タイ大好き!

タイ大好き!

2007年4月 チェンライ再訪記 


帰ってきましたよー!母なる川、メコン川です!
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チェンライは、メコン川でラオス、ミャンマーと国境を共有する世界でも稀な町なんです。ここが、そのゴールデントライアングルですよぉー!

 ~チェンライ半日観光・チェンセン・メコン川・ちょぴっとラオス~
今回は同行のY子がタイが初めてなので、前回の旅でプーチャイサイマウンテンリゾート&スパの従業員さんにガイドを頼んだメコン川、ラオスちょぴっと上陸の旅を、チェンライのJトラベルさんにお願いしました。
今回はちょっとタイ語を勉強してきた、という前回とはちょっと違う状況。食べ物系の単語を言いっぱなしで通してきたあの日々とは違うのでは?なーんて、ぜんぜん駄目だけどガイドさんなら多少の発音は目をつぶってくれるだろうと思い、果敢にタイ語で話しかけてみた!
英語もとてもわかりやすく話してくれるし、私のつたないタイ語もわかってくれる、とっても笑顔が素敵なやさしそーなおねえさんと、たまにそのタイ語を聞き取って、にやっと笑ってくれる素朴な運転手さん。でも何がうれしいって、以前よりコミュニケーションが取れるようになったこと!もちろん向こうは簡単なタイ語で話しかけてくれているだろうから、「社会経済、政治」とか「銀行、為替レート」なんて会話は無理だと思う・・・。あと恋愛話とかー。早口になるじゃない?恋愛話って(汗)。
で、まあ、今回も前と同じコースだから、私は新たな発見がないなあなんて思っていたら、ガイドさん。メコン川沿いの古い遺跡の町、チェーンセンをまわってからメコン川に連れて行ってくれる、というコースを設定してくれていて、「やった!この前はラッキーにもメーサイに行けたし(詳細は上記、タイ地方都市への旅、チェンライを参照にしてねん♪)。今回はチェーンセン!うっれしぃ!」って感じでした。

チェーンセンははるか昔、王朝があった町。あちこちにチェディ(仏塔)の跡らしき遺跡が残り、町全体がどっしりとしたかっこよさを感じさせてくれます。町の栄え具合も、ああ、これってタイの田舎だよなあ、という丁度良さ。食堂やレストラン、商店もある素朴な街です。

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元は大きなチェディーが3つあったといわれている遺跡で下してもらいました。レンガのような土作りのものを重ねたチェディー。他のは完全に壊れていたけど、これは風化に負けず堂々たる姿。タイの人って修復しないよね(汗)。でも歴史を感じさせるわびさびってこういう風情が感じさせてくれるもので、修復を重ねた中途半端な遺跡よりなぜか感動します。ここには仏陀も祭られていて、なんとここ、ラマ9世も若い時代(僧侶時代)にいらっしゃったとのこと。当時の写真が残っていました。

さて・・・お次はメコン川・・・

それにしても何度乗ってもこのスピードボードはスリル満点。多分また再訪したときは同じ写真がここに載るでしょう(笑)。たまらんです。
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ボードはわざわざラオスの人が魚を捕獲しているところでスピードを落とし、私たちに見せてくれるんだけど、ラオスの子供たちが「わーい」と言いながら手をふってくれたりするの。かわいいなぁあ、と思いつつ「もしかして、雇われているラオスの劇団ひまわりでは?」なんて思ったりして。ボードが寄る当たりものすごい劇的な演出。いえいえ(笑)、きっと歓迎してくれてるんです。

いよいよラオスに上陸です(鼻息)!とはいっても、ほーんと小さいエリア(観光客と物売りしかいない)だし、2回目だから鼻息はいらんけどね(・・;)。

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店の中を犬が横切ったり、牛がうろうろしていたり、さそりや蛇を漬け込んだ酒が売ってたり、民族チックなバッグや巻きスカートが・・・ってあれ?どの店も品揃え一緒ですよ!それに「わあ、子供たちがいる。かーわいいー!」と駆け寄ろうものなら「お金くださいー、お金くださいー」って物乞いかよ!わあーん、恐いよう。というわけで20分でラオスから離れる。あの敷地の中にゲストハウスっていうかバンガローがあったんだけど、誰が泊まるんだろう???泊まっても夜盗みに入られそうで恐いなぁ。ご飯食べるところないじゃん・・・。前回はここまで「金ー、金ー」っていうガキはいなかったんだけどなあ。

その後、ガイドのおねーさんが「ご飯はどうしますか?ビュッフェがいいですか?それとも他の物がいいですか?」というので、カオソイをY子に食べさせたくて、「カオソイがいいです!」と連呼。「コームーヤーンとかガイヤーンも食べたい!」と言ったらおねーさん「コームーヤーンとガイヤーンのお店はマイミーよ(ないですよ)」・・・残念。でもカオソイは「ミー、カ!」(あります)。やったね!カオソイだ!

