タイ大好き!

タイ大好き!

バンコク プルマンバンコクキングパワー



ランナム通りにできた巨大デューティーフリー、キングパワーデューティーフリー。クリスマスシーズンってことで大きなツリーが巨大ドームと並ぶと圧巻。
でもあたしゃキングパワーデューティーフリーなんざまったく興味がなく(笑)、どちかっていうとチャトチャックとか、MBKの方が…。

キングパワー.jpg

そのお隣にできた、五つ星ホテル。オープニングプライスで現在、いろいろみたところ2300Bから2900Bまで、各代理店や自社のホームページで出していますが、公式ホームページの2300B は朝食なしプライスでした。でもランラム通りは屋台や食堂がたくさんあるから、屋台好きはムリに朝ごはんをホテルじゃなくてもいいのかもしれないですねー。

とはいえ、あたしは、新たなホテルを隅々まで見るべく、朝食つきで出していた値段が2600Bで一番安かったウエンディーツアーさんで予約。

ま、そんなキングパワー横の隣にガラス張りのクールなビルがそびえております。それがPULLMAN BANGKOK KING POWERです。

外観.jpg


あたしはUAだったので、夜便でついたのですが、夜のロビーを見る限りでは人がいなくてまるで静かな美術館みたい。

ロビー.jpg

フロントの女性もしっかり対応してくれます。でもドアマン、ベルボーイはちんたらおしゃべり。でもいやな感じではなく素朴な感じがして良かった。
ランナムの屋台でちょっと麺でも食べに行こうかと思ったけど、この日成田で大騒動があった疲れがどっと出て、ビールを飲んだら眠気が…むにゃむにゃ。で、寝ました。

バンコクはデザイナーズホテルが流行っていて、家具の感じもフロントの感じも最近似ているホテルがふえているように思います。ここもなんとなーくそんな感じがしました。

ロビーはガラスと大理石で真っ白かつクールな感じ。ソファーがせんすよく並んでいます。通り抜けができる2つのタワーの通路も、美しくクリスマスイルミネーションが施された中庭を望み、通るだけでもうっとり。

中庭の噴水.jpgクリスマスツリー.jpg

廊下は茶を基本としていて、部屋に入るまであたたかみを感じます。ロビーのクールさと廊下の暖かさ。そのギャップがまたハイセンス。
部屋はオレンジ色と茶色。ちょっとかわったキュートかつアジアンモダンテイスト。

あれえ?サイアム@サイアムもオレンジと茶色だったけど、バンコクのホテル業界ってこのツートンカラーが流行なのかな?まあいいか。

ちょっと手狭だけど、使い勝手がいい家具の配置。ただ窓際のソファーは二人だと窮屈。ゆったりすわれる広さはほしかったかも。1人の時にはまた来ようかなー、とこの時点では思ってた。

すてきなお部屋.jpgすわり心地のよいソファー.jpgベッド.jpg

ウエルカムフルーツは大きなバナナの葉でくるまれていました。まるでトトロのバッグみたい(笑)。グラスも、ただのコップでさえカラフルで、ビール飲むのにいいかんじ。ワイングラスも備えてあります。もちろんコーヒーカップも!

かわいいつつみのフルーツ.jpgグラスも各種あり.jpg

バスルームがひろおーい。でも最近のホテルは部屋とバスルームが窓でつながっているタイプばかりですね。
お湯も熱湯はちゃあんと熱湯で水とあわせて調整できるのがいいですねー。だってお湯出してもぬるま湯のホテルが多いもの。あ、ペニンシュラバンコクでさえそうなんだから!
もちろんバスローブもあるんですが、ホテルのモチーフ?コンセントマークがびっしり。タオル地のバスローブより、日本のゆかたにちょっと似てるタイプの方があたしは好きです。

お風呂からベッドルーム.jpg広いバスタブ.jpg不思議なマークのバスローブ.jpg

さて朝食会場は…真っ白な壁と床がまぶしい。そしてカラフルなイスとテーブルがキュート!そしてそしてクリスマスって事もあってサンタがいっぱい…なのはいいとして、客層が悪い過ぎるのと人が多すぎるー!

優雅なホテルの朝食というよりは社食かよ!と突っ込みを入れたくなるような中国人団体ツアー客の横暴ぶり…。割り込み、大声、人を上から下までじろじろ見るなど、ほんっとに何なんだきみたちは!?って感じで…正直もうここで次は泊まらないかもと決意を固めたほど。安かったら泊まるけど(負けるな)。
…聞えるのはジャンキーチェンの映画みたいな中国語だから広東語?香港の人たちかしら?

でも朝ごはんの種類はかなり充実。

バミーも点心もあるよ.jpgスタッフサンタたち.jpg

そしてプールです。中庭を見下ろすようなつくりや、飲み物の安さなど素敵さ満載なんだけど、デッキチェアーが客室数に対して少なすぎます!もっとデッキチェアーを置きましょう!

