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2011年05月27日
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テーマ: お勧めの本(8045)
カテゴリ: カテゴリ未分類


を満喫したので、もう一度この人物との出会いと本や漫画を読んでの
感想、そして衝撃を振り返ってみます。

私が最初にヘファイスティオンという名前を知ったのは映画「アレキ
サンダー」でした。アレクサンドロス大王の名前はもちろんよく知って
いましたが、親友で側近のヘファイスティオンはこの時初めて知りま
した。もともと映画や小説、漫画などで王様や主人公よりも側近や
執政、そして親友というポジションの人に大いに感情移入してしまう
私、幼馴染の親友で側近というヘファイスティオン、演じていたジャレ

ダーとロクサネの結婚式の後、夜ヘファイスティオンが忍び込んでき
て指輪を渡し、「誰よりも君を愛している」と告白するところ(笑)とクレ
イトスを殺して落ち込んでひきこもったアレキサンダーの天幕に入っ
ていくところ、そしてバビロンでのバルコニーシーン「首をかしげる癖
が森の音を聞く鹿のようで魅力的だ 」のセリフに子鹿のようにかわい
らしいのはあなたの方でしょ(笑)と突っ込みを入れながらそこばか
り何度も見ました。

小説ではメアリー・ルノーの「アレクサンドロスと少年バゴアス」そして
日本語では訳されていない「Fire from Heaven」の2つの小説が
ヘファイスティオンのイメージを作るのに大きな影響を受けました。
少年バゴアスはアレキサンダーと彼に仕えるペルシャ人の少年(宦官)

恋敵ヘファイスティオンをバゴアスは殺したいと思うほど激しく嫉妬す
るのですが、でも王の大切な人だから殺せない、この話はあくまでも
小説で実際にはこんな激しい感情のやりとりはなかっただろうなあと
思いつつもドキドキしました。この小説のヘファイスティオンはバゴアス
の気持ちを知っていてもうまくつきあい、彼の命を助けたりもするかっこ

キサンダー5歳の時から20歳で父フィリッポス王が暗殺されマケドニア
王として即位するまでが書かれています。この小説のヘファイスティオン
はちょっとというかかなり天然(笑)アレキサンダーの深刻な悩みにボケ
た答えばかり返しています。でもこの天然ぶりが両極端な両親に育てら
れ、スパルタ教育も受けて絶えず緊張を強いられていたアレキサンダー
にやすらぎをもたらしたのかもしれません。同じ年頃の他の友人フィロタ
スやカッサンドロスなどは父親がそれぞれ将軍パルメニオンと重臣アン
ティパトロスで父親の影響が強すぎる、それほどお父さんが偉くなかった
ヘファイスティオンがやっぱり一番安心して付き合える友達だったのかな
と思いました。まあこの小説のカッサンドロスはすごくイヤなヤツに書か
れているのでお父さんの地位とは関係なく親友にはなりそうもありません
けど・・・・

研究書では森谷公俊著「王妃オリュンピアス」という本が人間関係や
事件の推移がよくわかってとても役に立ちました。この本でヘファイス
ティオンが出てくるのは1ページだけ、オリュンピアスは息子の親友に
も激しく嫉妬して脅迫めいた手紙を送っているが、その返事も負けては
いない、王の母にこれだけのことを書く度胸はたいしたものだと作者は
コメントしています。

マイケル・ウッド著「大遠征、アレキサンダーの野望」という本はカラー
写真がたくさん載っていて東方遠征で行った場所の様子がよくわかり
ワクワクしました。ただこの本に書かれているヘファイスティオンにつ
いての記述はかなりというか相当ショックを受けました。それまで彼に
ついては映画や小説のイメージから大事な親友、他の人と争うことが
あっても気が短く王の親友という立場ゆえ嫉妬されたのだろう、ぐらい
に思っていたのですが、こんな酷いこともしていたのかと衝撃を受けまし
た。それはフィロタスへの拷問、処刑に関わることで、幼馴染でずっと
一緒に学び行動してきた仲間に対してこれだけのことをした人だったの
かと、映画を見ていらい自分で抱いたヘファイスティオンへのイメージ
書いてきた話などがこの時ガラガラと崩れ落ちて目眩がし、寝込むほど
でした。仲間を拷問にかけるとはどういうことなのか、その部分でとことん
悩みました。

でも一度イメージを崩して悩んだので漫画「アレクサンダー大王、天上
の王国」では1巻でかわいらしかったヘファイスティオンが2巻でかなり
ひどいこともやってもそれほどショックではありませんでした。というか
むしろ忠実な側近であるほどこれぐらいのことはやるだろうし、王を守る
ために自らの手を汚し闇を引き受けてこそ側近だ、とまで思うようになり
ました。まったく悪いことをしないいい人だけの側近なんてむしろありえ
ないと・・・・側近についてこのように自分の中ではっきり定義を決めてい
たので、「チェーザレ」のミゲルに関しては抵抗なく受け入れることがで
きました。

ヘファイスティオンに対して、そして側近という存在が自分の中で大きく
変わった中、また衝撃的な設定に出会いました。漫画「ヒストリエ」での
ヘファイスティオン、この設定は今まで読んだ本や漫画ではなかったし
自分も絶対どういう話を書いてもこれは思いつかないだろうという展開
になってました。これもやっぱり立ち読みしていたら偶然その衝撃の場面
を見てしまって、ショックのあまりどうやって帰ったかも覚えていない、し
ばらくぼーっとしていました。親友ヘファイスティオンをあのような設定に
することでアレキサンダーはどのように描かれるのかすごく気になりま
す。漫画も小説もフィクションであって必ずしも史実どおりではない、でも
そういう設定で話を書くことによって今まで知られてなかったアレキサン
ダーの一面を知ることができる、新しい世界観で書かれた漫画や小説は
人の生き方や考え方を決定的に変える力を持つ、ヘファイスティオンに
ついてふりかえってみたら、そんなことを感じました。

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Last updated  2011年05月27日 10時10分31秒
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