で、運転手さんとの待ち合わせ地点に・・・いない・・・。暑い。おねーさんは気を使って、運ちゃんと携帯に電話している間、メコンのほとりの象のオブジェにのぼらせてくれたり、店の影に私たちを入れてくれたり・・・でもこない。
「コンカップロプ、ティナイカ?」・・・運転手さんはどこですか・・・ききたかったことをおずおずと尋ねると、おねーさん、少し不機嫌そうに「寝ちゃってるんじゃないかしら」・・・爆笑・・・正直なおねーさんだ。

やっと運ちゃんが車でやってきた!ねーさん少しぶつぶつ運ちゃんに怒り気味。「パイナイマ-?」(どこいってた?)と笑いながらたずねると、ジェスチャーと簡単なタイ語から、待ち合わせ地点を間違った、みたいなことを言っていた・・・うーむ。あんなに目立つ仏像の場所なのに、さすがタイ人。のんきでいいなあ。

高台からメコン川とゴールデントライアングルが見渡せるポイント(一番上の写真はそこで撮影)に立つと、素晴らしい眺め!おねーさん「あなたたちはラッキーですよ。この時期はいつも曇ってこんなに綺麗にみえないんです」だって。そういやこの前ここに連れてきてもらわなかったぞ・・・やはりツアーはプロの方に限りますねえ。ん?なにやらアカ族の子供たちが歌を歌っている・・・ん?「お金くださいー、お金くださいー」って、おい!君たちもか?

もちろんねーさんは追っ払ってくれました。

その後は車に乗って、ランチのポイントへ。
運ちゃん「何食べるって?」
ねーさん「チェーンセンに行くわよ」
運ちゃん「カオソイか?」
ねーさん「カオソイ、チェーンセンにあったと思う」
・・・うわー!やりとりがわかる!

車は再びチェーンセンへ。でも・・・道間違って、迷うこと数分。とっても心引かれる庶民的な食堂へ!ハエが舞ってるけどすってきぃ!これぞタイです。
あまりお腹が減ってなかったのでカオソイだけ頼んでビールを飲んでいると、ガイドのおねーさんが「これ、たべてください」と自分たちのテーブルのヤムウンセンを持ってきてくれた(爆笑)。かわいそうだと思ったのかな?お金はビール代だけだったから、もしかしてカオソイだけだとツアーに含まれて入れるビュッフェの昼食のお金より安かったのかも。

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でもこのカオソイ、今まで食べた中で一番おいしかったっす!紫のたまねぎがたっぷり♪。よくある後のせではなく最初から入っているのもポイント。ちょとしんなりしたところが食べれてアローイ(おいしい)!しかも、ものすごく混んでいるお店だったので、やはり人気店なんだろうな。
この後、車は40分田舎道を走り、大好きなプーチャイサイ(お気に入りタイのホテル、火災後のプーチャイサイ参照)へ運んでくれました(^^)。ありがとう、ガイドのおねーさん。ちょっとどじな運転手さん!

             ~ナイトバザール~
この日の前日、1泊だけ街中に近い「THE LEGEND CHIANGRAI」に宿を取り(お気に入りタイのホテル参照)、ナイトマーケットを存分に楽しんだのでした。プーチャイサイから町は1時間かかるので、この日しか町は楽しめない・・・と思うと気が焦るぅ~。「○○には呪いの木彫り人形を買って行ってあげようねー」などなど、前回バンコクよりはるかに安いお土産を、ここでごっそり調達しただけに、買い物心に火がつきます!