げげ、ここも広東語が響いてるんだけどーーー。

でも雰囲気はすごくいい.jpgデイベッドがたりないプール.jpgプールから眺める中庭.jpg

そしてそして、このバー!素敵じゃないですか?この日はクリスマスでまたまたムード満点!いいですなあ。
1人で飲んでても手持ち無沙汰に見られないしぶい感じでしたよ。あたしはEBOLAのライブ、シラチャーの待ち合わせ前に1杯だけシャンパンをいただきました。泊まっていなくても寄りたいバーです。

しゃんぺんとおつまみ.jpgバー.jpg

ランナムの駅から歩いても5分程度ですが、シャトルトゥクトゥクがあって、これが快適。こういうサービスは非常にいいんですけどね。

朝のロビーなんか、中国人が団体で大きな荷物をもったまますわり、お菓子をぼりぼりこぼしながら、きたないかっこして周囲の人をじろじろ見てるの。ほんとに不愉快。

あたしはどこの国の人でもマナーを守れる人はいいと思うんだけど(ミレニアムヒルトンではインド人の集団の横暴ぶりにきれた)…どっちにしてもデューティーフリーとかその周辺は団体が多いから良いホテルでも客でだめになっちゃう可能性ありで、今セントラルワールドのどまんなかに建ててるビルもホテルなんだけど、ここもそうなっちゃうんじゃねーかあ?と思ってます。

スタッフの対応もよくはないけど悪くもなく、人によってはものすごくきちんとしてて、だめな人はちょっと抜けてるけど、いやな感じはしなくて許せる程度。2007年12月のペニンシュラバンコクのエントランスのバカたちに比べたらぜんぜん使えます。

人が多すぎて気が回ってないのかも。とにかく部屋が多すぎて施設がついてきてない点は設計ミスとしか言いようがない。

オープニングプライスだから泊まったけど高くなったら泊まりたくないホテル。それはホテルのせいではなく、お客のせい。施設自体はとても良いので、閑散期、中国人団体客が少ない時期には泊まってもいいかな?今回はクリスマスだったしね。

このホテルのよいところ
1.全体のデザインがクールですばらしい。クールなだけじゃなく場所によって色や家具の種類を変えてるところもいい。
2.バスルームが広くて快適。ゆったりバスタイムが楽しい
3.プールが寛げる雰囲気。ただし人さえ少なければ。
4.バーの雰囲気がいい
5.レストランが遅く着くお客さんのために格安でビュッフェをやっていて、確か深夜2時までだったと思う。
他にアラカルトならチャーンというレストランが24時間やっている様子だったけど、客がいなかったのでやってるのかやってないのかわからなかった
6.朝食の種類が豊富で、選ぶのが楽しい。味もそこそこ
7.シャトルトゥクトゥクが超便利。運転手もとっても愛想が良くて会話が楽しい
8.近くのイサーン料理食堂でおいしい料理が安く食べられ立地は最高。
9.スタッフは人はまじめでしっかりしているかんじ。失敗したらきちんと謝れるけど、「荷物をロビーに下ろして」といってるのに1時間来ない上にもう一度催促しても来ない…仕方がないから自分で下ろして、直接文句言いに言ったら、中国団体客のチェックアウトでてんてこまいになっていたって事件が。でもはっきりいって、それはホテルの人員配置ミスだしね。人柄にはまったく問題ない気がしましたよ。
10.フロントが丁寧で明るい
フロントの女性はみんな明るくてやさしいかんじがして好感が持てました。他のホテルでたまにつんけんしてる変な人もいるけど、ここはよし。しかも日本語話せるタイ人が一生懸命かたことの日本語で対応してくれて、またその子が素朴なのよねー。
11.来年の四月くらいまではそこそこ安い値段で泊まれそう
12.飲み物、食べ物がこのホテルのランクにしては安い

このホテルのだめなところ
1.まずもう客層がだめ。変わらないと思う。デューティーフリーの横だから
2.タイ語で書いてあるホテルカードがない。「タクシーに見せたい」と伝えたところ、ホテルの人は「キングパワーといえばわかる」との一点張り。わかった運ちゃんは5人中2人。タイ人ならそれくらいわかれ!しかもそれくらい用意しろ。
3.深夜にまったく従業員がいない。誰が入ってもわからない気がするんだけど。エレベーターはカードキーなしでどこでもいけちゃうんで。
4.1.にからんでくるけど、廊下から広東語が部屋に聞えてうるさい
5.部屋数の割に施設が小さい。プール、レストラン、ロビーなど、ピーク時に行くといくら素敵なホテルでも寛げない雰囲気になってると思う
6.人が多すぎて(またか)朝食レストランのスタッフから笑顔が消えている…
7.テレビが使いづらい
チャンネルセレクトが番組をみながら変えられないので、「あ!グラミーの番組が見たいな!」と思ってもチャンネルだけで判断できず見逃す。
8.シャンプーの質が悪いすぎ。髪ががさごそになりました

客層が気にならない人にはとってもおすすめです。やすくて高級なホテルに泊まりたい人にもおすすめです。でも、最初はそう思っても客層がいかに大切かを学ばせてくれるホテルのはず。客層が気になる人はオフシーズンに泊まってみては?ホテル自体は素敵ですので!


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