またアメリカの人気テレビ番組『スターサーチ』で2週連続チャンピオンに輝き、その後人気テレビ番組のレギュラーを務めるようになる。その後歌手を目指して、さまざまなオーデションを受けるが、その類まれな歌唱力は認められたものの、「幼すぎる」という理由でデビューのきっかけはつかめず。そんな状況の中、11歳の時に父親のプロデュースで初のアルバムをレコーディング。これがダラス周辺で爆発的なヒットになり、ナッシュビルでも評判になる。その結果、リアンの才能に目をつけ大手レコードの間で争奪戦となり、最終的におMCG/CURBと契約を果す。
そして96年、リアンわずか13歳で、メジャー・デビュー作『BLUE』をリリース。先行シングルであるタイトル曲は、飛行機事故で無くなったパッツィ・クラインというアーティストのために作られた曲だったが、30年以上のもの時を経て、リアンと運命的な出会いを果す。この曲が記録的なヒットとなり、アルバムも全米チャート初登場3位を記録。(その後1位を獲得)96年のグラミー賞ではNO DOUBTやGARBAGEなど強力なライバルを抑えて、最優秀新人賞を史上最年少の14歳で獲得。そして97年にリリースされた、セカンド・アルバム『UNCHAIND MELODY』は11歳~12歳の時にレコーディングされた音源を集めた編集盤にもかかわらず、全米初登場1位を獲得。続いて同年にリリースされた3作目『YOU LIGHT UP MY LIFE』も全米初登場1位を記録。その結果、新人であるにもかかわらず、97年の全米年間NO.1セールス・アーティストとなった。このアルバムからはシングル「HOW DO I LIVE」が記録的なロングヒットに。このシングルは全米チャートでなんと69週連続で100位以内をキープし、この記録は史上最長記録で、未だに破られていない。
その後98年には4作目『SITIN’ ON TOP OF THE WORLD』をリリース。その後はミュージカル「アイーダ」のサントラで、あのエルトン・ジョンと共演するなど、その活動領域は、カントリー界からポップス界にまで広がっていった。しかし、アルバムをリリースするごとにセールスは下降し続け、99年の5作目『LEANN RIMES』は先行シングル「BIG DEEL」はヒットしたものの、アルバム自体は全米チャート1位獲得はならず。
しかし、その翌年00年には海外ドラマ『ジーザス』の主題歌「I NEED YOU」がヒット、さらに同時に映画『コヨーテ・アグリー』主題歌となった「CAN’T FIGHT THE MOONLIGHT」が大ヒット。特に後者は日本のファンにもお馴染みの人気曲。この曲は全米ではリリース当初は低迷していたが、ダンス・リミックスがラジオで大量オンエアされたことで、瞬く間にチャートを駆け上がった。そしてこの曲で初の全英1位も獲得。この曲を含めリアンの新曲が5曲入った『コヨーテ・アグリー』のサントラは全米チャート1位を獲得し、サントラとしては異例のロング・ヒットとなった。またこの映画にはリアンも本人役で出演した。そして、01年にこの2曲のシングルのヒットをうけて、6作目『I NEED YOU』を急遽リリースすることになった。さらに同年10月には同時多発テロ追悼アルバム『GOD BLESS AMERICA』も緊急リリース。
02年9月には、デスティニーズ・チャイルドやリッキー・マーティンをヒットさせたヒット・メーカー、デズモンド・チャイルドをプロデューサーに迎え、またリアン本人も作詞やプロデュースに関わった勝負作の8作目『TWISTED ANGEL』をリリース。このアルバムはそれまでのカントリー路線からは全くかけ離れたダンス/ポップ
作品。ここからは全米ではシングル・ヒットは生まれず。
そして03年には映画『キューティ・ブロンド/ハッピーMAX』のサントラ用に新曲『WE CAN』をレコーディング。この曲も大ヒットにはならず。少々迷走し始めたかと思われた、03年11月、7年間でアルバム8枚をリリースしてきたリアン初のベスト・アルバムをリリース。リアン本人が選曲したという、これまでのほぼすべてのヒット曲を網羅した、最高のポップス/カントリー・アルバム。


GREATEST HITS

ベスト・アルバム『GREATEST HITS』(国内盤)
1.ウィー・キャン
2.ブルー
3.ハウ・ドゥ・アイ・リヴ
4.キャント・ファイト・ザ・ムーンライト
5.ワン・ウェイ・チケット(ビコーズ・アイ・キャン)
6.ライフ・ゴーズ・オン
7.コミットメント
8.アイ・ニード・ユー
9.リトゥン・イン・ザ・スターズ(デュエット with エルトン・ジョン)
10.アンチェインド・メロディ
11.ザ・ライト・イン・ユア・アイズ
12.ルッキング・スルー・ユア・アイズ
13.ユー・ライト・アップ・マイ・ライフ
14.サドゥンリー
15.ナッシン・ニュー・アンダー・ザ・ムーン
16.ビッグ・ディール
17.バット・アイ・ドゥ・ラヴ・ユー
18.ラスト・シング・オン・マイ・マインド(デュエット with ローナン・キーティング)
19.ディス・ラヴ
20.クレイジー
21.オー・ホーリー・ナイト
★国内盤のみに収録されている曲。

ベスト・アルバム『GREATEST HITS』(US盤)
1.Blue
2.How Do I Live
3.Can’t Fight The Moonlight (Remix)
4.One Way Ticket
5.Commitment
6.I Need You
7.Written In The Stars
8.Unchained Melody
9.The Light In Your Eyes
10.On The Side Of Angels
11.You Light Up My Life
12.Nothin’ New Under The Moon
13.Big Deal
14.Life Goes On
15.We Can
16.Last Thing On My Mind
17.This Love
18.Crazy
★US盤のみに収録されている曲。



★自分が購入したのは、こちらのUS盤。本当に全編を通して聴ける、完成度の高い作品。やはり、名バラード曲の(2)(6)、ヒット曲(3)などがいい。でも最近のポップスよりの曲もいいが、とにかく強烈なイメージだったデビュー曲(1)や、カントリーの古き良きノリ丸出しのアップテンポな曲(13)などは、リアンの音楽活動の本質であるカントリーの名曲。また本家ライチャズ・ブラザーズを超える仕上がりとなっている、誰もが一度は聞いたことのある名曲のカバー(8)も素晴らしい。少女時代のリアンのまだ少しあどけないボーカルが、逆に魅力的になっている。UKのアイドル、ローナン・キーティングと共演した(16)など新曲も収録。これは今までリアンの曲を聴いたことがなかった人にも是非おすすめしたい作品。



『TWISTED ANGEL』(US盤)
1.Life Goes On
2.Wound Up
3.The Safest Place
4.Trouble With Goodbye
5.Damn
6.Suddenly
7.Tic Toc
8.Sign of Life
9.Review My Kisses
10.No Way Out
11.Love Is an Army
12.You Made Me Find Myself
13.Twisted Angel



★02年、リアン20歳でリリースされた8作目。これまでのカントリー路線とは違い、ダンス/ポップの世界でヒットを連発しているプロデューサーを迎え、自らも製作に参加した意欲作。残念ながら全米ではシングルヒットは出なかったが、ポップアルバムとしての完成度は高い隠れた名盤。本人作の(1)は先行シングルにも選ばれたミディアム系ポップナンバー。個人的には続く2枚目のシングルとなった爽快なロック/ポップス曲(6)がおすすめ。



『SITIN’ ON TOP OF THE WORLD』(US盤)
1.Commitment
2.Looking Through Your Eyes
3.Undeniable
4.Feels Like Home
5.Surrender
6.These Arms of Mine
7.Nothin’ New Under the Moon
8.When Am I Gonna Get over You
9.Rock Me
10.More Than Anyone Deserves
11.Insensitive
12.All the Lovin’ and the Hurtin’
13.Sittin’ on Top of the World
14.Heart Never Forgets
15.Purple Rain



★98年、リアン16歳の時にリリースされた4作目。アニメ映画『キャメロット』主題歌のバラード(2)やカントリー調ポップス(1)がヒットした。しかし個人的にはプリンスのカバー(15)、そしてカナダ出身の女性シンガーソングライター、ジャン・アーデンのカバー(11)、この2曲のカバー曲が素晴らしいと思う!!(後者はオリジナルが全米TOP10ヒットになった名曲!!)このあたりからカントリーよりポップスよりになってきた傾向がある。またこの頃、待望の初来日も果たしている。



『HOW DO I LIVE』(US盤)
1.You Light up My Life
2.Rose
3.Bridge over Troubled Waters
4.I Believe
5.Ten Thousand Angels Cried
6.Clinging to a Saving Hand
7.On the Side of Angels
8.I Know Who Holds Tomorrow
9.God Bless America
10.How Do I Live [Extended Version]
11.Amazing Grace [Acapella]
12.National Anthem [Acapella]



★97年、デビューからわずか1年でアルバムを3枚リリース。その3枚目が本作。カバー曲も取り入れた、オーソドックスな内容になっているが、やはり注目は全米チャート100位以内に69週連続でチャート・インして、最長ロング・ヒット記録を作った、名バラード(10)。(中島みゆきの記録には及ばないけど…。)他(1)もシングルとして中ヒット。おすすめはやはりサイモン&ガーファンクルも名曲「明日に架ける橋」のカバー(3)。この曲のためだけにでもこの作品を買う価値はあり!他(9)(11)(12)は祖国アメリカの歌。同時多発テロ後に、これらの曲に新曲を追加して、急遽「AMAZING GRACE」を発表…抜け目がないというか…。



『BLUE』(US盤)
1.Blue
2.Hurt Me
3.One Way Ticket (Because I Can)
4.My Baby
5.Honestly
6.The Light In Your Eyes
7.Talk To Me
8.I’ll Get Even With You
9.Cattle Call
10.Good Lookin’ Man
11.Fade To Blue



★96年、リアンわずか13歳でリリースされた記念すべきデビュー作は、全米1位も獲得。やはりデビューシングル(1)のヒットは本当に衝撃だった。それまでどちらかというと、大人の女性が活躍しているイメージの強かったカントリー界において、若干13歳の少女は異色の存在だった。(実際にリアンも大手レコード会社からは、年齢わ若すぎることを理由に契約は断られていた。)続シングル(2)を経て、3枚目のシングル(3)は(1)に続き再び全米カントリー・シングル・チャートで1位を獲得。本作も全米だけで800万枚を越えるセールスを記録。まだあどけなさが残るリアンのボーカルと、アメリカの古来のカントリーの音が見事にマッチした名盤。ちなみにその後彼女はグラミー賞で最優秀新人賞を獲得したが、その時のライバルがGARBAGE、NO DOUBT、JEWEL他…と、今でもアメリカの音楽界の第一線で活躍する強豪ばかりだった。


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