GOAL通信

GOAL通信

2017.01.13
XML
カテゴリ: 学習方法
『区分することで学習効率は上がる』

 テストや模試を科目ごとに整理しましょう。
 今までの定期テスト・小テスト・塾の確認テスト・塾の模擬試験・北辰テスト・
 校長会テスト・実力テストなどを、その回ごとに束ねておくのではなく、
 バラしてまとめ直し、科目ごとのファイルを作っていくのです。

 テストや模試で何を間違えたのか。
 例えば数学を点検するとき、それぞれのテストの山から数学を探していくよりも、
 全部数学としてまとまっていた方が、圧倒的に効率が良いわけです。
 何故なら今は「数学」を学ぼうとしているわけで、

 それらはその科目を学ぶときのために、別に整理しておけばいいでしょう。

 私はよく「括る(くくる)」という言葉を使いますが、
 この科目ごとの整理も立派な括る作業のひとつです。
 科目単位に区分するということは、本に例えれば章で内容を区分するようなものです。
 大きく章分けをして、それぞれに細かい見出しをはめ込んでいく。
 大から中へ、中から小へというその手順は、
 学習の場においても何ら変わりはありません。

 そこで、テスト類の区分けができたなら、
 第二段階として、教材・問題集・プリント類も科目ごとに整理してみましょう。
 ゴチャゴチャに混ざり合っているものを、丁寧に分けていくのです。
 必要なものがすぐに手にできるように、工夫するのです。


 私は学生時代、机周りの教材やプリント類が溢れて収拾がつかなくなり、
 段ボールを用意して区分けしたことがありました。
 科目の数だけ用意し、とにかく無条件でそれぞれの箱に放り込んでいくのです。
 すると、ある特定科目がやたらと多く、
 意外と科目間に量のバラつきがあるのだということに気づいたのです。


 必要な物が何であり、
 何が不要で、何が手薄かということが見えて来ることがあります。
 八百屋のオヤジが脈絡なく品ぞろえをし、気付いたら店が「芋」だらけになっていた。
 まさにそんな感じです。
 効率を求めるのなら、定期的に学習周りの在庫チェックをしてみることでしょう。
 私の場合はその後、無駄にふくらんだ教材やプリントをかなり間引くことで、
 随分と机周りがスッキリした記憶があります。
 その絞り込みの第一段階として、まず科目ごとの区分があるわけです。

 君たちの場合はまず初めに述べた、
 テストや模試の科目ごとの区分けから入っていくことを勧めます。
 そしてできれば同時進行で、大まかに科目ごとにブロックを作っていき、
 不要な物や不足している物の点検してみるといいでしょう。

 整理してみると、
 普段ほとんど(と言うよりは一度も)使っていないテキストが、
 幾つもあるのではないですか。
 また、中途半端に解き終わった問題集はどうするのですか。
 前学年のワークはどうするのですか。
 それは今後使うのですか。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2017.01.15 11:06:07
[学習方法] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

サイド自由欄

img2c074974zik6zj.jpg
GOAL通信へようこそ。

プロフィール

masa/k

masa/k

カレンダー

バックナンバー

2024.12
2024.11
2024.10
2024.09
2024.08
2024.07

フリーページ

キーワードサーチ

▼キーワード検索


© Rakuten Group, Inc.
X

Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: