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現在六話まで見ました。「エウレカセブン」絵のレベルも高く、充実したキャラとストーリーを楽しんでいるファンの方も多いと思いますが、私はこの物語の中で、気になる物がありました。「金枝篇」ホランドとデューイが読んでいた本です。聞き覚えが有る本だったのですが、詳細は知りません。そこで早速調べてみたのですが…「金枝篇」はイギリスのジェームズ・フレイザーと言う人物が19世紀に、ギリシャ・エジプト、メソポタミア、北欧等多くの神話・伝承について、儀礼的神話学をのべた全31巻の書物とのこと。その論旨の中心は「王は老いたり弱くなることが許されず、挑戦者により殺されることになる」(王の弑殺 =The End)…という理論をぶち上げた、なんだかよくわからない代物ですが…最初からエウレカセブンを見ているファンの方は、「王」と言う言葉をよく耳にされていると思います(おそらくは「王=ニルヴァーシュ」)。そして「黒いニルヴァーシュ=The End(王殺し)」の存在…この「金枝篇」が一番のキーワードになっているのは確かなようです。あと金枝篇を調べていくうちに、とあるサイトで次のような神話の記述を目にしました。以下・引用聖杯伝説「漁夫王(Fisher King)」の伝説この王が支配する王国は、王が負傷したり病気・呪いなどで性的能力を失うと、その国土も荒廃する。雨が降らず、作物は実らず、家畜は子を生まない。そこへ一人の騎士が現れ「危険の聖堂」に近づきさまざまな試練を克服し、古代に男性の象徴であった聖槍と女性の象徴であった聖杯を取り戻すと、呪いが解かれる。その結果、慈雨が降り、荒廃した国土は再生し豊穣に恵まれるのである。 これを見て、ふと気がつくものがありませんか?そう、主人公のレントンの存在です。この世界は「トラパー」と呼ばれる粒子・物質を活用して成り立っているという設定ですが、レントン(男性)が乗るとニルヴァーシュの周囲のトラパー濃度が異常に上昇する、というシーンがあります。これを上記の漁夫王(Fisher King)の伝説に当てはめると「負傷し、性的能力を失った『王=ニルヴァーシュ』」、槍(男性=レントン)聖杯(女性=エウレカ)が対になることでが完全なものとなり、豊饒(トラパー)が満ち溢れる…とも解釈できます。無論トラパーの上昇シーンは、2話でレントンが「アニタドライブ」を装着し「サトリ」を開いたことで、起きましたが…エウレカが「レントンが居たから」と言う台詞を聞く限り、単なるきっかけにすぎない、とも言えそうです。他にもたくさんの神話・聖書的キーワードが、この作品にちりばめられています。次のエウレカ関係の日記は、この点に少しスポットを当ててみようかと思います。…いやまず「金枝篇」買うのが先か(汗
2005年07月26日
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