バンコクで友達と夜中まで酒を飲んでも安心して帰れるホテルをさがしまくって、当時ナナとトンローに住む彼女たちに会いやすい場所を選んだところ、立地的に最高だし、帰りもエアポートリンクマッカサン駅に近い!というところから選んだこのホテル。
オープンした時は2000バーツ代と良心的だったにもかかわらず、あの、世界のターミナルがテーマだぜとのたまわっておきながら、日本フロアでは、バカ受けする日本語の陳列で毎回笑わせてくれるターミナル21に直結・・・
服屋なのにラーメンが食べれるらしい。
どんな気分の服なんでしょうか・・・
さらにBTSアソーク駅、地下鉄スクムビット駅にもすぐ行けりるという便利すぎる立地で大人気になり、 どんどん値段が急騰。それでも予約がとれないときもあるという人気ホテル になってしまいました。
なので、
予約サイトで満室といわれちまったこのとき・・・直接ホテルにメールったところ、欧米人のマネージャーから、そこそこお手頃の値段を提示していただき、無理やりお部屋の予約をねじ込んでいただきました。
最初は旅行会社の担当者と間違われて「今十分自分たちのサイトで予約がいっぱいです。旅行代理店の方ですよね?」と言う疑い満載のメールをいただき「ちがいます!わたくし、個人の旅行者です!」と言わねばならぬほど。
そしたら「これは失礼しました。では、お詫びにスペシャルプライス…代理店に出している価格と同じ値段を提示します」と、調べてみたらそこそこ同じの値段で泊まらせていただけることに。
わーい!
この日は朝早くチェックイン。
あー、こんなんじゃすぐ部屋に入れないよね…このホテルアーリーチェックインは有料なのよ!
そうなったらマッサージでもついくか?
なんて思っていたら・・・。
「お部屋ご用意できますよ」
まああ!ありがたーい!
センターポイントグループはサービスアパートを展開しているのですが、グランデが付くカテゴライズはラチャダムリにあるホテルとここ。
高級感があるはずざんす!
ってことで、ロビーはきらきら―!
真っ白な大理石で、なんだか非日常を演出しております。
でも、一番安いスーペリアルーム。満室のところをねじ込んでもらった予約ってこともあって、1泊ずつ3回泊まったうちの2泊は低層階にアサイン。
低層階は眺望は最悪な上、テニスコートから着替えてるところが見えちゃいそうで、おはずかぴぃ~感じでした。
スーぺリアダブルで、1人泊の人は、どうもこのコーナールームに入れられるらしい。
ターミナル21の建物って、先つぼまりになっているんだけど、そのつぼまったところ。はじっこにあたる部屋ですよ。
せっ、せまっ!
窓がとにかく大きいので耐えられるけど、家具の配置が悪いので、公表している平米数よりはるかに狭く感じます。
真ん中にベッドがドカーンとおいてあるせいか居住性も悪く、何度も膝をぶつけ青あざに。
いやーん。よっしぃ、昭和の田
舎の少年並のアクティブさんだと思われちゃう。
あと、なんだか落ち着かない。まっしろな大理石、真っ白な壁と、なんだか宇宙空間的な近未来的な部屋ではあるのだけど、寛げない・・・。
一人がけのソファーが窓際にあり、すわり心地は良いけど、 このタイプの部屋にはワーキングデスクがない!
だからwifiは無料でめちゃくちゃ高速なのに、パソコンの作業が本当にきつい・・・。
このときは踊り狂いたくなるくらいの円安にもかかわらず、結構なお値段だったにもかかわらず、お部屋についてはかつて宿泊したホテルと比較しても不満足度ナンバー1。
だったら1800円のトンタのお部屋の方が納得いくわい。
まず クローゼットは、とにかく小さく、荷物が多い人は一人でもきびしい。二人だと無理だと思う。
いろんな意味で居住性にはとぼしかった。
でもトイレはウォシュレット付なので、気になる人には嬉しいね。このカテゴリーにはバスタブはありません。
この値段でバスタブがないっていうのは、いくら場所が便利でも、ちょっとなあ(現在12000円が一番安いカテゴリー)。
なので、スーペリアを予約した人はどんなにラブラブなカップルでもツインベッドルームを希望してください。
こちらは窓際に寛ぎスペース、ちょっとした書き物ができる場所、そしてベッドは普通の定位置と、落ち着く配置になっています。バスタブ希望者はデラックスルームから。もちろんとってもお高くなりますが。
ぶつくさいっておりますが、3回目、 最終日の滞在には、なんと、普通はお金を支払って指定する高層階にアサインしてくれました。
その景色の素晴らしさと言ったら・・・
見てください!
