GOAL通信

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2012.11.17
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カテゴリ: 学習方法




 テストの得点を上げたいのなら、上げるための手順を踏めばいい。

 上げるための手順とは、

 まず第一に上げるという強い信念を持つことだ。

 そしてその実現のための圧倒的な時間を作ることだ。


 点は上げたいが時間が確保できない。

 これではダメだ。

 点を築いていくために、エネルギーを徹底して打ち込んでいく。

 そのための時間を君が用意し、信念をぶつけていくのである。




 そこからの出題は必ずできるようにしておくことだ。

 90%、95%ではなく、100%にしておくのである。

 100%にするにはどれだけ時間が必要か、君が定めるのである。


 そして何度も何度も完璧を目指して訓練するのだ。

 仮に出題範囲の一部であっても、徹底して魂を込めるのだ。

 そういったパーツごとの完成度へのこだわりが、

 結局は全体の合計に反映されていく。


 テストの得点というものは、小問や単元ごとの達成度の集合体で出てくる。

 だからこそ、細かいパーツの理解が不可欠なのである。



 テストの得点を上げたいのなら、上げるための手順を踏めばいい。

 上げるための手順とは、まず第一に上げるという強い信念を持つことだ。



 点を築いていくために、エネルギーを徹底して打ち込んでいく。

 そのための時間を君が用意し、信念をぶつけていくのである。


 70点を取った君は、次は80点を目標としている。

 だからダメなのだ。

 だからいつも同じような結果を記録し、反省文を書いている。





 なぜ100点ではないのだろう。

 80点を達成するためのちょうどいい勉強など、そもそも無い。

 8割の定義がどこにあると言うのか。

 それに気付いている者は、とっくに100点のための勉強を始めている。


 試験というものは準備よりも目標が先行していなくてはならない。

 試験の準備が先行し、この完成度なら何点ぐらい取れるだろうと、

 あと付けで目標点を算段しているようでは、好結果は望めない。

 そうではなく、試験の到達目標が常に先にあり、

 そのためにどう準備すべきかという点に視点を注いでいなくてはならない。


 到達目標は誰もが100点なのである。

 それを80点、70点と都合よく削っている

 社会は苦手だから目標は50点だと、平気で主張し、

 親も前回30点だったからいいかと認めてしまっている。


 だからまた30点程度しか取れない。

 この悪循環に親も本人すらも気付いていない。



 前回が何点だろうが、次の目標は100点なのだ。

 100点のために何が必要かを考え、命懸けで準備するのである。

 時間も道具も手順も学習量も、未知の領域に入るかも知れない。

 だが試験というものの本質をよく考えてみて欲しい。

 理解を調べるためのものならば、合格は100点でしかあり得ない。

 50点を目指す試験勉強がいかに邪道で無意味なものかということが、

 切り捨てが存在することからも分かるかと思う。


 甘えがある限り、得点は積み上がっていかないのである。



 期末テストがやがてやって来るが、

 点を取りたければ取るための時間を設けることだ。

 今までの常識を覆すくらいの、大量の時間を設けることだ。

 そして繰り返し暗記と演習にエネルギーを注ぐことだ。


 点を取る者は、いつも取るべくして取っている。

 100点や98点を取った者がどういう準備をしていたか、

 逆シミュレーションしてみなさい。


 君が10覚え、基本問題を2日かけて解いているあいだ、

 仲間はたった2時間で30覚え、応用問題まで押さえているかも知れない。

 だから自分の今までのペースは、

 絶対的な基準ではないのだということを知ろう。


 ここまでの漠然とした手順を、一旦リセットし、

 100点を目標に置いた負荷の高い計画を練ってみる。

 そしてその計画を前提に、何が必要かを割り出していく。

 どこまで攻め込めるかが勝負なのだ。


 高得点は受け身で取れるものではない。

 自ら、取りに行くのである。


 そのために、条件や環境を操作するのである。


・・・・・・・



 これは前回の期末前に書いたものですが、

 その後、何か意識変化は生まれたでしょうか。


 学習とは「学び、習う」こと。

 待っていても手に入らないものがあるということを、

 経験から一つずつ知っていくことが大事ですね。


 同時期に、 『頭の良さって』 という記事を書いています。

 試験というハードルが近づいて来たときに、

 何をどう、どのような意識と手順で攻めて行けばいいのか。

 細かく書いてあるので、今一度参考にしてみましょう。



 高校に入ると自学の姿勢が試されます。

 待つことしか知らない、いつも最低限の受け身の学びしかしてこなかった人は、

 高度な内容と量と速度に大変苦労します。


 小学校、中学校と勉強しながら、家で学びの習慣を身に付け、

 何度もテストを乗り越えながら、頑張りながら、

 少しずつ自立していく練習を重ねているのです。


 今すべきことを大事にし、ぜひ真剣に取り組んでください。







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最終更新日  2012.11.17 15:06:14
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