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・・・うーん、でもまだ少し早かったかな。まだあまりお店が開いてないっす。そういえばお昼はへぼいガイヤーン(でもおいしかった)と辛くないきゅうりみたいなソムタムだったからお腹が減った。先に夜ご飯にしちゃいましょう♪。バンコクでも食べ続けている北・東北地方の鍋、愛しのチムチュムを本場でいただこーじゃないですか!

バスターミナルの近くにはこのように大きな屋台街があるんです。
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前回もここで食べたけど、とってもおいしかったの。他の店にしようと思ったんだけどJトラベルのSomさんから「24時近くまで開いてる」と聞いてここに決定。だって明日からプーチャイサイ。お外で食べれないプチセレブ生活。だったら思い切り屋台を楽しまなきゃあ!

大好きなチムチュムを注文後、好きな1品ずつを屋台で買ってきて、「いただきます!」です。

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・・・さて、お腹もいっぱい。やっと重い腰を上げ、お土産あさりに。しかしチェンライは安い!同じものがバンコクの半額だったり。Y子は邪悪な顔のいびつなドラえもん、山岳民族が死ぬほど並んでいるキーホルダーをにこにこご購入。わたしわぁー、「2人の男がバラをくわえてダンスをしているパッケージのキャンディー」をコンビニで大量購入(爆笑)。

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買い物しすぎて喉が渇き、前回から気になっていたダイニングバーに行ってみることにしました。そこはナイトマーケットから見ると、素晴らしいビューポイントで、一度あそこでお酒飲みたいって思ったんだよなあ、などなどと思いつつ、行ってみようとすると・・・入り口わからず。あれ?と階段を覗き込むと着飾った大柄なねーちゃんが・・・「わー、ニューハーフっす!」きれいです!さすがタイランド。どうもナイトマーケットのステージで踊るおねえさんの楽屋のようです。バンコクのおかまさんも綺麗だけど、いやいや、チェンライも負けておりません・・・って、あれ?ダイニング&バーって看板のあるあのお店の入り口は?きょろきょろしていると見かねた怪しいおじさん(失礼)が、入り口を教えてくれた!

ここに座るとナイトマーケットが全部見渡せるんです。ここのバーもお気に入りのバーに任命っす。ハウスワインの白はすっきりとして何杯もいけたけど、Y子の飲んでいるこのカクテルは、安っぽい味だったそうだ。まあ、しょうがないよ。ここはチェンライの片田舎。おいしいカクテルは出ないかもねーー。でも近々お気に入りバー編に書き込みますね。お楽しみに!

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と言うわけで・・・楽しく飲んだ後、はたと思い出した。とかくしゃべりかけちゃう運ちゃん、もしくは友達に連れて行ってもらうカラオケにてぇ・・・タイカラオケを唄うべく覚えた、LOSOの「パンティップ」を唄ってないじゃないのよーう!・・・過去渡タイ15回中、わりとノリのいい運ちゃんに当たる機会が多いあたし。「コンカップロト、ローンダイマイ?」(運転手さん、歌えますか?)と言えばトンチャイからカラバオまで運ちゃんが歌ってくれたですよ。でも、16回目のタイで初めて全員シャイなタクシー運ちゃんにあたって「マイダーイ!」とはにかまれたため「ちくしょー!唄ってほしいし、一緒に歌いたかったのにー!」と悲しみのどん底に(大げさ?)。

・・・そこに・・・
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唄いまくる集団のにいさんたち。英語の歌を歌ってどちらかというと外国人にうけるためのユニットっぽい。思わず・・・「あ、あのう・・・ロォーン、ダイマイ?」(唄ってくれます?)・・・「おお、リクエストかい?」・・・「あのう。LOSOのパンティップを・・・」「・・・」しばしのきょとん、の後に「うぉおおおおおおおお!」と雄たけびを上げる兄さんたち。パンティップを全員で大合唱してくれました。もちろん唄えない不満が募っていた私も大合唱に加わらないわけがなく・・・

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いっしょに絶唱デース。・・・周囲の地元民が怪訝そうな目で見ていたのが痛かったものの、はぁー、うれしかったわあ。やっと唄えた。でもシンガポール人と間違われました。な、なんで?

さて、トゥクトゥク捕まえて帰りますか・・・。

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チェンライの町の人たちは素朴であったかくて、とっても心和みました。バンコクののりのりな感じや明るさも大好きだけど、なつかしー、かんじ。来年もまた戻ってくるぞ!


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