部屋の広さは一緒ですが、窓が大きいのでこんなにも違うんですね。
高層階指定は通常300バーツプラスしなきゃいけないらしいんですが、これなら思い切って払ってください!ぜーんぜん違うから!
このホテルを決めた理由は、立地もそうだけど、実はプール。スパのハンドサムな男前たちにバスタオルをうやうやしく渡され、えせマダム、いざ、プールへ!
・・・プールへはエリアにたどり着くにはこんなに素敵な「水」の演出がある庭園をぬけていきます。ここのベンチでビール持ち込んで飲んでもいいかもね。あ、怒られても責任は持ちません(笑)。
アソークの交差点に突き出すように設えられたプールは、大きく、ジャグジー付。プールの淵によると、広い公園と、アソークの高層ビルが迫ってきてすごーい。
これぞアーバンリゾートと極みといえるでしょう。
特に夕暮れのプールは最高です! 丁度夕日が眺められるようつくられているのではないかと思うくらい、絶妙。この日は曇りで・・・ざんねーん。
なんというかちょっと、真っ白な壁や床と、黒のインテリア、シャンデリアと、モダンでクラシカル。ちょっとゴシックな雰囲気も漂い、これ、夜に来たいな、というくらい雰囲気がいいんです。
種類は驚くほど多く、その料理もきちんと一品一品とても丁寧に調理されていて、ジャガイモの煮崩れさえない。朝食であることを計算しているような・・・ガーリックやジンジャーの使い方も丁度よく食欲が進みます。
上品な味だけどそれでも、タイ料理好きは満足すると思うわ~。
えーっと、今までバンコクでは自分でもびっくりするくらい色々なホテルに泊まってきましたが、朝食では自分比ナンバー1。
どんなにいいホテルのダイニングでも朝食の時間はあまりにも混むので不機嫌になるというタイ人独特のサービスを受けることがあるんですが(サービスかよ!)、個々のスタッフは、キッチンスタッフさえめっちゃ陽気!
目の前を通ればキッチンから「サワッディーカー!」「ぐっどもーにーんぐ!」と声がかかり、フロアの女の子も「ワタシ、ニホンゴベンキョウチュウデス」なんて言いながらコーヒーをついでくれて、これもまた淹れたてで美味しい!
窓側の席をリクエストすれば、アソークのオフィス街を一望できます。
で、麺料理もうまーい!毎日変わるのでこれもお楽しみ♪。
食欲のない二日酔いの朝はこんな感じ。
一番感激したのは、このジャガイモの入ったイエローカレー!
ゲーンマッサマン風だけど、あんなにこってりしていないの。朝食用にしてあるらしくあっさりしていながら、「これ、毎日食べたい!」と思えるような飽きのこない味。あー!おかわりしちゃった!
朝でもさらさらいける、スープ感覚のゲーンで、あまりジャガイモが好きじゃないよっしぃですが、煮崩れしないように、しかも固くないように絶妙に保たれたジャガイモのおいしさ、鶏肉のぷりぷり具合にびっくり。
こんなに美味しいタイカレー、タイを含め、日本を含め・・・久々に食べた気がする!
スタッフの皆さんもベッドメイクの方から、レストラン、プール、もちろんフロントまで最高にやさしく、かなりのランクと言えるでしょう。
アクティブにうごきながらもちょっとプールでのんびりしたい、という方にはおすすめですぞ!
●このホテルの悪いところ
この時は部屋にいる時間があまりなかったので、良かったんですが、一番やすいスーペリアのコーナールームだけはやめておきましょう。一人ならいいのですが、二人だとかなりきついです。ランクアップをお勧めします。
●このホテルの良いところ
他はこのランクのホテルより上のいくつかのホテルをごぼう抜きしているはず。素晴らしいです。